子どもたちの心の回復。

今年に入って、全国市議会議長会の出前セミナーで企画された「2040未来ビジョン出前セミナーin調布講演会」でお話を伺った山梨県立大学の西澤哲先生による研修会。企画したのは東京都若手市議会議員の会のメンバー。議員だけではなく、一般からも参加を募集し、約90名近くの方が参加して大盛況でした。

児童虐待に関わるニュースなどが報道されるたびに、なぜ、もっと手前のところで手を差し伸べることができなかったのだろう…と思います。もちろん虐待行為は許されないことですが、しかし、虐待をしてしまう保護者の抱える深層心理、あるいは、心の病理にもアプローチし、単に虐待当事者を責め立てること、批判や非難をするだけでは問題解決しないことを改めて認識させられるものです。

とかく取り巻く環境の改善は優先すべきことであって、環境改善をしていくために必要な「ヒト」「モノ」「カネ」というような資源もまだまだ不足しているのではないかと考えています。

先生の著書をもう一度、本棚から取り出し、もう一度、頭のなかみを整理してみたいと思っていますが、「子どもたちの心の回復」を考えていくことが、いわゆる虐待の連鎖を考えていく上でも何よりも重要であることがわかります。残念ながら、虐待は連鎖する傾向があるとのご指摘はきちんとデータから裏付けられたものであり、ことでもある。そのことは深刻に受け止めなければいけないと感じます。そして、虐待する親を責め立てるようなことでは何の解決策も見いだせないことも薄々ではわかっているはずなのに、なかなかその先の一歩を進めるためのエンジンも加速されないのはなぜなのか。

なんだか、私たちが納めている税金がどんな風に、何のために使われているのか…みたいなことにまで、最近すぐに思考が傾いてしまうのですが、意気消沈というか、どうしてもため息ついてしまうんですよね。こうした状況を何とかしたいと奮闘している現場の苦しさ、辛さ、悲しさなどなど受け止めてきれないという気にもなってしまうのです。

西澤先生の講演を聞きつつ、今、私たちは何ができるのか、すべきなのかと考えるわけですが、とっても悶々としてしまうのはなぜなんでしょう。

 

それにしても、「子どもたちの心の回復」ということで言えば、新型コロナウイルスの感染拡大により、心が疲れ、でも、必死にもがいて、大人に準備された環境に適応しようと踏ん張っている子どもたちが多いのではないかと捉えています。「疲れた時は休んでいい。無理して学校に来なくても、学べる環境があるんだから」と声をかけてあげられる教育環境を整えたいものです。「共感疲労」も何となく広がっているのではないのかなと思ったりもします。大人が疲れてしまうときっとそれは子どもたちにも伝播していきますし。「児童虐待」というよりも「子どもたちの心のケア」の問題、考え続けていきたいですね。

ちょっとしたことでも気になること、あるいは困ったことなどがあればいつでもご連絡いただければと思います。7月もあっという間に末日に。明日は臨時議会が開催されます。

なるほど、オンラインのホワイトボード。

今日のオンラインセミナーでは途中でグーグルのジャムボードを体験できたのがものすごく収穫。これはなかなか使い勝手がいい!それにしても、パソコンの画面を集中して見続けるというのは、オンラインセミナーではなくとも健康には悪そうだといつも思っていますが、やっぱり最近は、視力の低下が著しいことを感じ、あとは、もしかしてそろそろ老眼でも入ってきたのではないかと感じているのは気のせいか?!

このホワイトボードを活用したワークのテーマは、「男性の育児休暇取得を阻んでいるものは何?」ということ。私は、それって「古臭い意識そのもの」ないのかと思っている一方、仕事の属人化も要因の一つになっていると捉えていて、結局、役割分担で業務をこなしていくことの必要性はあるものの、しかし、上手く共有されていない面もありそう…と考えています。育児休暇を取得することに伴って昇進が遅れるとか…東京都23区では言わずとも知れた実態なんだそう。公務員は育児休暇を取得しやすそうなイメージですが、結局、取得したといっても半年以上取得することはなかなか困難でもあり、「周囲の目」以上に「本人の意識」としてもハードルが高いんだろうなあと思います。

人口オーナス期」にある日本で、その時期にフィットした働き方をつくっていく。やっぱり意識の問題大きいですね。愛情曲線の話が出ていましたが、それはなかなか興味深い。

しかし、そういえば、「2020年30%」の女性管理職登用についても絶望的とするような報道もされているのを耳にすると、それを阻んでいるのはやっぱり「意識」と思えてなりません。「意識が変わる」…そこに必要なのは、「教育」。もちろん、学校だけの「教育」ではないと思っていますが、「教育」によって土壌を育んでいくというのか、土の入れ替えをしていかないといけないなあと思うわけです。

今は、私たちの時代とは違って、性別関わりなく「家庭科」を学んでいる時代ですから、あともう少し時代が先に行くと、ガラリと違った風景が見えてくるかもしれませんね。既に「性別」云々を述べることすら、時代に会っていないのかもしれませんが、意識の変化というのは常に常に、少しずつでも、あるいは、さざ波のようであってもどこかしらで動いているものと私は思っています。何か、一気にガラリと改革が進むとすれば、「革命」でも起きたり、よほどの強権を発動しない限りは難しい。

そういう意味で言えば、まだまだ政治の社会も、そしてまた、公務員の社会も…本質的には「男性社会」であって、そこに沁みつくあれこれを乗り越えていくのは外見からは捉えにくい困難さがありますね。もちろん、女性が活躍しているように見えているとか、実際に活躍している場面にも遭遇することはありますし、以前よりもそうした場も増えていることは確かですが、それでも、「女性活躍」とか「男女共同参画」とか言われてからの年月は久しい。

ま、言えることは「女性に期待しています!」と言葉だけきれいに述べたところで、全く何も進みません…ということです。男性の中には「女性は補助」と言わないまでも、「補助的な役割」とか「補佐的な役割」を無意識に求めている方も多い。そのうえ、一応「管理職」ポストに女性を登用させたとしても、登用しただけで終わってしまう場合もあるようにも思いますね。本当の意味で、女性を登用し、女性活躍の場を開いていくような取り組みが進んでいかなければ、期待しているだけの土壌づくりにはつながっていかないかな。

そんなことを考えさせられたセミナーでもありましたが、ホワイトボード機能があまりにも使い勝手良かったので、機会があったらぜひ活用したいですね。パソコンのこととか、機械のこととか、ホントよくわからないまま使っている自分をますます実感しつつ、やはり何事も経験が重要だと思ったのでした。

やっと、原稿が完成した!

今日は、グリナード永山のダッキーダックで購入したカスタードプリン。なぜなら、原稿を書いては書き換え、書き換えしていたのですが、やっと市議会レポートの原稿が完成して、入稿できたので。

新型コロナウイルス対策のことを書き始めたものの、どんどん状況も変わってしまい、情報が遅れ遅れになってしまうこと等など…「さて、どうしたものか?」と思っていたのですが、今回はせっかくなので…これから暑い夏が始まるという予報も耳にしたので「気候非常事態宣言」のことを取り上げてみました。

印刷が完成したら、こちらでもリリースしようと思います。ちなみに、ダッキーダックのプリンですが、大学の時の先輩がダッキーダックの会社におつとめしていて、勝手に身近に思っているケーキ屋さんのひとつです。ダッキーダックと言えば、シフォンケーキで、そのあと、最近は「椿屋珈琲」も好きです。聖蹟桜ヶ丘の京王SCのお店、時々行ってましたが、新型コロナウイルスで生活圏が「永山」に集中ししている状態なので、なかなか足を運ぶ機会も減ってしまいました。そろそろ、行こうかな。抹茶のパフェ食べたいな。

それにしても、娘の学校の先生とオンラインで「保護者面談」をしたり…なんか、これが日常になるのかと思ったりもしますが、半年前にも思ってもいなかったような状況で目まぐるしいなと思っています。そこに私の行動が追いついていかないというのか、議会や議員の活動も今の環境にどう適合させていくことが必要なのかを考えているのですが、それこそ、しみついているモノから脱皮しつつ進化するというのは難しいとそれこそ渦に放り込まれている感あります。

9月の議会に向けて、情報収集をしたりしたいのですが、他市などに気軽に調査活動にも出かけられない状況に歯がゆさも感じています。

今日もオンラインセミナー2本。足立区議のおぐら修平さんが企画をしてくださった貧困問題オンラインセミナー「コロナ禍における貧困相談の現場から」は学べるところが多かった。いろいろあります。ひとり親の子育て世帯への支援の手厚さに比べ、それ以外は…ということも改めて考えさせられます。住んでいる地域によって課題解決の道筋は大きく違ってくるんだろうなということもまた実感。対応する自治体の職員窓口による違い…こうした現場のことを的確に掴んでいくこと必要だなと思います。そして、なぜ、そんな風に「現場ごとに違いがあるのか」を明らかにすることも大切ですね。

とりあえず、ニュースの原稿が完成して…やっと、深呼吸できた。次の作業にとりかかります。

4連休明け…。

4連休でしたね。「スポーツの日」とか、知りませんでした。いろんな理屈をつけて休日を作れるものですね。都知事から「不要不急の外出自粛」の呼びかけがありましたが、みなさまどのようにお過ごしになりましたか。私はなるべく自宅にステイしておりましたが、オンラインでの各種セミナーなど、出かけずして、興味深いさまざまな話を伺うことができることはありがたいですね。時間の節約になるなと思います。

「極」…。少し前に食べたプリンの紹介を。これは、最近いただいた中では最も甘さ加減がちょうどいい!「香料・着色料・保存料不使用にこだわり、卵と乳のコク、素材の味を引き出したカスタードプリンです。」というこだわりをその味わいからも実感できる気がします。そして、外見がお家で作ったプリンのような感じ。栄屋乳業さん作。セブンイレブンのプリンも栄屋乳業さんだったのではないかと記憶していますし、コンビニスイーツの製造元確認でよく目にする会社さんです。

コンビニのスイーツはいまや侮れないほどにおいしくなっていて、クオリティも高いのですが、研究に研究を重ねた味わいだと思います。甘すぎず、だからといって、甘くなさすぎずという加減が絶妙!おすすめします。

ただし、気になると言えば「乳製品」という表記かなと。「乳製品」という表記はとても幅広いため、原材料が書いてあるとは言っても、その内容についてはもっと突っ込まなければ明らかにはならないということです。

食品表示から得られる情報は大事だと思っていますが、こうしたことは興味と関心のある人のものではないはず。消費者教育大事ですね。

 

さて、多摩市議会は今月末に臨時議会が開催されることとなりました。市議会として東京都に対して意見書を出すために行われます。意見書というか要望事項ですね。「新型コロナウイルス感染者情報の公表及び市PCR検査センターへの財政的支援を求める意見書」…これが表題になっています。市民の方からも「多摩市の感染者の状況はどうなっているの?」という問い合わせがありますが、できうる範囲での情報伝達をしたくてもできないというのが現状。保健所が東京都の管轄になっているため、そのコントロール下に置かれており、多摩市独自の判断で(もちろん個人情報は徹底的に保護)、市民に必要な情報を公表することができません。こうした状況が「却って市民の不安を増幅させる」あるいは「市(市議会)に対する不信感にもつながっている」という認識のもと、提出されるといっても過言ではありません。

ここのところ感染者数がまたジリジリ増加傾向にあり、市内でも増えつつあるため、市民の方もとても気になさっていることは確か。ポツポツと問い合わせ来ています。そのたびに、「ごめんなさい」というしかない状態。「どこを見たら、もう少し詳しい情報がわかるんですか」と…適切な答えを持ち合わせていないので。

ところで、特別定額給付金1人10万円については「寄附したい」と希望される方もおられ、その受け皿を設置していますが、現段階での状況を聞いてもらいました。「577万6821円」になっているそうです。クラウドファンディングではありませんから、目標金額を決めているわけではないのですが、実際、どのように見込んでいたのかな…ということはちょっと気になります。また、ここでまた新たに国から追加のマスク配布があるそうで、もう、いい加減にしてほしいという気持ちになり、税金の無駄遣いにしかなっていないことを指摘したいと思いますが、市内公共施設に設置された「マスク収集箱」に投函されたいわゆるアベノマスクは約1500ほどにのぼるそうです。

うれしかったのは、1億円と1万人からの支援獲得をめざしてクラウドファンディングをなさっていたNPO法人包樸さんのプロジェクトが目標に到達したこと!ずっと応援して、その取組みの推移をウオッチしていました。

ちなみに、オンラインセミナーでとても興味深かったのは府中・生活者ネットワーク主催の「5G(第5世代移動通信システム)とは。5Gの電磁波と子どもたちへの影響」。なかなか技術系の話になってくると小難しくて、理解しがたい部分もありますが…しかし、5Gがどういうものであるのか、それを利活用していくためには何が必要なのかなどなど基本的なことを理解して、やっぱり対策は考えておくべきだと思っています。通信技術を高度にしていくことは避けられないと思っているからこそ、メリットばかりではなく、語られていない事実にも目を向けておきたいです。

そしてまた、長野県が実施した松本平広域公園陸上競技場整備事業について、なんと審査がオンラインにて配信されているという公開性。他のことをやりながらでしたが、審査の模様を(やや臨場感には欠けるとはいえ)見ることができ、とても勉強になりました。市民への公開性を高めていくってどういうことなのか…改めて考えさせられるものです。市民参画などの手法も深化させていくことが必要ですね。いかに公開性を確保していくのか、市民への説明責任を果たすという点からも、こうしたやりかたを取り入れることは重要だと思います。「どこで誰が決めたのか、なぜ、それに決めたのか…と理由がベールに包まれ、結局、よくわからない」…これ、最も最悪…。口先だけでなく市民参画を取り入れるためにまだまだ工夫の余地あるな…とわが市を見ていて思います。

かつて(ものすごい昔)、毎日のように食べていた「焼きプリンモンブラン」を数年ぶりに食べてみました。なんか、全体的には小ぶりになっていて、小さい。そしてまた、クリームのところにスポンジケーキが入っていた。かつてはスポンジケーキはついていなくて、そこも生クリームだったのになあ。

思い出して久しぶりに食べてみた結果、プリンの味は以前よりもおいしくなっている気がした。和栗のモンブランではない、スタンダードな黄色いモンブランクリームは懐かしい。ホイップされている生クリームが何となくさらっとしていてコクにかけるものの、だからしつこくない。

おいしかった♡

しかし、不思議なもので、4連休は自宅でほとんど過ごしていたから長く感じました。いつも1週間はあっという間だなって思っていますし、もうはや7月も終わってしまうんだな…「早すぎる!」という感覚に比して、なんだか「長い休みだった」という感じ方は何なんでしょうか。

今週も無事に乗り切りたいですね!梅雨明けもそろそろかなあ…。

 

市役所庁舎の建て替え問題の行方は?

ずっと気になっていたプリン。期待しすぎていた分、「なるほど」という味わい。甘さが先立つのと、原材料にゼラチン…カラメルソースに使用されてるのかなと思うのですが、カラメルソースにはゼラチンは入れないほうがいいような気がします。

さて、「そういえば、市役所って永山に来るの?」とつい最近、近所の方からお尋ねいただいたんですね。いかにも市役所が永山駅の周辺に移転してくるかのような噂がいつのまにか伝播しているのだと思いますが、私も「市役所建替え問題がどうなっているのか、説明できないんです」としか答えようがないかな。

ただ、個人的に思っていることは、従来発想で組み立てられた議論はもう一度見直したり、検証してほしいということ。「新しい生活様式」によって、市役所の実施している業務についても今まで以上に「オンライン化」への要請が高まるはず。そのこと前提にした議論をもう一度やり直すくらいの気合が求められるだろうなあと考えています。そもそも、市役所業務の棚卸みたいなことにも取り組み、業務の効率化にも同時並行的に進めていかねばならず、これを進めていくというのはなかなか大変ですね。単に「建物」を建替えればよかった、必要だと考えられる床面積だけをカウントして、あとは必要だと思われそうな機能をプラスしていくような(流行りものが多い)感じだけで絵を描けばよいというものではなさそう。

6月の議会では、将来的に市役所を担っていく若手職員の視点を大事にしてほしい、これからの活躍が期待される若手職員の意見を取り入れた庁舎づくりが必要…と訴えてみたけれど、その意見はどこまで採用されるのかわかりませんが、一番ラクチンなのは「従来通り」を見直さずに、「市役所は防災の拠点としても重要であり、必要不可欠である」という視点だけを強調し、巨費を投じて「器」だけを建て替えてしまうということ。

今までの市長発言からは、「平成41年(令和11年ってことか)から新しい庁舎を稼働させる」ということになっていたので、ホント、その言葉通りに進めるなら、本気でやっていかないと間に合わないなあ…どうなるのかな…と思っていたところでの、新型コロナウイルス感染拡大だったので、ますます「従来発想」が問い質されるでしょうし、「リスクの分散」という観点なども盛り込みつつ、改めて「どうあるべきか」の議論を始められるという視点に立つことができれば、決してマイナスにはならないと思うんですけれど…さてどうなるのか?どう考えているのか?

今年度、この件についても関連する予算が計上されていたものの、実質取組み停止状況にあることもまた気になっています。さらには、庁舎の場所問題についてもまだまだ未解決。市民と議論をしてきた結果を踏まえるなら、現段階では「決めきれない」ということなのか…それすらもよくわからない状況で宙ぶらりんです。議会からは「庁舎の立地環境」についても多数意見が出されていて、「駅近」への要望もありますが、それにしても今後の財政計画やら見込みやらも踏まえつつ再検討されていくのかもしれませんね。新しい図書館など、今まで以上に維持管理運営コストを必要とする施設建設にも着手し、ほとんど、何の見直しもされていないことを思えば、それらが優先されてしまったことで、逆に「我慢」あるいは「諦め」なければいけないことも出てくるのだろうなあと思っています。

 

それにしても「器」よりも、「なかみ」の議論。この問題に限らずですが、最近、「なかみ」の議論が足りていないなあと反省すること多いです。

そういえばで、月曜日の議会運営委員会でも、市庁舎建替え問題等にも関連して議会内に篠塚議員から特別委員会を設置する提案が出されたので、それについて協議されたのですが…「時期尚早」という結果でした。必要になれば特別委員会で協議や議論をすべきですが、今は、まだ議論する前段の材料不足が否めない。他の会派のみなさんともその認識では一致できたように思います。

議会や議員には知られたくないという潜在意識?

「とろける和三盆ぷりん」の味わいはいかに。和三盆といえば、上品で高級品のイメージですが、本ぷりんは私にはとても甘く感じたということで、使用量が多めなのかな…。好みは人それぞれですが。アイスクリームはその典型かもしれませんが、冷たくしていただくスイーツの場合、砂糖を少なくするとおいしさが足りなくなるとも言われます。「甘さ」を感じさせるためには砂糖をたくさん使わなければならないということですね。なので、自分好みに甘さを調節するために、お菓子作りは何度も何度も試作を重ねことになります。作り立てのときと、ちょっと時間を置いてからとでは味わいが違うのですが、甘さという点では特に。

ちなみに、「とろける」のついているプリンの場合ですが、どうやって「とろける」になっているのかも注目すべきポイントかもしれませんね。こうした時にも原材料をチェックしてみることも必要かもしれません。手づくりをする場合、とろける感を出すのは意外と難しい。もう少し時間的な余裕と気分的にやる気になれば、手づくりプリンに挑戦したいと思っていますが、やり始めると終わらなくなりそうで、作り続けて、食べ続けなければならないのは随分とよろしくないと思っているので、とりあえず、今のところは「おいしそうなプリン」探しをしているほうが吉かもしれませんね。

さて、今日は定例の災害対策連絡会がありました。ちょうど2週間前の連絡会で、障害者福祉サービスの事業所の皆さんがいらっしゃり、さまざまご意見をいただきました。その件に対する健康福祉部からの見解というのか、報告というのか、現状についての説明があるとのことでしたので、同席させていただきました。

ところで、毎週開催の連絡会ですが、基本的には各会派の代表で構成されているとはいえ、傍聴あるいは同席可能になっているために、かなり他の議員の方も出席され、情報共有が図られているのは多摩市議会ならではかもしれません。他の市議会では連絡会すら行われておらず、各会派の代表者たちだけで何らか対応している場合もあるのかもしれませんが、言ってみればメンバーではない「それ以外の議員」にも参加の場が準備されているというのは、珍しいと思われます。

話を戻し、健康福祉部からの述べられた見解ですが、「これまでも、事業所のみなさんとはコミュニケーションをとりながら、やってきたので、こうしたかたちで改めて議会のほうに要望が出されたということで、残念です。」ということ…「直接、もっと話をしていただけたらよかったなと思いました。十分とはいえないまでも努力はしてきたつもりだったので」という趣旨でまずは部長から。その後、担当の課長は「ていねいな対応ができていなかったことに反省している」ということで、「密なコミュニケーションや打ち合わせの場所を増やしていきたい」という方向性、そしてまた、「現場の困り感はその事業所ごと、個々に置かれた状況は異なっていて、全体像としては『大変だ』というようなイメージはあっても、一つひとつを拾い上げる努力は不足していたと思う」という内容での発言。

「現場の声を拾い上げる。」

これがとても重要であって、でも、なかなか大変でもあって…。ただ、何もやっていないわけではないこと、私たち議員側も一定は把握していて…。

というのも、私も4月の早い段階で担当課長には「現場の声をぜひ聴いてほしい」ということを申し伝えた経緯もありますし、おそらくそれは私だけではなく他の議員の方も同様に対応されているはずなんですね。そして、実際に、アンケート調査を実施したり、ヒアリングを行ったり…全く何もやらずではなかったこと把握しています。

ただ、やり方に十分、不十分があったり、さらにはこうした経験したことがない状況によってさらに浮き彫りにされてきた課題など、可視化されてきたことが多くあるのだと感じています。当然ながら、新たな課題も見えてきた。

そこに対し、今後どう対応していくかが問われているという話しでもあり。障碍者福祉の問題では熱心に取り組まれている共産党の安斉さんがあえて部長に対し「事業所の皆さんが、行政は行政に、そして、議会には議会へと意見を述べることに何の問題もないし、残念なことでも何でもない。それに、障害福祉課の皆さんができる範囲の中でいろいろ努力されていたことも一定は評価もしています。」と意見を述べられていて、私もそれに対しては同感。

しかし、職員の方々は「議会から言われた」とか「議員に言われてしまった」みたいなこと必要以上にビクビクしている感じがあるのはなぜなんでしょう。「言われないようにしよう」「指摘されないようにしなくては」と感じている空気感が察知されていて、きっとそれは議員だけではなく市民に対しても同様なのかもしれませんが、一定の緊張感というよりも、「必要以上」にその雰囲気を醸し出すというのは、あまりよろしくないですね…。逆に議員、あるいは市民が遠慮して「言えなくなってしまうこともあるのではないか」と思うからです。結構、議員側も気をつかっている場合も多いと思いますね。

「言われたくない」「言われないようにしよう」というバリア…そのことで、プラスよりもマイナスのほうが大きく出てしまうこともあるのではないでしょうか。

今回の障害者福祉サービス事業所の皆さんとの意見交換は、とても前向きだったと思いますし、ある意味、議員のほぼ8割が参加していた災害対策連絡会の場で状況が共有されたことは市民にとっては何のマイナスにもならない。もちろん、それによって行政に取り組むべきこと、仕事が増えること…でも、市民にとってプラスになることであれば、そこにある大変さも克服できるのではないか?とも思うのは私だけでしょうか。

いずれにせよ、「議会や議員には知られたくなかった」という気持ちが、部長の冒頭での「残念に思えた」という発言にもつながったのかもしれませんが、個人的には残念さを覚えたところからの出発だと思いますし、そうした感想を吐露してくださったことにもある意味感謝を感じます。

市役所の仕事は私たちが見ている以上に、捉えている以上に…楽ではありません。売り上げ実績やら営業利益やら…と言ったわかりやすいものさしで評価できるものではないからです。百人いれば百通りの評価があるわけであって、その中で一つひとつの判断を持ちつつ取り組んでいかなければならない仕事なので。そこを受け止めながら、議会や議員も決して欲張りにならず、「今より、ちょっとでも前進できる」を大事にしながら、課題解決に取組めるといいなと思うものです。

障害福祉課のみなさんにはそうした心持ちで、仕事に取り組んでいただきたいと思います。そういう意味では市民からのお困りごとの相談、苦情も含めてかもしれませんが、そこには「ちょっとでも前進できるヒント」があると受け止めていきたいですし、それによって、より暮らしやすさにつながる解決策も見つけることができる…それこそが「やりがい」なのかな。「職員になったことがないのに、あれこれ言わないで」と言われてしまいそうですが、とにかく、潜在意識に埋め込まれている「議会や議員に知られたくない」ところからは脱皮してほしいものです。

議会事務局がなぜ活性化しないのか。

 

天候の関係で、今年は桃がなかなか育たないと聞きました。でも、とても立派な桃をいただきました。うれしい。果物もやっぱり「旬」が大切ですね。リンゴなど一年間、手に入りますが…無理して時期外れのものをいただく必要もないのかなあと思うようになります。季節に逆らわないというのか、自然に逆らわないというのか…暮らし方が問われていることを痛感しています。

「3密を避ける」ということで、オンラインセミナーなどが本当に増えてきました。確かにわざわざ会場まで足を運ぶ必要がないことは便利で、時間の節約になるなと思う一方で、デジタル情報だけでは得られないことがあることもヒシヒシと感じます。きっとそうした臨場感というのか、空気感を表現するために、ドラマなどでは「音」を入れるのだと思います。舞台なども同じですね。やっぱり「生」で見るのと、舞台など録画したものを見るのでは全く違う。感動が違う。一瞬一瞬の役者さんの息つかいやらなにやら、緊迫感をもって発するセリフ一つひとつ、直接足を運ぶから得られることのほうが多い。

「情報を得る」ということはどういうことなのか。改めて考えさせられます。

本題に入る前のプリン談義を少しだけ。3種類のプリン。小川フェニックスの「鳳凰卵」は餌へのこだわりがあるとのことですが、黄身の色が山吹色というか、オレンジ色に近い。なので、プリンの色もとっても黄色が強いです。

生プリン、焼きプリン、それから、最後に贅沢生プリンの順番に味わったのですが、やっぱり‛贅沢’とついているだけあって、贅沢生プリンにはバニラビーンズがふんだんに使われていました。バニラエッセンスによる風味というのは、何となくわざとらしい気がするので、不要だと考えておりますが、ビーンズだと違いますね。やっぱり。

それと同様、やっぱり、使われている材料によって、プリンの味は大きく変わります。この3種類はもちろん一気に食したわけではありませんが、しかし、「違い」については明らか。ついつい原材料表示を見てしまう私ですが、やはり、「牛乳」が使用されているほうが自然の味に近い気がします。たくさんの原材料が使われていないほうがおいしく感じるというのもありますね。‛贅沢’をかみしめながら、おいしくいただきました。甘さは控えめになっているのかもしれませんが、でも、甘すぎではないけれど、甘い。

さて、「議会事務局はなぜ活性化しないのか」という問題意識は…多かれ少なかれ、地方議員であれば感じている人多いと思います。かなり共通認識化できるところ。そんな中で、「キラリと光る議会事務局」と言えば、やっぱり、大津市が一番最初に思い浮かぶのではないのかなあと。そして、そのあと、最近は取手市の議会事務局の評判も耳にします。

若手市議会議員の会のオンライン研修会のお題が「議会事務局」でしたので、興味深く参加しましたが、いずれの参加者(議員)も「議会事務局の調査機能を高めたい!」という意識があり、そのためにどうすればいいのか?という悩みにぶつかっているように思いました。

「局長次第」

これは私の結論。局長が議会事務局にどのような思いれがあるのか。思い入れというよりは、「議会が市民のためにどうあるのか」を真剣に考えるか考えないかで大きく変わります。しかし、議会事務局長と言えども、身分としては「市役所の職員」であって、首長部局からの出向扱いですから、ついつい「首長部局のやりやすさ」を念頭に置いて行動してしまうのですね。それはそれで、理解できないものでもありませんが、しかし、そこは「どういう立場で仕事をするのか?」という本来部分をどこまで突き詰めて議会事務局長として行動するのかによって大きく大きく変わります。「市民にとっての市議会」、あるいは「民主主義のための市議会という装置」…どう機能させていくべきなのか?を考える時、時に、そこは「首長部局のやりやすさ」と対立することもあるのです。ただ、その壁を乗り越えられるかどうかできっと議会事務局の在り方も変わるでしょうね。

と思います。

で、参加した研修会で意見交換したときに、「なるほど」と思ったのは、「議員出身で市長になった人たちって、議会事務局の活性化のことを考えて、人材を送り込んでいる感じあるよね」という話し。要するに「議会の機能が高まることによって、仕事がやりやすくなる」ということを実感としてわかっている首長さんが数名いるよね…という話しです。

あ、そう。それ、わかるかも。もう、今は昔…ということですが、三重県知事だった北川正恭さんがそうでしたね。北川さんが知事時代に三重県議会が大きく改革されて、その機能が飛躍的に高まったことは有名な話。

あ、多摩市議会はどうでしょう。これについては、ここであれこれ述べることは控えるわけですが「活性化しているかどうか」という点からいえば、もっと頑張れるはずだなあ…ということで、期待を込めておきたいと思います。かつて私が「議会基本条例の制定に取組んだ時代」あるいはその後…ということで、歴代の局長さんの顔ぶれを思い浮かべるのですが、「市民のために市議会はもっと頑張ったほうがいい」と直接述べていた局長さんもおられましたね。ああ、懐かしい話…ということでした。

いずれにせよ、議会事務局を活性化するためには、「もっともっと議会機能が高まるように」と望む首長の存在が大きいのかもしれません。多摩市に限らず、全国的に捉えた時の傾向として。そういう意味でも…「議会事務局長」というポジションを重視し、人を送り込まねばならないと意識する首長かどうか、その市の人事の考え方も問われるのでしょう。

「もうすぐ退職が見えている人たちが議会事務局長のポストに来ることが多い」

なんてことも、実は研修会の中で出てくる各地の議員共通の悩みどころかもしれませんねえ…とかとか。「議会事務局」を語るというのも議題としてはなかなか意見交換のし甲斐があるテーマ。この課題については、これからも考え続けていきたいですね。民主主義をどうつくるか、地方自治をどうしていくか…にも直結する重要テーマですから。

 

ぜひ、これに関するご意見!…お寄せいただきたいです。

臨時議会開催。新型コロナウイルス対策の予算可決。

臨時議会がありました。新型コロナウイルス感染症対策の予算が可決されました。基本的には国や東京都の補正予算を受けるかたちで、市が実施する事業がほとんど。ただ、地方創生と‛冠’つきで、国から交付されてくる補助金については、地域がそれぞれの事情などに応じ、その裁量にて使途を決めることができ、多摩市独自施策としては来年1月末までに生まれた子どもへの10万円の給付金、あとは多摩市医師会と協力して実施するPCR検査体制の構築が当てはまるかなというのが印象です。「新たな日常」やら「新たな生活様式」に対応した取組み、例えば災害対策、学校のオンライン学習環境の整備などは他でも当然のように取り組まれているでしょう。

国から…都から…と…交付金やら補助金やらと財源をいただけることはありがたいですし、それをせっせと使って…ともなるのかもしれませんが、市の活動も含めてですが、すべてすべて…もともとは、私たちが納めている税金が原資ですから。そのことは忘れてはならないと思うのです。どこかから湧いてきたり、いただいてきたり、決して、稼ぎ出してきたものではなく、すべて私たちの負担になっているわけです。そして、何よりも「借金まみれ」というのは今に始まったことではありませんが、増税への足音がひたひたと近づいている気がしてなりません。

少し前、東京都が財政調整基金の95%を取り崩して話題になりました。もちろん、こうした緊急事態などに備えた貯えとも言えるので、取り崩すことの必要性はあるでしょう。しかし、その先も見据えた対応が求められます。多摩市の場合はどうなっているか?

多摩市の財政当局の考え方として、財政調整基金はだいたい約30億ほど確保しておきたいというのがあります。今年度当初は約35億。そして、5月の臨時議会、6月議会、今日の臨時議会と必要なところへの取り崩しを実施し、現在は約18.5億ということです。「新型コロナウイルスへの対策に迅速に対応をしなければならない」ということはその通りですが、しかし、ここで使い果たすというわけにはいきませんし、今後のこともきちんと見据えておく必要はありますね。「迅速な対応」という時期はもう通り越しているというのか、新型コロナウイルスへの対応は「終わりなき」状態になっている今、ある程度中長期の視点を持ち、取り組んでいくことが求められるように思います。
その点については、認識は一致しているように思っていますが、いずれにせよ、市を取り巻く状況が激変したことを市民にも伝え、「今まで通りには立ち行かない」ことへの理解を求めていく必要があります。新しい図書館を整備をしたり、老朽化した施設改修を実施するための一時的な建設コストのみならず、将来にわたっての運営管理を進めていくための経常的なコストの行方をどう見込んでいくのか、なおかつ、新型コロナウイルス感染の広がりとその対応により、暮らしそのものに大打撃を受けた市民のみなさんをも支えていくための取組みも進めていかなければならない…半年前にオリンピックやパラリンピックが来ることをウキウキしていた気持ちなど吹っ飛ぶくらいになっているわけですから、そうした状況も含めた「市の役割と責任」を果たすために何を優先すべきなのか、どういう判断で政策判断するのか、事業の取捨選択をせざるを得ないのか…ますます問われていくと思います。

ここで逃げれば逃げるほど、問題がさらに深刻化して、先送りされるだけの話。ここのところ、改めて「集団的無責任」という言葉が言われているように…。

それにしても、国の「ひとり親世帯臨時特別給付金事業」についてですが、この事業の最もため息をつく点と言えば、‛このためだけの’「システム改修」のこと。国から示された対応をそのまま多摩市が引き受けているだけとはいえ、一回こっきりしか使用しないシステムを構築するために253万円という予算。

つまり、これは多摩市だけの話ではありませんから…全国津々浦々で行われるということですか?…人口規模よりけりで、アナログの手作業で対応できるところは別としても、どうなのでしょう。莫大な国費が使われることがわかります。もちろん、必要性があって実施されることとはいえ、ものすごいですよね。「動く」に伴う支出も小さくないと思っています。

今日は多摩市独自策であるPCRセンターのことにかなり時間が割かれ、各会派から質疑が行われました。特に、多摩市独自のPCR検査体制の構築ということですが、端的に言えば、保健所から「濃厚接触者」だと認定されなかった場合であっても、市が必要性を認めた場合には検査を受けることができる体制を作っていきたい、そのためのモデル事業から取り組んでいきたいという内容。個人的には「PCR検査」についての疑問がぬぐえないので、直接的に質疑はしなかったものの、自民党会派が「キャリー・マリス氏」をに言及をしたことは驚き。私もキャリー・マリス氏は「 PCR検査を感染症検査に使ってはいけない 」と警告されていたことを知ってから、今の状況を冷静に受け止めて、どうなっていくのかと見つめている一人なので。ド素人ですから、安易に発言もできず。

市長も「国、東京都をあげて検査をしっかり進めていくこと」が推奨されていると発言されていましたが、今は、その流れにあり、その意味では多摩市は率先してその取組みを進めているということになるのか…。

 

ド素人ですから、今は、ただただ、彼の警告というかもともとPCR法を開発されたノーベル賞を受賞した研究者ですし、専門家の指摘…なんだかかき消されている不思議を感じながら、状況推移を見守っています。

 

そして、東京都は今日は感染者が286人。不安や心配はつきません。とにかく自分自身を元気に維持することが大切。「免疫力を高める!」これに尽きます。

「正しく、恐れる」ための情報はどこにあるのか。

再び、新型コロナウイルスの感染が拡大してきた様相です。「PCR検査体制が整って、検査数を増やせば、それなりに感染者数も増えるので…」という発言を伺った記憶もありますが、それに対して、「とはいえ、陽性率までも上昇していることが問題」と指摘される方がいて、しかし、レインボーブリッジを赤色に点灯させて注意喚起をする「東京アラート」も既に過去の話となった今、私たちは一体、どこからどんな情報を得て、自分なりの予防策も取りつつ、過ごせばいいのかとわからなくなってしまいますね。それにしても、連日のように都内だけでも3桁の感染者数だと聞くたびに、不安が煽られ、「大丈夫かな」と思う一方で、そもそもこれまでからも「きちんとした数字が公表されているのかしら」というようなちょっぴりと不信感まで頭をもたげてしまうような状況です。

「正しく、恐れてください」というようなことも、以前よりは耳にしなくなり、「正しく、恐れる」ために必要な情報がだいたいどこまで示されてきたのか、あるいは今、示され、公開されているのかがわからなくなるくらい混乱してきますね。

少なくとも…私の周りではまだまだみなさん自粛というのか、「なるべく出歩かないように」を心がけておられ、土日など休日も羽を伸ばして…というような雰囲気は感じられないですね。むしろ、予防に予防を重ねて自己防衛することは必要であって、大事なことだと思うのですが、ひきこもりになりすぎて、却って体調を崩されるかたもおられるので、むしろ心配になるくらいです。

今日は午前中に8月5日に発行予定の議会だよりの編集会議がありました。「より多くの人に手に取ってもらい、わかりやすく伝えられる紙面。なおかつ、親しみやすく。」というコンセプトで作成していますが、紙面リニューアルをしてから来年度には3年が経過することを思えば、「今後の紙面づくり」にも役立てていくための市民アンケートなどやってみたいですね。

さて、ベランダの「おかわかめ」は順調に成長しています。植木鉢を大きくしてあげるとみるみる元気アップしております。どんどんツルが巻き上がっているので、あまり大きくしすぎても大変なので調整していくことが大事なのです。朝、カーテンを開けながら、「おかわかめ」に挨拶することが定番なりつつあります。

明日は午前中に臨時議会が行われます。新型コロナウイルス感染症対策…その影響で収入減となり暮らしを維持することが困難になりつつある方、増えていると感じます。ただ、「減収補償」を多摩市単独で実施していくことは財政的にも正直言って、厳しいですし、やりきれないです。そしてまた、いつまで続いていくのかもわからないような今の状況を考えると、一時的な給付金だけでは全く不十分であることも目に見えてきたとも感じています。次年度以降の財政見通しや今後の財政運営、特に将来的にどうなっていくか、あるいはどうしていくべきと思いますが、その点、どのように考えていくのか問われていますね。もちろん、市長が問われるのですが、それと同様、私たち一人ひとり議員に問われ、議会にも問われます。「市民の負託」という意味を最近、考えさせられますね…。

「自己免疫力」「自然治癒力」…新型コロナウイルス対策に必要は二つの力。そのためにはストレスを溜めすぎないことがポイントですね!「マスク着用」と言われるたびに、子どもたちはストレスを溜めていると聞いているので、心配します。自覚はしていなくても「マスク、いやだな」ってチラッとでも思うことがストレスですから。「学校などにおけるマスク」のこと等なども含め、より正確な情報を知り、自分たちに必要な備えをしておきたいですね。

オンラインだけで済ますことはやっぱり難しい。

オンラインでやると会議などが効率的になる…とも言われますが、やはり、すべて「デジタル情報」ということでは、参加している人の発言の温度感のようなものは伝わりにくく、得意ではないというか、あまり好きではないなあと思います。

今日は対面で直接、情報や意見交換をし、それから、オンラインでも情報交換などを行い、それからまた、対面…オンライン…でしたが、オンラインでのやりとりは、一度でも出会ったことのある人かどうかでも、随分と自分自身の「安心感」が違うものだなあと実感します。

オンラインでは、情報量が圧倒的に少なくなるといわれます。その分、効率的になるとも言えますし、場合によっては「知らない人どうし」でわりと安心安全なコミュニティで議論する場合などは、「言いたいことが言いやすくなる」という意見もあるようです。

それにしても…とあることで、今更ながら気がつきましたが…。なんと記憶力が退化しているのか!昔とは異なって、覚えておかなければならない連絡先の番号というのもいくつもあるわけで、もちろん、それは覚えきれないものの、せめて家族の連絡先くらいは…と思っていたものの、それすら頭には入っていない。かろうじて自分の携帯電話の番号はちゃんと記憶の箱に定着しているのに、他の家族の携帯電話の番号はすっかり覚えようともしていなかったことに少々反省しております。文明の利器を手にするということで一方で知らず知らず手放してきた能力もあるのかもしれませんね。

と思ったのですが、「それはただ単に、老化現象」…ともまた指摘されまして、まあ、そういう面もあるかもしれないと認めつつ、便利な世の中になればなるほど、人間が本来持ち合わせていた感性や能力が削がれていくとすれば、とても残念なことで、実はその損失も大きいのではないかと感じる今日この頃です。

 

新型コロナウイルス感染症のこと。とても多くの情報が出回りすぎて、その中で自分自身で見極めて判断していくことがどれほどに難しいことなのかとも思ってしまいます。とにかく免疫力と自然治癒力が鍵になるのではないかと指摘している友人や知人も多く、マスクの着用による健康被害のことを心配する声もあります。私は「消毒液」のことはちょっと心配していて、消毒液を使いすぎることによる身体への影響は無視できないと考えています。使いすぎると手も荒れてきますしね。

それにしても、「GO TO キャンペーン」については一言。「どうして、宿泊学習が中止されてしまうのか」という声が出てくるのも当然ですよね。子どもたち自身が疑問に思っているようですが、当たり前のこと。感染症対策をしていればいい…その感染症対策の有効性がどれほどに実証されているのかもよくわからないのですが、子どもたちが素朴にも疑問を抱く「おかしさ」があることに、大人はどう反応し、答えていくのでしょう。私には今のところ、「なぜ、中止なのか」と尋ねられて、回答するのが難しくあるのです。教育委員会に聞いてみるかな…。きっと「集団行動が多くなり、『密』になるから」というわけで、個室を確保した宿泊が難しいから云々と言われてしまいそうですが。いずれにせよ、「大人の事情」ということになるのか、よくわかりませんが、こうした状況にある子どもたちの育ちがいろんな意味で心配ですね。ますます、政治への信頼が低下するのではないかと危惧するばかり。関わっても仕方がない、関わりたくないという人が増えるのではないかと思えてならないのが残念ですし、情けない…。「政治家になりたい!」なんて志を抱いたり、あこがれて、キラキラしている子どもがいたのはいつの時代のことなのか…。