今日もお花見日和。市内をまわっていると、満開の桜の写真撮影をしている方やお散歩されている方がとてもたくさん。いい季節だなあ…とその景色を眺めているだけで、このまちが大好きだなと思える時期ですね。
さて、年度末です。予定外にも家族の用事を入れ込むことになり、かなりタイトなスケジュールになってしまった今日ですが、大規模改修工事が予定され、今日で閉鎖されるグリーンライブセンターまで行ってきました。本当は先週末に行きたかったのですが、お天気が悪かったので足を運びきれておらず…でした。
「お荷物施設」として、民間移譲も検討され、でも、なかなかそれも難しく、結果的には現在のように、市民、大学、行政と三者連携での運営が重ねられてきた場所。ここへ来て、関わってくださった恵泉女学園大学が閉鎖されることとなり、今後のグリーンライブセンターの運営がどうなっていくのが気がかりなのですが、私は三者連携の在り方もいつまで存続できるのか、改めて検証すべきという考えを持っていて、公園緑地課には働きかけもしてきた立場でもあり、「よりよい形で存続、継続させていく」という視点から、検討し直せるチャンスにしてほしいと願っています。
この場所、やっぱり素敵で、娘とも何度も足を運んでは心癒さされた場所であり、空間。
行政的には持ち切れない…とも言えるような施設ですが、温室に入れば、多摩センターであることを忘れることができて…気分転換にもなりますし、新緑の季節とも言える5月の「バラ」の季節は本当に見事なバラをたくさんたくさん鑑賞させてくれ、そこは恵泉女学園大学のみなさんのお手入れの賜物でしたし、ちょっと経路の違う「和菓子作り」の講座は娘の大のお気に入りでもありました。なかなか遠方にまで遊びに行ったり、旅行に行くことが許されない状況に、この場所は私たち親子に「非日常の楽しみ」をくれた空間。
ここで何度も写真撮影した思い出もあり‥‥今日で閉鎖されてしまうのか…と思うと、寂しい気持ちでいっぱい。
「この場所が無料なのがもったいない」とも言われることもありつつ、一方で、広さ、面積的には有料にするほどの場所とも言えないかも…というのもあって、ずっと無料開放されてきたのですが、行き届いて「魅せる場所」にしていくためには、それなりに経費が掛かってくることもあり、その意味では、三者連携で「よく、ここまで」という内容で存続してきたとは思っています。ただ、これからの時代は、「だから、これで良い。」にはならないはずで、もっと工夫して、「稼げる場所」に進化させていく必要があると…そして、立地を考えても、とても良いので、この場所にこそ、三者連携ではできなかった「稼ぐ」発想を入れてほしいというのが私の提案してきたことでもあります。
いろいろな協議を重ねた結果、そうはならなかったので、すごく残念なのですが、でも、ここで三者連携を見直すチャンスにもなりそうで、個人的にはもう一度デザインのし直しにチャレンジできないか?…とは思います。「やる気さえあれば!」ですね。「より良い形でこれからも存続し、運営していくためにはどうすればいいのか」…この視点を否定する人はいないはず。「今だけ、自分だけ」そして「金だけ」ではなく、こうした時にこそ、もっとより良く、多摩中央公園の魅力化や多摩センターの活性化に資するように、そして、誰もにもっともっと開かれた場所として活用されていくようにしてほしい。
そんな思いを持ちながら、お庭を一巡り。明日は土曜日からはじまる新年度ですね。今日は、選挙管理委員会へ行って、立候補のための事前審査も済ませてきました。まだ、一部、後ほど書類提出をしなければなりませんが。間違いのないように一つひとつ丁寧に職員さんがチェックをしてくださって、ありがたいです。いよいよ始まるので、気を引き締めながらも、やることは普段と変わらずで取り組んでいきます。