今週末。。。


週末もいろいろ議長公務。その合間を縫って、私用をこなすという感じですね。

地域でもおなじみの落合にあるグリーンピース工房、聖ヶ丘ではぽんぽこ…社会福祉法人時の会の「二十歳を祝う会」と「新年のつどい」が開催され、遠藤めい子健康福祉常任委員長とともに出席させていただきました。3名の新成人の方のお祝いにその成長を見守ってこられたみなさんとともにそれぞれの持ち味や個性を大事にしながら、さらに成長をしてほしいという思いを込めながら、拍手をしておりました。本当にうれしいことだなあと思いました。

また、勤続20年!の利用者さんというか、職員さんには感謝状が手渡されたのですが、「僕もあと少しで20年になる!」と席が隣り合わせになったポツリ、「がんばろう」という気持ちを言葉にしていたのも印象的でした。20年間、頑張って通い続けるって、とても大変なことですよね。法人の代表でもある岡崎さんから「20年間、送り出してくれたご家族の皆さんがいてこそ。」とおっしゃっておられたように、家族だけではなく、支援者である方がの皆さんが心を砕き、エールを送り続けているんだろうあと思うのです。

そして、「時の会」の職員の皆さんと、家族の皆さんが協議を重ねて完成したという「SOSカード」のお披露目がありました。利用者の皆さんに活用してもらいたいとして作成されたものです。色合い、文字の大きさ、ストラップの長さ…ここにもこだわりがあるとおっしゃっていました。細部にまで行き届いて、「現段階」では最善と思われる内容で作成したとおっしゃっていて、今後、都度都度、バージョンアップさせていくとのお話しでした。
こうしたカードが命綱になるんですよね。ヘルプカードではなく、オリジナルで作成した「SOSカード」…個人情報云々…などいろいろな課題というのか、否定的な意見もあることを含みおいた上で…こうしたカードの必要であることを痛感されているのは、東日本大震災などなど大きな災害からの教訓があるからでしょう。「災害が発生したときに障害者の皆さんがとてもつらい立場に置かれてしまう」…ましてや、自宅にいるとは限らない、通勤(通所)している間に発災することも想定しておく必要がありますね。ご家族の皆さんとともに知恵を出し合って作成された「SOSカード」です。お守りですね。

そして、「多摩市手をつなぐ親の会」の新年会。こちらは、副議長をはじめ、全議員をご招待いただいております。こうした場で親しくお話をさせていただくのは、議員にとってもありがたいことです。今日はアトラクションとして、すてきな歌声を聴かせていただき、盛り上がりました。毎年、この新年会でお互いの無事というのか、笑顔を確認し合ったり…私にとっても楽しみにしている会でもあります。長年足を運んでいますと、幼かった子どもたちがぐんぐん成長していくことも目の当たりにでき、それもまたうれしいことですね。議員もたくさん同席しているせいか、「議会も一丸となって、障がい者福祉を進めていかないといけない」という気持ちが共有できる感じがありがたいです。

桜ヶ丘中央商店会の新年賀詞交換会。会長さんの熱のこもった挨拶。中央商店会には2年後に60周年という節目を迎える「萩原靴店」さんの紹介がありました。すでに58年目を迎えたということですが、まだ1代目!というのがすばらしい功績であり、「商店会の誇り」とおっしゃっていました。確かにお一人で58年間も営んできたというのはすごいことですね。まちの移り変わりをずっとご覧になってきたんだろうなあと思うと、私も一度インタビューをしてみたいなあなんて思ったりしました。

聖蹟桜ヶ丘でいつもカントリーロードが聞こえてくるような街に。会長さんからは市制施行20周年の頃のモニュメントについての言及もありましたが、多摩市が2年後に迎える市制施行50周年に向けて、どんなメモリアルというのか、どんなふうに事業を展開していくのだろう?と思いますね。

市長は会長さんからの叱咤激励をかなり真摯な顔で受止めておられたようでして…。’声’を受止めて、そして、どうするのか?ってことなんですけれどね。

市長、議長と挨拶をした後に、長島昭久衆議、小田原潔衆議、伊藤俊輔衆議、石川良一都議…と来賓がたくさん!衆議院議員選挙について、選挙区が21区と23区に分割されたため、ホント…政治家の来賓だけでも結構、大変ですね。ちなみに小倉将信衆議は出張をされているということで秘書さんが、斉藤れいな都議はインフルエンザで欠席されていました。それにしても、政治家がたくさんいるというのは、市民にとっては「気を遣う相手が増えた」とも言えるかもしれませんね。ただ、考えてもみれば、私たち多摩市には衆議院議員4名、都議会議員2名がいろんなことを後押ししてくれるはずで味方になってくれる心強い存在…多ければ多いほどいいわけで…。商店会の活性化にむけても、ぜひぜひお力添えをしていただきたいですね。

会長さんは「新しい事業にも取組んでいきたい」と抱負を語っておられましたが、魅力のある商店会には魅力のある商店会の活動があり、魅力のある商店会の活動にはその活動を支える魅力のある人たちがいる!…ってことかなあなんて思いました。

議長公務ではないところでは、パルテノン多摩のエコフェスタ、大学のOB会などにも参加をしたり、あとは、東落合小学校で「不登校・保健室登校ついての勉強会」が開催されると伺い、せっかくの機会と思いましたので足を運んでまいりました。市内外から「学ぶ意欲」の高い養護教諭のみなさんが集まり、そして東落合小学校の先生(任意参加)の皆さんも参加された学習会でした。東落合小学校保健室の養護教諭、竹川優子先生が話題提供をされていたのですが、子どもたちに向き合う大人がもっともっと学ばなければいけないということも痛感させられました。

そしてまた、少なくとも、学習会に集まっておられる先生たち、志を持って頑張っていること、努力していること、その空気を共にできたことも私にとっては貴重な学びになりました。そしてまた、養護教諭というのは、学校という組織の中でとても難しい立場にいるんだなあということも何となく垣間見えました(以前から、そう思っていたけれど、やっぱりそうなんだと確信したというか)…学校の中で考えると…よほどのマンモス校でない限り、養護の先生はたったの1人であって、ある意味孤独なんですよね。以前にも聞いたことがありましたが、保健室登校の児童や生徒に対する通常学級の先生の理解等など…養護の先生が孤軍奮闘しているだけで…という状況だったり。辛い場面もたくさん経験されているようにも感じました。今回の勉強会は校長先生の理解があり、開催できたものだと伺ったのですが、参加した先生たちが口々に「こうした学びの場があることがありがたい」とする感想を述べておられ、先生たちが迷ったり、悩んだりしたときに相談できる学校環境があるのかないのか、あるいはその先に…市教委はどんな風に学校の支援ができているのだろう?…ということも考えさせられました。

さらに…個人的には生きている限り、学び続ける…なんだわ!と痛感してしまうくらい、今日の勉強会の内容がものすごく内容が濃すぎました。まだまだ消化不良気味なのですが、とても興味深く、さらに勉強を進めていきたいとの思いを強くしました。「不登校・保健室登校」…子どもたちの感情をいかに理解し、受け止めることができるのか…大人たちが学べば学ぶほどに、救われる子どもたちも増えていく…私はそう思います。私もその一人になりたい。だから、勉強しつづけないといけないと思うのでした。

今週末もとてもとても充実していたというのか、てんこ盛りな感じすぎて、一つひとつのふりかえりがしきれていない気もしていて。また、明日から月曜日!がんばります!

 

 

 

 

「みんな、仲良く、元気よく」

新年明けから、どたばたと過ごしておりまして、少々、胃袋も疲れ気味ですが・・・今月も中旬過ぎの折り返し・・・あとは月末までの新年会や賀詞交歓会等議長公務も半分だなあと思うと、「さ、がんばろ!」という気持ちになるものです。

そしてまた、いろいろなところを訪問させていただいたり、あるいは、参加をさせていただく場でいろんな方にお会いすることができ、その都度・・・エネルギーを分けていただくのでした。

今日は桜ヶ丘南口商店会のみなさんの賀詞交歓会でした。商店会長の三橋さんは今年で59年を迎える畳屋さんなのですが、地域活動にもとても理解があり、もちろん消防団活動もされていますし、それ以外でもとても活躍されていて…いろんなところでお見かけをします。三橋さんは今日の挨拶で「みんな、仲良く、元気よく」をモットーに今年も頑張りましょう!と述べられていたのですが、「みんな、仲良く!」というのは誰もが頷ける、とても元気がもらえる言葉だなあとしみじみ感じたのでした。三橋会長、ありがとうございます。

ちなみに「みんな、なかよく!」というのは…キティちゃんのメッセージでもあるんです。キティちゃんというよりもサンリオ(動画)かもしれませんが、やっぱり「みんな、仲良く!」ですね。

「商い」を継続していくことの難しさ。私たち消費者もインターネット時代になり、暮らし方が変化し、「物が売れなくなっている」厳しい時代という実感・・・商店会の会員の皆さんは痛感されています。それでも踏ん張ってお店を継続されている。「いつ、つぶれるか、つぶそうか・・・と考えながら、やってるんだよ。」という冗談交じりに述べられている言葉も、決して嘘ではなく、本音ではないかと思うものです。それぞれお店の経営は大変で、必死で・・・その傍らで、聖蹟桜ヶ丘の駅前環境を少しでも良くしたいと協力して下さっているわけなので、その志というのかそれぞれのお店の心意気を応援できるようにしたいものです。商工会議所のバックアップというのか、役割も大きく、期待されるところですね。聖蹟桜ヶ丘駅については多摩川沿いの北側エリアが再開発されていますが、北側と南側をどうつないでいくことができるか?などなど、これから考えることが沢山あり、知恵を出し合えるような気がしています。そのこと自体はとても楽しいはずなので、「みんな、仲良く、元気よく!」明るく前向きなエネルギーを結集したいものです。

今日は、午後から大阪府茨木市議会のみなさんが多摩市議会のタブレット端末の導入などについて視察にいらしてくださいました。私は残念ながらご挨拶のみでしたが、若かりし頃…お目にかかったこともあり、そしてまた、その活動を私自身も参考にさせていただいている桂睦子市議に再会することが出来ました。予め、手元に届いていた視察依頼票で、桂さんが議長であることがわかっていたので、すごくうれしくて!彼女のエネルギー、元気とパワーは私のお手本です。お越しいただいて、ありがとうございました!

折しも本日は…阪神大震災から24年目を迎えた日。私が高校3年生の時だったなあと思い出しながら、多摩市での「備え」を考えるわけですが、今の時代は「想定外」を想定しておかなければならないという…そのことをますます感じています。

そして・・・大事な大事な議長公務へ。中央大学を訪問させていただきました。福原紀彦学長にご挨拶をさせていただくという、とても貴重な機会でもありました。「市議会と大学との連携」についても少しだけお話をさせていただきました。大学も文部科学省からさまざまな役割が求められているようですね。大学の地域貢献や社会貢献にも力を入れていかなければならないとおっしゃってました。母校はやっぱり懐かしい、そしてまた居心地がいい。大学と市議会が連携することで、どんな活動が展開できるのか、まだまだ模索中と言えますが、いい関係が築けるといいなあと願っております。願っているだけでは成就しませんから、具体的な動きを作っていく必要がありますが、そこは議員の皆さんと一緒に少しずつ知恵を出し合いながら、考えていくことですね。

ようやく週末!遅れ遅れになっている作業を進めなければいけないのに、ついつい帰宅してから…ウトウトしてしまい進まない。明日は、週末に備えた体力温存と作業日にします。

 

 

多摩市議会ウオッチング20周年。

多摩市議会ウオッチングの会が20周年を迎えたということで記念シンポジウムの開催と。市長と議長にご案内を出したので「ぜひ!」とお誘いをいただきまして、第2部後半を見学させていただきました。

「ウオッチングの会をウオッチしに来た!」とおっしゃる方が「ウオッチするだけではなくて、次はアクションを!」というから力強いエールを送る場面があったり、あるいは、市議会の議場で市民が「模擬議会をやってみる」なんていうアイデアが出されたり…市民が市長、議長、議員役などをつとめるんだそうで…もっと市民が市政に関心を寄せるようなことをしないと!という問題意識には私も頷けるものです。

私、シンポジウムを見ながら思っていたことなんですが、そもそも地方分権だとか、地方主権だとか…言われ始めてからの歴史もたかだか20年余りなんですよね。そのころから、ようやっと地方自治に果たす地方議会の役割についても再認識されるようになったと考えていて、その意味では、まあ、ホントに歴史は浅すぎる。地方自治の歴史70年以上から考えると、「地方議会」に注目が集まってきたというのも最近のことと言えますね。その時代の流れと重なるように「多摩市議会ウオッチングの会」が誕生して…今に至る…となりそうです。

それこそ思い出すのは…私の大学に入った頃…「機関委任事務の廃止」が話題になっていたわけです。もうあのころから考えても20年以上たっているとも言えますが、20年そこそこで過去50年間も染みつき染みつき染みついてきた中央集権的な発想から解き放たれるかと言えば、まだまだそんなことはないでしょう。実際にも、国や都から発せられる文書をどんなにか頼りにして自治体が仕事をしているのか、あるいは、ピラミッドの頂点には国があり、私たち多摩市との間には東京都が中間管理職のように君臨するような…そんな構図というのは…議員どうしの上下関係にも色濃く残っていますね。

無意識のうちに私たちの発想というのか、価値観の中に入り込み染みついてしまう慣習というのか、シキタリ。物事は一気に変わるわけではないので、「理想は高く、しかし現実的には着実に」ということで、あるべき姿、向かうべき方向にきちんと歩いていることが大切で、歩けていることを自分なりに実感する方がきっと大切なのではないか等など、会場でのやり取りをいろいろと聞きながら、考えていたことです。

 

市議会ウオッチングの皆さんからは「多摩市議会も機能を発揮していない!」とかなり手厳しく評価をされているのですが、私個人的には、ちゃんと議会に注目して下さり、批判や非難も含めて評価をぶつけて下さり、むしろ叱咤激励していただいていると…理解しています。聴きたくない意見には耳をふさぐ…これはとてももったいないことですから、こうした場所で、居心地悪さを感じることもものすごく大切な勉強である…と個人的には思った次第です。

議長としては…どうかと言えば、せっかくなので、多摩市議会だけではなく、他の市議会もウオッチをしていただき、比較をしたうえで、多摩市議会のこれからや未来について提言をいただけたら…と思うものです。もちろん、今が万全とは言いませんし、多摩市議会ももっと機能させていくために議員それぞれが研鑽を積んだり、議員どうしでも協力をしたりすることは必要だと考えますし、そのために支える議会事務局スタッフのモチベーションとスキルアップも課題であるとは思っていますが…それでも、客観的に捉えたところでも、「多摩市議会がいい議会になっていくこと」に対する議員一人ひとりの意識は高いと思っています。議員は個々に意見が違うわけであって、お互いに妥協し合って、譲り合って、その上で理解しあって、納得し合って…一つひとつ議会としての意思決定を進めていくことが求められている…と意識を持つ議員も…おそらく他市に比較して割合としても多い。それは、きっと女性の力であると私は考えているのですが、「いいものはいい」「いいことはみんなでちゃんと協力してやっていく」…この意識の高さは他の市議会ではなかなか感じることができないものではないか?と思うのでした。一人がいくら頑張っても、多摩市議会に対する評価が上がるわけはないですから。でも、多摩市議会全体の評価があがれば、そこに所属し、活動している議員の評価は上がる。なので、やっぱり、一足飛びに行かなくても「多摩市議会」が発展していくようにこれからも地道地道に取組んでいくしかないですね。そんなマインドで活動する議員が多いのも私は女性議員が多いからだと思っているのです。何せ、多摩市議会では26人中11名が女性ですから!

 

今日は午前中は議会運営委員会があり、その後、昨日に引き続いて京王タクシーさんの旗開きにも参加してきました。律儀にお招きをいただいて本当に恐縮します。私はいわゆる連合というのか労働組合からの推薦などは一切なく、今は政党にも所属をしていませんし、本当はこうした場面にお招きをいただくことはイレギュラー。他市の市議さんも出席をされているのですが、みなさん選挙の時に「推薦」をしていただく云々といろんなつながりがあるようです。今日は遠藤めい子議員も出席をされていました。私の場合には、民主党時代の選挙でご縁をいただき、その後、継続してお声をかけていただいています。別に、選挙を応援するとか応援しないとか、そういうことって関係ないですよね。一人でも多くの仲間や共感する人たちとつながって、一緒に地域をよくしていこう!…そんな発想を持っている京王タクシーの皆さんの考え方にこそ、私は共感するものです。逆に言えば、「選挙の時に応援してくれた、してくれない」で市民を色分けして捉えているとすれば、それこそ、議員としていかがなものか?と思いますしね。

そしてまた、「議長」という肩書きにご配慮いただいて、今日も「鏡割り」もさせていただいて…ちょっぴり申し訳ない気持ちにもなりましたが。本当は組合の皆さんが応援されている市議さんたちが壇上に上がった方が良いのでは?とか…勝手に思ったりするのでした。でも、ありがたかったです。そんなわけで、いろんな場面で感じる「ありがとう」をしっかりと自分の心に溜めていき、一歩ずつ行動していくというのか、自分自身の日々の振舞いに変えていかなければいけないなって思ってます。

インフルエンザが流行っているよう。お気を付けください!

 

 

行政が「議会」をどう考えているかが見え隠れする話し。

今日は多摩市老人クラブ連合会のみなさんの新年会があり、遠藤めい子健康福祉常任委員長も一緒に出席をさせていただきました。「会員数が減っていることが課題だけれど、でも、明るく前向きに活動していきましょう!」という会長さんの力強い挨拶から始まり、各地区の老人クラブから参加をされていたみなさんとご挨拶をさせていただいたり、あるいはご意見をいただいたりしました。みなさん、とても優しくて…「話しばっかりしていたら、食べ損ねるから…」とわざわざお食事を持ってきてくださる方もおられて、恐縮でした。ありがとうございます。

地区によって老人クラブの活動もその在り方はさまざま。でも、やっぱり「元気でいなくっちゃ!」「健康が第一!娘や息子やらに迷惑は欠けれないでしょう!」っておっしゃる方がいらっしゃり、すごく元気で快活で、そして、もりもりお食事を召し上がっておられるみなさんのお姿を拝見すると、私もなんか「頑張らないと!」なんて気持ちになります。最後は、「一月一日」と「青い山脈」をみんなで合唱しておしまい!明るく晴れやかな気持ちになりました。

市議会では今日は年明け初で視察の受入れ。京都から宇治市議会のみなさんがいらっしゃいました。三階副議長と遠藤ちひろ議会運営委員会委員長が対応してくれました。私は新年会だったこともありますが、その後、京王タクシーの労働組合の旗開きに出席をしてきました。市長と一緒に鏡開きをやらせていただきました。

さて、ここからが本日のタイトル「行政が『議会』をどう考えているかが見え隠れする話し。」の本題です。ということで、ここから長い文章が続きますので、予めご承知おきください。経過を説明するためには一定の長さが必要。あとは記録しておかないと、記憶はあいまいになることも多いので、自分のために書いておきます。

 

実は、急遽、午前中に副市長、教育長とともに教育部長、企画政策部長、担当課長から「学校体育館エアコン整備モデル事業の実施について」について説明を受けました。多摩永山中学校をモデルとして、今年の夏まで(八月の設置を目途)にエアコンを設置し、その効果を検証してみたいというのです。

確かに、昨夏の猛暑を考えても、あるいは防災の拠点という意味からもエアコンの設置の必要性…世論としても高まっているような気がします。この事業を進めることに、真っ向から否定をするという議員はいないと思われます。とは言え、課題は多い。なぜなら、多摩市の体育館はプレハブ構造であって、ハッキリ言って、エアコンをどんなレベルで設置するのかわからないけれど、本当に効果が出るのか?…って話ですね。だから、検証をしたいと言っているのかもしれませんが、しかし…一方で、来年度当初予算でそれ以外の中学校8校のエアコン設置に向けた調査費、そしてまた2校分の設計費用について計上する予定するという説明もありました。とても不思議な事なんですが、基本的にはモデル事業で効果を検証してから、設計に入るはずなんですが、現在進行中の聖ヶ丘中学校や和田中学校の大規模改修についてはモデル校において設置工事が行われていく間に…同時並行的に調査設計、あるいは設計変更が予定されていること。

配布された「学校体育館へのエアコン設置スケジュール」という資料を見れば見るほどに思うのですが、モデル校に置いて無事にエアコンが設置された暁に、ちゃんとその効果が検証されてから…大規模改修をしている2つの学校体育館についての対応がなされるようには見えてこないんですね。これ、あくまでも所感ですけれど…。例えば、大規模改修予定の2つの学校の体育館については、モデル事業の検証の内容をちゃんと反映できるのかどうか?もし、検証内容を反映させようとすると大規模改修工事全体のスケジュールが遅れてしまう可能性はないのか?等ふと疑問がわくのですね。

また、一番肝心なのは、ホントにエアコンをつけて効果があるのか?という点。エアコン設置についてはいろいろ思うこともあり…例えば、その後のランニングコストどうなるの?ということ含めて、考えていかねばならない内容だと思っていますが、特に体育館の構造と断熱のことに目を向けないと、どんなにかエアコンをつけたところで効果がなさそうな気もするのでした。(こちらの記事はとても示唆に富んでいると思っております)。冷房費、暖房費みたいなものをいつか保護者から徴収するようなことにもなりやしないかと…そんな心配までしてしまいます。

教育長は「子どもたちのいのちがかかっている。死亡者が出たら大変だ。」とおっしゃっていて、私もその通りだと思いますし、誰も否定はしないと思っています。そしてまた、「暑くても運動ができる程度にまで冷やせれば」という程度にエアコンの効果を考えているようですが、その程度にするにしても、今の多摩市のプレハブ構造の体育館に一体どれだけ馬力のあるエアコンを設置するのでしょう?RC構造ではないので、なかなか厳しいという話しも聞こえてきます。今回は「断熱」はしないために尚更です。

いずれにせよ、発想としては…どのくらいの効果があるのかも含め、その検証をちゃんと行ってから、次の学校にも設置していこうという気構えと姿勢が表向きには示されているとはいえ、どの程度のエアコンの効果を期待するのか?とか、あるいは環境負荷への問題意識などなど、あとは、くどいようですが大規模改修予定2校の体育館への対応などがどうなっているか、きちんと説明をしてもらわないといけないはずなんですよね…。

(ここでひと息・・・)

(私は市民のために「正しく」いろんなことを運びたい。そしてまたできるだけ、穏やかに、平和にと心がけているんですけれど。)

ということなんですが、ここからが次の課題です。市によれば、東京都の対応も二転三転したりして、なかなか定まらなかったのがここへ来てようやく明らかになりつつある、そこで急いでモデル事業をやりたい…ということで…今後の工程を考えると今週中にでも契約をしなければ間に合わないというのです。そして、「議会を開催する『暇(イトマ)』がないから、専決処分で行う。」というのがスタンス。(ちなみに東京都の補助要綱もまだ示されていないそうですが、そういうのは東京都では「良くある話」ということで、これまた別の意味で問題。)

 

まあ、議会を開かないで市長権限に置いて、専決処分をする。これは地方自治法でも認められていることです。そしてまた、この権限を発動するかどうかは市長が決めることで、議会からとやかくいうことではありません。ただ、個人的には多摩市の議会基本条例で「議長は市長による専決処分が最少限になるよう努めるものとします。 」とあり、それは、なるべく政策決定過程の透明性を図りましょう…ということと、やっぱり二元代表制という地方政治の仕組みをきちんと使いこなしていく意味でも「専決処分」は減らしましょう…やめましょう…ということなんですね。例えば災害の時など、ものすごく緊急性が高い時には話は別だと思いますが、それにしても、私たち多摩市議会では曲がりなりにも「業務継続計画(議会BCP)」を作成したりして、議会機能をしっかりと発揮することをめざしているんです。当然ながら、そのことを市長も把握して下さっているはずで、本来であれば、まずは、「臨時議会を開催してほしい」という打診が来ても良いのでは?と思ったのですね。そうすれば、私としても市長が専決処分することなく対応できるように事を運べたかもしれません。議会基本条例に明記されているような努力をさせてほしかったですね。でも、そもそもそのための努力を求められることもなかった…。

企画政策部長は「『税の還付』のことなど前例でも専決処分でやらせていただいているものがある・・・」とお話しされていましたが、今回のエアコン設置問題というのは、「税の還付」と同等に扱われる課題ではないと思うのです。政策決定過程の透明性を高める(税金をどう使っていくのかを決めること)というのは何にもまして大事なことになっていると思いますが、「税の還付」は政策決定云々とはちょっと次元の違う話題ですからね。今後のことも含め、極めて政策的課題でもあり、慎重に判断されていくべきことでもあり、やはり議会を開き、一定議論をしたほうが良さそう…って議員であれば誰しもそう思うでしょう。でも、鼻からそういうスタンスでなかったところに、残念さがあるのです。

 

議会で議論をするということの意味と意義。それをどう考えるのか?という問題にも関わってきますね。あとから、市民にどう説明をするのか?議会でも一定議論されていなければ、それこそ政策効果を検証するときにも…???…そして、今回の件で言えば、いくら代表者会議で説明はされていたとしても、この決定に関していえば、議会は全く関与しない、蚊帳の外に置かないまま「市民の税金」が執行されていくことになりますね。

 

私は副議長と午前中に話を聞いた場で示された「明らかに専決処分をしたい」という姿勢については疑問を持ちましたが、まずは代表者会議を招集して状況を報告してもらう場の設置を判断しました。まあ、既に行政側は先回りをし、各会派の代表者のところには「専決処分をしたい。」という相談で持ち込まれていたようで「うちの会派は団会議を開いて、本来は臨時議会をやった方がいいと思うけれど、専決処分でもやむを得ないという意見です」って見解をまとめてきた会派もあったので驚きました。また、他の会派の代表も「慎重にやっていく必要があるのではないか」という意見を述べながらも、何となく行政側の姿勢を理解しているようでした。代表者会議の前に、先回りして…根回しをするところに行政職員としての手腕が評価されるのですね…って私、心底そう思いました。

 

改革みらいの大野議員、生活者ネットの向井議員と二人の代表は「臨時議会を開くべき」という意見を主張されていました。ここで議長が「では、臨時議会にしましょう」と言えればいいのですが、まあ、あくまでも議会を招集するのは「市長」なんです。議長は「議会招集請求権」はありますが、議長の権限で招集はできないのです。「法の壁」。そしてまた、今回の件については「予算に関わる話題なので市長が判断すべきこと」なんだそう。最終的には代表者会議では「専決処分でいい」あるいは「臨時議会を開いてほしい」と意見が出ましたが、まとまるわけもなく…そして、まとめる必要もないというのか…。「あとは議長と副議長で市長と話しをしてください。」みたいなことになったのですけれど、「何を話すんだろう?」…と個人的には困惑。

まあ、どっちがどっちなのかもしれず、仮にも、私が今の段階で「議会招集請求権」を発動したところで、もともと「議会を開くイトマがない」という発想から始まって、今日に至っている話なので、「イトマを見出せた」というようなことにはならないはずだけど…と心の中では思っていました。また、既に各会派の代表者は「致し方ない」と考えておられる方もいらっしゃり、代表者会議では「臨時議会を開く必要なし」とおっしゃっていた方もおりましたし、「まずはモデルを進めてみないと、臨時議会を開いたところで質疑をしても、有用な行政答弁は引き出せないのではないか?」という趣旨の意見を述べられた方もおられました。

「議長は専決処分を最小限にとどめるように努める」とする私に課せられた責任があるとは言え、また私も同じ会派の大野議員の主張と同じく「臨時議会を開催すべき」と個人的に考えるわけですが、そもそも市長に臨時議会を開くつもりがないことが明らかなので、「それはそういうスタンス」ということで判断と評価をするしかないな…と。代表者会議を終えてから、私と副議長で話をしましたが、やはり「私たちから専決処分をするかしないかについてとやかく言えるものではない」という話しで一致をし、そのことを副市長に伝えました。市長に伝えたほうがよかったのかもしれませんが、もともと午前中に話をしに来たのも副市長でしたから、副市長に話せばいいという判断をしました。副市長は議会事務局職員の経験もある方なので、話しをしますと本音では「本来は臨時議会を開く方がいいと思っている」ようでした。

まあ、結果的には「臨時議会を開く方がいいと思っていても」そのことを追求しようとはしなかった…というのがこの話の顛末。もし、最初から「どうしても臨時議会が必要」という相談が来ていたならばどうだったでしょう…。おそらく、議会としてはそのような方向で追求したに違いないからです。少なくともそのことを最大限追求したと思います。でも、今回の場合は最初から「専決処分をしたいです」だったということ。

そんなわけで、ツラツラと書きましたけれど、「行政が『議会』をどう考えているかが見え隠れする話し。」とするタイトルをつけたのは、要するに政策決定過程の透明性をどう図るのか?について、「議会」があまり重視されていないような印象を受けたという話しでした。つまり、市長には揺るがない絶大な権限と権力があるということを再認識させられたということです。また、「臨時議会を開かれたら、何か困る理由でもあるのかな?」とおっしゃる方もいらして、なるほど…とも思ったので。質疑されても答弁しにくいことが山ほどあったりすると、市長の「恥」になることもあるかもしれませんしね。

行政は一応、議長副議長、各会派代表者に説明をしたということで「手続きを踏んだ」とし、専決処分にしていくはずですね。まだ、専決処分したという話しはこちらには届いていませんが。こうした一連の流れを、議会としてもどう受け止めていくか…今後の課題になるはずです。そしてまた、きちんと吟味をしないまま、学校体育館のエアコン工事が進んでいくとするならば、これまた「何のため?」「誰のため?」にもなっていくはず。「効かないエアコン」と揶揄されないように取り組んでほしいものです。

‘平成最後’の成人式でした。

 

パルテノン多摩大ホールが閉鎖になったので、市内でふさわしい会場を探し…多摩情報教育センターのホールで開催した成人式。周辺環境を考えると、ここまで振り袖姿で来るのは大変だろうなあ…と心配し、とにかくも雨が降らないこと、ましてや雪が降るなんてことは絶対にないことを祈るのみでしたが…おかげさまで快晴!気持のよい青空のもとでの成人式となり、それだけでもホッとしました。

私、自宅から徒歩で5分ということで、トコトコ歩いて会場に向かったのですが、きらきらした素敵な振り袖姿の新成人のみなさんが次々と車から降りるなど、多摩情報教育センター周辺は非日常の華やかさに包まれました。

パルテノン多摩とは違い、こじんまりとしたホール。今年も実行委員会の皆さんが企画してくれた若者らしいお楽しみがたくさんつまっていて・・・開会すればお決まりの国歌斉唱をしてから・・・始まりました。市長挨拶の後、来賓代表として議長挨拶。会場に新成人の皆さんが入り、着席をするまでにも時間がかかり、市長は「議長が話す頃には、自分が話す時よりも静かになっていると思うけれどねえ…」とおっしゃっていたとおり、市長挨拶の時にはまだまだ新成人が入場中…ワサワサしておりました。で、私の番になって、入場口の扉もしまってはいたものの、やっぱり久しぶりの再会等など新成人の皆さんのウキウキ感が舞台まで伝わってきて、それはそれはちょっぴり賑やかというか騒がしいというか。

でも、パルテノン多摩の大ホールとは違い、客席側と舞台の距離がとても近く。壇上で話をしていると、新成人の皆さんの顔つき、表情をしっかりと捉えることが出来たのですね。中には、とても真剣な表情で話を聴いてくださっているみなさんがいらっしゃり、私、意外とパルテノン多摩の大ホールよりも、今日の会場の方がいいなと思ったのでした。とてもアットホームな感じ。

話しに耳を傾けてくださっているみなさんに向けてだけ話せばいいので、私個人的にはすごく話をしやすかったです。話しを聴きたくないなあと思っているみなさんには、それはそれでいいので、話しを聴きたいなあと思っている周りのみなさんの妨げるようなことはしないでね…という気持ちで話しをしておりました。まあ、挨拶の内容…できるだけ、完結にと思ったのですが、書いていたら長くなってしまいました。でも、成人式で祝辞を述べるのも、これで最後と思って、少し長めでしたけれど、私が伝えたいことを凝縮したつもりです。「みなさんの生まれた年には○○があって、××があって…」みたいな話しを羅列しても、挨拶している自分も楽しくないなあと思ったので、拙い内容になってしまったかもしれませんが、自分の二十歳の頃を思い出しながら、挨拶文を綴りました。

新成人の皆さんの誰か一人でも、何かを受止めてくれていたらうれしいなあと思います。それにしても、いまどきだなあとか感心してしまうのはツイッターとか使っていたりするところ。私の時代では考えられないわ~…22年前(当たり前か)。

「ひらこう、思い出のたまてばこ 〜たくさんの感謝とともに〜」というスローガン、テーマでの成人式。とても楽しく同席させていただきました。クイズに回答するために、「ガリガリ君」を1本を食べ終わった順番に回答権をもらえるなんて…そんな楽しい発想が若者らしいわあ。私では思いつかない。1,446名の新成人のみなさま、おめでとうございます!

 

大忙しな3連休で…その②

3連休の議長公務などを少し遅れつつ、実況中継。議長公務がどんな感じなのか?とせっかくなので記録しておこうと思います。それにしても、私の場合は市内を回るだけですが、国会議員や都議会議員は市域を超えて、行ったり来たりとされていて、秘書さんも大変!そしてまた、それこそ、「挨拶するだけ」になってしまう場も多いんだろうなあと。それは、もしかしたら市長も同じかもしれません。それに比べれば、議長の方がゆとりと余裕があるかもしれない。「挨拶するだけ」の心苦しさは、議長としては仕方がないことなのですが、個人としてはものすごく「申し訳ない」という気持ちになってしまうものです。

平成31年の新春を飾る多摩市消防団の出初式!今年は大きく舵を切ったというのか、例年会場としていた多摩ニュータウン卸売市場から、多摩センターでの実施をすることとなり、念入りな準備がされてきました。第1部と第2部に分け、第1部式典やセレモニーはパルテノン多摩の小ホール。第2部…これが何よりも出初式の見どころなのですが、消防団10分団による一斉放水は多摩中央公園の大池にて行われました。朝はとても冷たく寒く…どうなることかと思っていたものの、第2部が始まるころには青空が広がり、太陽の光がさんさんと降り注ぎ、すばらしいすばらしいお天気に!

そして、やはり場所って大事と改めて思ったのですが、ギャラリーが多かった!例年にはない賑わいで、とても多くの方におめでたい一斉放水の場面をご覧いただくことができました。その賑わいぶりにも、なんか、感激してしまいました。

議会では松田大輔議員は消防団第8分団の一員として活動しているのですが、今日は勤続5年表彰を受けられていました。実は…松田議員が平成28年第4回定例会で「消防団のPR」という観点から一般質問しているんですが、その中で出初式の会場について考え方を問うているんですね。もっともっと消防団の存在を市民にも知ってもらう必要性…そのためには、行きやすい場所、会場で行うというのも大切ですね。そしてまた、たまたま出初式に遭遇した!という市民が一人でも多く存在してしまうような場所!多摩中央公園はピッタリの場所だったと思います。地域の「賑わい」という意味でも、多摩中央公園が盛り上がった!とも言えます(一方で、サイレンの音に苦情があったかもしれませんが…。お祭りの太鼓の音でも苦情が来る時代ですので。とは言え、ここは申し訳ありませんが、ご理解いただかなければと思うものです。)。

まずは「知る」事から始まる。そして、市民のみなさんに理解をしていただき、応援もしていただく。そんな流れがいいかたちで広がっていくといいなあと願うばかりです。

そして、前夜祭明け…乞田貝取ふれあい広場で行われたどんど焼き。出初式の第2部と重なってしまったため、副議長が挨拶などは対応してくださいました。私は一斉放水を見て、感激してから…急いで、移動しましたら、まだ点火前に間にあった。地域の皆さんと一緒に点火をさせていただきいました。あっというまに燃え上がりました。パチパチいう音が心地いい!

ありがたいことに芋煮とお赤飯をいただき、空腹を満たすことができまして、その後…和田中学校へ。青少協第2地区委員会のどんど焼きでした。こちらもせっかくお招きいただいたのですが、点火式前には次の予定に向かわなければならず、失礼のないようにとお招きいただいたことへの謝辞を述べさせていただきました。ちなみに点火式に挨拶をしなければならなかったのですが、それは副議長にバトンタッチ!副議長との役割分担で、何とか多摩市議会として対応をさせていただいております。

和田中学校のどんど焼きのやぐらも立派でした!

消防団出初式の日というのは、各地区で消防団のみなさん、地域の皆さんなども参加をする新年会が開催されております。第9分団のみなさんの新年会が小野神社の社務所で行われていまして、お招きをいただいたので出席をさせていただきました。今回、第9分団の詰所が移転新築ということで、詰所のお披露目と新年会とセットで行われていたので議長にもお声かけをいただいたのだと思っています。小野神社さまの土地の一部を無償でお借りし、完成した詰所。小野神社のあるこの場所で地域の人たちみんなが集まれる環境、ここが地域の拠点になっていく…その想いを聞かせていただく貴重な時間を過ごさせていただきました。勉強になります。こうした場所でお会いする皆さんからいろいろなお話を聞くたびに、自分が知らないことの方が多すぎる!を痛感します。

そして・・・次・・・パルテノン多摩へ。多摩市国際交流センターの外国語セミナーのみなさんの「ニューイヤーパーティ」へ。「ぜひ、いらしてください。お待ちしています。」ということでしたので、大幅遅刻して顔を出させていただき、そして、大変申し訳ないながら、挨拶をするだけで終わってしまったのですが、でも私、多摩市国際交流センターで外国語を学んでいる皆さんには伝えたいことがありました。それは、これから確実にもっともっと地域が国際化されていかなければならない、多文化共生を進めていかなければならない、そしてまた、何よりも海外からオリンピックをはじめ多くのお客様がいらっしゃる時代になっている…多摩市が「おもてなしできる街」になるためには、やっぱり言葉の壁を少しでも低く低くしていくことが大切。ですので、こうしたところで学んでいらっしゃる皆さんの存在が大事になってくると思うのです。これからもスキルアップをめざしていただくとともに、「おもてなしのできる多摩市」にするために協力をしていただきたい!と伝えさせていただきました。議会では「おもてなしのできる多摩市に」と提案はできても、その先でやっぱり、実行に移していくためには市民の力必要不可欠。

そんなわけで、多摩市国際交流センターのパーティからの今度は消防団第7分団の新年会へ。これも市議会議長宛に招待状をいただいておりますので、出席させていただきました。小倉まさのぶ衆議、伊藤俊輔衆議、石川良一都議、こいそ明前都議、地元は増田たくみ市議とも同席させていただきましたが、それこそ、みなさま他の会合との掛け持ちでお忙しそう…私も少し遅参したわけですが、ここでは次の予定まで時間がありましたので、みなさんといろいろお話をさせていただきました。

そして、議長公務の最後は多摩市剣道連盟の皆さんの新年会!剣道連盟の皆さんはいつも市長、議長、あるいは衆議、都議と声かけをして下さり、春と秋の大会や季節ごとの会合など節目節目で多摩市議会へも招待状が届くのです。今は谷合会長なのですけれど、谷合会長は名前が「達也」というのですね。うちの父と一緒。なので勝手に親しみを感じております。
「市長、議長にもいつもいろいろとご指導をいただいている」と過分なるご紹介をいただきまして、恐縮…。むしろ私たち市議会が地域の中で剣道、武道はもちろんのことスポーツ活動に取り組んでいる皆さんに学ぶことの方が多いのです。こうした場所でも武道館の使い勝手等などいろんなお話を伺うことができ、私としてはこの声をいかにして議会全体に共有するのか?が大切な視点であると思っております。「武道館は他の地域にはない施設だからこそ大切に使いたい」という気持ちで丁寧に大事にしてくださっているみなさんの気持ちに私たち議会もどう応えていくかが問われますね。「他の地域にはないような贅沢な施設を、どうして多摩市が持っているのか?持つ必要がない。」とするのも一つの意見かもしれませんが、そうではない捉え方を学びながら、私たちはこの先をどうしていくか?考えていくべきでしょう。もっとよりよく稼働させていく工夫…知恵はあるように感じています。つっこんでいろいろとお話を聞いていくと、もっともっとアイデアが出しあえる気さえするのです。
…というわけでここまでが議長公務。とは言え、この後もまた別の会合があって顔を出したりし、結局、日付が変わった頃に自宅にたどり着きましたとさ。速攻、お風呂に入ったら、寝る!睡眠不足は美容の大敵ですしね。そんなわけで、3連休の締めは「成人式」への出席です。

大忙しな3連休で…その①

挨拶をしたら、そのまま愛想なく立ち去る…というようなことが苦手で、せっかくお招きをいただいたのだから、挨拶をさせていただいて、少しは参加されている皆さんとお話しをしたいなあ…と思うわけですが、どうもそういうわけにはいかないスケジュールでようやく成人の日、成人式までたどり着いた朝でした。

コミュニティセンターの新年の集い、ひじり館ではお琴の生演奏、和の旋律を耳にしながらの宴…挨拶、乾杯をして間もなく、遅れてはいけないとばかりに愛宕のかえで館へ。ちょうど運営協議会の代表の方が挨拶を終えたところで、同じくひじり館で新年挨拶をしてから移動してきた市長ととも会場入り。でも、市長は息つく暇なく挨拶、私は市長が挨拶している間に深呼吸…。そして、かえで館では渡辺しんじ議員も参加されていましたので、ご挨拶などをしてから、次はゆう桜ヶ丘へ。

ゆう桜ヶ丘の新年会は桜ヶ丘1丁目から4丁目までの自治会連合会のみなさんとの共催。毎年、こだわりの手づくり料理が並ぶのですが、今年は桜ヶ丘4丁目自治会の皆さん、そして運営協議会の皆さんが担当されたようです。こちらは生演奏はピアノとフルート。親子で共演されたのですが、これがまたとても素敵で、「くるみ割り人形」からのピアノの連弾に聞き惚れておりました(なぜなら、今度、発表会でトライする予定なので)。手づくり料理の数々については、昨年末に「試作」をされているようで、みなさんで集まって、新年会のお料理も企画されているそう。テーブルに美しく並べられたお料理一つひとつに気合いを感じます。そしてとてもおいしい。個人的には見たこともないくらいの大きなお豆!「花豆」に舌鼓を!お祝いらしく金箔が・・・やさしい味。テーブルセッティングなどもとても素敵なので、勉強になります。

そして、ゆう桜ヶ丘で地域の皆さんとお話しをさせていただいてから、パルテノン多摩へ。明治大学OB会で初企画の新春コンサート。マンドリンの演奏会でした。私は広報関係で少しだけお手伝いをしておりました。「パルテノン多摩の小ホールで演奏ができて感激」というわけで、生音でマンドリン奏でる響きを聞くことができました。「生音」というのがいいんですよね。きっと。私にとっても少し遠い遠い昔の「古賀メロディー」の演奏を懐かしんでくださり、「感動して涙が出たわ!」と感想を述べてお帰りになる方、「また、次の機会もお願いします!」とにこやかに会場をあとにされる方など…大盛況のうちに修了したことにはホッとしました。

とは言え、コンサートの企画やチケットの販売など座席をいっぱいにするための苦労は…(笑)。

せっかくなので多摩市美術家協会のみなさんの作品展を観に行きましたら、「綱」をモチーフにして描かれることの多い中村先生の作品がありました。ベルブ永山のギャラリーの作品展で中村先生の作品を見せていただいて以来、ファンです。

議長公務の最後は東京土建多摩・稲城支部の新春旗開き。議長として挨拶をさせていただきました。市議会からも、大野議員、小林議員、安斉議員、本間議員、伊地智議員が出席。みなさんと一緒に出席できるのはとても心強い。何と!20年以上ぶりの再会というわけで、ちっちゃいちっちゃい男の子だった小学生が…すっかり成長して立派な大人になっていた!たぶん、すれ違っただけだと気がつかないだろうなあ。うれしかった!

議長公務を終えてから、中央大学OBのみなさんの新年会にも参加をさせていただき、それからまた…寝静まる前の乞田ふれあい広場へ。翌日のどんど焼きの前に…と前夜祭をやっているのです。もちろん同じ会派は地元の増田議員に「ぜひ!」とお誘いをいただきましたので、足を運んでまいりまして、やぐらの中で地域の皆さんと過ごすひとときでした。やぐらの中でずいぶんと燻されました。

そんなわけで、自分が住んでいる地域には「不義理」をしつつ、議長としてお声かけをいただいているところにはできる限り足を運んでおりまして…あとは帰宅したら、速攻、お風呂に入ってとりあえず何も考えないで寝る!ここを1時間以内、どこまで短縮できるのか?ということで、まさに体力を持続させるためのコツですね。

 

 

自治労多摩の新春の集い

今日は多摩市職員組合「自治労多摩」の旗開きでした。多摩市役所には2つの組合があり、もう一方の組合の旗開きも月末に予定されております。労働環境を守るというのは一人ひとり働く者にとっては大切なことだと思っているのですが、「労働運動」みたいなものに一線画すというのか、遠巻きに眺めているというのか、関心がないというのか…「ともに参加して」にはなりにくいだろうなと…政治に対する無関心度合とも相通ずるものがありそうです。

とは言え、職場つながりで先輩から誘われた後輩が…という感じで、組合員を増やすことにも努力しながら、職場環境の向上をめざして活動が続いています。特に大事なことは理事者側との「交渉」になるのだと思うわけですが、単に「賃金を上げろ」みたいなことだけでなく、パワハラ、セクハラ相談の窓口を設けたり、あるいは人事評価をどう進めていくのか?という問題等など…いろんなこと取り組んでいます。

先にも書いた通り、多摩市の場合には2つの組合が存在しているので、理事者側も交渉相手が2団体あるということで、まあいろいろと調整なども大変そうですね。職員にとっても2つあるというのはいささかわかりにくく、若い職員はどっちもどっちで選べないから、どっちも選ばないということで、フリーの選択をする人も多そうです。

職場環境を良くすることを考えるとき、やはり個人の力ではどうしようもなく太刀打ちできない場合もあるでしょうから…。組合があって、労働者である個人が守られることもあるでしょう。組合の活動が「自分には関係ない」にはならないのでは?…と思うものです。市役所職員の働き方を改善していく、そしてそのことがひいては仕事のパフォーマンス向上につながれば、市民の福祉向上にもなっていくはずなんですが。

恒例のビンゴ!かなりいい順位で当たりが出たので、「ヘッドスパ」ができるという機器をいただいてきました。なかなか使い心地がいいというか面白い。しばらくこれを愛用するだろと思います。

それにしても、朝から一日…今日は市役所にいて、いろいろ作業をしたり等などしておりましたが、まあ、いろんなことが日々発生するなあと。今日もあまり詳しく書くことはしませんが、「えっ、議長ってそんな存在?」と思わず、行政側の対応に疑問を持つというのか、首をかしげたくなるような出来事がありました。議会の運営をどうしていくか、議長は副議長と相談しながら最善策を考え、その内容については議会全体で合意を取り付ける、そのために代表者会議を開催したり、あるいは議会運営委員会を開催していくはずなんですよね。ところが今日発生した事案については、「ああ、議長ってずいぶん軽んじられているんだなあ。」というのか、行政は「議会の皆さんの意向を確認して」などといかにも議会が大事だという姿勢を示し、そしてまた仰々しいくらい「議会を重んじます」というような発言もするけれど、ものすごく使い分けされていることを痛感。心の中ではきっと「議会なんて…」と思われているのでは?と感じてしまったのは残念すぎました。そのことでものすごいガッカリ感。

行政にとって「議会」ってどんな存在なんでしょうね。そしてまた、行政は市民のために存在する「議会」という視点で、「議会」にどうあってほしいと考えているんでしょうね。少なくとも私は、政策決定の透明性を高めていくため、物事の決定過程をしっかりと市民にも公開していくために「議会」は大切だと考えていて、市政運営を信頼できるものにしていくためにも「議会」の在りようが「行政」にとっても大事!と確信しているのですが。

ああ、議会運営というのか行政との?市長との?関係をつくっていくというのは難しい。まあ、一歩前進、二歩後退、そしたら次は三歩進むでいきたいもの。欲張らずにね…。

同世代。

今日は市議会では、生活環境常任委員会のみなさんが集まり、勉強会や打合せをされていました。こうした風景というのか光景というのか・・・私が議員になった頃には考えられなかったです。定例会のあるときと余程の用事がある時にしか「議員は市議会には来ない」のが普通でしたが、今の多摩市議会の場合、毎日、必ず誰かは市議会で仕事をしているというのが日常であって、当たり前の風景です。昨年4月に市議会議員の補欠選挙で16年ぶりくらいに復活し、当選された菅原重美議員は「変わった!」ととにかく驚かれているくらい、多摩市議会の活動は様変わりしているのです。

また、行政も議会との情報共有にはとても気を遣っており、常任委員会での情報提供の量も倍増しているのです(案件数だけでも)。ですので、私たちも提供される情報に対応して、勉強していかなければならず、行政についていくのも大変です。というわけで、議会活動が活発になり、議員活動の質も変わっていかなければならない…そういえば、今日は議会だよりの編集会議も行われていました。

私は今日、副議長と一緒に東京医療学院大学に新年のあいさつに伺いました。来月、東京医療学院大学にもご協力をいただき、大学生のみなさんと意見交換する予定です。既に15名ほど、看護学科の学生の皆さんが集めてくださったと伺っており、とても楽しみです。「ポスト平成世代」をみなでつくっていかなければならない、若い世代の皆さんにも、政治を身近に感じる機会を持っていただけるといいなあと思うものです。

夕方…藤條議員と議長室で話をしていましたら、斉藤れいな都議が!すでに新年にもお目にかかっていたのですが、ご丁寧にあいさつにいらして下さいました。実は議長室…扉はいつも開放しています。もちろん来客があったり、あるいは打合せがある時には扉は閉めているのですが…。それ以外、在室している時には開放しています。そうでないと何だか議長室の中だけで室内空気が滞留する気がしてしまい…空気が淀み、循環しない感じがするので…何となくカタチだけでも?気分だけでも「風通し良く」なるようにしています。でも、そのおかげで、こうして中を気にして下さり、顔を出してくださる人がいるというのはうれしいことです。

斉藤都議は先日、都民ファーストの会を離脱されましたね。私はさすが桐朋生!と思いました。桐朋生は自分のことをごまかして何か行動をするというのは苦手なタイプな人が多い。離脱したことに対し、いろいろ批判もあるかと思います。でも、組織から距離を置くことでやっぱり自由になれる。これからが本領発揮で、私が彼女に感じている「芯」の強さ、それから彼女のまなざしや優しさをもっともっと発揮してくれると期待しています。彼女がアーティストとして活躍してきた時代の数々の楽曲とその歌詞はすばらしい。その持ち味をぜひ活かしてほしいと思っております(ちょっと先輩顔で・・・)。

そんなわけで、斉藤都議、藤條議員…私とは違いまだ30歳代のお二方ですが、やっぱり世代で言えば「昭和50年代生まれ」ということで同じく空気感があるか?…なんて。

今日はたったの1時間というすき間の時間で美容院に行くことができました。おかげで成人式に出る前に、ちょっとだけスッキリできてよかった!3ヵ月も美容院に行けていなかったので、よかった。一応、最近は、お気に入りの美容室があり、スタイリストさんも決めているので・・・その日に思い立ってカットしてもらうというのは、なかなかタイミングが合わずに難しいこと。ですので今日は美容院に行けただけでラッキーな気持ち。明日から、また頑張ろう!と気分爽快。週末…さらに寒くなるというので、ホッカイロを買いだめしておこう。

日野法人会新年賀詞交歓会

今日は日野法人会の新年賀詞交換会がありましたので出席させていただきました。市内で会社を経営されている皆さん、昨日は多摩商工会議所でお目にかかり、そして今日も…考えてもみれば、先週の武道始めでもお目にかかり…と毎日お会いしているような感じです。消防署長さんや警察署長さんも来賓としていらしていて、もちろん市長も…。

日野法人会には個人の賛助会員の制度があり、池田けい子議員も会員の一人として参加されていました。「女性部」のみなさんとテーブルを囲んでおられたのですが、華やかな和装姿で参加されている方々を目にしますと・・・やっぱりいいものだなあと思いました。賀詞交歓会に先立つ伊藤聡子さんの講演会はとてもいい内容だったと伺いました。女性の活躍にも触れる内容だったとか。議員業界もそうですが、経営者の皆さんの顔ぶれも見ても、まだまだ女性は少ない…昨日の商工会議所、あるいは今日の法人会の会合でも実感します。なので、女性であるだけで目立ってしまうというのか、そういう空気感をまだまだ肌で感じます。多摩の市議会にいれば、女性議員が11人もいますので、「女性だから」目立つなんてことはないわけですが、一般的にはまだまだ女性は少数派。こうした場に来ると実感します。

ところで、法人会の活動で社会貢献事業の一つになっている「租税教室」は、市内の小学校にも出前授業をやっておられると伺っています。一度、見学に足を運んでみたいですね。税金のことを学ぶってとても大切なことだと思います。私が小学校の頃は、学校の先生以外の方から学ぶ機会はとても少なかったというか、なかった・・・という記憶しかないのですが、ゲストティーチャーから受ける授業というのは、子どもたちにとっては非日常のことですし、印象に残りそうですね。

税金は「納める」ではなく「とられる」という意識を持っている市民の方が多そうですが、本当は「納める」なんですよね。なぜ「とられる」と受け止められてしまうのか?・・・。「とられる」という発想は、その税金でいろんなことが賄われている実感がないというのか、あるいは納めた税金の使われ方について自分自身への還元を感じられないところに理由がありそう。でも、これからますます負担を分かち合わなければならない時代に入りますので、もっともっと納めていかないといけなくなりそうですね。ますます「とられる」感ばかりが募っていくと、政治不信感も増幅しそうですね。でも、一方ではどんどんと国の借金が増えている現実も私たちは知るべきなんですが。

ですので、ますます租税教室というのか、租税教育は大切ですし、子どものうちから関心を持つというのは重要だと思っています。子どもたちも物を買う時には「消費税」を支払っていますから、そういう意味でも身近です。主権者教育にも関わる視点ですね。

ああ、子どもたちは学ばなければいけないことがたくさん!先生たちも教えなければいけないことがたくさん!…てんこ盛りになっていくなあ。

賀詞交歓会や新年会や・・・お誘いいただくのはありがたいことなのですが、体調管理を万全にしておかなければと思うのでした。議長になって苦労が増えたでしょう…とか心配していただくのですが、増えるのは…増えたのは体重ですね。