真夏がわたしを襲う。

【議長の】

多摩市身体障害者福祉協会の第10回定期総会に出席いたしました。NPO法人会化をしてから10年目を迎える記念すべき会に参加をさせていただき、うれしく思いました。進行はスムーズ…定期総会は予定通りに終了しまして、遅れていらした市長は間に合いませんでした。午前中、市長は青少年問題協議会の方に出席されていたそうです(ってあいさつでおっしゃっていました)。

総会が終了して、出席していた議員はほぼ退席したのですが、今日はあらたに議員と藤條議員は私と一緒に懇親会まで出席。身体障害者福祉協会さんの事業部門でもあるアートひまわりさんの手づくりのシーフードカレーとおかずをいただいた後、各テーブルにご挨拶をさせていただきました。

議会として、特に委員会が中心となって、障害者福祉施策を考えていきたいことや意見交換などさせていただきたいこともお伝えしました。あらたに議員、藤條議員ともに健康福祉常任委員会のメンバーでもあり、いくつか市民の方からもご意見をいただくことができ有意義なひとときでした。

懇親会の場では、市長に対する直接の質問コーナーもあり、「出身はどちらですか?」「衆院選挙区の見直しについて聞かせてほしい?」「災害発生時の障害者への対応について」がフロアから出されました。市長は特に「衆院選挙区」問題について熱弁を振るっておられました。

【わたしの】

それにしても今日は真夏日!この陽ざし・・・・。建物から一歩出ると、紫外線の攻撃!!!

身体障害者福祉妖怪の総会に出席した後には、明治大学の校友会の地域支部の懇親会へ。まさか、議長をお引き受けすると考えていなかったので、本来は校友会の総会に出席する予定だったのですが、そちらは「ごめんなさい」で懇親会にはようやく間に合いました。立場など全く関係なく、互いの健康と笑顔を確認することができ、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

 

議長になり、「安全確保」の名のもとに公用車を使わせていただいています。もちろん、公務に限ってです。運転をしてくださるのは市役所のOBの方で、昔々のお話しも含めた経験談など聞かせていただいております。「議長になれば、議員よりもプライベートがなくなるでしょう。」と言われました。確かに、そうかもしれませんね。でもそれを覚悟で引き受けたので、甘っちょろいことは言えません。家族の理解あってこそ…「感謝」を噛みしめる議長就任12日目。

ちょっとした頭休めは多摩中央公園で。

【わたしの】

今日、成田市議会議員の会津素子さんが「愛和小学校のエディブルスクールヤードの取組みを見学したい!」とのことでしたので、愛和小学校の前で待ち合わせ。実は、今日は東ティモールからも見学者がありました。せっかくの機会でしたので同じ会派の子ども教育常任委員長の折戸小夜子議員にもお声かけをしました。

・・・と言っても、私たちは愛和小学校の校門で待ち合わせをし、私はそのまま離脱・・・。

【議長の】

離脱したのは、岩手県盛岡市議会広報委員のみなさまが「たま市議会だより」についての視察調査にいらしたので、そのための対応です。でも、こちらもまた途中で離脱。視察については、私たち多摩市議会の広報担当者として長年「議会だよりの紙面改革」に取り組んでこられた小林憲一議員が担当してくださるので、バッチリお任せしてしまいました。

そして、三階副議長と市役所内をひと回りし、遅ればせながら、各部などへ挨拶まわり。いよいよ6月定例会も始まりますし、新しい体制で臨むことにもなるので、部課長の皆さん顔見知りの方ばかりとは言え、気持ち新たに進んでいくためにも挨拶をさせていただきました。

滅多に行かない・・・住民票など受取窓口のところに、ひっそりと観光PRコーナーが。

せっかくなのに、ちょっと遠慮がち…な感じもします。しかし、市役所内を一巡りし、業務スペース含め、「手狭になっている」ことを実感させられました。モノを整理整頓するとしても、場所がそもそもない!…という状態がよくわかりました。市役所建替えについても、しっかり取り組んでいかねばならない課題であることを再認識させられたとも言えます。

午後は、三多摩地区消防運営協議会(三消協)の役員会と総会に出席。多摩市議会議長は充て職にて「副会長」だったようです。ですので、総会では閉会挨拶をするハメになってしまいました。…と言っても、事務局を担当している八王子市の方がきちんと挨拶原稿を作成下さっているので、それを読むだけではありますが。お恥ずかしいながら、そもそも、この運営協議会が何をやっているのかすら、これまた全く感知もしていなかった(というか、このような協議会の存在すら認識していなかった)ため、驚いたのなんの!でしたが、しかし、副会長職も今日の総会までで今日限りでおしまい…だったというのもまた笑い話になりそうです。

【わたしの】

その後、三消協の総会会場だった東京自治会館からいい時間に多摩市に戻ることが出来たので、少し書類整理をしてから、多摩センターは富沢家に行くことが出来ました!「襖絵特別公開展示」が行われていたので見てまいりました。今まで一度も見たことがなかったので。この襖絵はパルテノン多摩の湿温管理がされている場所で保管されているものです。受付と案内をされていた方にもお話を伺うことが出来ました。せっかくこの場所に移転させた古民家。実は、これを維持していくとすれば、保存のために手入れをしなければならないことも感じたひとときでした。

 

そして、多摩中央公園をボーっとしながらぐるりと一回りして、いい気分転換となりました。「ちょっとした頭休め」が大事ですね。しかし、暑い一日でした。明日はもっと暑くなるということ…ちょっと体が参りそう。

「気負わずに」…に救われる。

【議長の】

今日は兵庫県三田市議会の議会運営委員会の皆さんが視察にいらっしゃいました。議長は「歓迎のあいさつ」をする必要があります。先日は三重県いなべ市議会からもご視察いただきましたが、その際は、子ども教育常任委員会での調布市訪問と重なっていたので、三階副議長にお願いしておりました。ですので、今日のあいさつが初めてのことで・・・とても緊張しました。

とは言え、三田市さんとはとてもご縁があります。私は兵庫県神戸市生まれで5歳まで育っているのですが、祖父母が三田市から車で30分くらいのところにありました。三田市にもニュータウン地域がありますが、「フラワータウン駅」というのがあり、子ども心に、まるでおとぎ話に出てくるような名前!と思っていました。有名な三田屋さんのレストランがあり、純和風で素敵な建物…連れて行ってもらったときにえらく感激したことを思いだしました。

今回ご視察いただいたのは主に多摩市が取組んでいる「決算審査における議会の評価」について。議会が試行錯誤ながら、事業評価に取組み、そして現在は一応、施策評価に発展させていますが、既に10年以上の歴史を重ねています。内容的には厳しいご指摘などもいただいていますが、「議会として評価する」…言ってみれば「議会としての見解を一つにまとめていく」作業ができていることは他市から見ると「類まれ」と映るようです。

当初は挨拶だけさせていただく・・というつもりでしたが、せっかくの機会でしたので、最後までご一緒させていただき、議会運営について有意義に意見交換をさせていただきました。

午後は三水協。正式名称すら頭に入らないのですが、ようやく言えるようになりました「三多摩上下水及び道路建設促進協議会」の役員会でした。役員会は各市で持ち回りで担当するようです。多摩市は平成28年度は副会長にあたっていたようです。来週、総会が行われるので、そこで任期が来ます。次は稲城市さんに交代です。市制施行年月日の順番に役職がまわるのがルールです。会長は府中市さんなので、今日の役員会は府中市役所で行われました。議会事務局の局長さんとともに出席。総会に向けた議事次第、内容の確認をして終了でした。

府中市役所の公衆電話のところに、昭和レトロな両替機器が置いてありました。あまりにも珍しく、見たことのないものだったので記念撮影しました。最近の公衆電話はグレーが多いので、こちらキミドリタイプも久しぶりに見ました。

そして、本日の最後は「多摩市建設協力会定時総会懇親会」への出席。市長とともに来賓で出席いたしました。萩生田会長は2期目続投とのこと。先週末実施された東京消防庁との合同水防訓練には会員の皆さんが全員参加くださったのだそう。災害復旧などでもご活躍いただくのですが、積雪のときにも多摩市内の坂道に「融雪剤散布」をしてくださったりなど等・・・もちろん除雪などにも協力いただいています。市とは協定を結びながら、活動を進めておられます。

また、多摩市の取組みで全国的にも注目度高いのが「公契約条例」で、今日も午後に公契約審議会の会議が行われていましたが、こちらにも積極的に関わり、経営者、事業者の立場から発言いただいています(経営者側から、条例の制定や運用にも参加をしている多摩市の取組みは特筆すべき点なのです)。


(萩生田会長の挨拶)

建設協力会のみなさまとは議会でもいろいろ意見交換などさせていただけるといいなと思います。議長一人の耳で話を伺うことも大切なことですが、より多くの耳で話を聴くことが大事だと、ホントつくづく感じています。

 

今日は…違う場所違う場面で「気負わずに」とお声をかけていただきました。「気負わずに」…ふっと肩の力を抜いてくれる言葉ですね。建設協力会の席では、とてもたくさんの事業者さんがいらっしゃり、萩生田会長がお一方お一方ご紹介も下さり、おかげで名刺交換をすることができましたが、「顔と名前」の一致、若いころと違って暗記力が低下中なので、脳を活性化させねばなりません。既に、午後の三水協の総会でも参加されていた他市の議長さん議会事務局長さんともご挨拶をさせていただいたのですが、それすら記憶があいまいになってる…。

 

さ、明日もまた頑張ります!

今日のあれこれ。

【議長の】

八王子市議会さまへのご挨拶でした。6月にある定例会の初日に議長副議長改選があるとのことでしたが、福安とおる議長小林すず子副議長とお目にかかることができました。写真撮影を忘れてしまいました。八王子市は面積も広く、人口も多摩市の約4倍!やはり人口が多いだけあって、団体数なども多い…まちの規模と議長の忙しさ…相関関係ってありそうですね。「数えてみたたら、新年会は(公務)で98ヵ所もまわっているんだよねえ。」と伺って、慄きました。とは言え、やっぱり八王子市の規模と言えば、小中学校だけでも100を超える数があることからも、想像に難くありません。議会の在り方も議員の活動や選挙のやり方も…自治体それぞれによって違いがあって当然。

行政の職員さんと議員との関係性も、そうした自治体ごと文化によって創られていくもの。日野市、町田市そして、八王子市と伺ってみてその違いを’肌’で感じています。

八王子市は「パッションフルーツ」を名産品にと力を入れているようです。ちょっと注目し、八王子産パッションフルーツを今年は買ってみたい。

その後、多摩消防署へ。市議会では総務常任委員会が防災安全分野を担当しているため、池田けい子委員長と大野まさき副委員長もご一緒下さいました。消防行政は多摩市が東京都に対して業務を委託しているのです。あまり知られておりませんが…。オリンピック開催前をめざして、この場所に新庁舎建替えをする予定です。仮庁舎は南永山にある学校跡地となります。引き続き、消防行政に対するご協力などをお願いしてまいりました。

【わたしの】

午後から、政策提案をなさりたいという市民の方と意見交換をさせていただき、その後、多摩センターへ。いろいろやることあるんです。ちょっとした用事を済ませてから、町田市へ。今村るか都議の選挙事務所開きがありましたので、おじゃましてまいりました。特徴は「キッズスペース」があること。厳しい情勢での選挙となりそうです。いつも私の議会活動ニュースなど印刷するときには機材を使わせていただいたり、事務所の方にもよくしていただいているので、ぜひ頑張っていただきたいです。

何をやっているわけではないのに、あっという間に一日が終わっていきます。睡眠時間を削りたくないので、ただいま一日の活動スタイル再構築中。

「できない理由」を探すだけでは進まない。

今日は議長挨拶など公務もなく、ちょっと肩の荷が下りてホッとした一日。午前中は子ども教育常任委員会で調布市へ視察に行ってまいりました。3月定例会に「障害のある児童が5年生以降も学童クラブを利用できるよう早急に求める陳情」が提出されており、継続審査案件となって言います。委員会のメンバーは交代していますので、新しいメンバー、それから旧メンバーの池田けい子議員も参加して実施しました。

子どもたちの様子も見学できる時間帯での視察を組むことが難しかったので、調布市役所の担当者様からのお話を伺っただけですが、委員会としては「収穫大!」というのが感想でした。委員会のメンバーは私も含め、岩崎みなこ議員、橋本由美子議員と半数はそのまま継続になっているため、今までの議論もわかっているのが大きな強み!0から議論をしなくても良いため、このような継続審査案件への対応もバッチリ。

今日のヒアリング結果を活かし、6月定例会の中では陳情に対する結論を導いていくことになります。予め、調布市の例規集を事前チェックしておりましたが、何とおどろくのは「障害児」として受け入れを希望する児童に対し、送迎事業まで実施しているという点。障害児対応で配置されている臨時職員さんが学校などへお迎えに行くというのです!多摩市の場合には「自分で通う」が原則になっていて、心配な場合には、保護者がファミリーサポートセンターあるいはボランティアさんに送迎をお願いしなければなりません。ですので、「目から鱗」と言いますか、感心してしまいました。

そしてまた、「健常の子どもたちが、障害のある子どもたちとともに過ごすのことにも意味がある」とおっしゃっており、調布市の学童クラブというか考え方に深く共感したところです。

ちなみにこの送迎事業は当初はバスを使用し、1回の利用につき700円だったそう。バス利用だとどうしても利用料金が高くなってしまう。ですので、利用者の方々とも話し合いをし、1回を200円にした今の制度になっているようです。

利用者の声、あるいは現場の実態に即して、「よりよい方策」を編み出そうとして努力されてきた調布市の皆さんに敬意を表します。「できない理由」ではなく、必要なことについては「どうやったらできるのか?」を考えていく。リスクなどを考えて、ついつい「できない理由」が先に頭をもたげる場合の方が多いですが、それでは物事は進まないこと、改めて学んだ気がします。

さて、今年は民生委員制度100周年です。児童委員制度からは70周年。市役所ロビーで展示しています。なかなか担い手を探すのにも困難があり、多摩市は104の地域に分けて活動しているのですが、委員不在の地域もあります。年齢的にもちょうど委員になってもらうとよいのになあ・・・と思える世代の皆さんはまだまだ現役でお仕事されている場合もあったりで、「気持ちはあっても引き受けることができない」場合もあると伺っています。毎夏、暑い時期の訪問活動など大変な仕事を担っていただいています。これから高齢者も増えていくこと等を考えても、さらに期待される薬務になっていくと思います。一方、市民の皆さんは、「誰が民生委員?どんな人なの?つまらない相談でもいいのかしら?」と…思っている場合もありそう。「大丈夫ですよ。ぜひ、相談されてみてください。」とお答えするのですが、そもそも、相談するのってなかなか勇気がいること。私も何かの折には「どうぞ、私に気軽に相談していただいていいですよ。」と言うものの、「ハードル高くて」と率直におっしゃってくださる方も少なくありません。

市民の方にお会いして、意見交換をさせていただいたのち、議会事務局と日程調整他をして、夕刻は青少年問題協議会の諏訪地区委員会の総会でした。会場に諏訪小学校の職員室の壁には、「多摩市教育委員会だより」がこんな風にバックナンバーでぶらさげてあり、読めるようになっておりました。これ、、、私はなかなか良いですね。バックナンバー辿れるのって大事ですよね。
総会は滞りなく終了し、和やかな雰囲気のうちに終了。諏訪地区委員会は子どもたちがどんどん増えていく地域なので、それはそれなりに、いろいろ大変そうです。

見える風景は同じなのですけど…。

【議長の/わたしの】

 

多摩市手をつなぐ親の会の定期総会でした。毎年、全市議会議員にお声かけくださるのです。そしてまた、出席した全ての議員が一言ずつ挨拶をさせていただく時間をいただけるのです。「議長挨拶」はあっても、議員は「その他大勢」と一括りで紹介されることも多いです。会の進行を考えれば当然のこととも言えるでしょう。こうして、議案に入る前の「来賓挨拶」の時間をたっぷり確保してくださる会は今では珍しいです。とってもありがたいと考えています。障害者福祉の分野は国の法律に左右されるところも大きい。今年は「障害者福祉計画」の改定を進めていきます。多摩市の計画は障害のある方でもわかっていただけるようにと工夫、改善を重ねてきました。当事者参加の場もあります。計画策定ともなると職員さんの事務作業は膨大です。計画づくりのデータとして実態調査も行います。丁寧な作業が行われていますが、地味なところでなかなか見えにくいところです。

手をつなぐ親の会の総会は第49回目を重ねています。来年は50回目になるのですね。経てきた年月を思うと頭が下がります。

夕方ごろ、お時間をいただけたので地元のこいそ明都議にご挨拶をさせていただきました。2か月後には都議会議員選挙が控えており、お忙しいところの合間の時間でしたが、快く受け入れて下さり、さらに「せっかく来てくれたのだから」とかなり長くお話しをしてくださいました。多摩市が第3次基本構想まで「太陽と緑に映える都市」を将来都市像として掲げていましたが、「それは素晴らしいフレーズであって、ものすごくイメージがわく」とおっしゃっていました。

多摩市自治基本条例の前文は「私たちが暮らす多摩市は、太陽の光あふれる、緑豊かなまちです。」からはじまります。「太陽と緑に映える都市」…確かに素敵!…当時の職員たちはみな、すぐに「太陽と緑に映える都市」と言えたというのです。今、さかんに言われる「健幸都市、スマートウェルネス」は現在の第5次多摩市基本構想の都市像ではありません。

【わたしの】

ご近所の方からご案内をいただくので春と秋に楽しみにしている山野草展です。今度、教えてもらうかもしれない「苔玉」。いちごとの組み合わせがかわいい。

写真ではすばらしさが伝わらないのですが、永山団地の道端にある集めたという草花の寄せ植え。100以上の種類がここに寄せられています。「みちばたの草々・初夏」という作品のタイトルも素敵。明日の17時までですが、お時間ある方にはぜひ立ち寄っていただきたいです。ベルブ永山のギャラリーで開催しています。

愛和小学校にもちょっとだけ立ち寄ってガーデンに。ボランティアさんが子どもたちと一緒に畑を耕すなど作業をしていて。鶏さんたちと仲良くしている姿は真似できない…。エディブルスクールヤードの考え方には共感するところも多く、今後、どう継続させていくか、発展させていくかが課題です。

 

そうそう、今日は、教育委員会の会議もありましたので、子ども教育常任委員会で委員長をつとめてくださる折戸小夜子議員と副議長も一緒にご挨拶の時間もいただきました。市議会だよりが「とても良い!」とお褒めいただきました。市議会は褒められることが滅多にありませんので、大変うれしく。時々、市教委の会議も傍聴に行きたいと思っています。議事録だけではわからない臨場感こそが大事。

私が眺めている景色はさほど変わらないのですが、「議長」という肩書きを背負うと…「見られ方」「接しられ方」がずいぶんと変わってくる。サイズの合わないお洋服をまとっている感覚が拭えずにおります。

水防災意識社会~水防訓練がありました。

【議長の/わたしの】

東京消防庁との合同水防訓練でした。議員としてもご案内をいただいていましたので、もともと参加するつもりでしたが、議長挨拶があり、とても緊張。多数の議員が参加し、松田大輔議員は消防団員としてテキパキと土のうをつくり、積んでいく作業をしておりました。
毎年1度の訓練ですが、やはり、機会があり場があるから「意識」もできる。国も「水防災意識社会再構築ビジョン」を示し、それに基づいた多摩川上流部の取組みとして、多摩市も取り組んでいくことになっています。議長の挨拶では、そのこにも少し触れ、「減災」(いかに被害を最小限にするか)の視点でも取り組んでいく必要を述べました。

ご挨拶の機会をいただけたので、議長と副議長の交代や、議会では防災分野を担当する総務委員会の池田けい子委員長や大野まさき副委員長のご紹介も冒頭で交えてしまったため、少々「挨拶長すぎる」と言われてしまいました。次回はもっと短縮しなければ。地元都議はさすがにこのような場面でのあいさつを心得ておられ、スマートすっきりと短く…でありまして、そのコツを伝授してもらわねばと思った次第です。

【わたしの】

パルテノン多摩では多摩管弦楽団の演奏会もあり、実は毎年伺っているのですが…同時刻に重なってしまった現在開催中の歴史ミュージアムの特別展「災害と多摩」関連講演会に参加してまいりました。「東日本大震災における文化財レスキューと地域文化の’より良い復興’」と題したテーマで東北学院大学教授の加藤幸治先生からのお話を伺いました。震災後の文化財救出作戦に関わってきた先生のゼミの学生さんからもお話を伺うこともでき、とても勉強になるひとときでした。活動されている地域では公民館が中心となった博物館活動が展開されているようです。「博物館はないけれど、『博物館活動』は展開されている」という言葉が妙に印象に残りました。また、市民と一緒になって文化財を活用することで、地域の魅力も再発見できるとおっしゃっていたのですが、多摩市でも地域から出土した土器に華道連盟の皆さんが素敵な花々をいけてくださっていることを思いだしました。ただ単に文化財は飾っておいておく、コレクションとして保存しておく、収蔵しておくだけでは意味がないということで…思い出したのはあの倉庫…そうです…パルテノン多摩の地下に眠る数々の歴史的民具の数々でした。大規模改修にあたって、あの民具たちもどうなっていくのでしょうか?パルテノン多摩の施設見学の際には、ぜひ市民の方にもご覧いただきたい場所の一つです。

「マンネリ化を廃し」の意気込みに学びたい。

【議長の】

唐木田コミュニティセンター菖蒲館の定期総会でした。2011年に開館して、もう早…なのですね。一番新しいコミュニティセンターなので、いつまでたっても私の中では「つい最近オープンした」という意識が強いです。…つまり、図書館が試行している唐木田図書館の(窓口)業務委託についても、7年が経過しているのか…もはや「試行」ではないというか…。

さて、緊張するのはご挨拶。議会事務局の方で案文を作成してくださるので、それをベースにしながら、挨拶を述べさせていただきました。ついつい頭が真っ白になってしまっても困りますので、手元には原稿を持っておきました。特に、名称など言い間違えてしまうと先方に失礼になります。正直、ものすごい緊張する人なので(と周りからは思われていないようですが)、原稿を握りしめておくだけでも安心感が高まることを本日確認いたしました。(ちなみに写真は挨拶をされているくらしと文化部長さん)

私の住んでいる諏訪地域にはコミュニテイセンターがありませんので、「コミセンのことはわかっているつもり。」に留まっています。総会に出席させていただき、その後の懇親会では日々奮闘されている副会長さんと同じテーブルとなり、意見を伺うことできました。コミセンの運営はボランティアさんによる運営協議会が中心となっていますが、新しいメンバー、あるいは次の世代へ徐々にバトンタッチしていくことが難しいとおっしゃっていました。

菖蒲館ではギャラリースペースは利用者が不在の時には、子どもたちの学習スペースとして活用している話も伺いました(写真)。試験前になると賑わう場所になっているようです。ベルブ永山でも同様の取組みがされていますが、「家で勉強したくない!何となく集中できない!」と思う子どもたちにとっては利用価値高い場所ですね。図書館の学習室やスタディースペースが公共施設内で確保されることはありがたい。ファーストフードのお店などで長居する場合もあるかもしれませんが、居心地で言えば、やっぱり公共施設内だと思うからです。私の時代も今も…試験前の中高生の行動はあまり変わっていないかも。私は高校3年生の夏休み、毎日自転車で関戸図書館まで通っていたことを懐かしく思い出します。

そんなことで、からきだ菖蒲館さんの取組みで私が素敵だなと思ったのは情報発信。地域の新聞折り込みも利用して配布しているおたより(ハローfromShobukan)ですが、単なる菖蒲館でのイベント告知のPRだけではなく、最新号には「多摩の歴史さんぽ」と「今昔『くらしぶり図絵』を植物から読み解く」というタイトルでパルテノン多摩の学芸員さんの連載がのっていました。これがまた非常に面白く地域のミニ知識にもなっており、菖蒲館を利用されていなくとも、このニュースが楽しみな方が地域には多くいらっしゃるのではないか?と思いました。今回はパルテノン多摩の学芸員さんですが、地域内のお住まいのさまざまな方から寄稿していただいているそうです。多彩な人材が地域におられることを実感していると伺いました。

また、昨年リニューアルしたホームページがこれまた素敵!シンプルでわかりやすく見やすい。やはり地域の人のつながりにより仕上がっているそう(まだ完成ではないとか)。議会でも情報発信に力を入れていきたいと思っていますが、「見てくれる人」「情報を知りたい人」の立場にたつことが大事ですね。

本日は総会、懇親会と出席し、担当課の職員さんも同席しておりましたが、地域の皆さんと信頼関係をつくりながら仕事を進められている雰囲気があり、うれしい景色でした。 運営協議会の会長さんが「マンネリ化を廃し、新しい挑戦をし続けたい」と力を込めて語っておられましたが、その意気込みや意欲を受け止め、応援できる行政であってほしいですね。

【わたしの】

その後は青少年問題協議会北諏訪地区委員会の総会へ。北諏訪小学校は半分だけリニューアルされていますが、お手洗いを使わせていただきました。「使うのを控えようか・・・と躊躇する」場所がこうして美しくなり、そして学校もそれを維持するために努力されていることが伝わりました。大切に使い続けていくことでしょうね。 やっぱり「学校トイレの洋式化」は重要だと実感しております。

パルテノン多摩だけでなく周辺エリアまで。

↑ パルテノン多摩博物館部門のツイートはおすすめ。ツバメ情報が楽しみな今日この頃です。

今日はパルテノン多摩大規模改修問題から衣替えして、「パルテノン多摩・周辺施設整備等特別委員会」で学習会が行われました。講師にお招きしたのは日本PPP・PFI協会の植田和男先生です。官民連携について先の動向、そしてまた、エリアマネジメントの考え方等、示唆に富む見解を伺うことができました。

特別委員会は、名称は変更し、再設置となっていますが、委員長は藤原マサノリ市議、副委員長は大野まさき市議です。藤原マサノリ委員長が先日、臨時議会で衣替え前委員会の報告をなさったのですが、これが非常にすばらしいまとめになっており、「さすがだよなあ」と…他の議員も皆、感想を述べておりました。議事録が出来上がるまで時間がかかってしまうので、何らか早めに報告書として手元に欲しいなと思っております。

ちなみに特別委員会のメンバー構成を改めて書きます(敬称略)。

 委員長 藤原マサノリ(自民党・新生会) 副委員長大野まさき(改革みらい)
あらたに隆見(公明党) 飯島文彦(自民党・新生会) 岩崎みなこ(ネット・社民) 折戸小夜子(改革みらい) 小林憲一(共産党) 三階道雄(公明党) 橋本由美子(共産党)

議長は発言はできませんが、委員会などには出席はできます。できるだけ、同席させていただき、私も一緒に考える機会を得たいと考えています。

今日のあいさつまわり。

本日は三階副議長とともに、挨拶まわりをしてまいりました。私も三階副議長も、先日の挨拶まわりで感じたのは「直接足を運ぶことはとても大切。」ということ。そして、私たち…議長や副議長が議会の代表として挨拶に伺うことも大事だけれど、しかし、常任委員会の委員長や副委員長さんもご一緒しても良いのでは?ということ。

そこで、今日は多摩商工会議所と社会福祉協議会に伺ってまいりましたが、特に、普段あまり接点のない多摩商工会議所さまへのご挨拶には、総務常任委員会の池田委員長、大野副委員長にもお声かけをし、ご一緒し、有意義な意見交換をさせていただきました。特に聖蹟桜ヶ丘のまちづくりについては、地盤沈下していること等も気にされていました。約800人の従業員さんがおられた企業が撤退してしまったこと等も伺うと「なるほど」と頷けますね。そしてまた中小事業者の経営相談など地道なところにしっかり取り組んでいきたいし、取り組むことが使命だと思っていること等伺うこともできました。

池田さん、大野さん共に短時間での意見交換でしたが、今後の委員会活動に役立てていけそうだとやる気満々!でした。やはり、議長副議長だけでなく、委員長副委員長も一緒になり、こうした挨拶回りをすることは大切だとほぼ確信できました。

社会福祉協議会へは三階副議長とともに。ちょうど三役会議をされているところにお邪魔させていただきました。長年地域では民生委員としてもご活躍なさっていた伊藤会長、そして紀副会長、小林副会長様にもお会いすることが出来ました。こちらも短時間ながらも、今後、地域でつくっていけたらいいなあ・・・と思えるようなヒントをいただくことが出来ました。内容はヒミツ?!・・・いろいろな場所でいろいろな立場で・・・日々頑張って奮闘されている方々の取組みをどうやったらさらに発展させていけるか、そこに議会としても何か工夫はできないか・・・新たな関わりが出来たら面白いなあと個人的には勝手なる妄想とアイデアがわきはじめております。

そして、本日は南多摩地域としてご縁のある日野市議会、町田市議会にもご挨拶へ。日野市議会では西野正人議長、窪田知子副議長とお会いすることが出来ました。わざわざ時間を調整いただき、お会いしてくださるというありがたい限り。せっかくのご縁ですので、何か議会どうしで交流もできたらよいなあと思っています。西野議長の気さくなお人柄、窪田副議長の凛とした風格に圧倒されておりました。

そして町田市議会へ。吉田つとむ議長さんとご挨拶をさせていただいたのち、町田市議会議場や委員会室のICT化の見学までさせていただくという・・・至れり尽くせりの状況でした。町田市は庁舎が移転新築してホントに立派。目を見張ります。多摩市だと真似できないレベルなわけでして・・・。この議場をつくりあげるためには、議員どうしてもかなり議論を重ねてきたようですね。その裏には議会事務局の支えがあり、情報収集など精力的に職員さんたちがなさってきたのだと垣間見えるようなお話も伺うことが出来ました。親子室がありまして・・・ベビーちゃんベッドまで置いてありました。意外と活用されているようでした。吉田議長は「議長になりたかったんだよ」っておっしゃっていたのも印象的でしたが、インターネットを駆使された活動では業界では結構注目されている方でもあり、さすが機器についてもお詳しかった。

一日振返れば、それほど多くの場所に足を運んでいるとは言えないかもしれませんが、今日は移動距離があったかな。公用車は乗り心地が良いせいか、眠気に襲われるのですよね。