「気負わずに」…に救われる。

【議長の】

今日は兵庫県三田市議会の議会運営委員会の皆さんが視察にいらっしゃいました。議長は「歓迎のあいさつ」をする必要があります。先日は三重県いなべ市議会からもご視察いただきましたが、その際は、子ども教育常任委員会での調布市訪問と重なっていたので、三階副議長にお願いしておりました。ですので、今日のあいさつが初めてのことで・・・とても緊張しました。

とは言え、三田市さんとはとてもご縁があります。私は兵庫県神戸市生まれで5歳まで育っているのですが、祖父母が三田市から車で30分くらいのところにありました。三田市にもニュータウン地域がありますが、「フラワータウン駅」というのがあり、子ども心に、まるでおとぎ話に出てくるような名前!と思っていました。有名な三田屋さんのレストランがあり、純和風で素敵な建物…連れて行ってもらったときにえらく感激したことを思いだしました。

今回ご視察いただいたのは主に多摩市が取組んでいる「決算審査における議会の評価」について。議会が試行錯誤ながら、事業評価に取組み、そして現在は一応、施策評価に発展させていますが、既に10年以上の歴史を重ねています。内容的には厳しいご指摘などもいただいていますが、「議会として評価する」…言ってみれば「議会としての見解を一つにまとめていく」作業ができていることは他市から見ると「類まれ」と映るようです。

当初は挨拶だけさせていただく・・というつもりでしたが、せっかくの機会でしたので、最後までご一緒させていただき、議会運営について有意義に意見交換をさせていただきました。

午後は三水協。正式名称すら頭に入らないのですが、ようやく言えるようになりました「三多摩上下水及び道路建設促進協議会」の役員会でした。役員会は各市で持ち回りで担当するようです。多摩市は平成28年度は副会長にあたっていたようです。来週、総会が行われるので、そこで任期が来ます。次は稲城市さんに交代です。市制施行年月日の順番に役職がまわるのがルールです。会長は府中市さんなので、今日の役員会は府中市役所で行われました。議会事務局の局長さんとともに出席。総会に向けた議事次第、内容の確認をして終了でした。

府中市役所の公衆電話のところに、昭和レトロな両替機器が置いてありました。あまりにも珍しく、見たことのないものだったので記念撮影しました。最近の公衆電話はグレーが多いので、こちらキミドリタイプも久しぶりに見ました。

そして、本日の最後は「多摩市建設協力会定時総会懇親会」への出席。市長とともに来賓で出席いたしました。萩生田会長は2期目続投とのこと。先週末実施された東京消防庁との合同水防訓練には会員の皆さんが全員参加くださったのだそう。災害復旧などでもご活躍いただくのですが、積雪のときにも多摩市内の坂道に「融雪剤散布」をしてくださったりなど等・・・もちろん除雪などにも協力いただいています。市とは協定を結びながら、活動を進めておられます。

また、多摩市の取組みで全国的にも注目度高いのが「公契約条例」で、今日も午後に公契約審議会の会議が行われていましたが、こちらにも積極的に関わり、経営者、事業者の立場から発言いただいています(経営者側から、条例の制定や運用にも参加をしている多摩市の取組みは特筆すべき点なのです)。


(萩生田会長の挨拶)

建設協力会のみなさまとは議会でもいろいろ意見交換などさせていただけるといいなと思います。議長一人の耳で話を伺うことも大切なことですが、より多くの耳で話を聴くことが大事だと、ホントつくづく感じています。

 

今日は…違う場所違う場面で「気負わずに」とお声をかけていただきました。「気負わずに」…ふっと肩の力を抜いてくれる言葉ですね。建設協力会の席では、とてもたくさんの事業者さんがいらっしゃり、萩生田会長がお一方お一方ご紹介も下さり、おかげで名刺交換をすることができましたが、「顔と名前」の一致、若いころと違って暗記力が低下中なので、脳を活性化させねばなりません。既に、午後の三水協の総会でも参加されていた他市の議長さん議会事務局長さんともご挨拶をさせていただいたのですが、それすら記憶があいまいになってる…。

 

さ、明日もまた頑張ります!