改選後初の定例会に向けて。

契約しているサーバーの不具合があったり、週明けのブログ更新がうまくいかなかったり、ブログの更新が滞りつつあります。実は、自分を取り巻く環境にも諸事情ありということで、改選後から生活が一変まではしなくとも、今までのようにはいかないなあを実感しております。

とはいえ、改選後の定例会が来月に迫り、一般質問の通告書の提出は明日。選挙が終わってから一か月余りで通告書を完成させるので、なかなか大変です。情報収集なども十分しきれていないかも‥‥と思いながらも、今回は連光寺六丁目に新設すべく動き始めている「農業公園」のことについて取り上げることにしました。

通告書はこちらです…「『生きる力を取り戻す』 健幸都市を実現するために農業公園を」というタイトルをつけてみました。多摩市がめざしている環境共生、健幸都市…ますますその方向に地域社会全体を導いていきたいものです。少し晴れ間が出たので、よこやまの道を少しだけ歩いてきました。多摩市の自然はやっぱり宝物だなと思っています。そして、土が私たちに教えてくれるというのか、やっぱり「地に足をつけて」ということはとても大切。そして、やさしく吹いてくる風ややわらかに木漏れ日から差し込む光が私たちを元気づけてくれるのではないかなってしみじみと感ずることが多いのです。

これから新設すべく動いている「農業公園」も多摩市がめざすまちづくりのビジョンに沿って、コンセプトを創り上げてほしいと思っています。通告書本文はこちら(2023年6月議会 一般質問通告書_岩永ひさか)です。明日が提出日なのですが、ちょっと明日から出かける用事があるので今日、提出しました…(と言ってもメールで出すのですが)。

そして、少し間をおいて、私は日曜日に戻ってくるので、議会前の準備はそれからまたスタートダッシュします。ブログの更新もそれから。時折、Facebookページは更新するかもしれませんので、そちらで。娘はすっかり大学生活をエンジョイしておりまして、並んでわざわざドーナツを食べに行ったということ…1つ余ったからとお裾分けしてもらえました。ラッキー。「I’m donut?」という店だそう。どれほどの価値がある美味しさなのかと思いましたが、私はやっぱり普通にパン屋さんで売っている「ツイストドーナツ」が好きですね。費用対効果的にも。

キャリアデザイン@大妻女子大学

一本杉公園を案内する用事があって…昭和時代の名残があったので、撮影。これらはきっと、公園が大規模改修されるときには撤去されてしまうことでしょう。今は「ごみは持ち帰りましょう」が当たり前の時代ですが、かつてはゴミ箱はあって当然で、「ゴミ箱撤去=行政サービスの低下」と捉えられていたこともあります。それにしても「もえるごみ」「もえないごみ」…存在感がありますね。

さて、今日は大妻女子大学のキャリアデザインの授業にお招きをいただき、「ジェンダー・子育て・仕事」について自分が今まで考えてきたことを振り返りながら、お話しをさせていただきました。私は自分自身の「キャリア」などデザインはしたことはなく、どちらかと言えば「なるようになってきている」人生なので、どこまで参考になる問題提起などができたかなあと思いますが、例えば「壁」があったところで、「くよくよしても始まらない」と思うタイプであって、ものすごく思い悩んだりする性格ではないことにも助けられ、今に至る。常に「ここからが出発」と思えばこそ、今日より明日、明日より明後日と進んできただけかもしれません。

いまどきの大学生と言うのは、うちの娘を見ていても思うのですが、ちゃんと授業に出席し、その日に受講した講義内容の感想やら、先生から出された課題などをやりこなすというようなサイクルがあるらしく、「とりあえず出席だけしていればなんとかなる」みたいだった私たちの大学時代とはすっかり様変わり。ある意味、真面目過ぎるくらい真面目なのですが、授業料を払っている親の立場からすると「ありがたい」になるのかもしれませんが、何だか、私にはそうは思えないような空気感もありまして。

いずれにせよ、つたない話しを熱心にお聞きいただき、感謝です。「選挙に行くことはなぜ大切なのか」という視点も織り交ぜながら、シルバー民主主義にも触れてみたのですが、どんなに投票率が低くても、正当な手続き=選挙で選ばれた限りにおいて、議員は市民の代表として意思決定に関わり、その決定が私たち市民全体の決定にもなっていく…なので無関係ではいられないということです。市民の代表たちが決めたことについて、「知らなかった」とは言えない。だからこそ、少しでも、政治に…というよりか、自分を取り巻く社会の現況がどうあるのかについて関心を寄せ、少しだけでも気にしてくださるとうれしいなあと願うばかりです。実は、後期にも同じ科目があり、そちらでもお話しをさせていただけるとのこと。ありがたく、貴重なひとときでもあり、学生さんたちとの歳の差が離れれば離れるほどに…伝わる話ができたかなあと気になり、それがほどよい緊張感になってます。

声かけをするということ。

今日は良く晴れて、昨日の寒さと雨が嘘のよう。選挙が終わり、一段落したこともあり、父が来ていますので、一緒に高尾山に登ってきました。それほど早くに出発しなくても、ケーブルカーを使えば、正午前には山頂に行くことができ、午前中で気持ちをリフレッシュして多摩市まで戻ることも可能な高尾山はお手軽に行くことができて、お気に入りの場所の一つ。

しかし、今まで何度も足を運びましたが、富士山がこれだけ美しく遠くに捉えられたのは初めてかもしれない。息をのむほどの姿はやっぱり神々しく、とても感激。休日とは異なり、混雑もそれほどではなかったのが幸いでした。

こうした場所で一生懸命「自撮り」をしている方々の姿を目にすると、ついつい声かけをしてしまうのですが、「いえ、結構です。大丈夫です。」と断られることもあって、「え、そうなの?」と思うのは私だけでしょうか。他人に声をかけるというのは、やっぱり難しいなあと思うものです。

街の中でも、「困っていそうかな」とか思ったところで、ついつい見て見ぬふりをしてしまうことも少なくありませんが、そもそも「声をかける」というよりも「声をかけられる」ことにも慣れていないのかもしれず。困っているような方を見かけたら、「大丈夫ですか?」とか「お手伝いしましょうか?」とお声掛けしてみましょう‥‥それが心のバリアフリーです…と言われて久しいと思っているのですが、スローガンだけが独り歩きしているようなことを実感しています。そもそも、周りに気を配ったりせず、自分自身の目的一目散に暮らしていると「困っている人がいる」ことにも気が付かないのかもしれませんが。

「声かけをする」「声をかけあえる」ような地域社会にするというのは、相当、遠くの目標なのかもしれませんね。

今後、ますます長寿化が進み、高齢者が増えてくると、間違いなく認知症の方も増えてくると思っています。早い段階で認知症の発症に気がつくことで、進行を遅らすことができたり、そのための薬も開発されています。ただ、日々、家族の見守りがなく、お一人暮らしを頑張っておられる高齢者の場合、少しずつ少しずつ認知症が進行していても、周りが気がつけず、見過ごされてしまう場合もあるのではないか…。そんなことを思い考えれば考えるほどに、自分自身の周辺をどう捉え感じていくのか、もっともっと感性を磨く必要があるなあと反省するばかりです。

それにしても、今日は夕方過ぎてもずっとお天気が良くて明るくて。一日を長く感じました。気が遠くなるようなことも、空模様でスッキリと晴れやかになったりするのはありがたいこと。明日からもこの天気続いてほしい…。

議会の運営も仕切り直しでスタート。

にんにくセール中。これを買って、オリーブオイルにつけるかどうかを迷うところ。にんにくマヨネーズが意外とおいしいので、おススメですが、そればかりと食べ過ぎる傾向があるので、遠ざけています。

さて、今日は議会運営委員会がありました。改選後、委員会のメンバーが確定し、実質今日からスタートと言う感じ。で、私は他の一人会派4名の皆さんとともにオブザーバーとして出席しました。「オブザーバーから圧を感じる」という冗談が冗談に聞こえないほどで、確かに…今回一人会派の私を含む5名はどちらかと言えばベテラン領域だったりして、重たいかもです。

今後の課題としてあげられたのは、「第6次総合計画」「庁舎建替え」「日医大移転」の3点。これについては議会に特別委員会を早めに設置し対応していくべきではないか…?という方向になりそうですが、特別委員会を設置するとして、一人会派の扱いはどうなっていくのかしら?…と気がかりです。すべての特別委員会のオブザーバーみたいになることは避けたいですね。随分前の記憶を辿れば、2つの特別委員会が同時並行で動いていたことがありますが、その時には全議員がいずれかの委員会に所属して活動していました。とはいえ、当時、一人会派で活動していた経験のある白田議員に聞いたところ…所属していない委員会も傍聴したりして、一生懸命情報収集していたと…だから、とても忙しかったし、勉強もしていたということです。特別委員会に限らずですが、会派のメンバーと議会活動をシェアせず、何でもかんでも一人でやりこなしていくというのもなかなか大変。ただ、ちゃんと勉強していかおかないと、議会全体のそれぞれの動きについていけなくなりそう。

それにしても、今日の会議。残念ながら、コロナ禍の間に議会事務局の職員さんたちも入れ替わり入れ替わりしているので、コロナ前に実施していた議会での取り組みなどについてはまるで引継ぎができていないというのか、議会事務局の継続性はどこまで担保されているのかなあと疑問に感じる場面がいくつかあったように思います。

例えば、以前、視察の受け入れ対応などについても、議会運営に関わる行政視察の依頼があった場合には議会運営委員会のメンバーが対応したりもしましたが、「対応していた」という記録はあっても、それがどんな風だったのか…とか記憶している事務局職員がほぼいないという…。あるいは、夏休みに市内小学生を議会に案内し「議会体験」の取組みを行っていましたが、これについても議会事務局での経験者は…?…との状況であって、取組みそのものがしっかり共有されて、継承されているとは言い難い感じでした。当時のことを思い起こしますが、たまたま自分が議長だった時で、事務局長や次長をはじめ、職員さんたちがホントに行き届いた準備をしてくれたことが懐かしい。事務局内をとりまとめていく局長と次長の役割が要になっていました。

局長や次長がどのくらい議会運営について考え、そしてまた、勉強をしているのか…に左右されると感じるのは、他市の議会事務局の話しを耳にしても実感することだから。

いずれにせよ、今後の課題として挙がっている3点だけでも、議会活動としてしっかり取り組もうとすると、事務局のそれなりのバックアップが必要となります。今日の議会運営委員会ではあれこれに欲張って取り組んだところで、それぞれが中途半端にしかならない恐れも懸念されるのではないかと意見があり、そこは同感。議会活動が活発になればなるほど、実は議会事務局は仕事が増えて、忙しくなり…それだけ職員さんたちの負担も重たくなるというのは事実なので。とは言え、議会がその持てる権能、そして力を発揮できるように、支えていくのが議会事務局の仕事。議会事務局の職員さんは首長部局からの出向扱いで、議会にだけ顔を向けているわけにいかない…何とも微妙な位置づけであり、首長部局と議会との板挟みになることもあるのかなあと思いますが、しかし、その軸足を議会にどう置くことができるか、また、その置き方そのものに、個々の職員さんの底力に近い実力も見えてくるのかもしれません。

というわけで、また深呼吸をして、改選後の新しい議会運営がスタートしていきます。委員長は共産党の大隈さん。私と大隈さんは実は同年代というか、同級生。何となく自分の方が老けてる感じがして仕方がないのですが。それは子どもの年齢の違いからかな。今日は雨がよく降りましたね。そして、すごく寒かった。明日はまた暑さが戻るよう。あれこれと無理難題も降ってくる今日この頃ですが、とりあえず、落ち着いて前進あるのみ。

新しい図書館。内覧会がありました。

いよいよ7月の開館に向けた準備が着々と進む多摩市立中央図書館。議員向け(と言っても希望者)の内覧会があり、参加してきました。ほぼ全議員が参加していたと思います。レンガ坂を意識し、それをモチーフにもしている建物と思われます。レンガ坂も改修工事にあたってはスッタモンダしたわけですが、何とか無事に…市民のみなさんに選んでいただいた「レンガ調」の道路面になりましたが、私のところには賛否両論聴こえております…。「レンガ坂」ではなく「レンガもどき坂」になってしまったことを嘆く声は決して小さくありません。

さて、図書館も外観がお目見えしはじめ、期待感が寄せられていることを感じていますし、「我が家の書棚になるなあ」とおっしゃる方もいるくらい、実際に、近隣にお住まいの方にはとてもよい読書環境ができることと思います。今後、多摩センターの活性化にもどのくらい寄与し、貢献していける場になるのか…も注目ですが、より多くの方に立ち寄っていただいてこそ!ですね。多摩市の全域から市民が訪れたくなるような場所になるかどうかはこれからの運営にも関わってくるのでしょうね。

ということで、今回はあくまでも建物の見学。建設費は45億円。館内のテーブルその他も…もちろんすべて特注品含めて、新品でピカピカで…「なんか、すごいな」って正直な感想でした(ちなみに、家具など備品類のお金は45億円とは別です)。

館内にある椅子は特注品になっています!…と紹介されたのですが、いわゆる多摩産材を使用している椅子。「とうきょうの木」と書いてあります。特注品と言うことは、それだけ別にお金を必要としたのかしら?…とかそっちの方が気になるわけですが、公園に隣接していることを意識した図書館になっていて、それはそれでよいのか…などと複雑な気持ち。多摩産材を使用しているので、別途、東京都から補助金もいただけているのか?…などと記憶辿りつつ…。もう一回、ちょっと全体予算などチェックしてみないとなあ。

 

こちらテーブルは図書館を建設するために伐採した多摩中央公園の「木」を使用した家具中央公園のみどりの記憶をつなぐプロジェクトのひとつでしたね。

 

新しい図書館は4階建てになっていて、地下と地上に分かれます。市民が使用するのは地上部分1階と2階。静かに読書したい方には1階、2階は従来の図書館とは異なり、ざわつきが許容されるフロアになっています。それに合わせて、館内の色調も2階は明るめ、1階は暗め…その違いを感じられるようになっていました。

 

明るい印象の2階フロア。予め配布されていた資料だと、もう少し、吹き抜け感があるのかなと思っていたのですが、私の勝手なイメージとは少し異なっていて、意外と「狭い」という印象を持ちました。広い空間にある心地よさがあるか…と言われれば、個人的にはそこまででもないかなと。

 

「へなそうるにへや」。多摩市にゆかりのある渡辺茂夫さんの使用していた机などは子どもコーナーの一角に。トイレの壁もへなそうるでした。かわいらしいトイレなので、子どもたちに人気が出そう。きれいに保たれますよに…と思ってます。「子どもの声がうるさい」という苦情とは無縁の2階フロアにしていくことが当面の目標かもしれませんね。くつろげるスペースなども確保されていましたが、何となく印象的には…夏は西日で暑すぎるとはいえ、永山図書館にある子どもスペースの方が私は好きかも…という印象。

中央公園の噴水が見えました。ここは眺めの良い場所だなあと思いましたが、個人的には「個室」でしずかにひっそり見ていたい。

こんな感じで壁の一部がレンガ調だったりしますし、公園とレンガ坂をつなぐ大階段?…

やはりレンガを意識しています。ここはちょっと危険を感じる場所でもあって、特に子どもたちを危険な目にさらさないような対応が必要ということ…職員さんたちも感じているようです。油断すると転げ落ちてしまいそう。図書館カウンターからも見えないところなので、ここでケガする人がいないように、対策は必要になるでしょうね。

見た目的にはわからないのですが、「角」になっている部分には「木」が使用されていて、ぶつかってもケガをしないような工夫はされているようです。とは言え、何かの拍子にぶつかったりすると、ケガしてしまいそう…という印象を個人的には持ちました。子どもとか。

  

1階部分の読書に集中できるフロアには、個人研究室(時間制で予約制)などもあり、ゆっくりと時間を過ごし、活字に親しめる空間を工夫しているとは感じます。でも、何となく暖色系の照明は暗くないでしょうか?…本のタイトルが若干見えづらいのは、私の視力が0.02とかだからかもしれませんが…。

 

勉強できるスペースなどもありますし、お気に入りの場所にしてくださる人が増えるかな?増えてほしいと思う一方で、やっぱり、暖色系の照明は若干暗め?という印象。

照明の明るさについてもその感じ方には個人差もありますし、照度は十分確保されているとのことでしたが、私は手元が明るい方が読書しやすいので、好んで足を運ぼう…にはならないかもなあ。落ち着いた空間であることは確かなのですが。

35万冊まで収納できるバックヤード。当初は20万冊くらいが収まる予定だとか。中央図書館にふさわしく書棚をつくっていき、そのために必要な資料が整えられていくと思いますし、年月とともに積み重なっていくのでしょうね。天井が低くてスペースもギリギリというか狭いので、とっても圧迫感もあり。仕方がないのかもしれませんが、ここで何時間も働くのはちょっと…職員さんたちも大変だろうと察するばかり。

事務室は息苦しくなくてよかった。適度な空間もあるし、窓もあるので安心しました。いずれにせよ、「建物は立派になったね…」ということで、それに伴うコンテンツをしっかり構築していくことこそ、何よりも大切。本を貸出しすることは市民サービスとしてもちろん必要不可欠で重要で、優先すべきことであることは否定しませんが‥‥でも、図書館が「知の拠点」になるために必要で期待され、求められていることはそれだけではないですね。そのことを意識し、どのように図書館行政が今後の活動を重ねていくか、問われること間違いなし。

今はとにかく開館準備が精力的に進められているので、そこに集中して、最善を尽くして、市民の皆さんをお迎えできると良いなあと思いました。市民とともにつくっていく図書館…どこまで実践されていくのかなって見守っていくつもりです。

ところで、全体的にとても気になったのは「死角」の多さですね。防犯カメラがいろんなところについていると聞いたのですが、もう一度、館内をチェックしたいなとも思いました。警備員さんがグルグルまわらないとすれば、職員さんたちが見回り必要かもしれない…という印象もあります。警備員さんがグルグル見回る図書館と言うのも居心地は良くないわけですが。あとは、1階フロアは書棚もとても高すぎて‥‥上の方まで資料が並ぶことはないのかもしれませんが、手が届かない場所にも本が並ぶのかなあ…とか、タイトルを見上げるだけでも首が疲れてしまいそう…とか、子どもが転げ落ちたら危険と思われる大階段のところ以外にも心配な要素はいくつか散見されました。懸念事項として一応、メモメモ。

そして、個人的には…批判非難が浴びせられ、「図書館政策に理解がない」とか「地域を切り捨てようとしている」というような捉え方をされていますが、老朽化している地域図書館の在り方は今後、真剣に考えていかないといけないとも思っています。なぜなら、図書館政策だけにお金をかけていられる時代ではないので。つねに、私たちは俯瞰して捉えていく、大局的にものを考えることが必要。「木を見て森を見ず」だけにはならないように。いつもお金のことしか言わないとか言われそうですし、もちろん、森ばっかり見ていてもだめなのかもしれませんけど…。いずれ働く職員の数も減っていく。人口も減っていく。避けられない現実から目を背けてばかりはいられません。

私は、しみじみと…今日の内覧会に参加をしながら「子どもにつけを回さない!」ということを考えさせられ、このままがずっと続くわけではない…ということだけを妙に確信して、納得してしまったのです。「立派な図書館が完成してうれしいなあ…」なのに、なぜか、吐く息が重たかったのでした。

未来と自分は変えられる。

今日は、堀越けいにんさんのお話し会があり、前半だけ・・・参加してきました。今日のテーマは「憲法」でした。おススメと言われた動画をまた改めて視聴するつもり。

「日本国憲法」のことを不十分にしか学べていないのに、憲法改正‥‥とはならない。その通りだと思います。その内容をもっと私たち自身が学び、そのうえで改正するかどうかの議論が始まるべきではないか…という問題提起はそのとおりですね。私は大学で「憲法」の授業があり、結構、面白い授業で先生が「幸福追求権」のことをしつこくしつこく抗議してくださったことを今でも覚えています。

民主主義の原点にあるのは「一人ひとりの尊厳」。そのことが強調されていたことも記憶の片隅に残っています。

堀越さんが「未来と自分は変えられる。」とおっしゃっていたのがとても印象的でしたが、その通りですね。だから、過去について「事実」を学び、そこから得た教訓を生かしていく必要があるのでしょう。

日本医科大学多摩永山病院が移転先にしたいという土地。旧東永山小学校の跡地と駅前一等地の当該地を多摩市は交換取得。そして、建物改定を進めています。すでに旧東永山小学校跡地はズンズンと更地化が進み、すでに、取得した都市再生機構により「団地再生」に向けた動きが進んでいて、あまりにも用意周到と言うか、スピード感ありすぎです。一方、病院移転のために多摩市は土地を取得したのですが、その件は一体今、どうなっているのか‥‥。一応、現況については市公式ホームページでも説明されていますが。

今後、市役所建替えのことも含め、市議会でもいろんな懸案事項を片付けていく必要がありますが、何となく…改選があったので「マ」を感じています。行政は継続性と言われるとおり、課題はずっと継続していて、変わらないはずなのに、市議会はリセットボタン押されてしまった感覚になっています。

ここのところ、市外に出かける用事が多いのですが、改めて、まちの中を見回すと…本当にどの地域にあっても高齢の方が多くいらっしゃるなあと思います。そしてまた、訪問する先で高齢社会対応になっているなあと実感させられることも多く。スピードが求められる時代なのかもしれませんが、高齢化が進むということは、暮らしの中でスローペースを受け止めないと対応していくことができないことばかりのような気がする今日この頃です。

新しいスタート。臨時議会がありました。

新しい会派控室。5会派が同居?しておりまして、相部屋で使用しています。入り口にもプレートが設置され、5会派の名称が書かれています。もはや遠目だと…なんて書いてあるか捉えられないくらい、文字が小さいのですが。一人会派は初めてなので、自分自身もちょっと緊張していて、新しいスタートを感じています。「議員一人ひとり」という原点を改めて大事にしたいと思っています。

臨時議会では議長、副議長の選出、議席や議会人事の決定が行われ、その後、補正予算の議決まで…。改選後のこのタイミングで補正予算というのがものすごいイレギュラーなのですが、子育て世帯に対する生活給付金5万円に関するもの。スピード感をもって取り組んでいきたいという意気込みなのかなと受け止めていますが、異例です。

さて、議会の人事については人数の多い会派を中心に調整が行われてきました。公明党の三階道雄議員が議長に、共産党の橋本由美子議員が副議長にそれぞれ選出され、就任されました。議長や副議長への立候補者は所信表明をすることが可能です。お二方それぞれから所信表明がありましたが、コロナ禍で市民との距離が遠くなってしまったことへの懸念、それを解消していく努力なども述べられていましたし、共感もできました。公平で公正な議会運営をお任せできる方々と思いましたので、もちろん、私も議長選挙、副議長選挙ではしっかり名前を書きました。また、議会での役職などについては、「会派の人数」も重視される一方で、「人物重視」の視点も外すことができないという見解も伺うことができたので、「信頼できる多摩市議会」をつくるために牽引してくださるはずです。

そうした観点で、各常任委員会もそれぞれの話し合いの中で委員長副委員長が決定したようです。健康福祉常任委員会のみ、「委員長」については選挙で決まったと伺いました。会派の人数が多いから「役職がもらえる」というわけではなく、やはり、経験などを重視して総合的に相応しい人が選ばれることは自然です。

議会運営委員会 大くま真一委員長 池田けい子副委員長 遠藤ちひろ 岸田めぐみ きりき優 小林憲一 渡辺しんじ
総務常任委員会 小林憲一委員長 いぢち恭子副委員長 いいじま文彦 岩永ひさか 上杉ただし 遠藤ちひろ 三階道雄
健康福祉常任委員会 藤原マサノリ委員長 池田けい子副委員長 池田桂 折戸小夜子 きりき優 しのづか元 藤條たかゆき
生活環境常任委員会 渡辺しんじ委員長 岸田めぐみ副委員長 石山ひろあき おにづかこずえ しらた満 橋本由美子
子ども教育常任委員会 本間としえ委員長 岩崎みな子副委員長 あらたに隆見 大くま真一 中島律子 松田だいすけ

その他、一部事務組合、市の審議会などへも議会選出でメンバーが選ばれています。詳細はまた多摩市議会の公式ホームページでもご覧いただけるようになると思いますので、そちらでご確認ください。

臨時議会が終わり、議会だより編集会議も招集されました。一人会派も編集会議のメンバーにならなければならず。5人組な一人会派の中では、ちょっと負担が重いなあという話しも出ていまして、持ち回り制にて、やることにしました。編集会議の議論には継続性があることは重々承知…経験上もわかっているのですが、負担感を考えると持ち回りも悪くないです。とは言え、その負担も含めて、引き受ける覚悟で「一人会派」になったので…、追々、よりよい編集会議の運営と言う観点で協力はしていこうと思っています。

いろんなことあっても前向きに楽しく。

控室の引っ越し作業。

連休中に引き続きで、長崎県まで行ってきました。遠い…。地方都市には多摩市にはない商店街があり、人々の営みがあり、それらを眺めながら、「街の成り立ち」みたいなことを考える良い機会になっています。

駅前には「有害図書DVDVHS回収白ポスト」を見つけましたが、どのくらい活用されているのかも気になりました。港に近いところは再開発で新しい施設ができていて、一方では昔ながらのアーケード街があって、軒を連ねる店舗は全国展開するチェーン店が進出していたりもして、「地元」を継続させていくことの大変さを感じたりもしました。

さて、明日は臨時議会があり、「明日までに会派の控室を移動すること」となっているので、午前中には引っ越し作業をしてきました。3人以上で構成される交渉会派は1部屋を使用できますが、1人、2人しかいいない場合には「その他大勢」の相部屋になります。今回は一人会派が「5つ」もありますので、5人部屋になります。引っ越しの作業はラクチンではありませんが、でも、「一応、保管しておこうか」ということで大事にしてきた書類などをひっくり返すことのできる良い機会とも言えます。

とりあえず、モノだけの移動をさせ、明日からまた、市役所に行くときにぼちぼちお片づけをしようと思っています。しかし…埃でアレルギー…袖まくりをしていたため、両腕がかゆくなり、みみず腫れがあちこちに。困ったものです。…っていうか、移動した先の部屋、何年来の埃が積み重なっているのか?…と思いました。追々掃除もしていかなければ。

「お花はぜいたく品」とも思いますし、暑い季節になってくると、切り花を保たせるのにも気を遣いますし、大変ですが‥‥。「母の日」ですので、お花を。お花屋さんに溢れるカーネーションではありませんが。とてもきれい。

今日は朝から雨がよく降っていて、5月はこんなにも雨が降る時期だったかなあと思ったりしました。銀行の窓口に行く用事があったのですが、今は銀行窓口には事前予約をしていくのが当たり前になっているのですね。たまにしか行かないですし、なるほどなあと。しかし、いろんな手続きも電子化、デジタル化が進んでいて、私でさえも…ついていくのが大変だなと思いますが…年を重ねると、それこそ、もっともっと大変で、店頭でどれだけ丁寧に説明を聞いたとしても「わからない」「理解できない」になる場合も少なくないだろうなと。

案内をしておられる銀行の方々にもご苦労が尽きないのではないか?という光景を目にしたりしました。市役所もDXとかで手続きなどの電子化、デジタル化に移行していく方向になっていますが、「誰のための便利さなんだろう」なんてことをついつい考えざるを得ないです。

明日の臨時議会で、議長、副議長は決定し、私たち議員の議席やら、委員会やらも正式に決定します。市民のためによりよい政治をつくりたい。その気持ちをしっかり持って進みたいと思います。今日は祖父の命日でもありました。

臨時議会に向けて。初の代表者会議。議会人事の準備。

「食がもたらす‛病’」。興味深い「食」にまつわる書籍を手にしておりまして、これから少しずつ勉強します。

さて、代表者会議がありました。新しい会派、新しい顔ぶれ、新たなスタートに向けての準備です。議長、副議長の人事は、もうひとつ議会選出の監査委員とのセットになっていますが、人数の多い会派が担当することになるのかなあと思ったりしています。

今回は一人会派が5会派もあるので、「結構、めんどくさい」と思われていて、実際に、そう囁かれているような雰囲気もあります。議会の会派と言うのは何のためにあるのかな…を考えてみると、首長側にとってはある程度、会派のまとまりができている方が色分けしやすくて良いですね。一人会派が多くなり、会派の数が多くなるとカラフルになります。私は多様性が増すことはいいのではないかなって思っていて、4月末まで「フェアな市政」でまとまっていた3人がそれぞれ分かれて一人会派で再出発していたこともまた良き事。政党に所属していたとしても、やっぱり議員は一人ひとり。

そんなことで、私は久方ぶりに代表者会議に出席しました。すでに、以前の記憶は彼方へ。今日の議事進行一つ一つが進行でした。会派名簿をつくるときの順番についても、同じ人数の会派どうしの場合にはくじ引きでどちらが先になるか後になるか…の順番を決める。くじ引きをひく順番を決めるくじ引きはさすがに省略…でしたが、昔々は「くじ引きを引く順番を決めるくじびき」をしていたようです。

そして、5つある一人会派の並びは…。最初は五十音順でしたので、「青空りっけん」→「志政会」→「多摩の風」→「多摩みらいの会」→「夢まち会議」でしたが、「青空りっけん」→「多摩みらいの会」→「志政会」→「多摩の風」→「夢まち会議」となりました。私は最後尾がいいと思っていましたので、思い通りの位置になってラッキー。くじ運「5」(5番目ということ)でした。

次には議席も仮決め。本会議場の窓側がいいなあと思っていたのですが、会派の人数順(大会派順)で、もちろん、同じ人数の会派どうしはどちらが先に議席の場所を確保するかでくじ引き。共産党さんと公明党さんは同じ5人ずつなので、くじ引きをして、先に共産党さんから場所を確保。もちろん、その他大勢一人会派5名は最後の余ったところから選ぶのですが、くじ引きで席取りをし、その時の私のくじ運は「1」でしたので、余った5つの中から、一番最初に「ここ」と決めることができたのもラッキー。

委員会は生活環境かもしくは総務がいいなと思っていたので、「総務」を選ぶことができてこれもラッキー。今日の占いで「うお座」はどちらかと言うと「運がついていそうだな」って感じでしたので、それが当たったかなあ。

議会での感染症対策も「マスク着用」がうるさく言われなくなったので、心底うれしい。今日から傍聴もありでした。

今日から、「変わった」のか。

新型コロナは今日から感染症法での位置づけを変えました。それに伴って、今日から「感染者数」などの発表もなくなりました。私は何のためらいもなくマスクを外しても良くなって、解放感がありますが‥‥マスクをしている方々は圧倒的多数で、昨日と今日で街の中の風景は変わることなく、「いつもの」という感じでした。今日は電車に乗り、出かけたのですが、ほぼ全員マスクでした。

「顔色を窺う」‥‥とても大事なことであって、ある意味で、「以心伝心」みたいなことも、五感を働かせながら判断していると思っているので、マスク姿が日常になり、定着してしまうと…野生のカンというのか、第六感みたいなものを鈍らせていく気がしていて、まるで退化と感じていました。ですので、マスクを外して、きちんと対面でと言うのは私たちの社会にとっても実はとても大切なことではないかなあ。

と思いながら、怒涛の連休を振り返っておりました。ゆっくりゆったりした気持ちで自分の活動を振り返ったり、これからの活動を再スタートするための切り替えをしたかったのですが、自分の思っていたような過ごし方はできておらず。どっさり宿題だけを背負っております。

市議会も新体制になり、来週の臨時議会に向けて、議長などの役職をどうするのかなど話し合いも行われますが、一人会派でやっていくと決めたことで、何となく気楽です。人数の多い会派を中心に、議会での役職を決めていくことになりますが、わかりやすく言えば‛ポスト取り’というやつです。

「五月病」という言葉を思い出しますが…そんな季節になってきました。無理せず、焦らずに。少しずつ、マスクを外す人が増え、もっと笑顔を感じられる地域になると良いなあ。