久しぶりに、登庁しました。

議会運営委員会がありました。先月末に定例会が終わって以来の会議でした。多摩市のまちづくりの将来像を言葉に表し、さらには具体的な行動計画にしていく基本書としての「総合計画」についても、現在、策定に向けて動いていて、議会でも特別委員会を設置することになっているので、その内容の詳細をどうするか検討したり、市庁舎建替えについても特別委員会を設置する方向なのでメンバーの人選などをどうするかの検討、議会基本条例の検証方法、市民との意見交換会をどうするのか、あとは、議会運営委員会で視察に行くかどうかとか、全議員研修会をどうするのか、積み残しの案件について協議が行われました。

一人会派だと私も含めて、5名いますが…決定には加われませんし、傍聴している感じで、「議会の現在地」みたいなものをちょっと客観的に捉えることのできる気がします。一応、オブザーバーの意見も聴いてもらえるのですが、すでにいろいろな段取りがされているのだろうなあ・・・というのもわかりますし、その範囲の中で議事進行が進んでいくので、「なるほど、そういうことなんだなあ」と自分なりに理解しています。

特別委員会を設置するところでは、「以前に特別委員会を設置した時にはどうだったのか?」という先例を参考にしながら、メンバーを人選するのですが、市役所の建替え問題は総務常任委員会の所管事項であることも踏まえ、「総務常任委員会」のメンバーを基本にして、そこに「議会運営委員会」が加わっていく感じとなりました。わ、正直、特別委員会は傍聴する側で…と思っていたので、私もメンバーになるのかと思うと、ちょっと気が重たい。今までのことももう一回、おさらいしておく必要もあります。

高齢化と少子化をセットで考え、高齢化と健康長寿の政策をセットで考えることが必要であり、重要だと改めて指摘されたので、自分の頭の中を整理中。多摩市の場合は「健幸」となっていますが、やっぱり「健康」と書くべきところなんだろうと思ってみたり。

ところで、今日、過去に発行済みの議会だよりに使用したイラストに関わり、「著作権」のことが話題に上りました。議会だよりで「一般質問」を行った議員がそれぞれ報告を掲載するページがありますが、紙面を明るい雰囲気にするためにイラストを入れることになっています。使用イラストや写真など、各議員で選ぶことになっていて、選びきれない場合には議会事務局にお任せしたりもすることもありますが、基本、議員各個人が「タイトル、文章、図画」と決められた文字数の中で対応することになっています。もちろん、提出された文章などの内容に疑義がある場合には、議会だより編集会議を経て、各議員に内容を確認したり、修正の依頼をするのですが、そうは言っても責任をもって「完成稿」を作成するのは各議員個人。ですので、「著作権」に対する理解が不十分だと、迷惑をかけることとなります。改めて、「著作権」に対して、意識をもって対応していかなければならないというか、当たり前のことなのですが、その認識を自分自身も再確認しなければと思う出来事がありました。まさに、「他山の石とせず」と言ったところでしょうか。

かつて、「たま広報」の原稿を議員個人のレポートに転載するとか、市のキャラクターを議員個人のレポートに無断で使用するとか…マナーというか、ホント…「え、どうして?」と一般的に考えても「それはないな」と感じることも起きてきましたが、そういうこともひっくるめて、議員の「礼儀」みたいなものが問われるように思います。一つひとつ、「自分には関係ない」ではなくて、自分も気をつけなければならないことですが。

次の定例会に向けて、一般質問の作成をと思って、気になるテーマがいくつかあります。取り上げる時期やらタイミングを考えながら、情報収集中です。