春の嵐で。

今日は市内中学校の入学式でしたが、ある意味、思い出深い入学式になったのではないか…とも思えるようなの春の嵐。体育館の天井を見ながら、ずいぶん傷んでいるけど、まさかの雨漏りはないよね…とか思わず、心配になるほどに強い風と雨でした。私が出席したのは諏訪中学校ですが、やはり事情あってで一クラス1名ずつの欠席者がいることは気がかりなことでもありました。そういえば、東愛宕中学校内に不登校対策として開設されたクラスにも新入生がいたと伺いました。昨日は諏訪小学校で新入生1クラスしかなかったのですが、諏訪中学校は4クラス編成だったことに、なんか「よかった」と思ったりもしました。

3月末に定例会が終わってから、毎日が慌ただしく過ぎていくので、こんな暴風雨の日は少し自宅で作業をしたり、読書をしたりできるかなと思いましたが、結局、自宅にいて何をやり始めるかと言えば…真っ先にくるのか「家事」になってしまう。在宅で仕事をするというのは、よほど集中できるような環境づくりというか、きちんと拘束でもかかっていない限りは、つい、他が気になったりで、今日も気がついたら…掃除と片づけをし始めていたという感じでした。

「いや、これではダメ」とばかりに、今月末から連休中に配布できたらいいなと考えている市議会レポートの原稿だけは作成してみて、推敲作業などまでやっとたどり着きましたが。ところで、新商品の「つらターン」ですが、これは、普通のおやつにはなりませんので失敗でしたが、試してみる価値はあると思います。でも、私はリピートないかなあ。

さて、夕刻からは学びの多い会食の機会を得ることができ、とてもありがたく。これから少子化が進んでいく中で、私たちが考えていかなければならないことがたくさんあることを再認識、再確認できました。「おひとりさまの老後」についても、課題が多いなとか。私と同世代は就職氷河期でもあって、いわゆる安定的ではない仕事で生計をつないでいる人数も多いのです。最近、よくこちらを見かけるのですが、「就職氷河期世代への支援」ってどこまでどう進んでいるのか、よくわからないので調べてみないといけないですね。

国民の違和感は9割正しい

これから読みます。「違和感」は具体的な言葉として表現されることが少なかったり、「なんか、モヤモヤするよね」ということで表すのが難しかったりすると思うのです。でも、その感覚を見過ごさないというか、そのままにしておかないことが大事だと考えています。

2024年度 予算特別委員会②

備忘録だなあと思いつつ、今日一日の振り返り。今朝は大切な小さいお友達からピアノの発表会のお手紙をもらいました。うれしい。一週間がとても良いはじまりになった。ありがたい。

私は、去年より約450万増額し、ついに2千万円台になったシティセールスのこと、「子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」系で作成されるという子どもが直接相談できる窓口を案内するリーフレット、永山橋公園にある集会所の解体工事、健康無関心層へのアプローチとして、アプリを活用してポイントを貯めたらご褒美をもらえる仕組みについて質疑しました。

財政に余裕がある状態とは言えない中にあって、数万円の予算だった確保するのになかなか大変な状態にある中、シティセールスの増額ってすごいですよね‥‥宣伝倒れにならないようにしなくては…ですね。子育て環境の良さを何よりのセールスポイントにしている多摩市ですが、実際に子育てする環境としては「悪くはないし、他に比べても、恵まれている」と私も思っています。ただ、暮らすためにかかる経費を考えると、若い世代が納得する多摩市内の住宅価格は意外とお高めであって、市外を選んだという声はよく聞きます。「いい家が見つからなかった。と。賃貸の場合、家賃はそこそこでも、どうしても、年数経ている住宅は全体的にも高齢化が進んでいて、活気がないことを気にされる方もいます…今後、住宅都市であるからこそ、住宅問題は課題としては重たくなっていくでしょうね。加えての人口減少を考えていくと、住宅がますます過剰供給状態になりそうな気もします。うちの近所でもURが賃貸住宅を建替え、多摩市が永山駅前の土地と交換した東永山小学校跡地でも、既に建替えの計画はありますが…。それなりに魅力ある住まいづくりをするためには、その周辺環境をどう整えていくかも大事。ここは市の役割大きいですね。

さて、公共施設はあることが目的ではない…。最近、このフレーズをよく聞きます。すべての公共施設は目的をもって作り、そして設置されてきたものばかり。今更ながらなのですが、「公共施設はあることが目的ではない」…がなぜこんなにも強調されるのだろう。むしろ、その意図を深読みしたくなる今日この頃。

私は公共施設が完成して、稼働し始めたころに存在していた「所期の目的」があるとして、それが達成できているかどうかは別の話しかもしれませんが、時代とともに「所期の目的」を達成するための手法がバージョンアップされていったり、リメイクすることがあっていいし、そうすることが必要な場合もある…って考えています。そもそも、必要性があって設置しているのが公共施設なはずで、不要な施設など存在しません(当時、もっと吟味していれば、急いでつくる必要がなかったものもあると思いますが)。ただ、「時代や環境」を無視することはできず、中長期的な視点を欠いてはならないと思いますし、人口増加に合わせてサイズを大きくしてきたとすれば、人口減少に合わせてサイズを小さくしていくことは当たり前と言えば当たり前かなと。

自分のくらしに当てはめて考えてみても、家族が多いときには部屋が多い方がいい、大きい家が良くて、たくさん人が乗れる車があった方がいいかもしれませんが…家族が減っていくにつれて、だんだんとサイズを見直していこうかな…と考える人も少なくありません。あとは、やっぱり収入、「お財布との相談」ですね。もちろん収入は一定でも、支出を増やさなければならないとして、その場合には「何かを削る」をするはずです。そういう意味で「身の丈に合った暮らし」をしていくこと、私たちは無意識のうちにしているのではないかなと思います。堅実に。私の考えは基本はそこ。

人口爆増するわけでなく、税収に大幅増が期待できるわけではないからこそ、改めて、これからの地域や社会のことを考えていかなければならない時代だって思っていますが、その認識はどうやら議会全体では一致できない感じですね。「人口減少、税収減少」を度外視しなければ、主張できないような発言もあったりするので、残念な気持ちになるものです。私は「今後、人口減税収減、財政が厳しくなるんだから、何でもかんでもやめてしまえ…」と主張しているわけではありません。現実を直視して、ちゃんと選択していきませんか?と思っているだけなのですけど。

そして、私たちがこれまで築いてきた社会的な価値があるとしたら、それはこれからも守っていく必要がありますし、まだまだこれからも継続的に発展させていかなければならないものもありますし、今から、ここから、創っていかなければならない価値もあるのだと思っています。そのこと前提にして、何ができるかを本当に考え直していなかければ、目の前で困っている人たちの支援、いわゆる福祉をもっともっと切り下げていく、もしくは、市民の負担増の方向にも舵を切っていかなければならなくなる…。まあ、国やらの方向が大幅に軍事費を削減したりして、その分を福祉に回します…地方自治体に回しますみたいになればいいわけですけれど。万博とか…。でも、それを待つのは気が遠くなるようなことと見込む…そうした現実を前にして、じゃあ、私たちは今、何ができる?どうする?を考えていかなければですね。

それにしても、健康無関心層へのアプローチとして、既存のアプリを活用してポイントをためる事業。でも、インセンティブが抽選です…というやり方っていかがなものでしょう。普通、一般的にも「インセンティブ」というのは頑張った人が頑張っただけ、ご褒美をもらえるようにしておく必要もあって、「公平性」というのはすごく大事な視点なのに。他の事例でも抽選で取り組んでいるところもあります…という話しでしたが、中途半端なインセンティブで参加者が増えないことが課題になっているところもあるはずなのに。違ったか?神戸市などでも抽選にしていますが、それは2段構えになっていて、まずは全員にインセンティブがあって、その先に、さらに抽選で賞品が当たります…みたいな感じだったはず。

まあ、1000人以上には参加してもらえるようにしていきたいし、そのために告知活動などもしていくようですが…仮に、ものすごく活用されて、インセンティブのために確保していた予算が足りなくなったとすれば、それってものすごいうれしい悲鳴で、「予算増額したらいいだけの話しでは?」と思います。健康無関心だった人が、健康づくりに一歩踏み出してくれるとしたら、そのことが将来の医療費削減などにつながる可能性もあるので、無駄にはなりませんね。あー、結局市長の「健幸都市の実現」へのやる気や意欲ってその程度のものなのか?!だから、残念。市長はあと2年間の任期の間に、何をやりたいのか‥‥優先順位をつけてほしい。

小さいお友達からの手紙は見てるだけで幸せになれるなあ。明日も頑張ろ。

 

そして、今日は東日本大震災から13年目。翌日は保育園の卒園式だったことも思い出します。そして、子どもたちの成長を喜ぶとかそんな気持ちではなく、とりあえず行事を終えられたことに胸をなでおろし…そのあとは。「原発…え?‥何?何があったの…」とニュースを見ていたことも。

現水展に行ってきました!

都立美術館へ行ってきました。現代水墨画協会が主催する全国公募の作品展です。そして、今回うれしいことに、文部科学大臣賞を受賞された方が大学の先輩です。「コロナだから、作品展への応募もいつもよりも数少なかったのではないかしら」とおっしゃるものの、そうは言っても、会場の作品だけでも200点以上あるので、きっと応募作品はそれ以上ということになるでしょう。会場で展示される作品として選ばれること自体大変なのです。

目利きではない私にはどれもこれも大作です。その中にあっての受賞とは、「すごい!」の一言しかありません。おめでとうございます。

白と黒で表現をする。そこに濃淡をつけていくことくらいはわかりますが、和紙のうえに「ポトリ」と筆から一滴…誤って落としてしまっただけでも大変ですよね。昔、書初めの練習などのとき、半紙に誤って墨を落としてしまったことのこと思い出します。こうした作品の場合には「白」の空間はとても大切ですから。汚すことはできませんね…。書道のときのように書き直しも許されないですから。慎重にというか、集中して作品作りをされていくのだろうと思います。しかも何日もかけて。そして、作品のサイズがとても大きいので、広々した専用ルームでもなければ仕上げまでするのも難しいだろうとも思います。全体の構図など離れて捉えることが必要でしょう。距離感などを出すためにも遠目に見て、微修正をしていくのかななどと思ったりしました。光加減を表現する難しさなど、長年やっていても思い通りにはいかなさそう。試行錯誤を重ねながら、表現の技法を取得していくのだろうなあと思うものです。とはいえ、普段、絵を描くときと同様に表現というのはいつも「一度キリ」のものですよね(ピアノも同じです)。その時の気持ちがそのまま表現につながっていくんだろうな…とか思いつつ、多くの作品を鑑賞させていただきました。

さて、上野公園。様変わりしていました。晴れていればもっと散策してしまったかもしれませんが、雨が降っていたこともあり、ただ横を急ぎ足で通過しただけなのですが。駅前などあまりにもすっきりしてしまって、私の知っている上野駅ではなかった…。前の上野駅は上野駅でそれなりに味があったようにも思いますが、しかし、あまりにもきれいになりすぎて、清潔感がアップしていて(それはそれでいいのですが)…びっくりしました。

公園があちこちでリニューアルされ、民間事業者とのタイアップも図られていて、それはそれでいい面もあるのですが、しかし、もともとその場所にあった「個性」をどう活かすのか?という視点、ますます必要な気がします。どこの駅に降り立っても、駅前風景が同じで面白みを感じないというか、駅前がリニューアルされるたびに多少の差はあれ、面白みが失われてしまったと感じることも多い…上野に限らずです…。まあ、同じ路線であれば、同じ鉄道会社で企画や運営をしていくわけなので「そうならざるを得ない」のかもしれませんが。

今日は雨だったので、また、いつか晴れだった時、そしてまた目的地以外にもふらふらしても不安の少ない時期に足を運びたいですね。都立美術館での企画展は軒並み中止になっているようで、がらんとしていました。カフェは閉鎖、レストランもほとんどというか、全くお客さんがいない状態…初めてみた光景でもありました。

人が多ければ多いでにぎやかすぎて、混みすぎていて…なのですが、人がいなければいないで…寂しさを感じるというのもまた勝手ですが、空いていてよかったのかわるかったのか…複雑な心境にもなったのでした。

こうして機会をいただかないと、なかなか遠くまで足運ぶこともなく今日は貴重な一日でもありました。文部科学大臣賞の受賞、本当におめでとうございます!(思わず、あの大臣の顔が頭に思い浮かびましたけれど)

東京都ろうあ女性のつどい@恵泉女学園大学

久しぶりのお仕事再開…というのか、なんと…鬼の攪乱を実感するわけですが、先週…突然体調を崩しました。いつもどおりに起床し、駅頭宣伝に外出しようと思ったところで頭痛と悪寒で起き上がれなくなるという…ああ、びっくりしました。単なる発熱とでしたが、なかなかきつかった。もっとタフにならねばいけないと思ったわけで、体力づくりをせねばと自覚しております。それにしても、「まさか…え?」という感じでしたが十分すぎるくらいの休養をいただいておりました。

昨日は諏訪中学校の運動会で子どもたちからのエネルギーをもらい、午後は娘の学校の保護者の集いに出席。そして、今日はご縁をいただいて、多摩市聴覚障害者協会のみなさんや手話通訳のボランティアの皆さんが協力をされ、恵泉女学園大学のて開催の運びとなった「第34回 東京都ろうあ女性のつどい」に出席する機会を頂戴しました。何だかとても充実した週末でした。

今日、参加をしました女性のつどいですが、落ち着いた佇まいの恵泉女学園大学。非常にいい会場でした。大学のみなさまが全面協力を下さったそうですが、他市区からも含めて200名以上の方がお越し下さり、みどりの美しいキャンパスはもちろんのことですが、多摩市にもいらしていただけたことをうれしく思いました。世田谷からいらして下さった方は、恵泉女学園の中学高校が立地しているということもあり、「ここに来れてうれしい」と話してくださいました。なんてありがたいのだろうと、そう思いました。

 

朝から夕方までの長丁場のイベントでしたが、内容が非常に充実をしており、もともと手話劇をなさっていた方が撮影されたという「卒業~スタートライン」の上映があり、映画監督をされた谷監督からの撮影にまつわるエピソードなどの裏話を伺うことができ、さらには日本手話研究所の高田先生からのご講演でも映画の内容に通じる「ろう教育」の歴史が触れられ、改めて、過去からの運動の一端を学び取ることができた気がします。


映画は実話に基づいているもののシナリオはフィクションということですが、「3.3声明」のことがテーマになっており、ろう学校で学ぶ高校生たちの行動力を描くものです。映画の描写はそれほど深刻ではなくとも、ここに渦中にいた現実の高校生たち、当事者の想いはいかばかりか…と思います。この時代のことを体験されている方が映画を見ると、悔し涙がぽろっとなるような、そんな映画だと思います。もう一度じっくり見たいと思います。

監督さんは決してプロではない。でも、多少プロではない感じがあっても、そんなことは気にならないほどに見入ってしまいました。この映画が伝えようとしていることは何か、そのことを自分なりに一生懸命に捉えたいと思いました。きっともう一度見れば、そしてもう一度見ればと…回数を重ねるごとに、何か自分の中でもっともっと掴めるものもあるかもしれない。

一度見ただけで、知ったかぶりはできない。ただ、ちょっとだけ、その一面に触れただけの話です。差別の歴史、そこで味わった屈辱…わかったなんてとてもとても言える立場ではなく。ただ、こうした歴史があることに学び、新しい時間をしっかりと重ねていきたいものです。

 

今、多摩市でも、障害者差別解消をめざした条例を制定すべく徐々に前進しています。でも、それと並行して、きっと必要になるのは聴覚障害者のみなさんの母国語とも言える「手話」を言語として認めていく、確立させていくための条例ではないかなと思っています。全国的には「手話言語条例」と呼称されていますが、多摩市でもぜひ制定に向けた取組みを進めたいものです。そして、昨年、市議会健康福祉常任委員会がその動きをリードしてきたわけですし、今任期でも引き続き、その想いをつないでいけるといいなとも考えています(議長でもないのに、そんなこと言ってもねえ…なのですが)。

 

いずれにせよ、私、ようやく元気にシャキッとしてきました。一般質問の通告書の提出締切日も目前。2年ぶりに一般質問するんだなあと思うだけで緊張しています。明日は月曜日!いつもどおり、永山駅の街頭宣伝から始まる週明けです。

今日の集い…素敵なコサージュをいただきました。参加できたご縁に感謝感謝。とても意義深い時間であったとしみじみする夜です。

 

「最強のふたり」

今日は遅ればせながら、副議長とともにパルテノン多摩を運営する「多摩市文化振興財団」の理事長と常務理事にご挨拶(議長公務)に行ってまいりまして、少しだけ意見交換をしてきましたが、大規模改修の行方がどうなっていくのかとても心配されておりました。当たり前か…。今は建物の改修がどうなるのか?に話の中心が向いていますが、それ以上に大事なことは改修した後の運営をどうするか?という視点。今後、議論されることになるのだと思っておりますが、市の考え方もどうなっているか未だに示されておらず。「嗚呼!…そういえば、自動演奏楽器はどうなるのか?」…議会では既に「保有し続けるのは難しいだろう」と結論づけたはずで、それからもう約2年が経過しようとしている…。

数字アレルギーの私ですが、今日は午後から公営企業会計について研修会。今年度から下水道事業を公営企業会計へと移行させたため、予算書の様式も大きく変更(これは国の方針)し、私たち議員も予算決算と新たな会計方式に対応し知識を詰め込む必要があります。一応、財務諸表の読み方はOL時代の経験を思い出しつつ、何となくわかるとはいえ、細かなことは記憶を辿り辿りしながら、数字を読み解いていく必要があるので、まあ、大変です…。大福帳方式とは異なるわけなので、このやり方に慣れないと。公認会計士の先生がお越しくださり、わかりやすい解説を下さったと思います。「数字が語る業績」…。多摩市の下水道事業会計については、流動比率が1835.3%という…見たこともないような数値になっております。

今回の勉強会については、担当者が作成したのか?…センスを感じられるチラシが議員向けに配布されておりました。やっぱり「目につく」チラシを作成することって必要ですね…と思いました。第2弾の勉強会があるかどうかわかりませんが、もうあと3回くらい同じ話を聴きたいと思った次第です。かなり熱心な研修会で、質疑応答まで含めて約3時間の密度濃い時間でした。

夕刻からパルテノン多摩の小ホールで「大人の秘密基地」企画がありましたので覗いてきました。この企画…小ホールが満席になったらいいなと思うかもしれませんが、満席になりすぎると…終了後にアフタートークを楽しむのが難しくなってしまうため、適度な参加人数だとちょうどいい具合に。今日は参加者は5~60人程度だったかな。小ホールの客席数からすれば「少ない」になるのかもしれませんが。

 

「会場に来るまで、どんな映画が上映されるかわからない」…そのドキドキ感がいいなと私は思っています。

阿部裕行市長が選んだのは・・・「最強のふたり」でした。重たそうにして映画のカタログを持ち、「この映画もいいんだよな…」と紹介をしつつ、語る阿部市長はいつになくいきいきされていました。こうした場面で市長の話を聴けるのはとてもいいです。自然体だし。

 

上映後は興奮して、話が止まらなそうな市長…しかし、大人の秘密基地企画の面白いところは、終わってから、ゲスト(映画をセレクトした人)を囲んで、ロビーでアルコールあり(トレーノノッテさんの協力)の座談会があること。来場された皆さんと映画の話し他で大盛り上がりでした。話しがなかなか終わらなそうなところで、ちょうどいいのは閉館時間があること。公共施設のパルテノン多摩らしい閉じ方をするので、無駄に延長がないところが良いですね。市長とこんなかたちで話す機会もめったにない市民の方々の満足度は高かったと思います。

「せっかくいい企画なのに、宣伝が足りない!」

という市民の方からのお声です。次はいつ開催されるかわからないのですが、PRすると来場者も増えそうですね。とは言え、先にも書いた通り、そうそう来場者が増えすぎるとアフタートークへの満足度が下がってしまうかな?…など考えてみたり。

今日は久々に、映画を見に行くゆとりがない私にもいい時間をいただいたなと思います。映画は市長の人柄を感じさせるような一本であり、話題になっていたことだけは知っていた作品だったので、ありがたかったです。市長は文化にもかなり詳しいので、「パルテノン多摩をどうしたいのかなあ?」…という本音ももっとどこかで披露してほしいなあ。

参加した市民が「最強のふたり」…「市長ももう一人見つけたらどうか?」って進言していたのがツボのハマったひとときでもありました。私には心強く、一見寡黙な副議長が良き相談相手ですし、いろいろ知恵も下さるので、大助かりしています!