「身の丈」に合った。

20161031_420161031_3

 

 

 

北諏訪小学校の学校公開日。半分終了した大規模改修で・・・・本日から「オニューのトイレ」ということで、まだ改修されていない側で過ごしている子どもが見学に来て「キャー!」と大感激していたのが印象的でした。「えーっすごい、こっちに来よう!」って。

そして、男子トイレをのぞいていたら・・・「私も見てもいい?」と・・・と子どもが中にいないことを確認して、男子トイレも見させてもらいましたが、こちらもやはり感激の美しさでした。一緒にいたママも「うれしいよね!」って言っていたわけですが、ようやく念願の洋式トイレ!「音姫」がすぐになるからうれしい!物を持っていた場合には廊下に置いておく必要があったけれど、中に持っていけるし、手を洗うところも自動だし、鏡も大きいし・・・子どもたちの喜びよう!

「学校で○○コできる」と言ってる子どもがいて、正直だと思いました。

 

 

20161031_2 20161031_5

 

明るい。きれい。臭くない。

でも、北諏訪小学校でまだ改修されていない箇所の御手洗も、臭気対策にはかなり気を遣っていて、以前よりは若干改善されているというか、学校も努力していることだけはお伝えしておきたいと思います。来年度また半分が改修される予定・・・でも、こうして「先が見える」と気持ちもホッとするものです。

ところで、図書室も一新。テーブルやいすも・・・。学校図書館司書さんが一時的に他の場所に移動していた図書の整理やコンピューターの設置をされているところでした。準備室だったところも明るくなり、読み聞かせの時に使えるような畳も。しかし、その壁を見て驚いたのは・・・・こんなに背丈のある書棚・・・使い勝手良くないというか、危なくて使えないですよね・・・。司書さんは「壁にしますか?書棚にしますか?」との選択だったので「書棚にして欲しい」と回答したとのことです。しかし、こんな天井までの書棚と想像はしていなかったようですね。はっきりいって目いっぱい書棚としては使えない。苦笑いするしかありません。地震が発生することを考えれば、上までいっぱいいっぱい図書、資料を並べることはできないでしょう。せめて扉が付いていれば話しは別ですが、それにしても脚立か何かないと上まで届かない。

こういう場面に遭遇すると「使う人の立場」を本当に吟味したのかな?って思ったりするのです。そして、もう一方では「無駄!」と思います。塵と埃が溜まる場所。ていねいに使うという観点で、空いている書棚のところ乾拭きするにも、脚立とかにのらないといけない。せめて扉があれば話は別なんですけれど。ちなみに、図書室の方に関しては、本が飾れるような仕様の棚で、ちゃんと落ちてこないようになっていました。でも、脚立は必要です。

2016103120161031_1

 

こうして明るく一新された教室など、子どもたちも喜んでいて、北諏訪小学校しか知らない保護者も当然に「子どもたちうれしいよね!」というわけになりますが、ついつい最近建替えした多摩第二小学校などを知っている者にとっては、「学校環境をどう整備するか?」考えさせられるものです。いかにも学校らしい北諏訪小学校の校舎は私は好きですけれど。多摩第一小学校、多摩第二小学校と建替えが必要だったので、その対応をしたわけですが、「建築作品」としての価値も重視されている建造物です。多摩市のスタンダードとは言えない。

コンクリート建物は60年維持する前提で改修工事をしているわけで、今度は北諏訪小学校の場合にはどうなるのでしょう?と思わず考えてしまいました。その頃になれば、子どもの数ももっと減っているでしょうし・・・置かれる環境もまた様変わりしていて当然です。

 

さて、 パルテノン多摩は本日開館29周年を迎え、マジックサウンドルームは無料開放日でした。せっかくなので足を運びました。たまたま通りかかった市民の方などもご一緒に自動演奏楽器による音色を鑑賞。「悪くはない」と思います。でも、考えれば考えるほどに、自動演奏楽器も、そしてまたパルテノン多摩という建物そのものも「私たち多摩市の身の丈に合っているのか?」と思ってしまいます。

時間が少しありましたので、4階のカフェに。でも私以外にはお客さんはおらず。そして目の前をずっと眺めていましたが通行する人おらず・・・・。そして、パルテノン多摩の指定管理者である「多摩市文化振興財団』からのヒアリング。私の会派で呼びかけ、他の会派の方も含めて18名ほど参加。戸別ヒアリングとは違って、みんなで話を聞いて考える場を作ること必要だと思っています。

20161031_620161031_8 20161031_7

いろいろ財団としては努力をしている話なども聞くことができましたが、今後の展望をどう持っているのか?とかそのあたりは明確な方針を出しきれずにいるようですね。そもそも財団の存続をどうするのか?って・・・これはどこで誰がどう責任を持って議論し、結論が導かれていくものなのでしょう?財団の理事会?評議会?議会がその議論をする場所ではないことは確か。私たちはパルテノン多摩の指定管理者として財団を指定するかどうかだけの議決をするだけで、そもそも指定管理者に財団を選ぶかどうかについて決めるところの権限も持っていないわけですから。

昨日、パルテノン多摩大規模改修にも関わる内容でシンポジウムがあり、議員も多く参加しておりましたが・・・・。ここでは「身の丈に合った」ってキーワードがありまして、それ以来・・・・「身の丈に合った」「身の丈に合った」「身の丈に合った」と脳ミソの中で響き渡っております。しかし、「身の丈に合った」って難しいわけで、どなたが責任を持って「その寸法」を決めていくのでしょうね?が問われます。パルテノン多摩の大規模改修について同様ですね。改修のレベルとか、改修の内容とか「身の丈に合った」と言葉はとても便利なんですが、その寸法を決めていく作業が問われそう。さて、今、どうなっているかちゃんと見ていかないと。明日から11月・・・・。早いな。

「わたし」が主役になれる施設。

20161028_920161028_22016102820161028_1

 

子ども教育常任委員会の視察でした。 とても学びが多く、そして深かった。そして、やっぱり一人で行くのではなく、委員会で行けてよかった。塩尻市の「えんぱーく」と茅野市の「茅野市民館」。塩尻市は去年も見に行きたいと提案していた場所で、もし、今年行けなかったら一人での行くつもりだったので♪

2つの場所に共通していたのは「完成までに時間をかけている」ということ。もちろん、ダラダラ…と時間をかけているわkではありません。一定の目標年次見定めながら、しかし、市民にしっかり議論をしてもらう時間を確保しながら、「積み重ね」と「練り上げ」をしているところ。とても当たり前のことですが、「公共施設」ってやっぱり市民のものであって、市民にとって必要な施設にならなければならない。そして、そのためには完成までのプロセスがより重視されなければならないということ。

私たちメンバー全員が、パルテノン多摩の大規模改修への取組みを重ね合わせ、「えんぱーく」と「茅野市民館」でのヒアリングをし、そして施設見学をしました。できるだけ市民の知恵を結集したいと取り組んできたプロセスが、現在の施設運営につながっていることを目の当たりし、原点に戻らないととする気持ちが一層強くなりました。

「本当にこのままパルテノン多摩の大規模改修に80億円も投じていいのだろうか?」・・・そのことに対して私たちは胸を張って市民と合意形成できていると言えるだろうか?いい施設にするというのはどうことなんだろう?運営はどう見直されていくべきなのだろうか?

次々と問いかけがシャワーのように降ってきた気がしております。えんぱーくでは館内の飾りつけをされている市民の方がおられました。えんぱーくを支える市民の組織が存在していました。もちろん、茅野市民館も運営をささる市民組織が存在し、事業の企画運営などにも深くかかわっておられました。もちろん建築物としても現代的でガラス張りで、とても素敵で惚れ惚れするわけですが、それ以上に、その中で生き生きと活動する市民、自分の場所として利用されている方々の姿、くつろいでいる子どもたちの姿・・・見てきました。利用している人にとって、施設が「居場所」になっていることを肌で感じました。そして一度来たら、また来たくなる場所である・・・そんな雰囲気のある場所であることも感じました。

20161028_620161028_4

茅野市民館の視察では・・・こんなの多摩市議会史上初めてではないかと思いますが、子ども教育常任委員会メンバーにプラスして、行政担当者とパルテノン多摩を運営する財団からと、あとは大規模改修の基本設計を担当されている事業者の皆さんの合同での視察と言うことで・・・恐るべし・・・・総勢22名でのヒアリングや見学となりました。

「何のために行政の人たち、私たちと一緒に視察に来たのかしら?」「視察に来るんだったら、もっと前に来るべきだし、何で今さら来ているの?」とポツリ池田議員がおっしゃっていたけれど、私もホント・・・それには同感。職員の皆さんは共に視察をし、どんな感想を持ち帰り、そして業務につなげ、活かしていくのでしょう?藤原委員長をはじめ、私たち委員全員が今回の視察を機にさらに他の場所へも足を運び、もっと勉強しないとと言う気分にもなりました。少なくとも私は、「こんなままじゃいけない」という危機感がますます強くなってます。

それにしても池田議員は視察先の2つの場所について、事前にきちんと学習されているところがすごいなって思いました。私のように「話を聞いてから考える」とかとりあえず現地に行ってみる・・・というのとは違って、視察するときのポイントを予め見定めておられたご様子・・・私も見習わないと。

20161028_320161028_5

せっかくなので塩尻市から茅野市へ移動する途中の「すわのね」へ。パルテノン多摩と同じようなオルゴールや自動演奏楽器のコレクション!やはり、これだけのラインナップがあり、練られた解説があり・・・・観光地で見学先の一つになれるからこそ良いのでしょう。手回し体験してみましたが、かなり難しかった。

 

20161028_9

そして、今日は比較的戻る時間も早く、夕刻からは自治労多摩市職員組合の定期大会へ。市長は「ともに市民のために頑張ろう」とエールを述べておられましたが、そのためにもリーダーシップ発揮してほしい・・・。委員長さんからは、労働組合での活動も黄色信号が灯っているとの挨拶もありましたが、何のために活動するのか、「つながる力」「まとまる力」・・・問われているのでしょうね。その後は今日が最終回だった庁舎の在り方検討会を傍聴しましたが、ここでも最後の重要な指摘になっていたのが「もっともっと庁舎の建て替えについて、市民にもPRしていくことが必要で、市民の中で論議を活発にしていくことが必要」ということでしたね。同じく傍聴していた市長も最後挨拶では「幅広く市民とも対話し、熟議を重ねたい」と決意を述べられていましたが・・・それはここのみならず、パルテノン多摩の問題でも同様のこと言えるのではないでしょうか?
より良い施設をつくっていくために不可欠な「市民との熟議」はどう尽くされているか?問い直し、問いかけたとき、私たちが考えるべきは?・・・って大きな宿題をもらい、多摩に戻ってきた気がします。特にパルテノン多摩で言えば、「わたし」が主役になれる場所と言うか、市民一人ひとりが「自分のもの」として愛着が感じられるような施設づくりをどう展開するかがカギになっていくでしょうね。
明日はパルテノン多摩大規模改修について市民説明会の最終回です。ご当地パルテノン多摩第一会議室で19時から行われる予定です。どうぞお時間ありましたらご参加ください。「ハロウィンin多摩センター」なんだけどな・・・。

 

居心地のいい場所。「わたし」が主語になり、使えるような場所。市民一人ひとり、「わたし」が主役になれる施設づくりをする。公共施設は誰のもの?をいかにして追求していけるのか?・・・そこには多くの労苦が伴うと思うのですね。でも、その努力を重ねた結果が、確実にその後の運営にもつながっていく。これだけは確信。

長寿を共に祝う会に思う。

20161026 20161026_1

 

先日、パルテノン多摩で行われた「長寿を共に祝う会」とは別に・・・今日はベルブ永山のホールでもう一つの「長寿を祝う会」が開催されました。こちらの会はパルテノン多摩の会には参加することができない方々をお招きするもの。多摩市高齢者社会参加拡大事業運営協議会さんの協力のもと開催されています。実は・・・私は議員になる前、ひょんなことからこちらに参加していて、発足メンバーの一人だったりするのです。とうの昔の話ですが・・・。ちょうど、その頃は介護保険が導入されるされないという時期で、いわゆる「ひきこもり」「とじこもり」になることを予防しましょう!そのためにも高齢者の皆さんが社会にもっともっと参加できるような場を創りましょう、増やしましょう・・・という幹事だったなと思い起こします。

それはさておき、もう一つの「長寿を祝う会」への参加されたのはいわゆる市内のデイサービスなどのご利用者さんたち。車椅子の方、歩くのにはもちろんのこと、介助が必要な方々ばかりです。介護施設の事業者さんにお声かけをし、参加できる事業者さんが利用者さんと多数お見えでした。プログラムは踊り、歌が中心で市内で活動されている方が披露してくださいました。もしかすると、演技をされている方々と観客が同世代くらい?と思われるような感じもあり、あるいはスタッフとして会の運営に汗をかいておられる方々とも?・・・・何はともあれ・・・みんなでお祝いしよう、楽しむひとときを持ちましょうというコンセプトで盛り上がっていました。

20161026_2 20161026_3 20161026_9

20161026_5 20161026_4

 

昭和の名曲が披露されれば、一緒にハーモニーを口ずさんむ方もいらっしゃり、リズムに合わせて手をたたいたり、足でトントン、あるいは杖を動かしておられるかたもいらっしゃって・・・・。私は亡くなった祖父母を思い出しました。特に、祖父はもし生きていれば今は99歳で来年100歳なのですが、どこで習い学んできたのか家族も知れずでバイオリンを引くことが出来たのですね。ハーモニカもとても上手だったのですが、楽譜が読めるわけでもなく、それでも和音でハーモニカを吹いていたことも思い出します。楽曲としては「美空ひばり」だったので、今日の演奏でひばりさんの曲が出てきてちょっと涙がほろりとなりました・・・不覚にも。さらに、坂本九さんの「見上げてごらん夜の星」ですが、こちらは祖父が入っていた施設に行ったとき、一緒に楽しんだ曲でもあり・・・涙がぽろっとなってしまいました・・・不覚にも。

ということで、TAMAハワイアンフラは子どもたちが出てきたので「かわいい!」という声もあり、空気感がガラリ変わりましたね。子どもの声が聴こえるだけで幸せと言うか元気になれるのかもしれません。地域に保育園が出来たりして、「子どもの声が騒音」という苦情などがある世の中ですが、やっぱり「子どもの声」があることは幸せなのですよって私は思います。

 

 

 

 

20161026_6 20161026_7 20161026_8

最後はみんなでマツケンサンバ!出演者も一緒、そしてスタッフもみんなみんな一緒でごちゃまぜに!

 

命ある限り・・・をふと感じました。そして、江戸芸かっぽれ、サックスやギターの演奏者など趣味を持ち、そして趣味を極め・・・というのでしょうか?一日一日を精一杯健康に、楽しく、そして幸せに・・・と活動されている皆さんの姿を目の当たりにした気がします。市内には多数のサークルがあり、日々日々活動されている方がいて・・・場所の確保もそうですし、環境整備をすることになぜ行政が一定の役割を果たす必要があるのか?考えさせられます。

高齢者を支えるということを考えさせられた時間でもありました。こうした長寿を祝う会ひとつ考えても・・・・こうして開催できるのは支えてくれるスタッフがいてこそ。どんどん高齢者は増えるけれど、支える若年層の人数が減っていくということで・・・・。お祝いの対象になる方は当面は減らないことだけは予測できる近い未来。一方、観客の皆さんをお連れしてくださった施設の方々は同世代の方や私よりも若い方、あるいは子育てを終えたころの年代の女性が中心・・・施設を支える担い手自体もどうなっていくのだろう?こうしたイベント開催をするにも担い手が必要で・・・・すでに市役所職員だけでは対応できないところに協力してくださっている市民の存在・・・「担い手」「人材」がホントにこれからの地域社会の課題の一つになっていくでしょう。みんなが長寿になっている時代で、「お祝い」の在り方も今のまま継続していくことが難しくなることもあるかもしれません。

ただ、「敬老」という視点はないがしろにせず、大切にすべきことですし、高齢者に対して自然な気持ちで「ありがとう」と言える日を大事に守っていきたいものです。

永山から唐木田までテクテク。

20161025

 

午前中はマンションの方とご一緒に永山から多摩センターへ。道すがら、パルテノン多摩の大規模改修のことが話題に。やっぱり「無駄遣い」という印象が多いですね。使ったことがない、使いたいなと思ったこともない・・・というご意見は住んでいる場所が’永山’だから・・・も理由の一員かと思いますが、それでも多摩センターにたまにはお買い物にも行くわけですからね。

 

20161025_1 20161025_2

 

そして、午後からは先週に引き続き、関戸公民館主催の郷土史講座へ。解説がついて「よこやまの道」を歩くことができるのは良いものです。しかし、総勢40名ほどですので、なかなか大変。歩くペースなどもありますし。ですので、本当は10名くらいずつで分けながらの方が良いです。担当者も「もう少し小さいほうが丁寧になるかなと思うんですが・・・」とのことですが、そもそも学芸員さん3名しかいないので説明者をどうするか?を考えただけで対応が難しいですね。ズラズラズラ・・・・と並んで歩くのもまあ良しですが、説明してくださる職員さんの隣にピッタリ全員が貼りつくこともできないのがちょっと残念。

参加者は「自然」に関心がある人、「歴史」に関心がある人・・・と興味も様々なので、「関心分野」で分けることも一つかなと思いました。既に、そのくらいのことは担当者も考えているわけですが、あとは人手、担い手・・・対応できるだけの人材確保が課題です。きっと探すと手を上げてくださる方いらっしゃるだろうな。参加者の中にも結構詳しい方もおられて、時折、いろいろな豆知識を聞かせていただきました。

20161025_3 20161025_4 20161025_6

 

こうして、清掃工場の煙突を眺めるのも良しですね。あとは途中で、せっかくの案内表示が壊れていたり、周りの雑草で見えなくなっていたり・・という場所も確認できたので、「観光資源」として整えていく時にはこのあたり気を遣わねばならないと思いました。その点では、経済観光課だけが旗振り役をするのではなく、市道沿いなら道路担当が、公園緑地内なら公園担当が対応することが必要で、加えて一本杉公園にある古民家などは管理をしている教育委員会が対応して・・・「また来たいなあ!」って思えるような沿道あるいは空間づくりをしていきたいものです。

20161025_7

解散場所の唐木田♪駅前にケーキ屋さんがオープンしておりましたので、もちろん・・お決まりのモンブランとショートケーキを購入しました。一日中歩いて歩いて歩いたので♪たまには?かわかりませんが、甘さが心と身体にしみて美味しかったです。

20161025%ef%bc%bf5

 

もっと見てほしいところもあるし。

20161024_1   2016102420161024_220161024_3

今朝は永山駅で小倉まさのぶ衆議が早朝からニュース配布をされていたので・・・いつもとは違う場所で私もニュース配布をしていたところ、「いつもとは違いますね♪」と市民の方からお声かけをいただく。「ありがとうございます」・・・?とわけのわからない返答をしてしまい、返答した自分に違和感を感じつつの一週間が始まりました!

午前中は代表者会議で議会におけるBCPの計画について協議。発災時の議会の役割と議員の期待されることについて意見交換。萩原議長がいる間に「多摩市議会BCP計画」が策定できるように少々エンジン深さねばと思っております。発災して、市に「災害対策本部」が設置されても議長はそこには加わっていない現状の改善、議会の業務継続の観点からは速やかに必要な対応ができるよう「臨時議会」を開催できる体制をつくれるかどうか?そのためにどうすればいいか?もちろん、議員本人、その家族の安否確認含めた状況把握など・・・実はまだ詳細までの決め事があるわけではないのです。そこを議論していけたらよいなと思っております。

さて、午後からは控室で資料などに目を通し、市民の方からの陳情などへの対応もしつつ、夕刻から「パルテノン多摩基本計画策定委員会」の傍聴へ。相変わらず、傍聴者の半分は議員だったりして。「そもそも市民が参加できる時間に開催されているとは思えない、参加してほしいと思ってこの時間帯なのか?」などさまざまなお声をいただいています。夜道帰る時にもやっぱり市民の方にお会いしましたが、「そんなの普通に働いていたら見に行けないよね。」とのこと。決して関心がないわけではなく、何となく情報を耳にしていても、その先一歩踏み出して行動するというのはハードルが高い。私自身も市外に働きに出かけていたとしたら、きっと参加できないだろうなというか・・・アンテナそのものがきっと低く、「また、ハコモノにお金使うらしい」という噂くらいは知っていても、「また税金のムダヅカイか」と思って終わってしまうのかもしれませんね。そんなこと考えると、やっぱり議員、議会の役割はこの上なく重要で、パルテノン多摩の大規模改修問題については、議会としてももっとしっかり議論したり、調査をしていく必要がありそうです。

パルテノン多摩のある多摩センターは「緑道になりつつありますね」とかお声をいただいたのです。そして・・・確かにパルテノン多摩大通りを通過しつつ、確かになと思いました。あちこちに飛んできた種が根ざしていて、雑草と言うか、「みどり」がビュンビュンと生育されているかも。こうしたところに気配りもしてほしい、その上で「パルテノン多摩」を語ってほしい・・・あるいは、傍聴をされていた同世代の方からも「絶対反対」との怒りの声を伺い、それと同時に「市民の大多数はこのことを知らない。」とも言われ、その点からは反論しがたい現状を認めざるを得ないでしょうね。今週は子ども教育常任委員会で長野県茅野市にある「茅野市民館」に行ってきます。市民とどれだけの対話を重ねたのか、ワークショップなどにかけている時間も・・・・今、多摩市が進めているのとはけた違いの状況。そこから私たち議員は何を得て学び取ってこれるでしょう。また、今回の視察には、部長も課長も含めた担当者たちも同席する予定になっていますが、私たち議員メンバーと何が共有できるのでしょうね。茅野市民館のできるまでとして掲載されている資料を見るだけでも、取組み方の違いは一目瞭然。考えさせられます。「パルテノン多摩ばっかりにお金をかけないで、もっともっと違う多摩市の現実を見ろ!」・・・ここにどう返答ができるでしょう。

そんなことで、議会というよりは、今は個々の議員がそれぞれにチャンネルを持ち、さまざまな市民からの意見も含めた情報を得ながら走りながら考えている状態。それはきっと行政も同じだと思うのですね。「市民のためにベスト」あるいは「よりベター」な選択をするために、慎重な議論を進めていくことがあっていい、そして議論を積み重ねながら、内容が変更されていってもいいのだと考えています。「そうしたくない」と頑なな姿勢しか感じられない状況が、より市民との溝を深めていることにそろそろ気が付かないといけないのかもしれない・・・行政は臨機応変は苦手というのもわかりますが、今のままだと市長が裸の王様みたいになりそうでやや心配です。職員たちは今のところ決められた方針に向けて、正直・・・無理して頑張っている感がヒシヒシ伝わってくることもまた、逆に言えば「痛々しい」感もあり。

市民とともに考える。そして、「いい仕事ができた」と言えるように取り組んでいく。これは職員も議員も、そして市長でってもみんな同じですよね。議会や議員も今のところは行政の取組みを静観していると言えばしているのですが、どこかで、もっと派手に議論した方がいいのでは?「このまま進んでいくこと」を他の議員さんたちはどう思っているのかな?もっと腹を割って話さないと、ダメかも。議会で特別委員会が設置できれば良かったなとつくづく思っております。特別委員会の設置になぜか積極的になれないという議員さんに理解を得ないといけないな。

 

 

市長の思いとパルテノン多摩と。

20161021

パルテノン多摩大規模改修事業の説明会2回目。場所は関戸公民館の大会議室でした。参加者がだいたい30名弱で、やはり半分弱は関係者・・・かな。議員の参加も目立ちました。市長は先日のベルブ永山での説明会よりも、さらに力が入っているように感じたのは、場所が桜ヶ丘だったから?それとも参加者の顔ぶれをご覧になり、力が入ったのでしょうか?市長が伝えたいことはどこまで参加者に届き、響いたでしょうか。

市長が「対話を重ねて、市民と知恵を出し合いたい」としているイメージが私の中ではまだ共有されていない感じもありますので、どこかで一度、「市長の描いているイメージ」なるものを少し突っ込んで聞いてみたい気がします。今の段階では平成32年度にリニューアルオープンさせていきたいとのことで、その段取りで議会にも理解を得られるように取り組む心づもりと話されていましたが、質問者からの質疑でも出されていたように「オリンピックを前にして建設工事のコスト上昇」の影響をどう見込んでいるかについて・・・・昨日の話しだと「それほど心配はないだろう」とする答えになっていたことに「本当にそうだろうか?」と思った市民は少なくないと思います。(例えば・・・こういうニュースとか見るとなあ。)

以前にも書いたと思いますが、オリンピックはスポーツのみならず、柱の一つになっているのが「文化プログラム」ですが、今は文化プログラムにも力が入り、従来に比べては力も入れ、予算をつけようとする視点もありそうですが、しかしオリンピック後に「文化施策」がどう扱われていくかも実は今から考えておく必要もありますね。まさに、オリンピック開催後どうなるか?も予測しながら対応していくことが求めらる視点だと考えています。もちろん、パルテノン多摩の大規模改修はオリンピックが東京で開催されようが開催されまいが・・・おそらく実施することにはなっていたと思いますし、仮にもその際にも同様の議論は進められる必要があったでしょう。しかし、「改修工事」のタイミングと言うめぐりあわせは不運なのかどうか・・・この評価はさておき、個人的には「オリンピック開催」はパルテノン多摩の文化事業展開、あるいは発展を後押しするはずで、むしろそのタイミングを大いに生かすような企画こそ求められると考えています。

ですので、「企画」が重要であって、そこにどれだけの思いを注ぎ込めるのか、いまいちと思えるような市の文化施策の展開に少しエンジンでもかかるかしら?と期待しますね。

市長はどうかんがえているんだろう?って思います。次の説明会は来週土曜日の、これまた夕刻になっておりますが・・・。ちょうどハロウィンin多摩センターですね。タイミングを合わせたのかどうかもわかりませんが、重なるタイミングで開催する意味もあるのでしょうか?パルテノン多摩の大規模改修工事に対する理解をどう深めたいか、そのために説明会に参加してもらいたい市民の顔ぶれをどう考えるか?等など・・・このあたりに対する市の見解も問われそうです。いずれにせよ、今のところはまだ取組みの行方を注視しているところ。(大規模改修情報はこちらから!)

市民が願っていることは。

20161020_1 20161020_2 20161020_3

 

パルテノン多摩で鶴牧中学校の合唱コンクールが行われるとのこと。諏訪中学校の合唱コンクールは体育館で実施するため、中学校によって違いがあるんだなあと思いながら、足を運んでまいりました。「市内他学校関係などでの利用も多い」・・・パルテノン多摩のホール利用状況でも耳にする説明ですね。会場は保護者の皆さんもかなり参加されており、「ガラガラ」という感じでもなく、そしてまた、諏訪中学校の合唱コンクールとはまた一味違った舞台からのハーモニー・・・緊張も高まるでしょうね。ピアノの音も素晴らしいですし。

学年ごと、クラスごとに課題曲と自由曲を発表するのとは別に、2年生と3年生の有志による発表がありましたが・・・これに私はびっくり。写真で言えば、一番左が概ね1クラスと言う感じ、ところが有志の発表になると1曲目が真ん中の写真で、2曲目になると右側の写真・・・・2曲目になるとさらに有志の人数がパワーアップし、それこそとても力強い歌声が響き渡りました!選曲もすばらしく、感激してしまいました。諏訪中の合唱コンクールでもいつも歌声や子どもたちの一生懸命さに感激するわけですが、すばらしかったです。

こうした場にパルテノン多摩のホールが利用されていることにもうれしさがプラスされました。それにしても「有志」の数の多さに、驚きました。生徒たちにとっての合唱コンクールの位置づけが伝わってきますね。舞台のひな壇に乗りきれないほどの子どもたち・・・少し窮屈そうでもありました。ひしめきあって立ち位置を確保する子どもたち、そして大きな声を出す姿を見て、清々しい気持ちでした。

さて、午後から社会福祉協議会の馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会でまち歩きをした後に、ハーモニーカフェへ。いつもは歩かない場所をパトロールしがてら・・・。「多摩市は広々していて、みどりもたくさんあって、とても心地がいいのに、人の気配が感じられない」とする感想はご一緒したすべての方々共通の感想だろうなと思いました。なおかつ高齢化して「昔よりも歩いている人が少なくなった」というのもまた事実でしょう。急な坂道や階段、まちの傷みもそれなりに・・・コンクリートアスファルトに根っこが上がっている状況・・・・高齢者にとっても歩きにくい、つまづいたら大変、そんな場所は小さい子ども、ベビーカーにも辛い場所ですね。いち早く改善してあげたいなと思う一方で、財政的にはなかなかお財布に余裕がないこともわかるので、「ここばかりが優先されるわけではなく」・・・でも、「順番に対応してくれるはずなので」と市民の皆さんに伝えることが精一杯私のできることですね。同じエリアの荒谷議員や渡辺議員も今日はご一緒できたので、現状をきちんと市に報告しておきたいと思います。

20161020_4 20161020_5

既に市も把握しているからこそ、こうして注意喚起があると思われますが、諏訪北公園の野球場の裏手・・・陥没箇所が2カ所ほどありました。夜道暗くなると人は滅多に通らないとはいえ、こうした場所を見るとやはり不安ですね。あるいは、市民の方からは手すりが腐食していて危険と言われましたが、確かに右側の写真をご覧いただければ、だいぶ腐食が進んでいることわかります。この手すりを掴み、ストレッチ運動をされている方がたまたまおられたのですが、それはそれはぐらついておりましたので、ちょっと心配。

こうした場所も速やかに対応してもらたいとは言え、やはり「順番」ですね。市内至る所に老朽化が見られているので、「ここだけに」とはならない・・・。市民の方にとっては「行政はちゃんと把握して対応しようとしているのか?」って一番気がかりなんですよね。市の財政に余裕がないことも理解はしていただいていますが、一見、こうした場所が放置されているようにも見えてしまいます。

「ちゃんと対応しようと思っている」ことの告知がもう少し丁寧にされるべきかなとか思いました。

20161020_6 20161020_7 20161020_8

諏訪小学校のハーモニーカフェ。まち歩きをご一緒した皆さんも参加して下さり、今日は100人超でした!諏訪小学校の特別支援学級の先生たちも参加して下さり、とても盛況でした。さらにいつもよりもパワーアップしたいい雰囲気のうちに終わりました。地域の「こばと第一保育園」さんに支えられています。園長の田中先生がハロウィン仕様にしてくださり、子どもたちも大喜び。子どもたちもここで知り合って交流を深める姿もありました。「昔、こばと第一保育園に通っていた」小学生や中学生にとっては戻れる場所であり、なつかしい先生たちに再会できる場所でもあり・・・「子どもたちの育ちが細い線でまたつながった!」という場面を感じるのがうれしい。「わあ、大きくなったねえ!」「なつかしい!」という喜びを分けてもらえるのがありがたいです。

市民が願っていることって何かなあって・・・当たり前のことですが、いろんな場面ごとに感じ取ることが必要ですね。声を聞くことも大事ですが・・・。漠然とした不安を持って暮らしている人が多いなあって感じています。安心できる居場所が欲しいと思っている人も多いと感じています。私たちは何ができるんだろう?ハーモニーカフェがどうあるべきか、どう続けていくべきか議論していて感じることです。月に1度だけの開催ですが、ここで「つなぎとめているもの」があります。

 

食品ロスとリメイク料理。

20161019

パルテノン大通り、多摩センター大橋は今でこそ、多摩市所有で多摩市が管理しているものですが・・・こうして「建設大臣」の名前が刻まれたまま・・・主張していますね・・・当時を物語る記録だなと思っていますが、個人的にはこういうの好きになれません。

さて、「賢い消費者になる」というのは、国を上げても取り組んでいることなのですが、多摩市でも古くから「多摩市消費者団体等連絡会(消団連)」があり、活動を重ねておられます。ベルブ永山は「公民館」と「図書館」のみならず、多摩市の「消費生活センター」があるのですが、実はあまり知られる存在ではありません。地味な取組みで目立ちませんが、困ったときには相談もできる大事な拠点にもなっているので、ぜひ、市民の方には知ってもらいたい場所でもあります。

消費者行政そのものは地道に地道に進めているわけですが、その時々で話題になっていることを取り上げながら、学習会なども実施をしています。今日は、「食品廃棄物・食品ロス」への取組みの学ぶ講座があったので参加してきました。こちら政府広報でもたまたまわかりやすい解説が掲載されていましたが、ほぼこの内容が学べました。多摩市では食品ロスについては数年前からも取り組んでいて、学校給食センターが「冊子作成」をしたり、子どもたちから標語を募集したり・・・特に給食の食べ残しを減らすために市教委も力を入れてきた分野。しかし、まだまだ「食品ロス」という言葉そのもの・・・まだまだ市民権を得ているとは言い難い感じもあります。

賞味期限と消費期限の違いとか・・・わかっていそうでわかっていないとか。おさらいしておきたいですね。最近、耳にすることが多くなった「フードサルベージ」・・・・・・サルベージパーティ・・・・・これ楽しそうですが、かなり調理力が問われそうで私にはハードル高い。消費者庁のレシピでも参考にしてトライしてみるかな。

それから、今日は「ダンボちゃん」の紹介もありましたが、これを活用するととてもいい堆肥ができるとのこと。簡単に取組めるとのことで、娘はやってみたいと言っていたのですが、まだ検討中。「循環型」はとても大事なのですが、生活の中で循環型にしていくって、そう簡単ではないですね。「ひと手間ひと工夫」なのかもしれませんが。

話を戻して、食品ロス、リメイク料理ですが、今日の消費者講座に参加されていたみなさんは元々意識の高い方ばかり。そういう意味では、もう少しすそ野が広がっていくようにできたらなあとも思いました。その分野分野で意識の高い方がコアになりながらリードしていくとか牽引するという役割も果たしていることも確か、そしてまた、じわじわとこうした取組みが広がっていくのかもしれませんが、市民の注目や関心をグッとひきつけて、一気に広げるというのは何においても難しい。そういう意味で「言い続ける」「取り組み続ける」と地味にでもやっていくところに実は行政の役割が見いだせるのね・・・と思います。「もうからなければやらない」という民間とは違う役割ですね、きっと。個人的に言えば、消費者行政にはもう少し光があたっても良さそうな気もしているのですが、まだまだですね。私たち市民はみんな「消費者」なはずですが、どうしても消費者行政、消費者運動に関わっているのは女性が多いというのにも「性別役割分担」の古臭い意識をどことなく感じるのは気のせいでしょうか?

消費者意識を育てることへの教育の大事さとか・・・掘り下げていくと課題が多く見えてきますね。少し、この分野勉強してみよ。

「よこやまの道」と観光資源と。

20161018 20161018_1

 

毎年、大好評だという関戸公民館の郷土史講座ですが、今年は「多摩よこやまの道を歩く」がテーマでした。連続4回講座の後半2回で、市学芸員さんにガイドをいただきながら、実際に「よこやまの道」を歩けるということでしたので、お願いをして参加させていただきました。

折しも?・・・多摩よこやまの道は多摩市の貴重な観光資源とし、経済観光課が新たなPR策を考えています。そのための補正予算が9月定例会で可決されたばかりです。私としては正直・・・こちらの補正予算の提案の内容に対し、微妙に首を傾げるところもあり、いくつかの点を指摘しておきましたが、ニュータウン地域の遊歩道とも合わせて多摩市の地域特性を大々的にアピールし、来街者を誘引できるようなものにしていくそう。ちょっと楽しみですね。

ということで、多摩よこやまの道は数回歩いたこともありますが、「解説付」というのが良いですね。永山駅で集合し、わくわくしながら多摩よこやまの道のちょうど入り口にあたる多摩東公園までテクテク・・・・途中、馬引沢の共同墓地のところでも解説をもらい、子どもの頃から「お墓が怖いし、夕刻は近づきたくない場所」だったのですが、江戸時代からの続いていることなどを伺って、少し見方も変わりました。土地に根づき、ここを守ってくれているのかもしれないなと思いました。外側からでも塀の中を覗いたこともありませんでしたので、立ち入りできないまでも、中の方に見えるお地蔵様などを見て、「ありがとう」って思ったりしました。

20161018_2 20161018_320161018_420161018_5

 

 

今回の講座は前半2回で、歴史や植物の解説があり、それを踏まえて後半で2回で半分ずつ歩く企画でしたので、講師のお一人である多摩市の文化財保護審議会の会長さんという内野秀重さんからも植物の解説がありました。参加者約40人を引き連れるというのはなかなか大変なことですね。足を少し痛めておられる方もご一緒で、ちょっと心配になりましたが、それでもみなさん秋の昼下がり、晴れて、少し汗ばむ陽気でもあり、たっぷりと楽しめたのではないかと思います。

ご一緒した方の中には郷土誌講座リピーターの方もおられました。「毎年、この講座を楽しみにしている」と話しておられました。関戸公民館と市学芸員さんとの協力にて企画されているものですが、もちろん参加の年齢層は高いわけですが、「なかなか充実しているんだよ」とのこと。

20161018_6 20161018_7

今日のゴールは一本杉公園でした。ロータリークラブさんが寄贈されたという「碑」を見ながら、古民家へ。有山家と加藤家・・・。すばらしく手入れされた公園の佇まいを見て・・・・個人的には「お金、かけてるよな」と思わずつぶやいてしまったわけですが、本当にいい季節にて、時間があったらこうした公園でもっともっと楽しむ時間が欲しい・・・と思ったものです。

さて、「多摩よこやまの道」なんですが、こちらを観光資源にする・・・今でも観光資源になっているのかもしれませんが、さらにここを魅力ある場所にしていく!なおかつ市民とともにPRしていくためにも・・・高尾山のボランティアガイドさんのような「多摩よこやまの道ボランティアガイド」を提案したいですね。ご一緒した方の中には植物にめちゃくちゃお詳しい方、歴史にもお詳しい方・・・何度も何度も多摩よこやまの道を歩いておられる方・・・・いらっしゃるようにお見受けしました。こうした市民の皆さんにもっと協力いただくことも可能かなあと。しかし、こうしたボランティアガイドさんの育成にあたって、市が中心となるというのではなく、本当は観光協会みたいな団体があり、協力関係で実施できるのが望ましいですね。

ちなみに、今日の講座についても本当なら、パルテノン多摩とか経済観光課さんとももっとコラボレーションしても良いのにと個人的には感じたものです。パルテノン多摩にも植物にとても詳しい学芸員さんがいらっしゃるのにな。

 

そして、私も久々に3時間ほど歩いて、足がじーんとなったまま、夕刻から「パルテノン多摩大規模改修事業説明会」の第1回目に参加してまいりました。議員、マスコミ他関係者を除く、いわゆる市民の方の参加・・・で考えれば約30名ほどだったでしょうか?全体的見回すと・・・顔見知りが多い印象でもありました。「まだまだ、パルテノン多摩の改修事業のことは知られていない」と思っています。っていうか、今回の説明会で特に老朽化対応あるいは財源の話しと言うのは昨年度中にでも実施しておくべきことだったかもしれませんねとかとか・・・感ずるわけですが、仮に遅ればせながらだとしても、「説明をしないよりはするほうがいい」のはもちろんのことですし、もっと言えば、「今回の説明会をやったから、説明をした」ことにもならないだろうな・・・これが昨日の参加者の顔ぶれも見つつの私の感想でした。パルテノン多摩も・・・人を集めることのできる観光資源になれるのでしょうか?

 

秋は行事が多すぎて・・・。

20161016

今日は夕刻から、リオオリンピック「感動をありがとう!イベント」が開催され、聖ヶ丘中学校出身の新体操は畠山愛理選手、連光寺にお住まいで車椅子マラソンで7回目のパラリンピック出場をされたと土田和歌子選手をお招きした会が行われました。もう一人、女子シンクロで銅メダルを獲得された国士舘大学の小俣夏乃はすでに大会に向けた強化合宿に参戦するためにビデオレターによる参加でしたが、オリンピック選手を間近に見ることができ、参加した子どもたちはきっと感激だったことでしょう。

ということで、うれしい会に出席させていただきました。それと同じくらい私にとって喜ばしく、うれしい出来事は同じ会派の増田匠議員が「東京都地域活動功労賞」を受賞されたこと。地域の皆さんが、増田さんの受賞をお祝いする会を企画され、同じ会派のメンバーでともに参加してまいりました。この賞は多摩市で言えば「自治功労賞」に相当するものであるとのこと。それでも、いろいろなめぐりあわせでの受賞になったとのこと。運をたぐりよせる見えない力を感じますね♪やはりこれまでの地域での功績が認められてのことと思います。

「コミュニティの大切さ」とか重要性とか・・・机上ではなく、まさに現場や経験から語ってきた方。増田さんのお住まいの乞田の地域はちょうどよくニュータウンと既存の地域をつなぐ場所にもなっています。増田さんはいつも口癖のように「いい地域にしたいんだよね。昔から住んでるとかそういうことじゃなくて、もっと新しく来た人たちにも参加してもらいたい。」っておっしゃっていて、古くからの地域には排他的なイメージを持つ方もおられるかもしれませんが、全くそれとは正反対。住民たちが混ざり合っている場所です。

ということで、今度の日曜日は乞田貝取ふれあい広場で「秋そばまつり」が開催され、「ぜひ、来て!」と毎年のように地域の方にお誘いをいただくので、多摩のおそばと乞田まんじゅうを味わいに行く予定です。増田さん!おめでとうございます。地域の方の手づくりのお祝い会は心がこもったものでしたが、こじんまりとして30名くらいが参加すると思うという話が、100名近い方の出席があったのではないかと思います。お人柄ですね。増田さんは「地域のみんなのおかげでいただけたもので、本当にありがたい。」と・・・何度も繰り返しおっしゃっていたのも印象的。多摩村、町、そしてニュータウンの受入れと多摩市へ・・・その変遷をずっとご覧になってきた増田さんにはまだまだ地域の歴史をたくさん学ばないと!・・・ってうちの会派のメンバーはみな思っているはずです。議員としての活動スタイルは私とは一味もふた味も違いますし、ホント、地域にこだわった活動をされているところに実は私たちが気がつかされることも多いのでした。

さて、お天気もまずまずの週末。ホントに各地域では行事が目白押しですね。幼稚園保育園は運動会のシーズン、地域運動会も開催されていました。全部に足を運べるわけでもないですし、一つひとつのイベントなど梯子するというよりは、どちらかというと丁寧に一つひとつ見ておきたいというのが私の考え。それでも「人形劇まつり」「たまかんフェスタ(多摩清掃工場で年に一回開催)」と「福祉フェスタ」とあとは「唐木田コミュニティセンターのお祭り」に足を運んでまいりました。車の運転ができるようになったので、行動範囲を広げられるようになったわけですが、仮にも免許がないとしたら・・・・さて、私はどこにいくかな?とか思いながら、こんなに行事がたくさんあって、選ぶ法も大変ですね。私はこうしたイベントなどそれぞれに、市職員さんの関わる姿もあり、そうした様子を見ることも大事だなって考えています。地域で行われるイベントを下支えするところに職員さんの存在が大きい場合もあり、そしてまた、こうしたイベントに職員さんたちが参加することを通じて、市民と一緒に地域づくりをすることの経験など蓄積されていくと思うからです。市の職員にとっての「現場」ってどこにあるのかを探す・・・人形劇まつりでは1回目は職員として関わり、今でもボランティアで関わっておられるという職員さんにもお会いすることができてうれしい気持ちになりました。

四季折々にやや環境変化を感じる今日この頃ですが、「秋」・・・と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋などなど・・・と本当にいい季節ですね。この空気をいつまでも大切にしたいなあ。

20161016_220161016_1