今年もゴーヤのカーテン♪

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今年も夏に向けて各小中学校ではゴーヤのカーテンに取組むと思うわけですが、多摩センターエリアの学校では地域にある楽農倶楽部のみなさんによる指導が展開されております。昨年は東落合小学校での授業を見学させていただきましたが、今日は南鶴牧小学校へ・・・。4年生への授業でした。南鶴牧小学校での授業は今年で何と7回目とのこと。ホント、手慣れたものというか、子どもたちへの説明などもわかりやすく面白く、「自分たちのゴーヤのカーテン」が今から楽しみになるだろうなあと思った次第。子どもたちが種を植え付けるまで見たかったのですが、会議が予定されていたので途中でフェードアウト・・・残念。

ゴーヤのカーテンが大きく立派に育ちますように・・・・。

 

ということで、地域の方々との学校の関わり・・・・多摩市内のいずれの小中学校も何らかの形で地域人材の活用が行われているようですが、やはり比較をすれば学校ごとに「差」というか、「違い」がありますね。南鶴牧小学校の場合は芝生校庭の整備についても、週末を中心に地域の方々が全面協力されているようですが、良好な芝生の状態が保持、維持されている=学校と地域との人間関係も良好に継続されている・・・ということにもなりそうです。

学校側にとっては、地域人材に関わってもらうメリットは大きい・・・一方で、そのための準備や受け入れ態勢等調整などが必要なため、「余計な仕事」とか「面倒なこと」との評価もあります。あっ、これは多摩市に限らず。でも、地域人材の存在なくして学校が成り立っていかない・・・となっている地域も増えているでしょうね。特に、芝生校庭の維持などはその典型事例ではないかと思ったりします。

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ところで、今日は4月から就任した「政策監」の安里さんと会派で意見交換を行いました。30分ほどでしたけれど、現在、いろいろな方にご意見などを聞いている最中で、ヒアリングを行っているそうです。「政策監」のポストは、阿部市長が掲げる「健幸都市の実現」を加速させていくための人材投入・・・厚労省からお招きした人材になりますが、2年間という期限の中でどこまで成果を出していけるでしょうか。議会もポストの設置には同意してきた経過もあり、ぜひその成果が市民に向けて説明できるようにしていきたいものです。「健康無関心層へのアプローチ」を考えていて、そのための作戦を練っていく・・・とおっしゃっていましたが、そもそも「健康無関心層」が多摩市にはどんな風にどのくらい存在しているのでしょうね・・・・。「無関心層」と言葉で言えても、その実態がなかなか掴めていない気もします。そんな中でどんな工夫が講じられていくのでしょうか?結局のところ、他の地域でもやっているような「健幸ポイント」みたいなことになっていく?(やや懸念・・・)

個人的には「健康格差=所得の格差」とも指摘されていることを踏まえ、社会経済的に不利な立場にある方々に対するアプローチがより重要で必要だと考えています。食生活の改善とか生活習慣そのものの見直しなど・・・効果的な対策、対応が求められている気がします。

「健幸都市の実現をめざす」・・・というのは、何と言うか、現状は「健幸都市ではない」という認識にあるからなのかどうか・・・とか、考え始めると正直、出口が見えなくなります。「みんなが健康長寿で幸せに・・・」・・・ふわっとした目標に全くイメージがわかないとは言いませんが、しかし、具体的な取組みへの展開となると、目標がふわふわしすぎている分、難しい・・・・となっている感が否めない。また機会があれば、政策監の安里さんと意見交換したいですね♪同い年なので。

「できるかたち」で支援する。

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今日は、午前中は打合せなどを行い、その後は小学校のPTA総会。ようやく一年間の役員のお仕事が終了です。ホッとします。総会と言っても、旧役員と新役員さんは何とか集まって、あとは教職員の方々とこじんまり開催。PTA活動なども保護者から理解と協力を得るのもなかなか難しい時代です。

「なぜ、PTAに強制加入させられるのか?」

という趣旨のメールをいただいたことがあり、かなりハードにやり取りをしたことを思い出しますが、誰もがいそいそとしていて、慌ただしい感じで忙しくなっている時代にあり、PTAの在り方、その活動の仕方も工夫が求められるなと感じています。ただ、一度関わり、そして一緒に活動する仲間と信頼関係が構築できることで、活動に対するモチベーションも変わってくるような気もしていて、要するに誰もがみんな敬遠したいことだからこそ「シェアする」という意識で、できる範囲で役割分担するということがとても大切かなと感じています。

総会が無事に終了したので、いつもとは違う道で帰路につき、かしのき保育園の前を通ると・・・「花市」が開催されていました。売り上げについては熊本の地震にも寄附するとありましたので、育てやすいお花をとアドバイスをいただいて、「クレマチス」を購入しました♪

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被災地へのお見舞いの気持ちは誰しもきっと共通ですよね。でも、その先・・・募金でその気持ちを表明する場合もあれば、実際にボランティアに行くという場合もあるでしょうし、その気持ちの表し方は人それぞれであって、そしてまた個々に「できる範囲」で・・・だと感じるのです。私の場合はこうしてお花を購入することで、ちょっとだけ支援できることをありがたく思います。こうした「場」を提供してもらえて、花市を開催してくださるかしのき保育園さんに今日は感謝の気持ちです。

「できることをできる範囲」・・・出し惜しみをしていなくても、できない場合や事情はあるのだと考えています。個々に個別事情をいちいち勘案することは難しいのかもしれませんが、いろいろな場面で「それぞれができる範囲、やれる範囲」ということも認め合えるようになるといいなあと思う今日この頃。

4月も最終週になりましたね。いい季節になってきました。

 

久しぶりに江戸川へ行き・・・。

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会派で江戸川競艇場に行ってまいりました。私が議員になった頃は、1年に1度くらいは全議員(に近い人数?)で江戸川競艇場に行く機会があり、見学視察などをさせていただいた記憶もあります。

でも・・・実は「江戸川競艇場には行ったことがない」という議員の方が多くなっていると思いますし、私の会派でも7名のうち3名しか実際に足を運んだことがないという状況でした。私は改選前に三市収益事業組合の議員をやっていたご縁もあり、ちょっとだけ江戸川競艇場のことにも詳しくなれましたが、多摩市が関わっている一部事務組合であり、収益事業とは言え、場所柄的にも全く身近とは言えない競艇場を意識することは「知らなければほぼゼロに等しい」のではないか?と思うのでした。

江戸川競艇場ではユニークなアートミュージアムがあり、見学ツアーをやったりとファンを増やす努力をしていたり、あるいは施設改修なども行い、「レディースルーム」を設けたり、禁煙喫煙の場所を分ける、入場料にランクをつけて、ゆったり観戦できるシート、カラオケルームなどもあり・・・と工夫もされています。今は電話投票などもできるため、実際に競艇場まで足を運ばなくてもレースに参加することができ、来場者としては横ばいか減少傾向になっているのが現状。

平日昼間・・・ということもあったのかもしれませんが、やはり、私たちが場内を見学させていただいた際にも「ほぼ女性の姿は見当たらず」というのは、何となくイメージ通り・・・なところでしょうか?

ところで、三市収益事業組合の運営事情についても説明をいただいたのですが、収益の中から多摩市が受け取っている配分金は2000万円。しかし、そのうち1000万円は「基金」の取り崩しにより対応しているとの話でした。基金も過去からの収益を積立してきたものであり、それを取り崩して配分金にあてることは何んら問題なし・・・とする理屈もあるやに思うわけですが、しかし、公営競技(ボートレース)の運営から完全撤退の道をひいていくことは正直困難であることを考えると、財政運営上「一定の基金」を確保しておくことが望ましいと思われます。今後の、三市収益事業組合の運営と言うか、経営をどう考えていくか?実は私たち多摩市議会でも少しは意識していかねばならない気がします。

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モーターボートが目の前を通過するときの音は・・・・たまーに聞く分には、非日常で、珍しい感じもあり、心地よいですよ。嫌いではありません。

春の議会報告会

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土曜日は夜にベルブ永山で、そして本日は日中につむぎ館にて開催した議会報告会・・・。議員がグループに分かれ担当していたので、それぞれのグループごとリーダーによりけりで、報告内容も若干(かなり)違ったりして、「これもまた、これでいいのかもしれないが、しかし、本当はいずれの場所でも同じ内容で報告することが望ましい気もする」というのがまず一番の感想。

しかし、いずれの会場でもやはり「パルテノン多摩」についてご意見を述べたいと思っておられる方が来て下さり、「とても大きな金額を使う見込みであるのに、市民を置き去りにして議論が先行しているのではないか」という主張、あるいは「なぜ、これだけのお金がかかるのかも含めて、市民にきちんと説明をしてほしい」という要望など・・・市民の関心も高まっていることを感じさせるものでした。

そして災害対策。熊本県の地震があり、より私たちも意識させられるわけですが、避難所としての学校、体育館の機能をもっと高め強化すべきという指摘、障害当事者の方々からは「障害者差別解消法」も施行されていることを踏まえ、改めて避難所としてのバリアフリー対策を求める声が強い要望として出されました。小学校の大規模改修などのタイミングで、取り組める事項には取り組んでほしいとするご意見は「ご尤も」と思えるものであり、熊本県の地震などでも障害をお持ちのみなさまの深刻な実態が存在していること等紹介もされました。

いただいたご意見を踏まえ、行政が十分に取組めていないことについて、議会としてどう主張していき、行政に取り組んでもらうのか・・・・一足飛びに「できます」とは言えない中、多くの課題をいただいた気がします。

また、情報提供などの在り方についても、インターネットがあまり得意ではない場合、多摩市のホームページはとてもわかりにくいとのご指摘もあり、欲しい情報にたどり着くのが難しいとの声もありましたが・・・・これ、たぶん、議員の中の多くの人も同じように感じていることではないかと思ったりします。また、議会報告会などの開催情報なども、どこで見ることができ、簡単に情報を得ることができるのか?という点でもご意見をいただきましたが、逆に私たちあるいは行政にしても、「どんな媒体を使用して、効果的に市民の皆さんに情報伝達していくのか?」が常日頃からの課題であり、ここ、かなり重要な視点だと思っています。市民と行政、あるいは議会・・・ももちろんですが、行政と議会の間でもいかに情報共有していくか、「決定してから情報を出されても、動かしようがなくて提案も活かされる余地が少ない」とする歯痒いというか、残念というか、落胆させられるような状況の改善はずっと課題ですね。

今回、パルテノン多摩の基本計画、基本設計を進めるにあたっては、決定前に複数の提案を示し、そこを議論できるような時間?も持てるようなことが表明されていますが、実際にそうなるのかどうか?今まで、何か工事などを実施するときにも「複数案提示」というのはあまりないことなので、どんな風になっていくか注目しています。そういえば、市役所の在り方という点では、新たな市役所建設について場所の提案もなされていますが、その中では現在の場所、永山、多摩センターの駅前と3カ所が示されていて、これもある意味で「複数案」なのかもしれませんね。ここ、検討会で議論されていくようですが、議会ではどんな風にこれらを受け止め、そして議論されるのかな?と個人的には思っているところです。

 

それにしても「議会報告会にもかかわらず、『報告書』なるものが市民に配布されない」という厳しいご指摘他、「時間が足りない。ただ『やっただけ』にしかならない」とする議会報告会への在り方にもご意見をいただいたので、今後、私たち自身の取組みにも反映していかねばなりませんね。緊張感あります。まだまだ市民が「議会報告会に行ってみよう!」というか行きたくなるような場にはなっていないことも私たちが改善していきたい点かもしれません。参加者の数もなかなか増えないわけですが、地道に取組みを続けることが大切・・・これ、個人的見解です。

雑感・・・。

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午前中は子ども教育常任委員会の集まりがあり、学童クラブ待機児問題について意見交換。第一小学校エリアの学童クラブに対し、陳情が提出されていたので現在の状況や市の見解などもヒアリング。今後に向けて、どう対応できるか・・・来月、学童連協さんの集まりに委員会メンバー全員参加することになっているので、その後、もう一度集まってさらに協議を深めることにしました。

その後、市民の方とお会いしたりして、あっという間に夕刻になり・・・「地域を面白くしたい」と考える同世代の皆さんとの意見交換会に。これまた、自分の持つ情報の少なさとか、もっと最先端のことにアンテナをはらなければいけないなとか・・・いろんなことを感じさせられて、盛会のうちに終了。

多摩市はポテンシャルが高い。

もしかしたら、他の地域は他の地域で「わが街はポテンシャルが高い」とそれぞれに思っているかもしれないなあ。たぶん「うちの街は他に比べてポテンシャルが高い」というのはある種、魔法かも知れなくて、そんな思い込みのもとで行動する人がつながっていく時、街がこれからも発展していくのかもしれませんね。そこにあるのは住んでいる地域への愛着であって、街の衰退に対する危機感ではないようにも感じた夜でした。

帰宅してから、「議会報告会」で5分間だけ子ども教育常任委員会の内容を話すことになっているため、資料の振返り。市民は、実は議会報告会に何を期待しているのだろう?と考えつつ。しかし、市民の数だけ意見がある中、何をチョイスしてかいつまんで話すのか?ってなかなか難しいですね。きっと明日の報告会開始直前まで悩むんだろうな。

続・「だんらん」を地域で

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「一ヶ月に一度だけでも」・・・という目標をたてています!・・・諏訪地域の「だんらん広場」ですが、ちょっとおしゃれに「ハーモニーカフェ」と呼ぶことにしました。(仮称)ハーモニークラブ・・・誰がメンバーかよくわからないながらも、動き出しております。

今日は先日に続いてのプレ?本格?・・・こちらもいまいち位置づけもよくわからないけれど、「まずは、動いてみよう!」みたいなふんわりした取組みにて、こばと第一保育園の和室に会場をお借りしての第二弾。今日のメニューは・・・保育園での人気メニュー♪どんぶりだったのですが、あれは何どんぶりと言うのだろう?写真撮影忘れましたが、タウンニュースさんが取材に来てくださいましたので、次回配布のニュースに載せてくれるといいなあ。

タウンニュースの記者さんに「この会の代表は誰ですか?」と尋ねられ、思わず「ええっ!・・・誰だっけ?」という感じながらも、上手い具合に引き受けて下さる方がいるのは本当にありがたいです。今日の様子はタウンニュースにて♪お楽しみに!

「みんなで食べる」「わいわい、がやがや」・・・そして、子どもたちは途中から保育園のホールをお借りして、保育園の若手の職員さんと一緒に小学生から中学生まで遊んで。集まった大人たちは、大人たちで井戸端会議の始まり始まり・・・ということです。ちょっとした情報交換など等。今日は社会福祉協議会の地域福祉推進委員会で活動されている民生委員さん、そして職員さんも集まって下さり、とってもあったかい雰囲気を共有できた気がします。参加者も前回よりも2倍に増えて、バージョンアップを予感させます♪うれしい。

少しずつ広がっていくといいなあ。「みんなで作って食べる」・・・にまで進化していくともっと楽しそうです。

 

みんなで作って食べると言えば、ブリリア多摩ニュータウンで「共奏キッチン」が2ヶ月に1度くらいのペースで開催されているのですが、先週末は「春をいただく」ということで、たけのこ、わらび、ふき、あーさい(初めて)・・・いろんな春の野菜を余すところなく使ってのレシピ。その場で思いついて、おいしいものを作れちゃうってすごいなあ!って感心するだけで、私は専ら胃袋におさめるチーム♪なんですけれど。

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こんな感じで、みんなで作って、みんなで食べて・・・そして仲良くなって、つながっていく・・・。

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やっぱり「食べる」っていいなあ!

 

あっ、ここのところスタミナ不足だったのですが、今日のハーモニーカフェに頑張って足を運んで、元気を分けてもらえてよかった♪明日の午前中は委員会の集まりがあり、明後日土曜日は議会報告会・・・昨日の夜は大学生を対象にした議会報告会で、とても盛況だったようです。私も行く予定でしたが、やや体調下降気味だったため、お休みしてしまったのが残念。 明後日の議会報告会は担当割り当てされているので参加します♪お時間ありましたら、ぜひお集まりくださいませ!

その思い・・・誰がつなぐ?どうつなぐ?

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落合鶴牧商店街の「カフェ グリーン」さんにおじゃまして来ました。ずっと行きたいと思っていたお店の一つ。「地域で子育てを支える」というお題で議論してみようという集まりがあり、顔を出し、ついでに?というか、こっちがメンイ・・・手づくりのおいしいお料理をいただいてまいりました。諏訪商店街のタマラボさんが昨年末に閉店してしまい、団地内近隣商店街のおしゃれなカフェがなくなり寂しい思いをしていた私にとって、この場所は新たなオアシスのような存在!って思いました。

お店のオーナーでお料理をしてくださるのは地域にお住まいの佐藤さん。「ここで生計を立ててやっていく」となるととっても難しいとお話をされていて、やはり経営は決してラクチンなわけではなく、様々な工夫をされているお話しも伺いました。そもそも大規模大々的な宣伝もできないため、お店を知ってもらうのは口コミ。浸透させ、地域に根付いたお店になっていくためにはまだまだ3年では足りないとの実感をお持ちのようでした。単にカフェを経営することだけではなく、地域の人をつなげ、ここでホッとできる場を提供していきたい・・と子育ての経験も踏まえて悩んでいるママや子どもたちに対する’ママ目線’がとても優しい佐藤さんの話を伺って、やや涙腺緩んでしまいました。

仕事しなければならない、忙しい、でも子育てもちゃんとやりたい、子どもにも関わってあげたい、なるべく添加物のなく栄養満点でバランスのいい食事を出したいけれど、そこまでこだわって調理できる時間がなくてどうしてもお惣菜を買ってしまう・・・その気持ちすごく理解ができる私ですが、同じような葛藤の中で日々をやりくりしているママたちのサポート・・・欲しい!って私は思います。桜ヶ丘ではご近所つながりを活かして、「おかえりごはん」という取組みも始まっていることを知りました。「子ども食堂」とはまた一味違った取組みのようです。要注目♪

それにしても、働かざる者食うべからず・・・ではないですが、私の世代やもっと若い世代は将来に対して非常に不安感が高い。「保育園落ちた。死ね。」・・・・多摩市にも そんな気持ちでいるママたちがいるよね・・・という話題にのぼる一方で、「子どもにとってママの存在の大きさ」にも話題が及び、私も自分の子 育てを振り返ってしまいました。「子育てを頑張りすぎて」・・・親も子も苦しむことって少なくないですね・・・きっと。

おいしいお食事とハードな議論・・・ということで、女性の活躍推進についてもは、「働け!」と強制されるような印象、子どもが小さいときは一緒に過ごす時間を大事にしたいと思っている人たちの気持ちは尊重されないんだろうか・・・という意見等なども出ていました。ホント、その通りですよね。一人ひとりの生き方が尊重されるようになっていく、そのための仕組みや制度が必要ですよね。

というわけでこうした取組み、そこにある思いがつながっていくこと・・・少しずつみんなの「できる」を持ち寄る・・・もっと何かカタチにできそうなのになあ・・・そんな話し合いの場でした。参加者は子育て関係、高齢者をサポートするような職場で仕事をされている方などを中心。みなさんが「ケア」に関わって、実際に活動されていることが共通項です。話し合いで終わらせないためにどうするか?ここが肝ですよね。焦らず少しずつ。

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一ヶ月遅れで・・・バースデーケーキをいただく。生クリームを胸焼け手前まで食べる・・・このさじ加減と言うか塩梅がなかなか良いのですね。自分の気分や体調と相談しながら、ケーキバイキングで「おいしいまま」終了させるコツと言うか・・・。おいしくいただきました♪

もっとよく見え、わかりやすく、市民が参画できる議会へ

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今日は午前中は会派の打合せ。来月視察に行く予定になっているのでその確認など。パルテノン多摩の大規模改修の時にもさまざま参考にさせていただいたのが可児市文化創造センターの「館長の部屋」・・・館長さんに実際にお会いできるかどうかはわからないけれど、一度行ってみたいなあと思っていたので、会派視察先にしていただきました。可児市は市議会もかなり先進的に改革が進んでいるそうで・・・ホームページも一新しています。独自にドメインを取得していますね・・・そして、デザインも斬新!隅々見たくなってしまいますね。自分の仕事が進まなくなります・・・。

ということで、せっかく可児市にまで足を運ぶので可児市の文化創造センターと可児市議会の議会改革の取組みの二つの項目で視察を依頼。さらに、何と視察をする日の夕刻から議会報告会を実施するそうなので、そちらも合わせて見学させていただく手配をしております。盛りだくさんで可児市まで。せっかく足を伸ばすので、近隣他市にも視察に行きたいといくつか視察先をあたってみたのですが、残念ながら先方の都合と私たちの都合がうまく合わないので、とにもかくにもパルテノン多摩のことも含めて、可児市まで実際に足を運び、話を聞いてみたいなあと思っています。

ところで、パルテノン多摩のことについては、あまりにも短期間での基本計画、基本設計の事業者募集(これ参加表明者については締切)、次いで、CM方式でやるのでそちらの事業者の募集が始まっているのを知り得た市民からは「既に事業者が決まっているに違いない」と疑念の声が・・・かなり反響があるというか、決して小さい声とは言えないレベルで私のところにも問い合わせがあります・・・・。基本計画や基本計画の事業者選定にあたっては、その道ではかなりの学識者の方々が引き受けて下さり、その意味では期待はあるのですが・・・市民からはそれさえも「一つ肩書きを増やしたいだけではないか?」と言われるのが辛いところ。はっきりいって、丁寧とは言えない作業工程が示されている中で、「なぜ、引き受けて下さったか?」と言えば、そこには担当職員の粘り強い交渉、事業に対する思いに説得されてしまったから・・・としか思えません。いずれの学識者の方々も他でどんな仕事をされているか・・それを知ることなく一方的に否定的な意見だけが一人歩きするのが心苦しいです。

さらには、「誰が事業者を選ぶのかは非公表が一般的」・・・というわけで、選定委員会のメンバーの氏名を公表してしまうなんて信じられない・・・とするご意見もいただいております。担当者に問い合わせたところ、学識経験者として入ってくださる先生方の顔ぶれにより多摩市の真剣さや本気度が伝わると思う・・・・と趣旨のことを話していたのですが、その通りに事が運べば吉ですね。

それにしても、どこのどんな角度から見たとしても、乱暴なスケジュールのもとに大規模改修に突っ込んでいくように見える・・・。私もそこには心配もあり懸念もあるので、市役所行くたびごとに担当者に会えば、「どうなってる?」という問い合わせをしています。

そして、一方の市議会はどうなっているか?・・・と言えば、パルテノン多摩の大規模改修についても附帯決議をあげ、行政にはそれなりのプレッシャーになっているかな?とも思っているわけですが、今後どのように取組みの行方を追っていくのか、議会としても協議の場を設けるのか定かではありません。特別委員会?もしくは特別委員会的なものを設置するかどうかも自民党さんだけの賛同を得られずに暗礁に乗り上げております・・・。

こんな渦中の中で、わが多摩市議会も議会報告会を実施します。日程はこちら・・・それで夕刻に永山駅前で議長も参加して、担当議員でチラシ配布・・・ところがここでもまた知り合いに会えば話題は「パルテノン多摩」ということで、まあ、にわかにというか市民が関心を寄せてくれているという証拠なのかもしれませんが、私にもプレッシャーかかるわ・・・・。市民からは「行政任せにしてもいいのか?だから議員はダメなんだよ。行政を信用しないほうがいい。」とか言われる声がなんか大きくなってる・・・・。市民の中に入り、市民の声を肌で感じ・・・パルテノン多摩のプロジェクトを進めてほしいものです・・・なので、ヘンに委縮する必要はないと思いますが、ホント、緊張感もって、しっかり仕事を進めてほしい・・・ってそう思います。市民にきちんと説明できるようにしてもらわないと。事業者の選定一つとっても、後々、チグハグな説明やら、おかしな理屈を並べ立てていると思われないようにしてもらわないといけません。ちゃんと総力を挙げて!・・・・あっ、議会も含めて、一人ひとりの議員もですね。

久しぶりに「もっとよく見え、わかりやすく、市民が参画できる議会へ」って、かつて先輩の安藤さんがおっしゃっていたことなのですが、しみじみといいキャッチだなと思っているところデス。

レトロ看板。

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文化財やら民俗資料やら・・・今後、これら大量にあるものをどうしようかと渦中に置かれている多摩市ですが、「何が‛財’になるのか?」「どれが貴重な資料になるのか?」って立場や見方で異なってくるように思います。専門家ではないので、あまり余計なことを言うつもりはありませんが。

最近、徒歩が多いので、ここのところ気になるのがこちらの看板。「日本住宅公団」と書いてある点も懐かしいレトロ感あふれる、情報の内容も昭和そのものの諏訪2丁目団地の案内看板。これは、私が多摩市に引っ越してきて、諏訪2丁目に遊びに行き、全部同じに見える建物の中から友達との待ち合わせ場所やらを探すのに大いに活用していた看板♪

ですので、これは私にとっては愛着たっぷりでの逸品。この看板が知らぬ間に撤去されることがなければいいなあと自分勝手に思うわけです。歴史を語る看板のため。公的にも私的にも・・・。

さて、話は変わって・・・・「高齢者の見守り」。これから独居老人が増えていくことだけは明らか、なおかつ、高齢になるといろいろ問題を抱える場合も多いくなりますね。認知症サポーターを増やす、介護予防リーダーの育成等など、四方八方からの取組みを試みるものの、基本的には私たちそれぞれの意識が問われるところ。会釈程度のご近所づきあいで、「見守りあえる関係」まではいけないし、いかないし、「個人情報」の壁はなかなか分厚くて、そこを乗り越えるというか、風穴を開ける取組みには時間がかかりますね。「遠くの親戚より近くの他人」とも言われますが、それでも「近くの他人」にどこまで気が許せるのか、心許せる信頼関係を築けるのか?と言えば、「うーん」と首をひねる人の方が多いような気もします。地域で一人ひとりの方とお話をすると、「見守りしあえる関係」の必要性を感じておられる方も多いのですが、市がめざしているような「見守りネットワーク」を住民の間で広げていけるのだろうか?・・・・と考えさせれることが多い今日この頃。「あの時なあ…」って思える出来事があって、ますます考え込んでいるだけかもしれませんが。

「挨拶は大切」と学校では教えられていても、家でも教えられていても・・・しかし「よその人と気軽に挨拶するべきではない」みたいな空気感も覚えている子どもたちは、マンションなどで人にすれ違っても挨拶しない場合もあり、目をそらす場合も多い・・・そういう状況を憂う声も耳に入ってきたり。ご近所づきあいもしにくく難しいものですね。何かしら、例えば子どものつながりなどがあればまだしも、なければ近所とつながるきっかけをいかにつくるか・・・新しいマンションに大人だけで引っ越してきた場合にはよりハードルが高い感じがします。

それにしても・・・って、脈略ありませんが、パルテノン多摩に対する関心は高いですね。今日も、お会いした方から問題視されたのはこの話題。お三方からご意見を頂戴しております。これのみならず、さまざま課題はあるのですが、とりあえずホームページでも掲載されていましたが、国民健康保険の税率改定についても市民説明会が行われます。丁寧ですね・・・。今後、制度全体の枠組みも変更していくので、どうなるのか情報を得ておきたい話題かもしれませんね。お時間あればご参加ください。

見学ツアー@防衛庁。

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明治大学OB会のみなさまとご一緒に、防衛庁の見学ツアーに行ってきました。何とも・・・珍しいツアー。事前申込制で、午前と午後と一日に2度開催しているようですが、多いときだと一度に約130人もの方がいらっしゃるのだとか!まあ、びっくり。そもそも、こんなツアーがあること・・・知りませんでした。知る人ぞ知るツアーなのかもしれませんね。防衛庁のホームーページにアクセスすること自体、私にとっては非日常ですし。こうした広報活動により、「国民に理解を得る」ための地道なことなのかもしれませんね。ツアーにはもちろん説明員も付きますし、監視員付きでした。

たまたまオーストラリアからの来客があったそうで、いつもとは異なる旗掲揚も見ることができました。お客様が向かって左側になっているのだとか。この時に同時に掲げられる国旗は特別なものなんだそう(来客時用)。晴天用、雨天用とお天気に合わせて掲揚される国旗があるのだと伺いました。大きさも微妙に違うそうです。

ツアーのメンイとは「市ヶ谷会館」かなと思います。歴史的建造物であり、移築されたものでもあり、展示品なども見ることができて私は興味深かったのですが、何せ・・・見学者に求められる「規律」というか・・・結構厳しく・・・「ゆっくり自分のペースで見ることができる」かと言えば、そういうわけではありません。今日は私たち一行とは別の方々もご一緒に約20名ほどで見学ツアーを回ったのですが、それでも時間的には余裕があるとは言えなかったので、おそらく、大人数で見学する場合にはもっと齷齪齷齪と「ハイ!次」「ハイ!次に移動!」になってしまうのだろうと思いました。一見、監視員の自衛隊員さんもゆるやかな対応でおもてなしをしてくださるわけですが、しかし、移動の際には隊列組むように2列に並んだり、人数確認のために5人ずつ並ばされ、きちんと整列をしたり・・・などなど。心の中で苦笑いしてしまうような経験もできました。

ただ、市ヶ谷会館については「一応、見れた」という程度しか見ることができなかった印象があり、いつかもう一度、見に行きたいとすら思ってしまいました。全体防衛庁の敷地内ですが、訓練中の自衛隊員の方もおられ、もちろん「見せるため」ではないために写真撮影は禁止。国防を担う重要な場所ですし、現状であることは当然なわけですが、それであってもこうしたツアーを企画し広報していこうとする取組みに「国民への理解」を求めたいとする姿勢を垣間見た気がしました。

さて、午前中を終えて、小学校へ。保護者会があったので出席しました。今年、北諏訪小学校は大規模改修を迎えるので一部、授業にも不自由が出てきますね。体育館が使用できない期間があるとか・・・。そんな中で一年間のスケジュールを考えていくって、意外と大変そうと思いました。多摩市では夏休みなど長期休業期間中に集中的に工事を行うことになっているので全体工事が完了するまでに2年間は必要と見込んでいます。卒業式は新しい体育館で迎えられそうですが、何よりも無事に工事が終わることが優先ですね。でも、「きれいになる」のはとても楽しみ。私が使っていた時代のまま大事に使用されている下駄箱もできたら交換してあげたいけれど・・・って思いますが。

そうそう多摩第二小学校は建て替え工事がいよいよ完了し、来月見に行く予定です。順番もあれば、かけることのできるお金の問題もあるわけですし、「全体との見合い」とかバランスとか、そしてまた個々の事情の反映なども考慮されていくべきとは思う一方で、ハード的な学校環境の格差の問題はできる限り是正してほしいと思います。特に、最近はあまり大声で指摘しないようにしていますが「学校トイレ」については、必須。これは優先度をもっと上げてもらわないと困ると考えています。洋式化はもちろんですが、やっぱり一定年月を経て改修を入れてもらわなければ衛生的にも問題があります。子どもたちにとっては「慣れ」の問題なのかもしれませんが、「なるべくトイレに行く回数を減らしたい」とするのがうちの娘・・・・「だから、飲みすぎないようにしている」そうです。20160411_3

ちなみに・・・北諏訪小学校はできた当初「オレンジ色」だったそうです。私が転校生で来た時には「茶褐色」になっていました。今は、一応「白」ですね。校門のところも「白塗り」されています。ここも大規模改修工事で少しはきれいになるのでしょうか?とか思ってみたり。「かゆいところに手が届く」ようなことはなかなかできない財政事情はあるようですが、しかし、せっかくの改修工事ですから、できることは最大限、手抜きせずにやること心がけてほしいですね。太陽光を活かし、学校トイレに暖房便座のあるところもありますが、それは北諏訪小学校では諦めます。