児童館と子どもたちと。

地域での催しが復活し、賑やかな夏休みを過ごせそうです。諏訪児童館で「なつあそび」というイベントがあり、子どもたちのステージがあるというので見てきました。

あそびのコーナーは炎天下の中で行列。職員さんたちはだいぶ熱中症を気にもされながらだったようですが、親子で参加する子どもたちも多くとにかく大盛況でした。子どもたちの野外ステージは敷地の一角に‥‥。

ステージ発表の時間は、なるべくみんなで出演者を応援しよう!…ということで「あそび」のコーナーは一時的にお休み。ステージの近くに子どもたちも集まって、出演者のパフォーマンスを楽しんでいました。ダンス、マジック、音楽など…あまり出演者が多いと炎天下で大変だなあ…と思っていたのですが、程よい出演者数で何とか無事に終わった印象もありました。学年問わずで、さまざまな子どもたちが出演し、児童館で友達どうしで集まって練習を重ね、発表に備えてきたという話しを聴いたりすると、うれしいですね。

習い事とか、そういうのではなく、子どもたち自身が主体的に考えて、練習をして、こうして発表の機会があって…成果を披露できることが素晴らしいなあと常日頃から思うのです。

フラダンスはちょっと本格的。児童館でこうした発表の場があるといつも出演している常連のチームだそう。とにかく暑い中でのパフォーマンス。子どもたちが真っ赤な顔をしながら、頑張っている姿を見ていると、「暑くて、身体が気だるくて…動く気がしない」などと口にできなくなるな‥‥と思ったりするのでした。しかし、災害級の暑さが続き、まさに「地球沸騰」の状態ですね。

こんな感じで、落書きコーナーがあったりして。これを後から消すのは職員さんなんだろうな‥‥とか思うと、「ありがとうございます」しか思い浮かびません。とにかく安全、無事に終わったようなので、よかったです。

「児童館ってもっと利用されてほしい」

という声を聴くことがありますが、児童館を利用して満足度が高ければ、「利用しないのがもったいない」となるのは当然ですね。「せっかくあるんだし、もっと利用されればいいなあ」という声を聴くことができるのはうれしくありがたいことと言えます。とにもかくにも、こんなに暑いと「児童館」でクールシェアするというも悪くないと思いますし。

児童館は「大人たちが設置した場所」とも言えますが、そこにどう「子どもの主体性」を入れていけるのかが課題。今は乳幼児期の子育ての地域拠点施設という色合いが濃くなっているとはいえ、やはり、小学生以上で「利用者としての子ども」がどう活躍でき、しているのか?という視点が大事だと考えています。

そして忘れてはならないのは「子どもの権利条約の31条」ですね。

第31条
1 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。
2 締約国は、児童が文化的及び芸術的な生活に十分に参加する権利を尊重しかつ促進するものとし、文化的及び芸術的な活動並びにレクリエーション及び余暇の活動のための適当かつ平等な機会の提供を奨励する。

 

地域での盆踊りも復活。愛宕東公園で開催された盆踊りも子どもたちでにぎわっていました。コロナ禍で一度休止してしまった取組みを再開することが「すごく大変だった」という声はこうしたお祭り、盆踊りだけでなくよく耳にすることでもあり。ですので、再開とか復活とか…すごくエネルギーのいること。地域の催しの場合、スタッフというか、裏方を支えてきた方々もここ数年で…入れ替わったり、年齢を重ねられたりもしていて、本当に大変と伺ってます。ありがたいことですね。

児童館と地域と。

いつもは高齢世代の皆さんが集う場所に、今日は児童館とも一緒に加わり、子どもたちが参加する「ボッチャとスポーツ吹き矢」が行われると伺い、足を運んできました。

入り口に入らずとも…子どもたちの賑やかな歓声が聞こえてきて、会場内に入ると大盛り上がり!子どもたち、地域の方々と真剣勝負をしており、本気で溢れていました。

スポーツ吹き矢は初めて体験する子どもたちの方が多かったのではないかしら?保護者の方も参加されたり見学する姿もありました。普段は桜ヶ丘児童館で過ごす子どもたちなので「集会所に来るのは初めての子もいるかもしれない」ということでした。コミュニティセンターがあると、地域や地区にある集会所が昔ながらに果たしてきた役割も変わってくる…むしろ貸部屋などは、重複機能もあるでしょうし…ということですね。

聞くところによれば、やっぱり、子どもたちへの直接の声かけをしたのは児童館職員さんたち。「最初は、子どもたちが集まるかとても心配だったけれどおかげさまで、児童館の職員さんが活躍してくださって。」ということのようです。こうしたイベントも、参加してほしい子どもたちのところにまで情報を届けていくことの方が難しい。掲示板とか回覧板とかでは難しそうですね。チラシも…。必要なところに必要な情報を確実に届けるのは、口コミ!

そして、世代間をつなぐところで「児童館」が地域にあって、果たしている役割というか、期待されている役割がきっちり発揮されている感じです。地域の大人と子どもの交流の場があること、こじんまりとしながらも、住民どおしで、大人が子どもを子どもが大人を知り合うことのできる日常があるのがいいですね。「児童館の外に出て」というのがいいなあと思うわけです。地域人材を「児童館内」で活用することは大分できていますが、こうしたかたちで、児童館の職員さんと子どもたちが丸ごと外に飛び出して、一緒になって遊ぶ…こういうカタチ、いいかも!と思いました。

桜ヶ丘地区は今、住民構成が入れ替わっているように感じています。若い世代の皆さんが新築した物件に入ってきてくださっているようにも感じています。もちろん、高齢化が進んでいる地域でもあり、周囲に「子育て仲間」を見つけることは簡単ではないかも…ですね…とそんな時に、身近なところに「児童館」なのかもしれないなと思ったりもするのでした。地区としてのまとまりを考える時、多摩市内も地域によってその在り方はさまざまな気がするのですが、桜ヶ丘地区は地形的にもロータリーのところを中心とした一つの島のような印象があって、そこにコミュニティとしてのひとまとまりがあるといいなと感じます。何せ、桜ヶ丘地区は丁目によって、小学校区が分かれているので。

「コミュニティ政策」があるとしたら、その時にどういう視点を持つのか…ここは行政にも問われていくことでしょう。桜ヶ丘の場合、コミュニティセンターの存在は多分大きいと思われるのですが、今後、市長が進めている「地域協創」のしくみづくりのなかで、中学校区をベースにした視点だけだと「桜ヶ丘地区」はうまくいかないだろうなと感じています。

私は少子化が進む中、「児童館」が果たす役割や存在意義のことをいつも考えるのですが、多摩市が「子育てを育てるまち」というのであれば、その政策はやっぱり優先されていかねばならないはずですね。実態がどうなのか。そろそろ「児童館の今後」についても未来を展望しながら、ビジョンが議論されているはずなので、その進捗状況をフォローしていく必要があるな…しかし、災害級の暑さで、身体がヘロヘロになります。

酷暑…だからこそ。

久しぶりにランチハーモニーのお手伝いに行ってきました。今日のメニューは「油淋鶏」です。高齢者の方々にお召し上がりいただくので、ご飯のかたさ、置かずの大きさなど「食べやすい」「消化しやすい」を意識した内容になっています。私は単に指示されたことを、やりこなすだけです。

酷い暑さ、すさまじく暑く、空を見上げれば‥‥この炎天下に拠点にしている集会所まで足を運んでいただくことも躊躇するというか、心配になってしまいます。それでも、前月に「来月もお願いします」と注文をされた方はきちんとお弁当の受け取りに来てくださる。あるいは、集会所の中で会食もできるような設えをしているのですが、いつも通りに、食事とおしゃべりに花が咲き、盛況のうちに終了を迎えることができたようです。

「暑いから、外出するのを控えよう」ではなく、「こんなに暑いからこそ、みんなと一緒にしっかり食べておかなくちゃ!」と…いらしてくださった方がいるという話しも聴くと、やっぱり「この場の必要性」はもちろんのこと、重要性を再認識してしまいます。少しでも関わり続けることができますように。

 

栄養満点のお弁当は300円になります。売上の一部を、子どもの居場所「リバティ」の活動支援につなげるなど、地域に役立つように還元していけるといいですね。

今日はもう一つうれしいニュース。百草にある「カドキッチン多摩」さんでお友達がグルテンフリーのお菓子の販売をスタートすると聞きつけたので、早速、焼き菓子の購入に。引っ切り無しにSNSつながりなどで人がやってきて、すっかりとお菓子は売り切れに。SNSの拡散力というのか、おもしろいなあ…というつながりが見え隠れしていました。そして、「今から、またシフォンケーキを焼きます!」ということで注文。身体にやさしいおやつを手に入れることができてうれしい。時々、リバティにも足を運んでくれ、子育てのことやら、自分自身の暮らし方のことなどおしゃべりしてきたご縁もあるお友達ので、応援したいなあと!「何か、自分を活かせるところを」と見つけながら、得意を磨きながら、無理なく活動をスタートできたことを喜んでいる姿に励まされました。

「子育てだけ」「子どもだけ」にならず、自分自身を見失うことなく日々を過ごしていけること。

これが、ママたちにとってすごく大事なことだと思っています。子育てを終えて、気がついたら、「すごく年を取っていた」…というだけの自分と向き合うことは本当につらい。たまには、おしゃれをしてお出かけをして、おいしいものを食べて…気持ちの余裕を持ちながら、子どもの成長を見守っていくことの大切さと必要性をもっともっとママたちに伝えていくことができたらなあ。

ところで・・・暑いからちょっと外出は控えめに…となっている自分自身を反省し、また明日から頑張ります!

#女性の権利デー

「高級メロン」のシールが貼ってあるけれど、本当に高級なメロン。お裾分けをしていただいたのですが、見るからに高価で立派で。ありがとうございます。今日は…というか、今日も暑い一日でした。ひどい暑さだなと思っていますが、夜はベランダからの風が心地よく、窓を開けていれば暑さは和らぐので助かります。クーラーをつけっぱなしで寝ると身体の不調につながるので、「涼しいよりは少しは暑いのを我慢するほうがいい」とつい思ってしまいます。

今日は「女性の権利デー」でした。あまり知られていないのは、今日この日を「女性の権利デー」としたのはまだ新しいことだからかもしれません。先月6月には「男女共同参画週間」がありましたが、こちらもそれほど知られた存在とは言えませんが…。

ということで、暑い中わざわざ電車に乗って出かけなくとも…オンラインでシンポジウムに参加。夕刻から女性差別撤廃条約実現アクション、国際女性の地位協会、日本女性差別撤廃条約NGOネットワークのみなさんが主催された「つくろう!私たちの包括的差別禁止法」を視聴しました。弁護士の林陽子さんからのご講演を聴きながら、やっぱり「法的環境を整える」ことの必要性を再認識させられました。

特に、「立証責任を転換する」という視点は必要不可欠ですね。「権利が侵害された」と訴えた被害者に対し、「権利侵害などしていない」と主張する加害者がいた場合‥‥加害者側が「していない」という証拠をきちんと示さなければならない。こうした視点が当たり前になっている社会を想像するだけで、「生きやすさ」を感じることができます。今はどちらかと言えば「泣き寝入り」となっている場合も多いのではないか…と思われる場面に遭遇することも少なくありません。

そして、もちろん大事なことは、人権侵害があったかなかったかを判断するための第三者の存在。独立して客観的に事象を判断できる機関の存在も必要不可欠ですね。…まあ、その人選をどうするか…は次の問題として。

「差別したことに対する罰則」

ジェンダー平等の視点でも、ここがきわめてゆるやかな日本の法制度…との指摘があったことも頷けます。私の世代よりも、もう一回り二回りくらい以上の世代はジェンダー平等に対し、本当に苦労をしてきた世代。まるで男性と同じように振舞うことが求められてきた世代とも言えます。私たちの世代もまだその名残が脈々と引き継がれているとはいえ、若干マイルドになっているような。ただ、やはり現実的にはジェンダー平等が実現されている状態とは程遠い。そのことはジェンダーギャップ指数後進国になっていることからも明らかですね。

結局は「女性が」とか「男性が」という風に、性別で差別することが許されないということであって、区別することが必要な場合もあり、時々、「差別」と「区別」とをごっちゃにされる場合には、なかなか意見交換のやり取りもすれ違うことが多くて大変なのですが、ジェンダー平等はまだまだ正しく理解されず、受け止められていないというのが私の実感です。

「女性だから」「男性だから」とかではなく、やっぱり「その人自身」…個人個人を評価することが当たり前になってほしいものです。とは言え、自分自身の認識や理解についてもまだまだ磨いていく必要があって、学び続けること、大事ですね。

膨大に記録されている個人の情報…。

近所の方に、「ミントの花」をいただく。こんな風に咲いているのを見たのははじめて。香りも良く、しばらく楽しめそうです。涼やかな香りを放ってくれるのもありがたいです。そして、ベランダでももう一回、ミントを育てにトライしてみるかどうかと思うのですが、上手く育ってくれないんだよなあ‥‥。「水、上げるの忘れるからじゃないの」と言われていますが。

今日は年金事務所に行く用事に付き合い、同伴してきました。府中の年金事務所まで車で行ってみましたが、駐車場がとても狭くて驚きました。キツキツで駐車できないかと思うほどでしたが、下手糞の車庫入れで何とか。相談は予め電話で約束をとりつけるのですが、それも一か月先くらいまで埋まっていますよ…ということで、年金事務所もとても混みあっていることを知りました。

そして相談窓口で驚くのは、個人情報の記録がすごい!ということ。もちろん相談者の目の前にはパソコンが配置されていましたが、その内容が予めプリントアウトされていた様子。クリップで挟んであった書類が分厚さにアクリル板越しに見て驚きました。「こんな風に記録されているんだな」と。久々に、「消えた年金記録」のことを思い出しました。すでに、もう、過去に遠のく記憶の一つになっていますが、記録されていることが正確なのかどうか…実は、とても気になることですね。

「用紙の節約」もあり、紙媒体をなくす方向になっていますし、議会でも「ペーパーレス化」とも言われていますが、どうも私はアナログが捨てきれません。そして、年金事務所の窓口でも「個人の記録をプリントアウトしてある」という状態を見ると、納得できてしまうので、「紙がもったいない…」とも思えず。きっと、廃棄されるときにはシュレッダーなんだろうな。

ということで、記録されている情報ってすごいなあと。分厚くプリントアウトされていた書類を見ただけでも思ったのですけれど、私たちの暮らしは便利になり、便利になればなるほどに…自分の知らないところでその記録が蓄積されていく仕組みになっていることも実感させられますね。わかっていても、今日のように窓口で目の当たりすると妙に感心してしまいます。何となく「逃げられないんだなあ」という気持ちにもなったりもして。

 

個人情報の取り扱い。本当に気を遣うこと。マイナンバーしかり。「記録しておいてください」とか「保存しておいてください」とお願いしていなくても、ちゃんと記録されているということを私たちはもっと自覚すべきであり、だからこそ、取り扱う側は細心の注意を払う必要があるのです。

 

ところで、今日のニュースと言えば、旧統一教会の多摩市内土地取得に関して、反対の署名が提出されたということです。すでにニュースがインターネットでも配信されていましたね。これについては行方を見守っておられる方、多いです。署名まではせずとも、心配をされている方も少なくありません。「多摩市で建設が阻止されたとして、その先をどう考えるか。」も問われます。

 

娘つながりで、後輩が遊びに来てくれました。出雲市。死ぬまでに一度は行きたい場所。梅雨明けとともに信じられない猛暑続きになりそう。まだ、あと一息、議会レポートのポスティングをしなければ。朝は7時を過ぎると、太陽がだんだんギラギラしてくるので、何とかその前に済ませないとということで、また次の週末かな。

トマトづくしのお料理。

旬を味わうお料理の集いに参加してきました。トマトのオーブン焼きはたっぷりとパセリを。「ひと手間が大事。」を実感するのですが、それでも、なかなか家ではつくれない?つくらない一品かもしれません。トマトのパスタもとってもおいしく。アボネーズには砕いたクルミを加えて。菜食料理はやっぱり魅力的だなあと思いながら、食の話題からはじまり、いろんな情報交換ができたひとときでした。

 

すてきなお料理がならびました。

ネコバス。私にとっては「となりのトトロ」と「火垂るの墓」の映画がどうしてもセットになってしまい、どちらかというと、後者の印象の方が強い。夏になると思い出すアニメかなあ。また、「火垂るの墓」を思い出す季節になってきました。多摩市の平和展、今年も楽しみです。安田菜津紀さんの写真は必見だと思っています。講演会も開催されますが、私は、すでに外せない別件があるので足を運ぶことができないことがわかっていて残念。

「平和とは何か」

市内で無料塾を主宰されている高木さんのお話を伺いました。「機会の平等とは」を改めて考える良い時間でもありました。子どもが生まれたその瞬間から、親の経済格差などが育ちのハンディとなっていくことを私たちの社会はどう捉え、それに対するアプローチをしてきたのか。「こどもまんなか」のキャンペーンが向いている先はどこなんだろう・・・。

その後、少子化がなぜ、問題なのか。問題にすべきことなのか・・・ということまで、その後、議論できたのもまた有意義でしたが、「子育てにお金がかかりすぎる」ことだけが、出生率の低下につながっているかと言えば、必ずしもそれだけではなさそうですね。

暑いので。喉を潤す。ささやかに娘の誕生日をお祝いする週末。いろんな方にお心遣いをいただき、ありがとうございますの感謝の一日でもあり。あっという間の19年です。

久しぶりに、登庁しました。

議会運営委員会がありました。先月末に定例会が終わって以来の会議でした。多摩市のまちづくりの将来像を言葉に表し、さらには具体的な行動計画にしていく基本書としての「総合計画」についても、現在、策定に向けて動いていて、議会でも特別委員会を設置することになっているので、その内容の詳細をどうするか検討したり、市庁舎建替えについても特別委員会を設置する方向なのでメンバーの人選などをどうするかの検討、議会基本条例の検証方法、市民との意見交換会をどうするのか、あとは、議会運営委員会で視察に行くかどうかとか、全議員研修会をどうするのか、積み残しの案件について協議が行われました。

一人会派だと私も含めて、5名いますが…決定には加われませんし、傍聴している感じで、「議会の現在地」みたいなものをちょっと客観的に捉えることのできる気がします。一応、オブザーバーの意見も聴いてもらえるのですが、すでにいろいろな段取りがされているのだろうなあ・・・というのもわかりますし、その範囲の中で議事進行が進んでいくので、「なるほど、そういうことなんだなあ」と自分なりに理解しています。

特別委員会を設置するところでは、「以前に特別委員会を設置した時にはどうだったのか?」という先例を参考にしながら、メンバーを人選するのですが、市役所の建替え問題は総務常任委員会の所管事項であることも踏まえ、「総務常任委員会」のメンバーを基本にして、そこに「議会運営委員会」が加わっていく感じとなりました。わ、正直、特別委員会は傍聴する側で…と思っていたので、私もメンバーになるのかと思うと、ちょっと気が重たい。今までのことももう一回、おさらいしておく必要もあります。

高齢化と少子化をセットで考え、高齢化と健康長寿の政策をセットで考えることが必要であり、重要だと改めて指摘されたので、自分の頭の中を整理中。多摩市の場合は「健幸」となっていますが、やっぱり「健康」と書くべきところなんだろうと思ってみたり。

ところで、今日、過去に発行済みの議会だよりに使用したイラストに関わり、「著作権」のことが話題に上りました。議会だよりで「一般質問」を行った議員がそれぞれ報告を掲載するページがありますが、紙面を明るい雰囲気にするためにイラストを入れることになっています。使用イラストや写真など、各議員で選ぶことになっていて、選びきれない場合には議会事務局にお任せしたりもすることもありますが、基本、議員各個人が「タイトル、文章、図画」と決められた文字数の中で対応することになっています。もちろん、提出された文章などの内容に疑義がある場合には、議会だより編集会議を経て、各議員に内容を確認したり、修正の依頼をするのですが、そうは言っても責任をもって「完成稿」を作成するのは各議員個人。ですので、「著作権」に対する理解が不十分だと、迷惑をかけることとなります。改めて、「著作権」に対して、意識をもって対応していかなければならないというか、当たり前のことなのですが、その認識を自分自身も再確認しなければと思う出来事がありました。まさに、「他山の石とせず」と言ったところでしょうか。

かつて、「たま広報」の原稿を議員個人のレポートに転載するとか、市のキャラクターを議員個人のレポートに無断で使用するとか…マナーというか、ホント…「え、どうして?」と一般的に考えても「それはないな」と感じることも起きてきましたが、そういうこともひっくるめて、議員の「礼儀」みたいなものが問われるように思います。一つひとつ、「自分には関係ない」ではなくて、自分も気をつけなければならないことですが。

次の定例会に向けて、一般質問の作成をと思って、気になるテーマがいくつかあります。取り上げる時期やらタイミングを考えながら、情報収集中です。

夕暮れ時の多摩センター。

小田急多摩センター駅で唐木田方面のホームが好きなのは、パルテノン大通りの風景がばっちり捉えられるから。なので、電車を使って多摩センターに行くときには必ず小田急線を使います。今日の夕暮れ時はこんな感じ。17時半過ぎの図です。図書館にまで歩いていこうかと思いながらも、「汗かくか…」と思うと、やっぱりその気持ちが萎えてしまってダメですね。

パルテノン大通りには「中央図書館開館」に合わせたPRもされていますし、駅前階段にもハローキティちゃんとコラボの装飾にぎにぎしく…なのですが、でもやっぱり、人の流れを見ていると「中央図書館」にまで行く人は少ないかも。バスを降車、あるいはモノレールを降車したと思われる学生の皆さんも駅構内にまっしぐらですね。聞くところによれば、図書館の新規利用登録者が増えるとか、忙しいようですし、まだまだ人が多くて…という話しも聞いていますので、すいている時期を見計らって、日常に戻った図書館を満喫したいと思いますが。

今日も人に出会い、情報交換ができ、いろんなことに示唆をいただいて。親の経済格差だけが子どもの育ちの格差につながっていくわけでないことも最近感じることも多い。お金があっても解決できないことが多すぎて、その解決は本当に難しいです。相談に乗り切れないこともあり、限界も感じます。でも、本当に思うけれど「心やさしい人が増えると良いなあ。」。

暑いけど、合間を見ながらポスティングしています。ボランティアで手伝ってくださる方がいて、やっとできること。週末の早朝が勝負だなあと思っているところです。健康づくりにも一躍買ってくれると思うと、やる気も出ますが、日差しを見た途端に萎えます。夜は…虫との闘いなので、裂けたいと思うと、やっぱり朝になるな。

 

明日は議会運営委員会があります。オブザーバーで出席。

「そういえば、梅雨は明けたの?」

コロナ禍で中止や休止されていた活動や催しが再起動しつつあります。それにしても、酷い暑さが続き、それだけで体力消耗する感じです。地球温暖化を実感します。とにかく、外を出歩くにも危険な暑さであることは確かです。週末もちょこちょこと予定が入っており、休んだような休まなかったような…という感じですが、「人が動いているなあ」を目の当たりにする場面に出会うことも多かったです。

大学のOB会の多摩地域全体の総会があり、「大学の現状」についても話しを聴いてきましたが…「経営」というのはやっぱり大変で、少子化が顕著で、既に「大学全入時代」に入っている中で、生き残っていくための知恵や工夫や、それに伴う投資など…考えさせられることばかりです。よりよい人材=学生を確保することも必要なことであり、その人材育成のために大学だけでなく、高校、中学、そして小学校からと…「建学の精神」を踏まえたカリキュラムを進めていくこと等視野に入っていくのは当然ですね。附属校や系列校をつくることで学校を未来にも承継していく営みや「学び」をつなげることで「教育の質」そのものの維持や発展もさせていくこと…単に「囲い込み」というだけではなさそうです。

さて、昨年オープンしてから一年ほどが経過した、「まつまる」に足を運んできました。団地再生の取組みで、マスコミなどにも取り上げられ、随分話題になっていました。しばらくご無沙汰をしていたので久しぶりでした。運営している事業者がプロデュースしたコミュニティの拠点が愛宕団地の一角にもオープンしていることもあり、「その後」はとても気になりますね。団地内の空き店舗を利用し、「住み続けられる団地」にするための取組み。歳を重ねることで、だんだんと行動範囲が狭まってくる中で、それでも「暮らしを成り立たせる」が欠かせず、何ができるのかを考えていかねばならないですね。

「より身近に」

を求める声が強くなっていくと思っているのですが、実は「より身近」を実現するに必要なのは支える「人」。その確保がなかなか難しくなっている気がしています。特に、その「人材」に求めるスキルが高くなれば高くなるほど困難になっていき、特に、団地再生やプロデュースをしていくときには「当事者になりすぎない」ことが求められるような気がしていて、時にはふと客観的な立場で現状を捉える能力が必要不可欠な気がするからです。

「まつまる」では障害者の就労継続支援事業B型が始まっていて、今後、この場所を気に入ってくれた利用者を増やしたいとも伺いましたが、場所をよりよく経営していくための工夫は「その場への信頼」をベースにして成り立っていくものなので、少しずつ活動の足腰が強くなっていくんだろうなと感じます。年齢関わりなく、障がいの有無にも関わりなく…「垣根のない場所」にしていきたいというコンセプトを持ち、すべてのここに住む人たちのコミュニティの拠点なので、地域にも開かれていなければならず、その意味でも…単に障害者の施設があればいいではなく、全体をプロデュースる視点のある人材の確保はやっぱり簡単ではなさそうでした。

 

ところで、青少年問題協議会の諏訪地区委員会がありまして、諏訪中学校に久々に足を運びました。廊下の掲示板に各種検定など情報がたくさんあり興味深かったのですが、目についたのはこちらのポスター。

家庭料理検定

知る人ぞ知る…の検定でしょうね。初めて知りました。とても興味深いと思った一方で、なぜ、私がこのポスターに目が行ったかと言えば…なぜ、ポスターに「女子学生」なのでしょう?

まさにこれこそアンコンシャス・バイアスなんですよね。「家庭料理」=女?…を無意識のうちに刷り込み刷り込みするためのツールになってしまう可能性があるのです。学校側は情報提供として掲示しているだけですし、それ自体は必要なことと思いますが、こうしたポスターを手にした時、「あれ?」と思えるかどうかがとても大事なことかもしれません。こうした時に自分自身の中に潜んでいる意識に向き合えること、大切だと思っています。

それにしても、「梅雨は明けたの?」と聞かれましたが‥‥そしてまた、暑さの本番はまだまだこれからなのかと思うだけで、気が遠くなっていきます。市内小中学校の夏休みも今週末くらいからかな。もう、梅雨明けしているような気もするのですが、もう少し先になるのかしら。この夏の過ごし方…考えておかないとなあ。避暑地に籠りたいと思うものの、避暑地と言える場所がなくなりつつある日本かもしれない。

「ココっと」をのぞいてきました。

子どもたちの居場所。空き家になっている民家をのリフォームを進めながら、新しいプロジェクトがはじまっています。すでに別の場所で活動をされている「ピンクララタマ」の主宰者さんが中心になり、ボランティアさんを募りながらの活動。すごいエネルギーとパワー。

今日は予定よりも行く時間が遅くなってしまい、ゆっくりお話を伺い、自分の納得のできるだけのひとときを過ごすことができず、もう一度、出直さなくっちゃ!と思っていますが、ボランティアのみなさんのやる気を感じますし、いい活動をしていきたいとの想いが伝わる場でもありました。

こんな感じで、子どもたちが集まったり、大人も集まっておしゃべりができる空間。壁や柱…「ピンク色」になるのかな。途中までの作業が進んでいるようでした。

こちらがお弁当です。近くに住んでいる友人も「買ってきたよ~」と連絡をくれました。子どもたちが喜ぶお弁当でしたが、育ち盛りの子どもたちだともっと「食べたい!」になるかな…。大人は100円、子どもは無料です。

まだまだこれから活動の幅の広げていくと伺いました。民間学堂のようなことも視野に入れているようです。夏休みも近いですし、炎天下だとなかなか子どもたちも公園で遊ぶこともできないですし、多摩市の場合には小学校のプール授業が民間委託化されたのでいわゆる「夏休みに学校のプール」というのもないですし…その点では、保護者も安心できる子どもたちの居場所として「児童館」以外の選択肢にもなれるのかな…と思った次第です。

また、再来週かな…出直して、ゆっくりお話聞いてみたいと思いますし、ちょうど夏休みなので、子どもたちにも出会えると良いなあ。実は今日、ネットメディアの記事を書いておられるライターさんとお話しをしていて、「人との関係性をどうつくるのか」という視点も含め、話題になったのですが、子どもも大人も実は「関係性づくり」に頭を悩ませている人が多いような気もしています。

地域の子どもの居場所…となると、どうしても小中学生が対象になりますし、私はやっぱり「高校生」が気になっているんですよね。本当はとても悩む時期でもあって、心の安全を確保できる先が必要と感じています。一つひとつ、信頼を得ながら「つくっていく」というのが難しいことですね。必要性が認識されていれば、あとは動いていくだけ…とも言えるのですが。