昨日は代表者会議で、定例会最終日に向けて意見書の調整。それぞれ会派ごとに意見書の提案があり、調整をするのですが・・・まさかのまさかで「政治分野への男女協働参画推進法の制定を求める意見書」の提出に対して、自民党さんだけから「待った!」がかかるという・・・・。この意見書は当然全会一致だろうと思っていたら・・・・法律までは必要がないということでした。今の政権は女性の活躍推進の旗を振っていた気がしたのですが・・・。いささかびっくりというか、かなりの驚きで一瞬、自民党会派の代表の発言に耳を疑ってしまいました。
そして、パルテノン多摩大規模改修に向けては「多摩センター地域全体の活性化」までを視野に入れて、議会でも特別委員会の設置をしてほしいと改めて議長に申し入れをしていたのですが、それに関しても・・・・「特別委員会まで設置する必要を感じない。」というのが自民党さんのご意見。多摩市議会では議会運営については「全会一致ルール」になっているため、たった1つの会派からでも賛同が得られなければ、「まとまらず」で議論終了・・・・になります。自民党の代表の方は、「むしろ特別委員会を設置しないほうが、業者の方々とも直で意見交換もできるし、本音も聞けるし、言える。」とおっしゃるのですね。特別委員会などを設置し、市民に向けても議論を公開していくのが大事だと考えている私とは真逆の立場なんだと・・・「違い」鮮明に受け止めた次第です。
今のように総務、生活環境、子ども教育とそれぞれの委員会が所掌範囲の中でチマチマと議論し、互いの委員会のテリトリー等を意識して遠慮し合うような議論を進めていても、本来私たちが獲得した目的や目標にまでたどり着ける気がしないので。
とは言え、獲得したい目的と目標が・・・「多摩センターを元気にしたい!街の活性化をしたい!」と表向きには語られていても・・・本音のところでは、複雑怪奇に様々思いが錯綜したし、思惑があったりの同床異夢だったりしてなああああああ・・・・・。
以上、昨日の会議の結果を受けて、なんか、ガッカリしたというか。こういう時にこそ、議会の持つ権能をフルに使いこなしたい!と思っていた私のモチベーション一挙に低下しました。そして、もうパルテノン多摩のことは考えまいと思って、一挙に今度は図書館に関する本を読みました。子ども教育常任委員会の視察先であり塩尻市「えんぱーく」に関する事前勉強といったところでしょうか。どんな図書館にするか、そして、そこにはどんな「人」が市民を迎え入れてくれるのか?・・・・やっぱり「ヒト」が大事なんですよね。図書館の仕事は単に図書、資料の貸出しだけではないのです。自動貸出機では対応できない図書館の役割と活動・・・これが大事。そして、それを作るのが「ヒト」。こちらもパルテノン多摩と同様に人材確保から育成から・・・今後の運営をどうするか?・・・・先行きが決して明るいとは言えない状態。道筋をしっかり再構築していかないと、将来にわたっても「発展し続ける図書館」はなれないと考えているので。
しかし、私たち議会・・・行政がものすごいスピードなおかつ集中して、パルテノン多摩、図書館、あるいは中央公園リニューアルから、駅周辺地域の再整備に向けてまい進しているので、置いてきぼりにならないようについていかねばなりません。個人的に情報収集してどうこうできるような課題ではないので、ここはチーム多摩市議会、議会力でしっかりと向き合わねばならないと考えているのですけど。どうも、「まとまれない」理由というか、要因と言うか、条件なのか?要素なのか?・・・・何かに邪魔されてる。
明日から10月ですね。運動会の予定なのに雨が心配。