今年も夏に向けて各小中学校ではゴーヤのカーテンに取組むと思うわけですが、多摩センターエリアの学校では地域にある楽農倶楽部のみなさんによる指導が展開されております。昨年は東落合小学校での授業を見学させていただきましたが、今日は南鶴牧小学校へ・・・。4年生への授業でした。南鶴牧小学校での授業は今年で何と7回目とのこと。ホント、手慣れたものというか、子どもたちへの説明などもわかりやすく面白く、「自分たちのゴーヤのカーテン」が今から楽しみになるだろうなあと思った次第。子どもたちが種を植え付けるまで見たかったのですが、会議が予定されていたので途中でフェードアウト・・・残念。
ゴーヤのカーテンが大きく立派に育ちますように・・・・。
ということで、地域の方々との学校の関わり・・・・多摩市内のいずれの小中学校も何らかの形で地域人材の活用が行われているようですが、やはり比較をすれば学校ごとに「差」というか、「違い」がありますね。南鶴牧小学校の場合は芝生校庭の整備についても、週末を中心に地域の方々が全面協力されているようですが、良好な芝生の状態が保持、維持されている=学校と地域との人間関係も良好に継続されている・・・ということにもなりそうです。
学校側にとっては、地域人材に関わってもらうメリットは大きい・・・一方で、そのための準備や受け入れ態勢等調整などが必要なため、「余計な仕事」とか「面倒なこと」との評価もあります。あっ、これは多摩市に限らず。でも、地域人材の存在なくして学校が成り立っていかない・・・となっている地域も増えているでしょうね。特に、芝生校庭の維持などはその典型事例ではないかと思ったりします。
ところで、今日は4月から就任した「政策監」の安里さんと会派で意見交換を行いました。30分ほどでしたけれど、現在、いろいろな方にご意見などを聞いている最中で、ヒアリングを行っているそうです。「政策監」のポストは、阿部市長が掲げる「健幸都市の実現」を加速させていくための人材投入・・・厚労省からお招きした人材になりますが、2年間という期限の中でどこまで成果を出していけるでしょうか。議会もポストの設置には同意してきた経過もあり、ぜひその成果が市民に向けて説明できるようにしていきたいものです。「健康無関心層へのアプローチ」を考えていて、そのための作戦を練っていく・・・とおっしゃっていましたが、そもそも「健康無関心層」が多摩市にはどんな風にどのくらい存在しているのでしょうね・・・・。「無関心層」と言葉で言えても、その実態がなかなか掴めていない気もします。そんな中でどんな工夫が講じられていくのでしょうか?結局のところ、他の地域でもやっているような「健幸ポイント」みたいなことになっていく?(やや懸念・・・)
個人的には「健康格差=所得の格差」とも指摘されていることを踏まえ、社会経済的に不利な立場にある方々に対するアプローチがより重要で必要だと考えています。食生活の改善とか生活習慣そのものの見直しなど・・・効果的な対策、対応が求められている気がします。
「健幸都市の実現をめざす」・・・というのは、何と言うか、現状は「健幸都市ではない」という認識にあるからなのかどうか・・・とか、考え始めると正直、出口が見えなくなります。「みんなが健康長寿で幸せに・・・」・・・ふわっとした目標に全くイメージがわかないとは言いませんが、しかし、具体的な取組みへの展開となると、目標がふわふわしすぎている分、難しい・・・・となっている感が否めない。また機会があれば、政策監の安里さんと意見交換したいですね♪同い年なので。