自治体とコンプライアンスと。

明日から定例会。前日の議会事務局は議場のマイクやカメラチェックなど念入りに作業を進めています。今定例会から、議員には全て議事資料はタブレットに納めてあり、画面を見ながらとなります。議事次第については今までどおり、「紙」ですので、少し安心。タブレットだと途中でどうなるかもわからないので。

さて、今日は朝から夕方帰宅するまで、どっと疲れました。「自治体とコンプライアンス」のことを考える一日でした。多摩市では弁護士を職員として採用しています。法務担当者として訴訟案件のみならず、さまざまに法務の立場からアドバイスもいただいています。もともと文書法制課を設置していますが、それだけでは対応しきれない事案も増えていると聞きます。訴訟もあるし…。その際、適切に助言を受け、すぐに相談し、対応してくれる法律家としても活躍しています。弁護士を雇用する自治体は増えていると聞きます。先般、健康福祉常任委員会が視察に伺った兵庫県明石市は弁護士の市長さんが積極的な弁護士登用をされている自治体としても有名です。弁護士さんの法知識に助けられ、「法律」にきちんと根拠を求めた行政行為を基本にし、それを重ねながら、住民との信頼関係をさらに磨き上げて行くことが「自治体コンプライアンス」なんだと私は考えています。

副市長がしきりと「道義的責任」というので、それって一体何なのか?と思っていますが、法的に根拠が求められるものではなく、きわめてあいまいで得体のしれないもののようです。そしてまた、道徳心?正義感?「人の道として」…みたいなことなんだとも思います。あるいは社会的な常識?みたいなものも当てはまっていくのかもしれません。それにしても、自治体行政における「道義的責任」というのは一体どのように受け止めるべきものであり、判断すればよいものなのか。副市長がとにもかくにも「道義的責任」という言葉を述べるので、ただいま私の脳みそがグルグルしているというわけです。いずれにせよ、その「道義的責任」なるものが社会通念としても、市民に説明し、理解され、納得されるものでなければならないのだと考えています。極めて各個人の価値観というか倫理観というか…に基づくものにもなってきそうで、法令などとは別次元で、極めて高度な判断として「正しい」と思うかどうかが判断されるのかもしれません。とは言え、常に私たちは「住民」「市民」の視点から考えるべきですね。各人が持っている「価値基準」が問われるのかもしれません。

あっ、これは、先日から話題になっているパルテノン多摩大規模改修特別委員会での副市長の発言に絡んでのことです…。明日から定例会というわけで、早寝早起きと思ったんですが、どうやらそうはならなさそう…。

負担増がぶら下がる…国民健康保険。

いよいよ12月定例会を前の議事運営を決める議会運営委員会を開催。市長から提出されるだろう予定議案のボリュームを考え、補正予算の審議は1日確保しておけばいいのではないかとの話になり、もう1日は議会運営委員会、議会だより編集会議、パルテノン多摩大規模改修の特別委員会の予定となりました。ちなみに、パルテノン多摩大規模改修特別委員会はもう1日を確保し、12月定例会中に3回の会議を予定しています。この3回で議論を急ごうではなく、詰めよう…なんだと思っていますが、昨日のブログでも書いた通り、桜美林大学との土地交換が成立しない場合(交換と言っているけれど、手続きとしては「売却」「購入」の契約をそれぞれにするはずなのですが)、定期借地も検討しているとのことですが、いまいち、その内容もあいまいな状態でどこから議論し、縺れているというか、今はまだ見えていない部分をクリアにすべきではないかとも考えています。まあ、それ以前に、図書館再整備問題をどう考えるのか?も問われるわけです。とは言え、図書館再整備問題が実質的に桜美林大学アカデミーヒルズ土地の一部交換の話しから持ち上がっていることから切っても切れないというか…そんな状況になっています。

さて、今日は議会運営委員会終了後に、予算決算特別委員会の理事会が開催され、既に終了した決算特別委員会の振返りを行い、その後、健康福祉常任委員会の「国民健康保険」の学習会に参加。国民健康保険は4月から、運営主体が市町村から都道府県に変更します。大幅な制度改正に伴って、保険料はもちろん値上げの予定です。…すでに状況を鑑みて市民からは「値上げをしない努力をしてほしい」という陳情も提出されています。

医療、福祉、介護…。これから当面というか、高齢社会を支えるための予算が社会全体にも重たく重たくのしかかっていきます。わかっていることですが、改めて資料を示されると、「今後、どうなってしまうのだろう?」と不安になります。保険料を払いたくても払うことができない…そんな状態になっていくのでしょうか?すでに保険料については払いきれない・・・だから未納になってしまうというケースもあります。どんどん悪のスパイラルにはまっていくような…。そんな状態を片方に持ちながら、一方では「心の豊かさ」を語り、図書館本館再整備やパルテノン多摩の大規模改修やあるいやスポーツ施設の改修などもしていかなければならないわけであって、その優先順位がものすごく問われてきます。もちろん子育て支援も。

「もっと教育に、もっと保育に、もっと介護に税金を使いたい!」って掲げたキャッチフレーズを思い出しています。病院に行きたくても行けないとか、必要な介護も受けずに我慢するとか…正直、今は「子どもが親に仕送り」できるほど子育て世帯そのものの生活にも余裕はありません…もちろん、余裕のある世帯もあると思いますが、そんな世帯は一握りかと。必死で暮らしている…って私は思います。そんな中で、子どもたちの笑顔が希望だなってつくづく感じる今日この頃です。

もう一度整理して考えてみる。

パルテノン多摩の大規模改修に関わる特別委員会。議論が熟しているかどうかはわからないものの、煮詰まっている感じがあります。ただ、宙ぶらりんになっているパルテノン多摩の大規模改修にあたっての基本計画はひとまず先に進めていくべし…という空気にはなっていて、まだ整理が不十分と思われる博物館機能の今後をはじめ、子育て支援機能の在り方など単に場所を設けるという視点のみならず、ランニングコストを含めた継続性、持続可能性も考慮し、「将来にわたっての運営」を頭に置きながら、議論していくことになるかなと思っています。私は「そう期待している」と言った方が望ましいかもしれませんが。

一方、図書館の再整備問題については、新たな案が浮上しています。公園内に新たな用地を確保することが新たな提案になっており、議論を進めていくのかなと考えています。図書館の再整備にあたっては、「桜美林学園との確認書」が話題に上っています。桜美林学園が100周年を記念し、現在の図書館本館(旧西落合中学校跡地)に小中一貫校の建設を希望しているからです。当初は、桜美林側の希望と、多摩市側としては旧サンピア多摩、現在の桜美林大学アカデミーヒルズの土地の一部を交換する方向でした。アカデミーヒルズの土地の一部(プールのあったところ)に図書館本館を整備しようと企図されていました。

図書館本館はそもそも概ね10年使用することを前提に設えられた施設。ですので、桜美林学園からの希望があるとか無いとかに関わらず、いずれ何とかしなければならない課題の一つです。このご時世なので、できる限りコスト縮減をして考える必要もありますし、それ以上に将来に向けての継続性、持続性も同時に考慮されなければなりません。

ところで、今日の特別委員会で折戸議員が「桜美林学園と交わした覚書」について法的根拠を尋ねていたところから、気になって、地方自治法などを調べています。副市長は覚書には法的根拠はないが「道義的責任」があるという答弁を繰り返していまして、そのことにいまいちひっかかるからです。そしてまた、覚書について、「土地交換が成立しなくても、多摩市には桜美林学園の小中一貫校の開設のために努力することがうたわれている。そのことが明記されている。」という認識が示されていたのですが、どうしても私にはそのように読み込むことができません。折戸さんは協定書は一旦ゼロベースになるのではないかと問うていましたが、「その必要はない。もう一度『覚書』を交わすこともない。」というのが副市長からの返答でした。

さて、冷静になってもう一度整理してみようと思います。議会の見識が問われるようなことがあってもいけませんので、議会として法律と照らしてどうなのかも確認しておきたいですね。

シルバー人材という貴重な存在。

早朝8時。三階副議長と一緒に南野にあるクロネコヤマトさんへ。シルバー人材センターの代表理事、事務局長、職員の方にアテンドしていただきました。

多摩市のシルバー人材センターでは6月からこちらのクロネコヤマト基地からの仕事を受け、早朝の荷物の仕分け作業に人材派遣を行っています。毎日18名の派遣。18名は6名ずつに分かれ、3チームに編成されており、各チームにはクロネコヤマトさんの職員が1名ずつ配置され、フォローにあたっています。フォローと言うよりは各チームの責任者として指揮監督しているという方が適切かもしれませんが。

基本は早朝5時半から8時半までの勤務。各チーム6名のうち1名は10時半まで残るそうです。毎日同じ人が入るわけではなく、仕事をしたい希望日を前月の22日までに提出し、この業務のリーダーさんがシフトを組んでいるそうです。シフト組がなかなか大変そうですね。頭使いそうです。

荷物の仕分け作業は朝が最も忙しいそうで、1人当たり約200個の荷物を仕分けしているだろう・・・という話し。すごいですね。伝票で確認するのは住所、それから荷物については日時指定がある場合もあり、そちらも確認し、間違いないように荷積みするものは荷積みし、日時指定がある場合には別のコンテナにお取り置きをしておかねばなりません。モタモタするわけにはいきません。パッと伝票を見て、瞬時に判断し、的確に作業を進めなければなりません。頭も使うし、身体も使う…単純作業とは言えかなりのハードワークと言えそうです。

最も忙しい時間帯を避け、仕分け作業も一段落したところに訪問したわけですが、「これは、確かに大変!」と思いました。最近は、新米の季節で…「30キロ」の荷物などもあるそうですね。みかん、りんご、あるいは増えているのは「水」・・・重たいものもあるそうで、それらは2人作業で持ち上げるなどチームワークも要求される感じがします。ゴルフバックは「桜ヶ丘カントリー11月29日」という感じでコンテナがちゃんと準備してありました。間違いがあってはプレーに支障が出ますし大変ですよね。

そんなことで、最近は仕分け作業にも慣れてきたこともあり、荷物番号?だかをこちらのタブレット端末に入力する作業までもしているそう。一定の研修はなさったようですが、最初は大変だったそうですが、今ではずいぶんとこちらの作業にも慣れてきて、スムーズな仕事運びが可能になっている様子でした。

働くシルバー世代の皆さんは「早起きは苦手ではなく、むしろ得意!」であり、いつもは散歩時間に充てている早朝の一部を、こちらの業務に充てているというわけですから、「このためにワザワザ!」というものではありません。クロネコヤマトさんの方にお伺いしたところ、「求人募集をしてもなかなか人が集まらなくて困っていた」とのことで、まさにベストマッチング!…シルバー人材センターとのコラボにより、悩みが解消されたのだそう。

人手不足を補うために、ドライバーさんが出勤時間を早めて仕分け作業も行ったりなど、かなりやりくりが大変だったそうですが、シルバー人材センターさんのおかげで、「働き方改革!」という面でもものすごく助かっているとの話でした。サービスについてクオリティを維持するために、企業はとても苦労し、努力をしています。いかに効率的に仕事を展開できるのか?…駐車場には同業で被る業務を行う事業者さんのトラックが停車していましたが、互いに協力し合うメリットがあるとの話をされていまして、「なるほどね」と民間企業の戦略を目の当りした感がありました。

 

実際に、仕事をされているシルバー人材センターのリーダーさんは「規則正しい生活リズムになった!」また、「仕事を終えてから、一日が始まる!」ともおっしゃっていて、日々充実しているご様子。仕事を始めた最初の頃は「子どもと同い年くらいの(クロネコヤマトの)人に、いろいろ指図されたこと等に腹を立てる気持ちがなかったわけでもない・・・・」という本音もありつつ、数ヶ月経ち、クロネコヤマトの皆さんが「言葉遣いを含め、態度や対応が変わってきた。」とも話してくださいました。「クロネコヤマトさんは、さすが、しっかりと研修されているようだ」とも。お互いの立場の理解し合いつつ、双方の関係が徐々に徐々によりよくよりよく築かれていることもわかりました。

 

私が最も知りたかったのは、多摩市のシルバー人材センターがまさに他市にも先駆けて、こうした業務を引き受けるようになった「ワケ」でしたが・・・・。ここにはやっぱり秘密?がありました。というのも、クロネコヤマトさんは永山商店街、貝取商店街で「ネコサポステーション」という取組みをしていますが、ここを立ち上げる際、シルバー人材センターの方が「何かお手伝いできることはないですか?」と話しを持ちかけていたようですね。そこがきっかけとなり、「それならば…」と早朝の荷物仕分け作業の受注発注にとつながったそうです。多摩市ならではかな~♪

こうした多摩市シルバー人材センターの取組みが周辺地域にも共有され、クロネコヤマトさんにとってもHAPPYでシルバー人材センターの皆さんにとってもHAPPY!HAPPY!なマッチングとなったわけ。それでも、伺ってみれば、ある意味…’ニッチ’なところに視点が向くセンスというか、「ここに仕事があるのでは?」と発掘するシルバー人材センター側のセンスが問われるということで、「アンテナ高く」のばしているかどうか?という組織経営の在りようも大きく関わっているとのこと。どうやって人材活用していくのか?…仕事があってもこなせなければ当然に釣り合わないわけです。「シルバー人材ならでは!」とポン!って手を打ってくれるような業務に出会えた時にはそれこそこの上ない喜びがありそうですね。仕事の開拓というか、営業をしている方のやりがいありそう。

そして、思い出すのは「多摩市シルバー人材センターを『ブランド化』したい!」という志。総会に出席した際にも伺ったことですが、それを体現するかのように、一歩一歩進んでいる感じですね。既に議会にも先立ち、タブレット会議も導入されていますし、その様子もどこかで一度見学させてもらわねばと思っていながら、未だ実現していませんが…。いずれにせよ、新たな分野への進出というか、事業体としての成長というか、今後のシルバー人材センターの展開には要注目ですね。

そして、私も早朝の見学を経て、とても充実した気分で「多摩ニュータウン再生推進会議」なるものに出席しました。まあ、何と言うか会議体そのものは、誤解を恐れずに言えば、形式的なものになっていますが、会議開催のための準備段階の作業にはかなりいろいろありそうですね。密度が濃いやりとりなども行われてそうだなと…思っております。配布された資料も立派でした。議会などではなかなか配っていただけないカラー刷りの資料(笑)。

会議では市民委員の方が周囲に気遣いしつつも、積極的に発言して下さっているのがいいなって思います。委員長の先生も言いにくいことなどをちゃんと指摘してくださることもあり、特に計画を進めていくにあたって進捗状況管理にも関わる「KPI(重要業績評価指標)」の設定については「ついつい達成しやすい(達成可能)と考えられるようなものを指標に掲げがち」なんてことをズバリ言って下さったのは「そのとおり!」って思いました。

ということで、まあ、もう一つ。この会議にまつわるお話。実は今日、単なる市民、むしろ関心を持つ一市民、一傍聴者として足を運んだつもりでした。もちろん「市議会議員各位」で案内が届いていましたが…。私はこれまでも多摩ニュータウンの再生に関わる会議には極力足を運んできましたので、その延長線上で…今までどおり、いつもの気分で、議員活動として…気楽に足を運んでおりました。にも関わらず、突然に、しかも会議の冒頭で、「来賓紹介」として紹介されたという…。私にとっては超絶「居心地悪さ」を味わったのでした。

 

職員さんたちは…ものすごい配慮というか、気遣いをしてくださったのだと思うわけですが、「来賓紹介」なんて事前に聞いていたわけではなく、そもそも一市民として…という気軽な気持ちの私は議員バッジもつけていくわけなし、まるで不意打ちくらわされたかのような気分になりました。’わざわざ’’紹介していただいたみたい。傍聴席にいらした公明党の渡辺議員は紹介されなかったということは、私が「議長」という肩書きアリだからの気遣いですよね。正直、「勘弁してくれ!」…むしろ恥ずかしくて、その場で帰りたくなり、「傍聴に行かなければよかった」というものすごい後悔の気持ちで1時間余りの会議にどんよりとモヤモヤ感と…。これ、二度と味わいたくない。

 

そんな私の気持ちを察してか、「ちゃんとお席までご案内できなくて申し訳なかったです。」ってのちほど担当者の方がいらしてくださったのですが、そんなの後の祭りだし。そもそも傍聴席後方に座っている人物を「来賓」として紹介するのもどうかと思ったりして(来賓であるなら、そんな場所に座らせないでしょうし。)。傍目から見てもおかしかったはず。知り合いの傍聴者の方にも正直…笑われました…ホント恥ずかし過ぎました。

 

ということで、いろいろありますね。まあ、でも…気遣いをしてくださったのだという点には「ありがとうございます。」という気持ちです。むしろ職員さんに対する「申し訳なかった感」も…「ああ、行かなきゃよかった」だけかもしれませんので。私が行かなければ変な気遣いをさせてしまうこともなかったのかと思うと、何だか申し訳なさすぎ…。しかし、この妙な気の回しを思い出すと、それならもっと別の場面別の局面で「配慮と気遣い」をしていただきたい!としか言いようがなく。議長に私に…ということではなく、もっともっと丁寧に心を砕いて、接しなければならない、対応しなければならない場面があるという意味で。

いい経験をした。一度くらい味わってもいいかもしれないなと。しかし、「議長」という肩書きが「ズドーン」と頭のてっぺんから落ちてきたような気持ちになりました。

そんなこんなで11月の最終週がスタートしました!週末金曜日は12月1日になり、年内最後の定例会が開会します!ポカポカ陽気でしたが、朝晩はさすがに冷えますね。貼るカイロが手離せない季節到来!あったかグッズに助けてもらい、まずは師走を乗り切りたい!と思っております。

学んだことを少しでも還元したいと思う。

南多摩5市(八王子、町田、日野、稲城そして多摩市)の議長会で研修会がありました。東京消防庁航空隊の立川にある基地からヘリコプターに搭乗。上空から東京都を眺めるという経験をさせていただきました。

ヘリコプターとか…地上に足がついていないのはどちらかというと苦手。ふわっと離陸したときから、着陸するときまで…始終ドキドキして、フワフワした気持ちになってしまいました。普段、乗り物酔いはしないのですが、穏やかな天候で揺れは少なかったものの、プロペラの音と振動と・・・非日常の体験だったからか、飛行を終えて、頭が若干クラクラっとしておりました。

上空からみる景色。高層ビルの建っているところ、中層のビル、戸建て住宅が密集しているところ等、都市計画図がふと頭に思い浮かびました。稲城市から多摩市に入ると、一番最初に目に飛び込んで来るのが、ブリリア多摩ニュータウンの塊。目立ちました。

そして、市役所もちゃんと捉えることができました。23区上空よりも、住宅と住宅の間にすき間があり、窮屈感を感じさせないのが郊外だなと思いましたが、やっぱり、多摩市の「みどり」は特徴的。住宅が「みどり」に囲まれていることがよくよくわかりました。

お昼をはさみ、東京消防庁第9消防方面本部ハイパーレスキュー隊の基地へ。多摩ニュータウンに近い八王子市鑓水にあります。この場所は昨年から一部施設をオープンしていますが、施設全体がようやく完成したとのことで来月3日にはお披露目の会が開催される予定です。ハイパーレスキュー隊…消防救助機動部隊というのが正式名称ですが、歴史や組織体制、保有する車輌とその機能などの話を伺った後、実際に見学をし、防護服などを見たり(とても高価そう…)、実技も披露していただきました。

最新鋭の設備など、すごい技術に支えられていることを認識しましたし、「訓練に終わりなし!」と日々奮闘されている隊員の皆さんの姿にも頭が下がる思いでした。訓練があってこその本番…訓練の延長線上にあるのが非常事態ですから…。

そんなわけで、こうした場所が多摩市にも比較的近い場所にあることは心強いとも感じました。今回の研修は、八王子市議会の伊藤議長さんに大変お世話になりまして、八王子市議会事務局に皆さんにアレンジをしていただきました。南多摩5市の交流もかねて議長として出席をさせていただいておりますが、この場で取組んでいることや学んだことを少しでもわが市議会に持ち帰り活かしたいものです。改めて、多摩市議会の皆さんとも一緒に視察を行いたいと思った次第です。

町田市議会の吉田議長が早速、研修風景などお写真を送って下さいました!ありがとうございます。インターネットを武器にするという吉田議長は非常にユニークな議長さんで「最近、インスタを始めた!」とおっしゃり、「インスタ映え!」について話しが途切れず語っておられたのが印象的でした。

こちらの視察を終えてから、パルテノン多摩の博物館機能について、議員有志の皆さんでヒアリング。生活者ネット・社民の会の皆さんの呼びかけでした。こちらに間にあって合流できてホントよかった。今後、パルテノン多摩にどんな博物館機能を設置していくのか?そのためにどのくらい力を入れるのか?…その方針が問われることを再認識し、皆さんと共有することは大切で、やはり総力を挙げて取り組むという意味を感じたひとときでした。実は、パルテノン多摩の収蔵庫、4階であまり使われていない部屋などの存在・・・・「見学したのは今日が初めて!」という方もいらっしゃったので。パルテノン多摩大規模改修についても、もっともっと「議論を深めて」いかねばならないと感じています。

マンホールを探せ!

最近…マンホールがひそかなブームらしいです。秘かではないのかもしれませんが…。マンホールサミットなるものも開催されていると聞いていますが。

多摩市もここに乗り遅れないように?…デザインマンホール登場です!マンホールカードも配布予定です。詳細は24日に発表されるそうなのでお楽しみに!

…ということですが、既にハローキティちゃんのマンホールは設置済みであり、SNSでは話題になっておりました。市内すべてのマンホールがハローキテイちゃんになるわけではなく、多摩センターはキティちゃん、聖蹟桜ヶ丘周辺はラスカルとなります。ぜひ、永山駅周辺には「永どん」をお願いします♪・・・って個人的には思います。

そしてまた、キティちゃんもラスカルもマンホールは雨水用、汚水用があり、それぞれ5枚ずつです。キティちゃんで10枚、ラスカルで10枚。

なので、蓋の設置個所についても、下水道を所管している部署と経済観光課で協議をし、「まち巡り」にもつながるように工夫をしたと聞いております。シティセールスの一環との話。マンホーラーの皆さんのみならず、「マンホール探せ!」とばかりに来客が増えるといいなあと思います。

 

さて、今日は議会運営委員会が行われ、お昼過ぎまで結構みっちり議論というか協議をしました。今期の議会運営委員会のメンバーは委員長は2期目の遠藤ちひろ議員ですが、ベテランの小林議員、遠藤めい子議員とあとは新人1期生の飯島議員、伊地智議員、大隈議員、本間議員です。ここに議長の私と三階副議長が同席をしている感じなのですが、まさに「過去を紐解く」私含めた古参議員とともにフレッシュな感性をお持ちになって「現状をよりよく」と考えておられる議員の皆さんとの協議なので、何ともまあ、行きつ戻りつながらも「前向き」に議論が進んでいます。

なかなか議論が進まない・・・とややヤキモキしている委員長の気持ちを察するわけですが、私がいいなあと思っているのは、議論の方向性が「決して後ろ向きにはならない!」という点です。私が議員になった頃は「そんなめんどくさいことやらない」と何でもが「従来通り」にしかならなかったわけですが、当時と比べると飛躍的な進化?というか、市民のみなさんには「まだまだ甘い!」と言われるかもしれませんが、議論の風景も様変わりしたと思います。しみじみと過去の経験と照らし合わせつつ、「議会も変わったよなあ」と思える自分に年期を感じつつ、現状温存で甘んじていないかしら?・・・と振り返ってみたり・・・。

勤労感謝の日。誰かのために存在し、すべて誰かのために働いていると思います。なので、みんなへの感謝を胸にして過ごしたいですね。パルテノン多摩の大ホールで国士舘大学との連携事業が開催されます。私も参加します。

26市議会議長会など。

東京都内26市の議長が集まる定例会議(東京都市議会議長会)が行われました。

◇それに先立ち、「市町村議会議員公務災害補償等組合」も開催されまして、組合議会議員として出席。こちらの組合はもともと町村が中心で結成されたものだと思われ、昭和(は古いが)になってから市になったと思われる地域と町村で組織されております。市制施行からすれば、多摩市も後発。ですので、古い時代からのつながりで今も組合に加入しているようです。ですので、「東京都町村議会議長会」が事務局機能を担っております。今日は昨年度の決算認定を行ったのですが、管理者や議員にも報酬があることがわかり、いささかビックリ。議長公務だと思って出席していましたので、報酬があるなんて思ってもいませんでした。副管理者の羽村市議会の馳平議長も驚いたとおっしゃっていましたが、考えてみれば…多摩ニュータウン環境組合議会、南多摩斎場組合組合、あるいは三市収益事業組合議会、たま広域資源循環組合などと同じですね。一部事務組合なので、報酬が支払われるというのも、仕組みで考えれば理解できると言えば、そうなのですが…。知らなかったことあるなあとしみじみ感じさせられました。

一部事務組合議会議員の報酬をどうすべきか?・・・については古くから議論があります。廃止すべきという意見もありますが、一部事務組合議会の仕事は仕事として見合った報酬をもらうべきという考えもあり意見が分かれるところです。多摩市議会の場合はただ会議に出席すれば支払われる「費用弁償」は廃止していますし、そういう意味では議員に支払われている報酬含め、かなり状況的には「クリア」であると思います。

 

◇26市議会議長会の方は、今年度は「理事」になっていますので、理事会から出席し、議事内容の確認をしてから定例会に。全国市議会議長会など、上部団体の動きなどが報告されたのち、次年度の事業計画や予算案の内容について協議が行われました。議長会の事務局機能は26市で持ち回りになっているため、事務引継で申し送りされた通り、言ってみれば前例踏襲でしか「モノ・コト」が回せないのだなと思います。毎年1回26市議会が集まり、研修会を行っていますが、その在り方についてもさまざま意見はあります。でも、それを反映させて、在り方を見直したり、よりよくしていくための議論をするためには、相当な労力が必要でしょうね。問題や課題は認識されていても、従来通りにしかできない歯痒さがあるなと思うわけです。見直しが必要だと思われる場合には「見直す」・・・って出来ればいいですが、議会事務局も職員が入れ代わり立ち代わりしますし、議長も2年あるいは1年交替でどんどん変わっていく中で、「じっくり見直す」ことは正直不可能。

でも、改善できるところがあれば、より良く改善していくべきと考えていますので、次年度は「理事」の役割も終えますが(って、「理事」ってこういうものかと思った頃に交代という…)、市議会議長会の存在につき更なる価値向上!をめざしたいものです。

 

◇議長会終了後に意見交換会と称した交流会が行われました。会場は府中でしたので、開始時刻までのすき間時間で…駅前再開発ビルの「公共フロア」になっている5階6階をさらっと見学。市民活動センタープラッツのフリースペースの解放感!聖蹟桜ヶ丘のヴィータコミューネ7階のロビーと同じような空間(こっちのほうが天井がもっと高い)になっていました。青少年スペースとして専用の場所は空席がないくらいにテスト前の中高生たちが集まっていました。大学生の姿、また、市民の皆さんも気軽に訪れ、くつろいでおられました。小さい子どもたち専用のスペースもありました。調理室もガラス張りで、「そば打ち」準備をされている皆さんの姿がよーく見えて楽しそうでした。

◇交流会が終わった後は、また別の会合があり、そちらにも足を運びまして…随分遅くなって帰宅。「世の中おかしくないですか?!」…と録画していた「民衆の敵」を見て、「あるある」をちょっぴり感じたりもしまして…終わり。

 

 

問われる議会と議員。

今日は12月定例会に先立つ議案説明でした。議長副議長に対しては、全議員に説明するよりも前にワンクッション置くために?…先週末金曜日に説明を受けておりました。

「全議員より前に議長や副議長が説明を受ける意義と意味とは?」

今のところ、何のために先立つ説明を受けるのかがわからないというのが現状です。仮にも、何か問題点を感じ、指摘等をすれば、全議員に対する説明の前に修正したり、見直したりするところはあるのでしょうか?

他市ではどうなっているのでしょうか。他市議会の議長さんとの交流会などで聴いてみたいと思います。議長の役目とは何か?・・・「議長は決して飾りではない。議長は議会をつかさどる重要な役割。」として、わざわざ議長室まで足を運び、そのことを強調された記憶もあります。何かの折には「議長なんだから。」とか言われることもあります。

しかし、行政あるいは市長にとっての議会あるいは議員とは…を考えさせられるのは、あるいは「議長」という立場はどう認識されているのか?が肌感覚で実感させられるからです。ほぼ毎日、議会に足を運び、半年余りの間ずっと様子を見てきたからかもしれません。「議長さんなんだから」と言われますが、よりよい市政運営のための「議会」の存在が行政にどう認識されているか・・・まあ、議長室にいれば、痛いほどわかるというものです。

そしてまた、行政にとっての「議会事務局」についても、結局・・・・相対する議会の事務をつかさどっている重要部局としての位置づけであえるかどうかも、全身で感じさせられる良い経験をしているとも言えるでしょう。地方議会の存在意義を高めていくこと、そのことを通じて、より地方自治が豊かになっていくと考えている私にとっては、理想とほど遠い現実を「議長」という立場で再認識させられるよい機会なのかもしれません。

「風通しの良い市政運営」

議会だけで頑張っていても、それはできない。信頼関係を構築するために欠かせないのはコミュニケーションだと考えていますが、何か、風の周りは悪い・・・という感じがあります。気のせいならいいですけれど。

 

ということで、12月定例会に先立つ議案説明は、質疑もそれほどなく淡々と終了しました。むしろ議案説明の前に議会事務局から「政務活動費」についてのレクチャーがあり、そちらの方が盛り上がったというか…。月に2万6千円の政務活動費について、いずれの議員もかなり気遣って使用しています。不正に使用することは多摩市議会ではほぼ考えられないというか、あり得ない。それでも、監査委員からの監査を受け、改めて改善しなければならない点があるわけです。「政務調査費」から「政務活動費」と名称変更し、その定義はどう変わったのか?そもそも「政務活動」とは何か?…「地方議会の議員が行う調査研究その他の活動に必要な経費」…「調査研究その他の活動」って?

説明責任を果たすところでは議員はもちろんのこと、最終的には議長も問われることだなと思っておりますし、議会全体にも問われることですね。そのあたりは議員どうしでも意識し合い、「多摩市議会」としての在り方を確立していかねばならないと考えています。

 

パルテノン多摩の件では特別委員会が開催されました。私の「立場」はあくまでも公平に推移を見守ることだと思っています。なかなか見るのは大変かと思いますが、委員会の模様は…録画で…。

 

さて、久しぶりにこの土日は「議長公務」が入っておらず、自由に活動ができた!マンションのみなさんの道路アダプトの活動に参加し、小学校の学芸会では小さいころから知っている子どもたちの姿に胸が熱くなり、社会福祉協議会の地域まちづくり推進委員会のみなさんと「地域歩き」をしたり・・・楽しかった!

性犯罪被害の実態~多摩市には相談窓口がある!

多摩市議会は女性議員が10名!「女性議員でまずは共有できる課題」ということで、「災害時の女性支援の現場と性犯罪被害の実態」をテーマに私たちができることを考えるための学習会を開催しました。今回は女性議員限定で…。私たち多摩市議会は「性暴力被害者支援のための法整備と予算措置を求める意見書」を可決していますが、国に求めることと同時に、市民に最も身近な場所、自治体議会でもできることを考えたいなと思います。

講師にお招きしたのは・・・・NPO法人しあわせなみだで活躍中の中野宏美さん。実は私、16年前からの知り合いなのです。東洋大学の森田明美先生のところで学んでいた方でもあります。私もちょくちょく森田先生のゼミに顔を出していた時期もあり、不思議なご縁でつながっております。そして、SNSでぐっと距離を近くすることができ、多摩市議会まで足を運んでくださったのでした!

性暴力の現状から性暴力の構造、そして災害時に発生する性暴力被害のこと、もちろん、今年7月の刑法改正のことまで、とてもわかりやすくお話をしてくださいました。私も、自分自身の認識不足を痛感し、もっともっと知見を深め、考えていかねばならないと思いました。

そもそも「性暴力」って…言葉の定義がないのです。中野さんのNPOでは「本人が望まなかった性的な出来事」と定義をしているそうです。そして、これは想像に難くないことですが、性暴力は潜在化しています。被害に遭ったとしても「誰にも言えない、相談できない」人の方が多いからですね。なので実態がなかなか明らかにされなかった…「なかったことにはしない」…とは言え、被害に遭っただけでも傷ついているわけで、それを乗り越える勇気や強さ…考えると心が痛くなります。

 

しかし、阪神・淡路大震災の頃は「すべての性暴力は全てねつ造」とまで言われていたそう。実態がなかなか明らかにされず、明らかにできなかったからでしょう。それを踏まえ、東日本大震災では相談ダイヤルや相談窓口での実績をもとに実態把握の調査も実施するなど、被害の可視化の努力も重ねられたようです。こうした取組みにより、社会全体の認識も少しずつ変化を遂げています。先般の、熊本大分の地震の時には公的機関である女性センターがチラシを配布して、相談ダイヤルなどの告知を行ったそうです。重たいですね…多摩市が被災した場合、どんなふうに、速やかに対応できていくかしら?災害時対応のことを確認しなければならないですね。被災すれば、当然にみながストレスを抱える、不安が高まる…そのことが弱い者に対する暴力とかしていくことを未然に防止しなければなりません。そのための対策は「避難所のつくりかた」含め、実は今から考えておかねばならないことが山ほどありそうです。もう一度、多摩市の災害時対策についても点検しようと思っています。こうした分野では、女性議員が中心となり、必要な体制を整えるための提言ができそう。女性男性とか区別している時代ではないのかもしれませんが、どうしても市の防災安全課も男性職員が中心で仕事する体制になっていますので、気が付いてもらえていない視点もあるかもね♪・・・と。

 

話は変わりますが、多摩市には「犯罪被害者等支援条例」があり、さらには相談窓口がきちんと設置されております。講師の中野さんも「条例と窓口がちゃんとセットになって機能しているところは少ない。多摩市の取組みはすばらしい!」と評価をしていただきました。うれしいですね。相談員さんのスキルも高いと伺いました!まだまだ知られていない窓口かもしれません。宣伝したいですね。困っている人はきっと潜在していると思うのです。性暴力、被害のことについても深い知見をお持ちで、的確に対応されているようですよ!

犯罪被害者の相談窓口に限らずですが、「こんなこと相談してもいいのかな」と迷っているとき、「そうだ!とりあえず行政の窓口に問い合わせてみようか!」って思ってもらえるといいなあ。市役所にある「市民相談」の窓口は実は門戸が広いはず。受け付けた相談については、できるだけ「たらい回し」にしないようにと職員の皆さん日々奮闘されています。市民相談の窓口に行けば、適切な相談場所へとつないでくれる…。それが行政の窓口ですから。

今日は今まで認識が甘かった部分も自覚することが出来たりして、とても有意義なひとときを得ました。ありがたかったです。

ところで、落合商店街にオープンした「子ども宿題カフェみ・な・の・は」をちょっとだけ覗いてまいりました。子どもの居場所として新しい試みかもしれませんね。ボランティアも大募集中!子どもたちが安心できる地域の遊びと学びの基地の一つになるといいな。

戦没者追悼式。ハーモニークラブ1周年☆

戦没者追悼式がありました。市議会を代表して「追悼の辞」を述べました。来賓の国会議員さんが4名となり、都議会議員が2名…「なんか、すごい」と思いました。これまでは来賓として出席する市議会議員も一人ひとり名前を呼ばれ、献花をしていましたが、今年からスタイルを見直したようです。市議会議員は一般参列者の後に献花し、紹介も「市議会議員の皆様」ということで点呼はありませんでした。私たち議員は、こうした式のスタイルが変更していたことは知らされていなかったので、私も実際の会が進行する中で少し驚きました。「今年から変わったんだなあ。」と思いましたが、皆さんにはそのことが伝わっていたのかしら?

追悼式が終了し、一旦帰宅して、セレモニースタイルから着替えまして…埼玉県草加市議会議会広報委員会の皆様の視察対応をいたしました。今年度から一新した「たま市議会だより」が好評です!今回の視察対応には初めて、議会だよりを担当している事務局職員さんにも加わってもらい、小林憲一議員を長とする編集チームをどんな風にフォローしているのか、実務面からの説明をフォローしてもらいました。

視察対応も「よりよく、わかりやすく」…「多摩市議会に視察に行ってよかった」と感想をいただけるようになりたいですね。「多摩市議会の視察に行ったけれど、わけがわからなかった。」と言われたショックが忘れられないので。

 

夕刻から、ハーモニーカフェ@諏訪小学校ランチルームでした。今日は主催しているハーモニークラブの1周年!総会も行い、事業報告をしました。議長になってしまい、ハーモニークラブの活動にも思うような参加が出来ていませんが、毎回とても盛況です。諏訪小学校のランチルームで開催するときには、地域のボランティアさんと子どもたちが一緒にご飯を作ります。当初はランチルームだけを借り、こばと第一保育園の調理室で作ったごはんや食器を運んでいました。校長先生の理解があって、調理室も使用できることとなり、「調理から片付けまで」の一連の流れを子どもたちと一緒に地域の大人が共有できることにもなりました。

昨日は諏訪4丁目の集会所でもランチタイムに実施し、地域の高齢者のみなさんにも来ていただけるような場の提供もはじめています。それぞれができる少しずつの力を持ち寄ること。「こばと第一保育園」の園長先生とスタッフの皆さんが全面的に支援を下さっていることが心強い。地域の保育園として、貢献できることは何か?高齢者が増えつつある地域、今後、周辺に立地している都営団地が建て替えとなり、コミュニティの在りようも様変わりしていくことも想定される…そこに変わりなく存在し続ける保育園としてできることやれることは何かを真剣に考えて下さっている姿に私も大いに学んでおります。

あっというまに明日は金曜日。毎日毎日の振返りも、できているようでできていなくて…「ていねいに日々を重ねる」ことをもっと心がけないとなあと思っているところ。「群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い…」って、あのドラマの主人公のようなカッコよさと潔さは憧れですね…ってこれから録画したドラマを見ます。