市議会でも「旧統一教会」に申入れ。

今日は議会運営委員会でした。議員有志でも署名活動の協力をしてきましたが、「統一教会はNO!多摩市民連絡会」のみなさんが提出された「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)大型施設お進出に関して政府への意見書提出を求める陳情」が採択されました。内容としては、「政府に対して、速やかに旧統一教会の運営実態の把握と、その状況に応じた適切な対応がおこなわれるように意見書を出してほしい」というものです。合わせて、すでに、昨日の代表者会議で、「宗教法人世界平和統一家庭連合所有地に関する申入れ」ということで、多摩市議会としても議長名にて、「旧統一教会」に申入れをすることが決まりました。正式に決定するのは、定例会最終日本会議となりますが、多摩市議会としても現況を踏まえ、市民に広がる不安の声を届けていく方向となり、よかったと思います。本当はもう少し早い段階で動けた方がよかったのかもしれませんが。でも、市議会での合意形成ができ、市民の皆さんからもホッとしたとのお声をいただきました。

急に秋らしく涼しい朝になりましたが、日中は残暑の厳しさを感じます。今朝は多摩センターでいつものとおり朝の活動を行いましたが、駅前広場の傷み具合が痛々しく…何とかしたいと思います。パルテノン多摩がリニューアルオープンしたり、中央図書館もオープンし、近隣にお住まいの方からは「ありがたい」との声も聴こえてくる一方で、「建物はいくら立派でも、メンテンナンス計画ができていないのではないか?」とお叱りの声もいただいております。周辺の草刈りなどが行き届いていない様子。

この写真は、ちょうど、駅前広場と駅構内の境のところ。もしかしたら、靴底でも金属部分にひっかかると、穴が開きそうで…というように、不具合が生じている場所が目につきます。駅前に居て、見回すと、レンガが剥がれ落ちている場所も見受けられます。

駅前広場正面の看板は、ちゃんと多摩中央図書館の場所が追加され、更新されているんだなあ…と。それはそれで当たり前のこと…とホッとしました。

しかし、この看板の裏側。これ、そのまま放置していることに何の疑問も抱かないのか…。駅前の階段装飾で次々とハローキティを登場させる前に、こっちを先に何とかすべきですね。日焼けしたキティ?!明日で9月もおしまい。早いなあ。10月からまた家計負担増の食料品などの値上げも気になるところ、そして、10月から京王線の運賃が改定されるのですが、通学用定期が据置というのは本当にありがたい。

「見て見ぬふり」なのかどうか。

今日は代表者会議があり、明日は議会運営委員会が開催される予定ですが、ようやく定例会も閉会を迎える段取りです。今日は最終日に向けて、各会派から提案されている意見書について協議しました。多摩市議会の場合、国や東京都などへの意見書については「全会一致」で提出することになっているため、代表者会議で「出す、出さない」が話し合われます。私のように、交渉会派ではなく代表者会議にオブザーバー参加している議員たちは、「それでよいですね」を確認されるだけの立ち位置であって、「出す、出さない」に対して直接意見を述べることはありませんが…。個人的には交渉会派どうしで「出す、出さない」を決めるためのやりとりを客観的に聞けるのは、ある意味、勉強にもなります。政治的なスタンスというのか、考え方の違いなどが本当によくわかる場だなと思います。

昨日は休会でしたので、久しぶりにランチハーモニーのお弁当作りに参戦。こうした活動を通じて、「市民活動の担い手問題」を考える機会にもなっているのですが、「何でもかんでもボランティアに頼み」では継続できないことの方が多いことを感じます。

そんなわけで、定例会も終わりに近づき、少しずつ時間にも余裕が出てきたので、「ちょっと、話しを聴いてもらえませんか」と対応しているのですが、なかなか一足飛びに解決できる話題ばかりではなく、相談者と一緒に頭を抱えることもありますが、胸の内を吐き出して、話しができたというだけでもツッカエが取れて、少しはスッキリしたと言ってもらえるのが救いかもしれません。

それにしても、「それ、わかってるのか、わかっていないのか?」「気が付いているのか、気が付いていないのか?」…ということで、地域というか現場というか、市民の抱える課題を把握していないだけなのか、それとも、課題認識はしていても何らかの理由があって未対応で放置されているのか。前者、後者とも、課題解決の方向に動かず、向かっていかない点では同じなのですが、しかし、「知っていて、動かない」ということほど罪深いことはないなと思うことがいくつかあり。私は「見て見ぬふり」がどちらかというと不得意。でも、要領よく生きていくためには「見て見ぬふり」ができないとダメなのかなあ…なんて考えさせられる夜なのでした。

第六次多摩市総合計画基本構想、確定に。

秋を感じるようになってきたとはいえ、日中の蒸し暑さには閉口します。でも、9月1日に定例会が始まった時のことを思い出すと、確実に季節が変わっていることを実感はします。

今日は「第六次多摩市総合計画基本構想特別委員会」でした。今日と明日の二日間の予定でしたが、質疑が全く盛り上がらず、今日だけで終わってしまいました。多摩市のまちづくりの将来像、まちづくりの基本理念や政策の方向性などを示すのが基本構想で、ある意味、将来に向けたビジョンとも言えます。議会ともビジョンを共有しておく必要がある…というわけで、多摩市では「議決事項」になっています。議決するわけですから、議会も「議決した内容」については一定程度拘束されますし、それに対する責任を持ち、今後につなげていかなければなりません。

この間、総合計画審議会で議論が行われ、市民の声を拾うためにワークショップなども開催してきた経過がありますし、私も過去の会議開催の経過や議事録にもざっと目を通しました。特筆すべき問題点があるわけでもなく、手続きとしては「参加」「参画」が行われていることを思うと、市長が提出した議案内容どおりを否定する必要はないなと思っていて、むしろ、今日の特別委員会でも、基本構想として掲げられているすべてのことを達成できたなら、素晴らしい街ができる…との趣旨の発言のとおりだと思います。

個人的には最も気になった点と言えば、阿部市長がこだわってきた「市民主権」という表現が言葉として基本構想のどこにも使われていないことくらいですね。市民がまちづくりの主人公であるという表現はあっても「市民主権」という言葉にはなっていない。その点を質疑しましたが、「その精神が変わっているわけではない」ということで、気持ちは宿っているようですが、しかし、「言葉」はとても重要で、基本構想で用いられている言葉は何かの場面で、やっぱり私たちを拘束していくのだと感じます。例えば、市長の施政方針でも「市民主権」という言葉が使われるとか。ですので、「気持ちは変わらない」だけだと弱っちい印象があり、それこそ、自治基本条例がその精神としてめざしている「自治」「市民自治」の実現を考えてみると、少し後退したように感じてしまって残念。

あとは基本構想は10年一区切りになっているので、その間には当然に市長が交代したり、議員の顔ぶれが変わったりもして、政治状況も変化していくとも思います。その中で、10年間、ブレずにしっかりとこの構想を貫けることが求められますが、もちろん、構想を変更するとなれば、改めて、市民参加など、丁寧な工程を経たうえで議決しなければ変更できないことも確認できたので、そこは一安心。

「市民主権」という言葉はなくとも、その精神をしっかり土台に据えた基本構想であることは踏まえておきたいものです。ということで、「つながり 支え 認め合い いきいきと かがやけるまち 多摩」・・・これが将来都市像になります。

第五次総合計画基本構想では「みんなが笑顔 いのちにぎわうまち 多摩」でして、「みんなが笑顔」という表現に私は馴染めなかったのですが、「笑顔を強制される気がする」とも言われて以来、「なるほど」と。その点ではよかったかな。明日は休会になりました。ホッとします。最近、気になっているというか、思うことなんですが、私が新人議員の頃は「新人ほど、質疑しなさい!」みたいな議会文化だったのですが、新人議員の方‥‥ほとんど質疑などされずです。決算審査などでも全く発言せずで、様子を見られているというのか、勉強中ということなのかもしれません。そういう意味で、なんか、変わったなあと思いました。新人であればあるほど、市民感覚があり、「だから、言える」ということも少なくないのになあ。もったいない気がしています。そんなに畏まらなくとも、何らかの想いがあって、議員になったはず。思いっきり、その観点で行政活動などに対する質疑をしてもらいたいですね。もちろん、社会人として、大人のマナーは遵守して…ってところで。

昨年度の決算は認定に。

決算審査が終わりました。一般会計については、自民党会派が挙手をせずに「賛成多数で認定すべき」となりました。認定しないための理由を訴えるために総括質疑が行われていましたが、「いろいろと阿部市長に協力をしているのに、見合った対応がなされていない。」と…端的にまとめるとそういうことなのかな?と思いました。その指摘が、昨年度決算にまつわるものだったのかどうかは疑問に思いましたが、常に「全会一致で当たり前」のようになり、やや緊張感に欠ける空気感をピリリとさせるかもしれません。ちなみに、特別会計については、「全員一致」にて「認定すべき」となっています。

週末の永山フェスティバルを覗いてきました。晴天に恵まれて、多くの人が来場されていましたし、それはそれでよかったと思いますが、このイベントが「公民館主催」になっていることに疑問の気持ちはやっぱり払拭できないですね。経済観光課とかでやってもらいたい内容です。「公民館」が社会教育の拠点として果たすべき役割とは‥‥の原点を大切にしたいと思うからかもしれませんが。

先日、発見したので「きなこわらびもち」を買ってみました。「あいすまんじゅう」の激甘で歯に沁みそうに甘いあんこがとても好きで、一時期毎日食べていたこともあります。当時「99円」で買うことができて、毎日、飽きずに食べれるくらい大好きだったのです。そのシリーズですが、あんこの量が程よく、甘さも控えめ。税抜き「160円」になっていたことと、大きさが一回り小さくなっていたことに驚きましたが、それはそれで食べ過ぎ防止ができそうでホッとします。高カロリーを気にしていましたが、「あいすまんじゅう」も手に入れなくっちゃ。暑さ寒さも彼岸まで…とも言いますが、少し肌寒さを感じるようになり、アイスクリームを食べる気分が増します。

明日明後日、議長を除く全議員で構成された「第六次多摩市総合計画基本構想特別委員会」が行われます。発言時間持ち時間10分だなあ…。今日も決算審査で総括質疑がを10分くらいでやったので、そのくらいの時間か…。大会派順に質疑が行われるはずなので、それを聞いてから考えるかな。決算審査が終わったので、議会本会議最終日に向けて、討論原稿の作成を進めます。

決算審査4日目。

今日から永山フェスティバルですね。昨日はとにかく雨がよく降り、今朝もまだ少し雨が残っていたので心配していましたが、家人によりますと…盛り上がっていたよ!ということでした。私も明日、足を運ぶ予定にしています。

昨日は決算審査4日目でした。教育費の質疑も大した時間もかからずに終わりました。私は総括質疑に時間を残しておきたいので、各事業のところでは質疑せずで、一つだけ気がかりだった「テニスコート人工芝のマイクロプラスチック問題」は、しらた議員が質疑をしてくださったのでよかった。昨年度の予算審議の時、当時のフェアな市政と生活者ネットワークで修正案を提出した事項でしたので、その後の経過について質疑をしておく必要があるなと思っていたので。市のホームページでも公開されていますが、企業との実証実験を実施中。あとしばらく実験は続けていくようです。マイクロプラスチック対策…今のところ、打つ手は無しのような気がしてなりませんが、行政としてどう取り組んでいくか、その姿勢は重要ですね。やはり、率先してやっていくことが求められると考えます。

さて、公明党の総括質疑で、池田けい子議員が「レンガ坂の改修工事」のことを通じて、「市民の声をどう聴いていくのか」について質しておられました。当初の工事計画も市民からの声が反映されていたにもかかわらず、いざ着工・・・の目前で開催された市民説明会でもさらに市民からの要望や意見が出され、内容変更をしたという件。それに伴い、工期も延長し、工事内容も変更し、わざわざ補正予算を組まなければならなくなったという・・・まだ記憶に新しいところ。

その結果、どうなったのか?

と言えば、今は改修工事も終わって、無事に使用しているものの「却って、危険度が上がったのではないか」…「安全な歩行空間を確保する、道路空間にしていくための工事だったはずが、そうではなくなっている」という指摘。市民の意見もわざわざ聴いて、人気投票のようなこともやって路面の色や模様も決めたのですが、その色と街頭ポールの色が同系色であって、目立たないんだとか。視認性が悪くなったという声があると。また、市民から要望され、街路樹に植わっていたユリノキも残すことになったのですが、もともと弱っていたユリノキですから、残すためには補強が必要…その補強のされ方もワイヤーで吊るされている感じもあって何とも言えないというのはその通りですね。個人的には「レンガ坂」という名前にこだわり、当初計画にはなかった「路面のペイント」が意外と評判悪いのも気になっていますが。

「市民の声の聴き方があるのでは?」という指摘はご尤もで、そもそも、議会にも賛成を得て予算を確保し、進めていた計画の変更ですから、よほどのことがない限りは執行を一時停止するとか、中止するということはあり得ず。市長からは「以前もお詫びしましたが」ということで、再度、答弁がなされたものの、だからと言って、使ってしまった税金は戻ってこないですし、もう一度、工事をし直すということにもなりません。「一体、誰が責任を取るの?」の好事例の人うtになってしまったかも。もちろん、当時、議会でも「工事内容変更」を認めざるを得なかったという点では私も片棒を担いだとも言えるのが辛いところ。それを言い始めると他にも数多・・・指摘したくなることだらけかもしれません。市長に与えられている予算編成権、予算調製権をはじめ、その権限はものすごく大きい。議会が最終的には「議決」してお墨付きを与えることになりますが、「お金を握る」のはやっぱり市長であって、市長の判断があって動くのもは動く、逆に言えば動かないものは全く動かない。そこにある「判断基準」が問われることになり、それは、何というか、政策とかそういうのではなく、感性でありセンスとも言えるものかもしれませんね。

決算審査は週明けの月曜日が最終日です。よい週末を。

決算審査3日目。

 

街の歴史を物語っているのかもしれませんが、この全面錆びだらけの看板は誰がいつ何の目的で設置したものでしょうか。こうしたものにも気を配り、対応できる余裕…欲しいですね。

決算審査3日目が終わりました。最近は、個々個別の事業に対して質疑する人が少なくなったのかしら?‥‥まだ3日目にも関わらず、すでに教育費の質疑に入っています。昔?と比較をすると…というのも変ですが、教育費の質疑に入るのは5日目という時もありました。「職員の残業時間を減らす」ということが意識されたり、新型コロナ禍でなるべく短時間で効率よく…みたいなスタイルが定着したからかもしれませんが、「どこが違うんだろう」と思うのは、議員の発言持ち時間は過去も今も「30分」で変更しているわけではありません。

今日は最後の方で伊地智さんが「小中学校の配膳室」のことに触れ、給食センターから各小中学校に配送される給食を配膳する皆さんが働いている現場にエアコンが設置されていないことを指摘し、改善を求めておられました。猛暑が言われるようになり、ようやく小中学校にもエアコンが設置されるようになりましたが、でも全部の教室というわけにはいかず、「日常的に使用する部屋」が優先で、使用頻度の低い教室などにはエアコン設置がされていないのが現状です。。もちろん、配膳室にもエアコンはありません。現在は、扇風機で凌いでいるということですが、配膳室は衛生面のこともあり、扉などを開放することもできず密室状態になっており、とても過酷であると。私も今さらながら…ですが、「ホントだ!」とハッとしました。

既にその状態について、教育委員会も把握はしているようでしたが、予算的には余裕がなく、後回しというのか、対応ができていない状況だったようです。伊地智さんが働いている方々の「いのちに関わる問題」と指摘されており、配膳員の労働時間そのものが長くはないとしても、改善が必要だと訴えておられましたが、その通りと思った次第。学校給食センターから運ばれる給食やら食器やらの積み下ろしなどなど…肉体労働とも言え、エアコンの無い密室で仕事をせざるを得ないともなると…その状態が目に浮かぶようです。ちなみに、冬もストーブ1つしかないなかで仕事をされていて、それはそれは寒いんだそう。想像に難くないです。

と言っても、先立つ予算をどう確保するかが問題で、「エアコン設置すべき」と主張する側にとっても、「どこかを削らなければ」とつねに背中合わせ。ここもまた、「お金の使い方」という点では、考えておかなければならないところとも言えます。

 

それにしても、気候変動で、これまで経験したことのない酷暑が続いたりして‥‥そしてエアコンを入れずにはいられないような状況や状態…脱炭素でCO2 削減を考えるにせよ、省エネ節電には限界があります。「これからは学校の断熱化が求められる」という声もありましたが、私も同感。竹内昌義先生をお招きして、児童生徒が参加するワークショップでもやってみたいですね。

 

さて、公園管理について話題に上っていましたが、「雑草の繁茂」については、この時期は特に市民の方が気にされることですね。私も改めて、この夏は雑草の強さを身に沁みて感じましたが、やっぱり凄い生命力だなあとある意味関心。生育状況が良好すぎて、草刈りが追い付いていない市内の状況をあちこちで目の当たりにしています。

 

「多摩市って、みどりが多いとか言ってるけど、歩いたらジャングルだよね!」

 

と大笑いされたことを思い出します。決してその状態を放置したいわけではありません。本当は適切な管理をしたい。歩行空間に影響を及ぼすような場合には、苦情を伝えると早めの対応をしてくれるのですが、それにしても優先順位があるのは仕方がないこと。後回しにするわけでなくとも、限られた税金のなかで順番に対応されていくわけで、市民の方からの苦情があっても即対応ができないことも多いです。

 

しかし…こまったことに、そうして放置されていく雑草たちはますます勢いを増して、その生命力を発揮するという悪循環。私は雑草は花粉アレルギーの要因をつくりだしていると思っていますし、やぶ蚊、ダニ、ゴキブリなど虫発生、今日は蛇が住んでいた…という話しもありましたが、大げさに言えば、私たちの暮らしや健康に被害をもたらす存在になっていることを意識してほしいと感じています。

 

  

ということで、日常的な公園のお手入れというか、メンテナンス作業もしやすくすることが求められるのですが、私はそのチャンスの一つに「公園の大規模改修」があると思っています。改修を機に、育ち過ぎた樹木を伐採するとか、低木が低木ではない状態になっていることも多いので、いい感じの大きさにまで小さくするとか…あとは樹木などが密集しすぎているところもあるので、思いっきり伐採するとか、間引きするとか‥‥そうした対応をもっと意識して進めてほしいと考えています。ちょうど、近所の諏訪北公園も大規模改修が行われているのですが、「枯れたままの松がそのまま放置されてしまいそう」で、近所の方からも「あれはどうなるの?」とも心配の声があがっていました。そして、私の散歩コースでもあり、法面などの低木などがまるで放置されていて、何の手入れがなされないままになっているために、街路樹と一体化しそうになっている場所もあり‥‥「まさか、大規模改修工事が終わってもこのまま?」という懸念が。

あえて、そのことに触れて、質疑しておきましたが、「大規模改修中なので、日常の維持管理をストップしておりまして…」ということでした。なので、雑草そのまま、樹木、植栽などの剪定もされずで今夏は伸び放題だったということのようです。そしてまた、枯れ木の松も…工事を始めた時には枯れていなかったので、そのままだったと‥‥(公園のパトロールをすれば、目に入ると思うのだけれど…)。

とにかく、大規模改修工事が終わって、せっかく公園がリニューアルされて、心地よくなったにもかかわらず、「あれ?」になりませんように。そしてまた、これから次々と公園の大規模改修が行われるときにも、将来にわたっても日常管理の負担が軽減されるように対応してもらえるといいなと考えています。ちょうど、公園管理のことについては、これまでの「公園町寿命化計画」をつないだ次のバージョン「パークマネジメント計画」の策定が進んでいるのですが、その中でも今後の方向性が示されることになっていて、老朽化したトイレ改修をどうしていくか、老木になっている木々をどうするか、植栽をどうするかについても一定の指針が打ち出されるようなので期待しています。

 

いずれにせよ、「税金」をどうつかっていくのかが問題。私は「魅力あるまち」というのは、もちろん、イベントがにぎやかに行われることも大事ですし、お楽しみの催しがあることも時には必要だと思っていますが、それ以上に、ここで暮らす市民の日々を大切にできること、ていねいな暮らしを紡いでいけるような佇まいに価値をおけるようなまちづくりが大切ではないかと考えています。

 

多摩市の魅力は「みどり」であることは間違いなし。だからこそ、「みどり」の維持管理にはこだわり、景観も含めて、「いいなあ、このまち」と思われるようにしていきたいものです。

 

決算審査2日目。

今年は「ナス」が豊作なのでしょうか?新鮮なナスをお裾分けいただきました。うれしい。焼きナスとか美味しいのですが、実はナス科の野菜は身体を冷やすので、自分では積極的に買わない野菜です。今年は「畑で収穫した!」といただく機会に恵まれて、いつになく食卓にナスが並んでいます。ありがたい。ところで「ナス」というのは、環境が良すぎるところで育てると身をつけなくなってしまうとか…これが、「ボケナス」の語源らしいですね。つまり、「何不自由なく環境の良すぎるところで育つと自分では何もできないお坊ちゃんお嬢ちゃんになる。」ということだそう。

さて、決算審査が続いていますが、今日は「民生費」の審査に入り、福祉関係の事業に対する質疑までが終わりました。他の議員の皆さんからの質疑を聞いているとそれぞれのユニークな着眼点を感じることができます。ちなみに、私は日ごろから気になっている「総合福祉センター送迎バス」のことに触れておきました。「あのバス、何のために走っているの?」と指摘されて以来、ずっと気にしてきたのです。たまたまかもしれませんが、私が送迎バスに遭遇するときには人が乗っていない‥‥という感じ。見直す必要性があるなとずっと考えていたので。

改めて、決算事業報告書を見ると、年間4,200万円をかけていて、乗車している延べ人数が2万2千人。さらに、細かく実態把握するためのデータを提出してもらったところ、バス1便当たりの平均乗客数で多くても10.2人、少ない便の場合には1.4人というのもあり。つまり、私が遭遇して「人が乗っていない」というのはたまたまとも言えない状態ですね。悲しいかな、いつも「空気を運びまくっているバス」になってしまうわけです。脱炭素でCO2削減の観点からも問題ではないか?とも思ったりしますが、とにかく、いつみても「乗降客が0」にほぼ近い状態が改善されるようにしていくべきですね。

 

「見直すべき」と指摘して、すぐにどうこうできるものでもなく、ちょうど今のバス会社(京王バス)とは5年契約になっていて、契約満了になるのが来年度末(令和7年3月31日)。今すぐにでも何とかしてもらいたいですが、そこは余裕をもって少なくとも次回の契約をどうするか検討するときには改善されるべきと考えています。

 

ちなみに、使用しているバスは車両の「耐用年数が12年」。事前にヒアリングをした際には「その期間内は使用することが前提になっている」ようなことを聞いていたので、そうなると、令和2年からの契約ということは、まだまだ残り何年ある?…7年間あるの…ということで、「ガーン!」と思っていたのです。でも、質疑でやりとりした限りでは「耐用年数12年間」にこだわる必要はないようでしたので、個人的にはもう総合福祉センター送迎バスをやめて、その分の予算(年間4,200万円のうち市で負担しているのは2分の1ですが)をミニバスとかに回して、もっとミニバスそのものも使い勝手良くしていくとか、別の方策を考えてもらいたい。その方が、市民にとっても意義ある税の使い方になるのではないかなあと。

すでに、総合福祉センター送迎バスの見直しやら改善は、私のみならず、過去からも指摘されていること。その都度、何とか見直せないかと検討がされてきたことな事実です。「できる改善」には取り組んできたけれど、それでも、今のカタチにしかなっていないことが問題であって、課題。ここで、市民にも理解され、納得できる税金の使い方に変えていくという視点で、誰かが着手しなければ、ずっとこのままになってしまう可能性が大きい。なので、「廃止」も視野に入れて検討したらどうかなあと思ってます。車両も路線バスと同じく大型で、小回りもきかないし。

ちなみに、今の契約では年間4200万円ベースで5年間になっています。ちょっと調べてわかったのは、その前の期間は年間3000万円ベースになっていたこと。要するに支出そのものも年間1000万円程度増えていて、それでいて、コロナ禍もあったのかもしれませんが、利用延べ人数は減っています。それも気になる点。過去の経過を鑑みても、バス事業者との交渉も大変そうかな…なんて、慮ったりもしますが、でも、「市民にとって最善」を考えていけば、自ずと答えが出るのでは?。市内中で見かけることのできるバスですから、その実態は市民にも十分可視化されていますし、実際に利用している方も「何とかしてほしい」とか疑問をお持ちの方もいらっしゃいます。「利用されている」と自信をもっては言い難い状況は改善されるべきですね。

というか、市長はどう思っているのかしら?市長は現行で「〇」と思っているのかしら?市長に問題意識があり、市長からの指示があれば、見直し改善ももっとスピード感もって取り組めそうですね。私としては、「総合福祉センター送迎バス」の今の実態は改善される必要があるので、これからも諦めず?しつこくフォローし続けるつもりです。

それから、総合福祉センターについてはちょうど令和8年、9年が今のところ、大規模改修工事の時期になっているのですが…今のところ最新版の施設白書によれば、「43億円」というのが改修費用の見込み。これ、どうするの?というのも課題。ついでにアクアブルーは令和12年、13年に大規模改修工事ということで現段階での改修費用の試算「47億円」…こうした費用も本当にどうしていくのか、市民と今から考えても遅くない課題だと捉えています。個人的には、総合福祉センターもアクアブルーも、今ある施設をそっくりそのまま改修することは考えにくいし、考えられないと思っています。将来にわたっての施設の必要市含めて、どう判断するのか?が問われていると思います。それを考えるための場づくりも「市民参加」でやっていくならば、やはり時間をかけざるを得ないでしょうし、考えを深め議論していくために必要な資料のつくり込みも大事ですね。やるべきことが多くて、難題ばかり…とも言えますが、難題であればあるほどに、どう解決するのか、頭を使うことにもなるので、面白いと言えば面白いかもしれませんね。むしろ、面白がってやっていかないと、やっていけないかもしれない。それにこそ「やりがい」を見出したいものです。

決算審査が始まりました。

3連休を終えて、今日から決算審査が始まりました。アンスリウムを見つけて、買うか買わないかを迷って、とりあえず保留。すこしだけピンク色なので、お部屋においてあげると華やかになるかなあと。

決算審査は「予算決算特別委員会」で行われます。委員長は遠藤ちひろ議員、副委員長は池田けい子議員です。議長は特別委員会には入りませんが、監査委員は予算審議には加わり、決算審査には加わらないのがルールです。ですので、監査委員も出席はしていて、でも質疑はしません。

昨年度の決算は「思ったよりも良好だった」ということで、市税収入についても「思ったほどの落ち込みではなかった」と。多摩市の財政課はどちらかといえば、見通しをシビアに立てる傾向があるので、「思ったほどではなかった」という振り返ってみての感想はいつも聞かされることかなと思っています。財布の紐をユルユルにせず、キュキュッと絞める…これは当然のことであって、あとから「お金が足りませんでした」にならないほうがいいに決まっています。私はある程度、将来への備えをしておいた方がいいと考えていますが、どちらかと言えば「その年の収入は、基本、その年にしっかり使い切る」という視点に立ち、「将来の備えをしすぎている」としてきする立場のかたもいます。要はそのバランスが大事になっていきますが、基本「将来に備えておく」という発想に立つことは重要であって、「今だけ自分だけ」で財政全体を回していくべきではないと私は思っています。

「人の管理」「土地の管理」

これこそが、市政運営の根幹であって、役所の中では地味めかもしれませんが、多摩市役所だと市民経済部がやっている業務こそが重視されるべきですね。人がいて、土地があって、そのうえで課税し、納税され…。市役所の中だと華やかさに欠ける部署かもしれませんが、この部署の存在無くして、役所はまず成り立ちませんから。

今日、市民経済部長が「税金の徴収率が1.8%ほど上がっただけで、約5~6億円くらい収入増につながる、0.1%上がっただけでも3千万くらいの収入増になる…」という答弁をされていたのですが、こうした答弁ができる部長は信頼できるなあと…。なぜなら、その裏を勝手に読んでいるだけかもしれませんが、「だから、滞納者を出さないようにしていく必要があるし、そのための対策や対応をしていく」と発言している気がしたからです。それって当たり前のことですが、簡単なことではないですね。

ほとんど大半は納税者の義務を果たしてくれている人ばかりとは言え、「必ずしも当たり前のように税金を払ってくれる市民ばかりではない(どうしても払うことができない市民もいらっしゃるということも含めて)。」というのは現実。「税金を納めていただく」というよりも「税金を取る」仕事をしているわけなので、それはとってもハード。表には見えてこない職員さんたちの働きが存在するのです。まさに裏方で。間違いなく賦課をしていく、そして漏れないように徴収をしていく…ある意味、しつこく義務を果たしてもらうために依頼をし続ける…とかとか。市民の立場から言えば「税金を払うことに納得できるようにしてもらいたい」というプレッシャーに最前線で向き合っているとも言えるので。特に、「滞納されている税金も納めてもらえるように依頼する」というのは、ある意味、滞納者の状況様々とも思いますが、辛い仕事とも言えます。

今日は市民経済部長の答弁がとても印象に残ったのですが、それとともに、やはり業務に向き合っている日頃の姿勢が行政の答弁にも正直に表れる感じがしました。答弁に立つ職員さんたちの顔ぶれはいつの時代も入れ替わりますし、変わっていくわけですが、特に今回の決算委員会では「仕事のことをきちんと理解している、理解していない」がダイレクトに反映されるというか、そのまま「ことば」にして表れ、今の市役所組織全体の状態が透けて見える感じがしたのも印象的でした。今日から始まった決算審査、来週25日月曜日まで。持ち時間30分、何を質疑するかなあ…と考え中です。

そう、2か月ぶりに青少年問題協議会諏訪地区委員会がありました。毎年開催しているどんど焼きも近隣からの苦情もあり、来年はやり方を少し変更してみて・・ということになっています。時代とともに…なのかもしれませんが、地域で大事にしたい行事などをどう守り存続していくのかも考えていきたいですね。行事等を実施するための人手、担い手も先細りになっていく現実も踏まえて。

署名のお願い。今月末までです。

旧統一教会が多摩市内の土地を取得し、研修機能のある拠点施設を建設に向け、着々と準備が進んでいます。昨年来、メディアなどを通じて報道し、私たちも見聞きをする多くの情報があり、市民の方々からも不安の声が上がっています。今年に入ったころ、しらた議員が「どうやら土地が取得されているみたいだ」という話しを聴いたのが始まりです。そのころ、他の会派の議員に尋ねても「知らない」と言われ続けてきたところで、4月の改選前の議会で初めて、公式に話題となった件です。

不動産の売買そのものは合法的に行われていますし、既に始められている解体工事についても違反行為があるわけではなく、どのように対応すべきなのか、市長も慎重に対応されていて、なかなか苦しい立場に置かれているなと感じています。私もこの問題については、近隣にお住いの方々からも「どうなるのか?」という心配の声も伺っていますが、だからといって、今の状況をどうにもこうにも動かしきれないと判断してきました。ただ、できることは市民も含め、不安の声を拾い集めていくこと。私の周りではオンライン署名をしてくれた方も少なくありません。

そして、今日は議員有志でも街頭での署名活動を呼びかけよう…ということになり、いぢち議員が調整をしてくださいました。夕刻、一時間だけでしたが、永山駅での街頭宣伝活動を実施しました。参加したのは橋本副議長、小林憲一さん、池田かつらさん、折戸小夜子さん、しらた満さん、遠藤ちひろさん、それから、いぢち恭子さん、私。もう少し、時間を延長して粘ればよかったかな…とも思いましたが、そこはまた考えます。今のところ、議員有志での活動は明後日土曜日も実施予定です。オンラインでも署名ができますが、ぜひ、紙に直接署名します!…という方がいらしゃれば、多摩センターのココリアあたりで宣伝活動もしつつ行いますので、いらしてくださるとうれしいです。13時から14時を予定しています。個人情報の取り扱いはもちろん厳重ですし、市民の方もお住まいの地番まで詳しく書くことも不要「東京都多摩市関戸6丁目」みたいな感じで大丈夫。。市外の方の場合はお住まいの地域「東京都多摩市」というレベルで大丈夫です。

また、この署名活動は市民の連絡会のみなさまが展開している署名に協力する形で実施しています。今日も連絡会のメンバーの方々も来てくださいました。もちろん、引き続きでオンラインでも署名可能です。目標5万筆越えまであともう一歩(8月末で49,854筆)。そしてまた、多摩市民の皆さんからの署名を一筆でも多く集めたいと考えています。

「『旧統一教会』施設建設を止めるために、あらゆる手段を講じてください。」として市長に提出される要請書への署名です。引き続き、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。

予防接種健康被害救済制度のこと。

時々、このモンブランプリンを食べたくなるわけで‥‥でも、保存したり、美味しくするためにいろんなものが添加されていて、手づくりプリンと同じとはいかないですね。徹底的に食の安全を追求しすぎるとしんどくなりますので、ほどほどで食卓を考えていくことが大事で、心にとっても負担が少ないのが良いと思っています。ストレスが病気をつくりだすと思っているので、自分なりのストレス発散方法や解消方法を持つことが吉です。

議員の仕事は「公私」の区別がなかなかしづらいところもあり、線引きが難しいと感じることも多々ありますが、コロナ禍のおかげで、私個人的には「公私」を切り分けることが上手になった感じがあります。

ところで、今日は健康福祉常任委員会がありました。審査案件だった陳情2件は「審査未了」になったようです。私は今日の委員会ではコロナワクチン接種状況の報告があり、その中で、今月6日に市に連絡があり、予防接種健康被害救済制度に基づき、厚生労働省に「進達していた」もののなかで1件について、「ワクチンの接種が死因の可能性になったことを否定できない」と判断されたものがあり、死亡一時金と葬祭料について支払う必要があるということです。補正予算を組む段取りで調整しているようですが、起きてほしくないことが起きてしまったと…とてもショッキングです。委員会では質疑がなく、議員の皆さんがどのように受け止めたのかな…とも思いましたが、「新型コロナワクチンの接種が死因の要因として断定はしないものの否定はできない」とする認定件数は他のワクチンとは比べ物にならないことを今一度確認しておきたいと思います。(東京都の予防接種健康被害救済制度のページでは「予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、」と書いてありますが)

今月20日から始まる接種について、モデルナのワクチンも使用承認が得られたようですが、こちらは「6歳以上」だそう。ファイザーのワクチンは「生後6か月以上」です。「品質データと非臨床データ」より得られた結果によって、使用することが認められた…ということが私が「ワクチン接種」に対し慎重で、どちらかと消極的にしかなれない理由です。

それにしても、「健康被害救済制度」のことが知られていないと思っています。私も、今回のワクチン問題などできちんと認識ができるようになった制度です。ただ、制度を利用するにあたっては、必要な書類準備とかいろいろ大変で、利用したいと思っても入り口で諦めてしまう場合も多いとも聞いています。特に医師からの「診断書」を書いてもらうところがハードルが高いとも伺っていて、泣き寝入りしている方もいらっしゃるのではないかと思うだけで心が痛みます。実際に、そういうお声も聴いています。「ワクチンかもしれない」ということも含めて、その疑義を医師に相談することも心理的に憚られると。「忖度」というのか…。

帰り道に見上げた青空に何だか虚しさを感じたのですが、ま、そこだけに捉われず、進んでいくことが大切だなと思い直した夜でした。明日は生活環境常任委員会、明後日は子ども教育常任委員会で、来週から昨年度の決算審査がはじまります。一人会派持ち時間30分をどう使おうかなあ。