臨時議会でした。

久しぶりに夜の遅い時間に永山駅を降りた帰り道の永どん。季節がまた巡ってきたなあと。今日は臨時議会がありました。今年は新型コロナウイルス対応の補正予算など臨時議会も今日で4回目です。今日は、市内小中学校のLAN環境を整備するというか、強化するための備品購入の費用が計上されていました。既に予算は決まっていますが、議会の契約議決案件になっており(工事案件とそれ以外で異なるのですが、金額によって議決が必要になります。議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例

すでに予算でも審査されたはずなので、すぐに終わるかなと思いましたが、「なぜ、購入することにしたのか。リースは考えなかったのか」ということなど質疑がなされ、最後に、遠藤ちひろ議員から「入札調書」を見ながら、ちょっとした違和感というか、状況説明が求められましたが…。

何というか、違和感はあったとしても、そこに不正があったかどうかという点については、市の事務執行というのか手続き上からは問題点は見つからないわけであって、しかし、明らかに「失格」「辞退」の多さが目に付きますね。全国的にオンライン授業への環境整備をしている最中なので、まあ、いろいろあるのかなと推察はしますが、それ以上のことまでは…。

 

これが、議案書に添付されている資料なのですが、18事業者がエントリーして、そのうち6社が失格、そして、10社が辞退、最終的には2社で札を入れて、一方が落札。物品購入で全国各地で取り合いということなので、多摩市が購入したい品目を揃えられないともなれば「辞退」になりますし、「失格」ともなるわけですが、しかし、なんか、入札調書を見ていて違和感というか、複雑な気持ちになるのは、私だけではないんだなと思った次第です。

質疑はあっても、最終的には全会一致で可決され、来年4月に向けて小中学校の「新しい学習環境」整備は加速的に進むこととなりそうです。先生たちも大変になるのかなあと個人的にはそこも危惧しています。ただ、オンライン授業がやりやすくなることで、学校という場所に足を運ぶことにしんどくなっている子どもたちが自宅学習などできる機会が広がるという意味では前向きに捉えたいかなと。

一方、電磁波問題も無視はできません。特に最近の5Gの宣伝…私たちが犠牲にしながら、得ている「便利さ」があるのではないかなって思うこと多いのです。地球環境問題一つ考えてみても…。
明後日、市民の方からも同様の心配の声が上がっていて、生活環境常任委員会で陳情の審査をすることになっています。環境部を中心に資料が作成され、手元に届いているので、しっかり目を通して当日に臨みたいと思います。