角川武蔵野ミュージアムへ行ってみた!

 

隈研吾氏の設計したという…私たちの会派でかなり話題になっていた「角川武蔵野ミュージアム」へ行ってみました。「本棚劇場」が一体どんなものなのか等など、その建物にも興味津々。

会派のメンバー揃っての久しぶりの見学。行政視察での対応はコロナ禍で受け入れてもらえないので、あくまでも見学という形でしたが、もう…建物の出で立ちからして圧巻過ぎまして…。驚きました。ホントに。

建物だけでも見に来たかいがあるというのか、東所沢の一角で、ひっそりとした空間にそびえたつという感じ。結構、物々しいふんいきで厳かというのか…でも、「見に来てよかった」と思えるところにこの建物の存在意義があるような気がしまして。私たちは図書館風のイメージをいただいていたのですが、ここは「ミュージアム」なんですね。入場料というか入館料が必要となります。私たちは最もスタンダードなチケットを購入。これで3時間は滞在できて、4階5階の本棚劇場のあるフロアについては出入り自由ということ。1DAYパスポートでなくとも、3時間あればかなりじっくりと見ることができるなという印象でした。他の来場者の方も、多くは私たちと同じように話題になっている「本棚劇場」を見てみたい!ということでいらしているようでした。松岡正剛さんが館長をつとめておられる点でも注目度代ですね。

館内に入り私たちもそれぞれの興味に分かれ、フロアの見学をしましたが、その資料のありように圧倒されるというのか、来場者も多くてゆっくりと腰を据えてお気に入りの一冊に没頭するということはなかなか難しいという感じ。これはあくまでも私の個人的感想なのですが、落ち着ける雰囲気かといえば、私の感覚には合わなかったかな。

ただ、本の展示の仕方というか、配架の在り方というかそこには工夫がされていて、ジャンル分けがユニーク。別の建物にショップがあり、ジャンル分けは連動させていましたね。「記憶の森へ」「世界歴史文化集」「むつかしい本たち」「脳と心のメディア」「日本の正体」「男と女のあいだ」「イメージがいっぱい」「仕事も暮しも」「個性で勝負する」というような感じ。なんというか、このすべてがパズルのように組み合わさって、私たちの中に織り込まれているということなのかなあなんて思ったりしつつ、私はただただ、本の背表紙やらを眺めておりました。

 

とにかくこの建物の形。しらた議員は建造物としての関心があるようで、どんな部材を使用しているのかなどなど見つつ…「なるほどメンテナンスも考えているようだ。」とか「高価ではない材料が使われているところもある。」という解説も。

私たちは「角川武蔵野ミュージアム」ということで足を運び、途中から、かなり大きい敷地の中の一角にありそうだ…ということで「ところざわさくらタウン」という場所になっていることを知ったのですが、一度は行く価値のある場所ですね。桜の時期に行くほうがいいのかもしれませんが。

これは、神社です。ミュージアムの中には、この神社をめぐる関係者の方々のエピソード紹介もありましたが、「なぜ、ここに」を自分なりにも考えることができるというか、ここに託されている「想い」を自分として受け止めるということが必要なんだろうなあ…と。本棚劇場とついつい結び付けながら、重厚感があり、モダンすぎる神社の鳥居をくぐったりもしました。

あとはパルテノン多摩にある大階段ならぬ…「千人テラス」と命名された広場や、建物に囲まれた空間にあるイベントなどのできる広場スペース。とても良く考えられているなあと思います。ついつい、ホールなども含めて、料金をチェックしてしまいます…。千人テラスとか…ふらっときて座っていたい空間でもあります。ぼーっとして、北側に流れる川を見ているだけでも時間がたちそう。水面に陽の光があたり、時間とともにその様子が変化するのを見ているだけでも楽しそう。

建物全体を入れてください!…ってお願いをして写真撮影をしていただいたのですが、撮影してくださった方の腕が良すぎ。グッドアングルな感じ。ソーシャルディスタンスとか言いながら、撮影していただいたのですが、上手な写真だなあと思ってこの1枚、とてもお気に入りの記念写真になりました!(だから、大きめにアップ!)

街のシンボルって何だろう…って考えさせられますね。そしてまた、今日は「武蔵野」という場所の奥深さを感じさせられたひとときでもありました。「武蔵野・多摩」と言われるのですが、やっぱり「武蔵野」というエリアは別ですね…ということも含めて。言葉には表せられないならがも、いろんなことを感じさせられる見学となりました。今度はもう少しゆっくり行きたい。でも、来場者でざわついてない時間に行きたい。来場者が背中を行き交うというのか、行き来するその空気が私にはちょっと気になるもので…。

11月も中旬に差し掛かり・・・。

今日は来週開催される三市収益事業組合の定例会に先立つ代表者会議でした。事前に行われる議案説明という位置づけです。今は、組合の管理者が稲城市、副管理者にあきる野市と多摩市となっているので、組合の事務局も稲城市からの出向している職員さんたちが中心になっていて、多摩市からも1名の職員が出向というか派遣されて事務局業務にあたっています。組合の事務所は江戸川競艇場内にあることから、会議以外で職員さんと顔を合わす機会もそれほどないというよりか滅多にないというほうが良いのかもしれませんが、こうした一部事務組合というのは、よその市役所の職員の方と机を並べるという意味では、同じ役所と言っても文化の違いを感じるのではないのかなあと思ったりもして、いつかそのことを聞いてみたいなと思っています。

ボートレース業界全体は売り上げを伸ばしている状況にありますが、三市収益事業組合そのものの経営はなかなか厳しい状況で、ボートピア習志野が廃止になってしまったことから、今後の収益確保についてかなり厳しい見込みとなっているのが現状です。しばらくは財政調整基金を取り崩しながら、これまでと同様に年間2000万円を三市それぞれに配分する方針になっていますが、しかし、財政調整基金もいつかは…というか、それほど潤沢なわけではなく、今のままで行けば、そう遠くはないうちに底をついてしまうのではないか…という見込みもあります。

こうした状況をどうにか挽回したいと思っているのですが、今日も会議後の雑談時間では、今後の運営をどうしていくか…話題には出るものの、なかなかその先に進めないような状況に「市民に対する責務」という点で思い悩むなあと考えています。収益が確保されないような状態なのに「収益事業組合」と名乗ることも憚れるというのはその通りですね。収益を上げてこその存在価値と存在意義・・・そこは「かつては多くの収益が確保されていた」と過去を懐かしんでいる場合ではなく、現状で市民にどう還元されていくか、未来にわたってはどうなのか?という観点で議論を重ねていきたいものです。

私が言うまでもなく、おそらく、管理者である稲城市長やもちろん副管理者のあきる野市長、多摩市長と理事者の方々も考えておられることと思うのですが。

ところで、新型コロナウイルスについても感染者がまた増えてきたというニュースに気持ちが縮こまってしまいます。街にイルミネーションを見るとついつい「去年はなあ」と思い出してしまいます。暮らし方がこんなにも様変わりしてしまうのかと。とはいえ、イルミネーションのそばで遊んでいる子どもたちは本当に無邪気で。その姿は変わらずで、ホッとします。ぐっと冷え込んできました。今日は秋ではなくて冬を感じる一日でした。体調にはどうぞお気をつけください。

昨日に続いて、研修。

本日11月11日はポッキーの日とのこと。夜遅くに聞いたので、買ってこなかったなあ。今日くらいはポッキー、久しぶりに食べたかったかもしれない。

昨日に引き続く研修会に参加。今日は埼玉県の学力向上をめざした取組みについて講演がありました。埼玉県では独自の学力調査を実施しており、調査結果に基づいてPDCAサイクルをまわしているといいます。どんな風に?…と興味津々でした。

特徴としては、同一児童や生徒の変化を継続的に把握できるようになっていて、文科省が全国で実施する学力テストのように「その年度のその学年の」というものとは異なっているところには「なるほど」と思います。出題については「項目反応理論」に基づいているそうで、異なる調査であっても学力の比較が可能な内容になっているのだとか。「項目反応理論」なるものは説明は理解できても、それが一体どんなかたちで一定水準に保てるのかは不明ですが、そこは本題ではないのでスルー。

また、同時に「非認知能力」や「学習方略」についても調査をしているようで、子どもたちの自己肯定感や学習への向き合い方なども明らかにできるようにしているのだとか。

この調査によって、学力を伸ばしている学校やクラスまでわかり、それぞれの取り組み状況を共有しながら、水平展開できるものはしていける…しっかりと根拠となるデータを示しながら、学校運営や先生たちの授業改善に役立てていくというものだそうです。埼玉県学力・学習状況調査のページからは膨大な資料が閲覧できますね。ちょっと全部を見切るには時間がかかりそう。

いずれにせよ、この調査を県レベルで実施し、その内容を市町村の教育委員会、現場と共有しながら進めていくという話しです。昨年度は県の教育委員会から市町村や学校に268回の訪問を実施し、全国学力調査の結果や埼玉県の学力調査結果を根拠とした学校への助言を行ったということですが…県教委直接的にが市教委や学校現場を日常的に訪問するというのは、珍しいことなのかもしれませんね。現状、都教委の場合はどうなのか?と思ったりもしますが、今日の話では訪問回数のことが話題に出ていたので、珍しいことなのかななんて受け止めました。

データに基づく県教委のフォローということでは、学力が伸び悩んでいる学校などに対して人員を手厚く配置したり、スーパー教員というのか実績や実力がある教員派遣による授業改善のヒントを共有するなどなどさまざま取り組んでいるようで、「その結果はどうなの?」ということはあえて尋ねることはしませんでしたが、少しずつは成果が見え、手ごたえを感じておられるようでした。

やはり、データに基づく・・・というのは重要であって、これまでに蓄積されてきたビックデータの活用という点では慶應義塾大学SFC研究所と連携して取り組んでいるということ。その結果までは十分に聞き取ることはできませんでしたが、データ分析を行い、次の取組みにつなげていくという視点は重要だと思っています。

ところで、学力を伸ばしている学校の特徴について伺いましたけれど…「チームで取り組めている学校」というのがキーワードになりそうです。要するに先生たちのチームワークということですが、そこには学校をマネジメントする管理職、校長の力量が問われるだけの話…。校長先生がどのような意識を持ち、日々の学校運営を行っているのかが大きく左右すること間違いなしだと個人的にも改めて確信をしてしまいました。多摩市でも校長先生のリーダーシップの発揮されている発揮されていないは一目瞭然というのか、学校全体の「明るさ」にもつながっている気がします。校長先生が「管理志向」にあると、先生も子どもたちも窮屈そうなので。校長先生のマネジメント力がいかほどなのか…そこは言い訳できないほどに明らかなのではないかと感じております。

埼玉県の取組みに関しては、県教委と市町村教委との連携がどのくらい進んでいるのか、あるいは、小中連携と接続における取組の工夫など含め、まだまだ現状を突っ込んで調べたいことばかりでした。また、「非認知能力」という観点では、いきなり学齢期に入ってからというよりは、就学前教育の重要性も指摘されている部分ですから、市町村との連携が欠かせないところですし。引き続き関心を寄せながら、埼玉県の取り組みを学んでいきたいと思います。

個人的に言えば、「学力向上」にあれこれと取り組みをしているわけであって、実際に「学力向上」が図られていることは…埼玉県の実ならず、他の場所でもPR材料などに使われていることもありますが…。

だとすれば、「学力低下」の原因と要因は一体何なの?…ということについても解き明かしてほしいと思っているのですね。ゆとり教育で子どもたちの学力が下がった云々などとさんざん指摘する声があったわけですが、それはなぜだったの?ということも含めて。そこがなかなか明らかにされないまま、子どもたちが逆に詰め込み教育に再び放りこまれている気がしています。このコロナ禍で授業時間が不足しているからと言って、わからないことをそのままにしてどんどん進んでいく授業の在り方とか…置き去りになっている子どもたちが多数いるのではないかと捉えています。なんか、英語だのプログラミングだの…新しいことばかりが学校現場には降り注いでいるし…と思います。ぜひ、「学力低下」が言われていたころ、一体何が悪かったのか…どこに原因があったのか、もっとはっきりとさせてほしいですね。

アクティブラーニングの時代へ。そしてまた、「学びの質」と「学び方の質」も今まで以上に問われていく時代へ。その中で、子どもたちを翻弄することないようにしていくことが大人の責任。さて、多摩市の現状はどうなっているのか、見ていく必要がありそうです。

研修会に参加しています。

長年…幽霊部員のようにメンバーになっていましたが、久しぶりに自治体政策青年ネットワークの研修会に参加しています。若い世代の議員が増え、ネットワークのメンバーも人数が増えていることにも驚きながら、旧知の議員との再会も楽しみにしつつの参加です。

本日のプログラムは「教育と探求社」の宮地勘治氏のお話から。子どもたちの未来に必要な「学び」とは何か?という観点から、全国各地で採用されている「クエストエデュケーション」のプログラム内容について、そしてまた、実践例も伺うことができました。

「答えのない問いを探す」というのは、あちこちでも言われていることですが、正直、現状で言えば、既存の教育プログラムや学習活動を前提として教員スキルを磨き上げてきた先生たちにとっては指導方法に頭を悩ます分野ではないのかなって思います。さらには、学校だけで子どもたちの学習を支える時代ではなく、多摩市でも企業との連携も視野に入れつつESDにも取り組んできましたが、地域で教育を支えていくという観点からも企業参加を得ながら進めていく「クエストエデュケーション」プログラムの導入は一つの有効手段になるような気がします。

私立の学校では多く採用されているのは、その有効性に着目しているから他なりません。将来を生きる子どもたちに必要なスキルは何か?「21世紀型スキル」なんて言葉も頭の片隅にひっかかっていますが、言われてから久しく…。公立学校の現場レベルでしっかりと根付かせていくためにはまだまだ「昭和頭」というのか、「昭和時代」から脱しているとは言い難い学校の在り方そのものを変えていかねばならないと思いますね。その意味では、GIGAスクール構想、1人1台タブレット端末で期待される学習スタイルそのものの変化がもたらす学校そのものの在り方改革というのか、既存の常識を覆さなければ成り立たなくなる教室や学習環境になっていくことは、現場にとってはちょっとショック療法的かもしれませんが(と言っても、すでに導入されているところもあるし、効果も上げているところもあるけれど)、ここを転換期と捉えつつ、子どもたちのためにより良い展開へと導いていくことが求められることでしょう。

そうした渦中にあって、「クエストエデュケーション」がめざしてきた現実の社会に向き合いながら子どもたち自身が創造性を少しずつ開花させていく「探究学習」のプログラムはなかなか興味深いものでした。

次のプログラムは…。三鷹市役所市民部長の一條義治氏による「人口減少時代の自治体政策の課題~総合計画策定のあり方と欧州先進都市のコンパクトシティ政策を事例として」というタイトルでの講演。三鷹市での取り組み実践は、多摩市の取組みとも非常に似ています。取り巻く状況が何となく似ているというのもあります。多摩市と同じようにぎりぎり地方交付税の不交付団体という財政状況も含めて。また、 多元・多層的に市民参加をしていく観点でも「市民討議会」にも触れられ、無作為抽出で選出した市民に参加してもらう手法の紹介もありましたし、ある意味、多摩市でも行われていますので、「似て非なる」がありそうだなと思いつつ、拝聴しておりました。いろいろ感じることもあって、実際の現場の状況をもう少し突っ込んでヒアリングしてみたいと思いました。

面白かったのは、話の中には「議会」の姿が見えてこなかったことですが、議会にはやっぱり「全員協議会」のようなかたちである程度全体像が見えた段階での説明を行ったような経過なのかな。私は議会で「将来的な市の財政状況」についてどう議論していくかが大事なことかなと思っていて、議員同士でも将来の財政展望を議論する場があり、それに基づいて計画が策定されていくような流れになるとよいなあと考えています。もちろん、シミュレーションをするところ、情報提供という点では行政に力を借りる必要があると思うのですが、「議員同士がディスカッション」というのがポイント。全員協議会などでは、「行政はどう考えたか?」は説明されますが、きっと、それだけではなく、議員がそれぞれの見識のもとで将来にわたっての財政状況をどう考えていくか、そのための前提をどう置くのか…などなど議論をしつつ、そこに行政も参加しながら、一定の方向を導き出すようなことができたとき、議会における議員活動のありようにも変容がもたらされるような気がするのです。

再び…プリン話題で恐縮。こちら島根県産です。最近、島根県は私にとって非常に身近な場所でもあり、「島根」と聞くとついつい「応援しないと!」と思います。めちゃくちゃ手作り感のあるプリン。カラメルソースが別添えというのは良いですね。ただし、容器が何とかなればいいなあ・・・と思います。私はカラメルソースは使わずにいただきました。ほんのり甘いプリン。甘さが足りないと言われてしまうかもしれませんが、どちらかというと牛乳多めの味。生クリーム仕様ではないのであっさりしています。たまご感も薄いですが、でも私の好みの味でした!おいしかった。今日のごほうびスイーツ。

ノー・ワクチン。強制しないでほしい。

ゆず。枝付きのゆず…初めて枝が付いているのを間近で見たのですが、鋭い棘があるのですね。びっくり。とてもいい香りがするわけですが、「わああ!」なんて触ってしまい、親指にとげが刺さり、出血しました…。

さて、ワクチン接種について…新型コロナウイルス対策で「義務化」されるされない…と一部には不安の声が広がっています。ワクチン接種はせずに子育てをしているママたちもいますし、そんなママたちは自分たちもワクチン接種をして来ていない場合もあれば、ワクチンを接種したことにより難病になってしまったという場合もあるようです。ワクチン接種に関しては、その危険性を指摘する声もあり、被害救済について訴えている方もおられますが・・・しかし、接種×被害の因果関係を特定することがとても難しく救済を訴えても、なかなか難しいというのも現状であり現実。辛い状況があります。救済されるまでにとても時間がかかるとも聞いたことがあります。私の身近にもワクチン接種はしない、小児科にもかからないで子育てをしている方もおられます。そうした選択もあるのだと後から知りましたが、我が子に関して言えば、何の疑問も持たず「ワクチンは接種しなければならないものである」という認識を持っていたような気がします。

今日はワクチン接種のことを学び、考えながら子育てをしているママたちと話をしてきましたが、改めて、ワクチン接種のをしない子育てに日々、どのような努力をしているのか…特に、子どもたちの健康な体を作るための食事をつくるための情報収集はもちろんのこと実践には頭が下がる思いです。そしてまた、ワクチンを接種しないと選択に対する世間の捉え方、世間からの眼がとても厳しいことも心情が吐露されました。多摩市内の病院で「ノー・ワクチンの子育て」を受け止めてくれる場所があるのかということも話題に。ママたちは相談事があると八王子の山田眞先生の診療所に足を運んでいるそうです。ちょうど、動画がアップされていましたが、まさに、今日はこの動画の相談内容そのものの内容が話題に出ていましたので参考まで。個人的にはこの動画で「少数派的な生き方をすると世間はうるさい」…という先生の言葉に妙に納得してしまいましたが。

私は「ノー・ワクチンの子育て」については尊重していきたいですね。「強制しないで」という声は受け止めることもまた必要であり、大切ではないのかなって思います。ママたちは「もちろん自己責任」という点にも覚悟があることを感じますし。「ノー・ワクチン」が周りから攻められて辛くなっている気持ちに心が痛くなるものです(子どもたちの健診などで)。

久しぶりにプリン話題。成城石井の特製焼きプリンです。ネットでも評判が良いプリンです。‛かたさ’がちょうどいいのです。甘さも抑え気味ですので、結構、ボリュームあるのですが、食べれてしまいます。ケーキ屋さんで高価なプリンを買うこと思うと、この大きさ、この味わいでお得感あります。230円。

夕方からの学習支援で、「今日はとても面白いことがあって、日直の男の子が2人とも寝癖がピーンとしていたの」と報告してくれることがうれしいですね。ちょっとずつ学習習慣を身につけてくれること、一週間に一度の短時間ながらも「少し前よりもできるようになってきた」と共有できるとよいなあと思っているのですが、なかなか教える技術が上がりません。ここ、自覚している私の課題のひとつなのですが、ホント、子どもたち一人ひとりに寄り添って指導するというのは大変なことだなと思い知らされるのでした。

11月に入ってから毎日がとても早く過ぎていく気がしてなりません。一般質問の通告書もそろそろ書き始めないといけない。

5Gアンテナ。便利で快適…だけで突き進むのではなく。

  

今日は空模様をずっと眺めていると楽しかったかもしれない…と思いました。生活環境常任委員会があり、2つの陳情を審査しています。「5G アンテナの設置を携帯各社にやみくもに行わせないことを求める陳情」と「 第五世代移動通信システム(5G)基地局設置に関する条例制定に関する陳情」です。関連する内容なのと、私たち自身も学びながら、陳情審査をしなければならないと考えていることから、少し時間をかけながら、慎重に審査をしていく方向です。今日も結果的には「慎重審査」のために先送りしました。まだ、12月の定例会中の委員会もありますので、審査はそちらにも委ねられていくと思います。

これからの社会。情報化というか…デジタル庁の設置まで打ち出されている状況の中、私たちがこれから進んでいく社会の方向…ここには抗えないとの認識ではいずれの議員も一致しています。新型コロナウイルス対応で広がりつつある「オンライン」…新しい生活様式はこれまで以上の強い通信が必要とされていることは確かです。「いい」「悪い」と議論している余地がないほどの猛スピード…GIGAスクール構想のことを考えても…。私たち市民が取捨選択するというような暇もないほどだと感じています。

しかし、健康被害の問題には目を向けておきたいと思っています。少数派かもしれませんが、過敏症の方の存在を私たちは知っておかねばならないと思うのです。

「国が安全と言っているから安全です」

確かにそこに拠るしかないのかもしれません。でも、実際には不調を訴えている方が存在しているのです。残念ながら、疫学調査などに積極的に乗り出すこともないのが私たち日本社会の現実…総務省の「電磁波防護指針」に則っていれば「〇」という域からなかなか超えることができないのは心苦しいことです。今日の委員会でも環境部と議員の質疑応答とやり取りが行われましたが、「電磁波過敏症の市民の方がおられることは認識している」という前回の委員会での答弁がベースになっていることは部長や課長の対応からも感じることができます。環境行政においては、多摩市行政が誠実な姿勢で市民と向き合おうとしている感じがします。国に決して逆らわない…が大原則にある自治体ですが、しかし、「そんなことあるわけない」という姿勢ではなく、現状に向き合おうとする対応にはむしろありがたさを感じるのは私だけでしょうか。救われるような気持ちになるのは、得体のしれない頭鳴りの要因に電磁波もあるのではないかと疑っているからかもしれません。

とにもかくにも…「そうしたことは把握はしていません。」

けんもほろろにて拒絶するというのか、もし、このやりとりが国会の場であったら、どんな答弁が返ってくるのでしょう。国会中継を思い浮かべつつ、ついつい想像するわけですが、少なくとも電磁波過敏症の訴えを理解しようとする姿勢があることにありがたいとさえ思うのです。

5G・・・今以上に高速通信、そしてまた大量の情報を送受信できることと宣伝されていて、そのことが私たちの暮らしを豊かに幸せにしていく(かもしれない)一方、失われていくものは何か、そしてまた、私たちがその一方で意識していかなければならないことは何かも同時に情報として手にしておきたいですね。

 

今日は陳情を提出された方がいらしてくださり、審査前に5分間意見を述べられました。電磁波過敏症当事者の方です。その中では海外での状況についても触れられていたように、日本の大手メディアではめったに報道されないのが海外の状況。知る努力をしなければ、知ろうとしなければ、気軽に手にできない情報だと再認識。そして、委員会もまた陳情者に寄り添いながら審査が進んだと思いますが、最終的にはもう少し勉強もしたいということ結論を出すのは12月になりそうです。

 

ちょうど12月にベルブ永山の消費生活センターにて開催される予定の「消費生活フォーラム」では関連する学習会の企画もあり、そちらに参加して、深めていきたいとの意見もあり、私たちも前向きに取り組んでいく方向です。私は委員会では委員長ですので質疑をしたり、意見を述べたりはできないのですが、市民の方の願いを議会としてどう受け止めていくのか、合意点を見つけていく努力をしなければならないと思っています。便利さを追求していくことは否定しませんし、それに伴う豊かさもあります。ただ、そこだけに意識を奪われてしまうのではなく、「一方で…」とか「その裏には…」もどこかで心に留めておきたいものです。ぜひ、5Gアンテナ問題について、少しでも関心を寄せてくださるとうれしいです。

KDDI跡地活用のことを確認してきました。

南野にあったKDDI所有の南野にある土地の跡地が衛星放送のための基地局になる話があり、市民の方から「電磁波問題など、気になる」という問い合わせがありました。社民党の伊地智議員がヒアリングをしようと予定を調整下さり、ご一緒させていただきました。

まだ、正式な譲渡契約までには至っていないようですが、日本のBS放送を引き受けている株式会社放送衛星システム(日本で唯一BS放送の無線局免許を持つ会社)に所有が移り、新たにBS番組を衛星に送信するための基地局の建設が計画されているとのことでした。「なぜ、多摩市のあの場所に基地?」と思うわけですが、南西がゴルフ場であって、高層建物が建設されることが無い場所であることが大きな理由だとおっしゃっていました。南西方向に強い電波を飛ばすので遮る建物があるかないか、あるいは今は無くても将来的にはどうなのか…など検討した結果、「あの場所に」となったようです。

心配されている電磁波については、とても強い電波であり、3万6千キロも離れたところに打ち上げられている衛星に向けられていること、ターゲットめがけているためそれ以外への影響はほとんどないとのこと。国際法上のルールに則ってもとても厳しい縛りがあると伺いました。

私にとってはまるでBS放送の仕組み、そのイロハをレクチャーしていただいた感じであって、とても勉強になりました。しかし、会議室からの眺望が…。

秋晴れの向こうにはもちろん富士山も見ることができました。また、明日の委員会で「電磁波5G」に関連する陳情を審査する予定ですが、同席くださったKDDIの責任者の方からは「5Gアンテナの設置」に関しては新たな基地局設置のために「多摩市に申出が必要」であることは心得ておられること等も確認でき、コンプライアンス意識というのか、地域社会の中で企業が果たすべき責任に対する意識の高さを感じることができました。

実際に、新たなBS放送のための送信基地の稼働は2025年あたりを予定しているようで、現在のNHKの渋谷放送センターの老朽化に伴う建て替え計画とセットで検討が進んでいるようです。直径5メートルの大きなアンテナが予備も含めて全部で14基ほど建設を予定しているとのこと。周辺の景観にはもちろん配慮されるということです。基本的には無人!ということにもまた驚き。オペレーションを行うための場所はまた別途建設する予定になっているそうですが、現在も埼玉県久喜市や千葉県君津市にある送信局にしても基本的には無人で運用されているというので、もう、私の想像を超えます。

いずれにせよ、今回の土地の譲渡、活用計画と健康被害という点でいえば、心配するほどのことではなかったのかなと思っているのですが、私たちの暮らしが便利になっていくための技術革新とか進化がどこまで進んでいくのかしら…と心底そう思います。それは私たちが求めている豊かさに結び付いていくのかなということまで考える今日この頃。

臨時議会でした。

久しぶりに夜の遅い時間に永山駅を降りた帰り道の永どん。季節がまた巡ってきたなあと。今日は臨時議会がありました。今年は新型コロナウイルス対応の補正予算など臨時議会も今日で4回目です。今日は、市内小中学校のLAN環境を整備するというか、強化するための備品購入の費用が計上されていました。既に予算は決まっていますが、議会の契約議決案件になっており(工事案件とそれ以外で異なるのですが、金額によって議決が必要になります。議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例

すでに予算でも審査されたはずなので、すぐに終わるかなと思いましたが、「なぜ、購入することにしたのか。リースは考えなかったのか」ということなど質疑がなされ、最後に、遠藤ちひろ議員から「入札調書」を見ながら、ちょっとした違和感というか、状況説明が求められましたが…。

何というか、違和感はあったとしても、そこに不正があったかどうかという点については、市の事務執行というのか手続き上からは問題点は見つからないわけであって、しかし、明らかに「失格」「辞退」の多さが目に付きますね。全国的にオンライン授業への環境整備をしている最中なので、まあ、いろいろあるのかなと推察はしますが、それ以上のことまでは…。

 

これが、議案書に添付されている資料なのですが、18事業者がエントリーして、そのうち6社が失格、そして、10社が辞退、最終的には2社で札を入れて、一方が落札。物品購入で全国各地で取り合いということなので、多摩市が購入したい品目を揃えられないともなれば「辞退」になりますし、「失格」ともなるわけですが、しかし、なんか、入札調書を見ていて違和感というか、複雑な気持ちになるのは、私だけではないんだなと思った次第です。

質疑はあっても、最終的には全会一致で可決され、来年4月に向けて小中学校の「新しい学習環境」整備は加速的に進むこととなりそうです。先生たちも大変になるのかなあと個人的にはそこも危惧しています。ただ、オンライン授業がやりやすくなることで、学校という場所に足を運ぶことにしんどくなっている子どもたちが自宅学習などできる機会が広がるという意味では前向きに捉えたいかなと。

一方、電磁波問題も無視はできません。特に最近の5Gの宣伝…私たちが犠牲にしながら、得ている「便利さ」があるのではないかなって思うこと多いのです。地球環境問題一つ考えてみても…。
明後日、市民の方からも同様の心配の声が上がっていて、生活環境常任委員会で陳情の審査をすることになっています。環境部を中心に資料が作成され、手元に届いているので、しっかり目を通して当日に臨みたいと思います。

こども・まち・知る権利

ドイツのミュンヘンから広がって、日本でもじわりじわりと各地で開催されているミニ・ミュンヘン。私はずいぶん昔(議員になりたをての頃)に「子どもの権利」に関する学習会に参加をしたときに、千葉県佐倉市「ミニさくら」での取組みを知ってから、多摩市でもこうした取り組みができたらいいなあと思ってきました。そんな中で、市民発で「ミニ・ミュンヘン」の企画があると知り、遠巻きにその活動を支援してきました。

活動の中心になっている矢田さんは「小さく生む」ということで、地道地道に取組みを広げておられて、打ち上げ花火のような派手派手しい宣伝をするようなことはせずに取り組んでおられます。私はその姿勢にとても共感をしていて、活動を支えるスタッフの輪を少しずつ広げながら、単なるイベントとして実施するのではなく、どちらかと言えば「ミニ・ミュンヘン」の本質を理解できる大人も増やしたいとの思いがあるのかなとお見受けしています。

今年の2月に開催予定だった「こどものまちたま」(多摩市版のミニミュンヘン)は、新型コロナウイルス対応にて中止。とても残念だったのですが、この週末、「ミニ・ミュンヘン」を日本に紹介された中心的人物でもある卯月盛夫先生をお招きした学習会が開催されたので参加してきました。

「ミニ・ミュンヘン」が誕生した背景、それを支える人々、資金…ドイツでの歴史はもう40年以上にもなりますし、とても興味深いですが、そこにはやはり、ミュンヘンならではの教育システムとの関係などそこで育まれてきた文化との関連がありそうです。そして、「ミニ・ミュンヘン」の取組みを通じて、子どもたちが自治を学ぶ、そしてまた、まちへの愛着を深めていくきっかけづくりにもなっていそうな気もします。本場の取組みを見に行きたい!と思うものです。以前、高知県で開催された勉強会でも「とさっ子タウン」の事例発表があり、学んだこともありますが、実際の現場ツアーにはまだ参加できていないので、ドイツに行く前にまずは高知かな。

  

ところで、この勉強会には児童館の職員さんも参加されていました。児童館でも子どもたちの主体性を大切にし、子ども実行委員会をつくり開催されているイベントなどもあります。事前準備から、イベント本番を迎える…その時間の経過の中に子どもたちがぐっと成長するというエピソードが紹介されたのですが、児童館の存在意義を改めて認識。本場の「ミニ・ミュンヘン」は開催期間も3週間と長期にわたっていて、数日間だけしか開催できずに一過性イベントになりがちな日本版取組みとは一線を画しているような気もします。さらには、その取組みを支えていくための「地域の人づくり」と配置が行われています。その意味では支える基盤が異なるとも言えますが、しかし、ミュンヘンの「子ども参画専門員」と多摩市に配置されている児童館と児童館の職員…私には何となくオーバーラップするのです。

その意味で、多摩市版のミニ・ミュンヘン…児童館などとタイアップしながら、「こどものまちたま」の取組みを推進することができれば、まちの基盤として根づいていくと良いですし、(一応)市民自治とか、地域の自治にこだわり取組み推進をしていこうとする「多摩市行政」にとってもプラスですね。多摩市自治基本条例のことを久しぶりに思い出しながら、学習会をあとにしました。

町田市で開催された前川喜平さんの講演会に参加。「知る権利」のことを深く考えさせられました。「知る」ことからはじまる。子ども参画についても同じですね。子どもたちはまちに参画できることをどこまで理解しているのか、知っているのかなあ。選挙権がないだけで、子どもも市民としてもっとまちに参加してほしいですし、そのための仕組みを整えていきたいですね。

今日は久しぶりに公務らしい公務。三多摩上下水道・道路建設促進協議会の第3委員会でした。生活環境常任委員長のお役目ですね。多摩市が「副委員長」と持ち回り方式で、知らない間に?というか、「副委員長」のお鉢がまわってきており、開会のあいさつを担当。ものすごく形式的な会合過ぎて、「令和時代なのに『昭和』」という気持ちになったのは私だけでしょうか。東京都建設局の道路建設部(この部署名はわかりやすいな)の方から「多摩地域における都市計画道路のの整備について」の講演というかレクチャーをいただきましたが、要するに「道路建設部の仕事とは」について解説を伺った感じです。道路建設は経済成長を支える重要なインフラであることの証左について…もう少し突っ込んで聞きたかったです。データの裏付けとかあるのかなと。

今日と明日で永山北公園で「コロナ困りごと相談会」開催されています。今朝は設営をお手伝いしました。関わることで学べることもたくさんあるなと思います。「場づくりって何なのか?」ということも含めて。午前中は秋晴れでしたし、相談会に協力してくださっているスタッフのみなさん(都内各地から来てくださっている)にも多摩市のみどり、空気、心地よさを感じていただけたかな。

 

大切なことは毎日をていねいに過ごすことではないかと。そんな気持ちを確認する11月の始まり。そして、今日は夕刻から学習支援のボランティア。子どもたちのエネルギーをチャージしてもらった週明け月曜日となりました。