大忙しな3連休で…その②

3連休の議長公務などを少し遅れつつ、実況中継。議長公務がどんな感じなのか?とせっかくなので記録しておこうと思います。それにしても、私の場合は市内を回るだけですが、国会議員や都議会議員は市域を超えて、行ったり来たりとされていて、秘書さんも大変!そしてまた、それこそ、「挨拶するだけ」になってしまう場も多いんだろうなあと。それは、もしかしたら市長も同じかもしれません。それに比べれば、議長の方がゆとりと余裕があるかもしれない。「挨拶するだけ」の心苦しさは、議長としては仕方がないことなのですが、個人としてはものすごく「申し訳ない」という気持ちになってしまうものです。

平成31年の新春を飾る多摩市消防団の出初式!今年は大きく舵を切ったというのか、例年会場としていた多摩ニュータウン卸売市場から、多摩センターでの実施をすることとなり、念入りな準備がされてきました。第1部と第2部に分け、第1部式典やセレモニーはパルテノン多摩の小ホール。第2部…これが何よりも出初式の見どころなのですが、消防団10分団による一斉放水は多摩中央公園の大池にて行われました。朝はとても冷たく寒く…どうなることかと思っていたものの、第2部が始まるころには青空が広がり、太陽の光がさんさんと降り注ぎ、すばらしいすばらしいお天気に!

そして、やはり場所って大事と改めて思ったのですが、ギャラリーが多かった!例年にはない賑わいで、とても多くの方におめでたい一斉放水の場面をご覧いただくことができました。その賑わいぶりにも、なんか、感激してしまいました。

議会では松田大輔議員は消防団第8分団の一員として活動しているのですが、今日は勤続5年表彰を受けられていました。実は…松田議員が平成28年第4回定例会で「消防団のPR」という観点から一般質問しているんですが、その中で出初式の会場について考え方を問うているんですね。もっともっと消防団の存在を市民にも知ってもらう必要性…そのためには、行きやすい場所、会場で行うというのも大切ですね。そしてまた、たまたま出初式に遭遇した!という市民が一人でも多く存在してしまうような場所!多摩中央公園はピッタリの場所だったと思います。地域の「賑わい」という意味でも、多摩中央公園が盛り上がった!とも言えます(一方で、サイレンの音に苦情があったかもしれませんが…。お祭りの太鼓の音でも苦情が来る時代ですので。とは言え、ここは申し訳ありませんが、ご理解いただかなければと思うものです。)。

まずは「知る」事から始まる。そして、市民のみなさんに理解をしていただき、応援もしていただく。そんな流れがいいかたちで広がっていくといいなあと願うばかりです。

そして、前夜祭明け…乞田貝取ふれあい広場で行われたどんど焼き。出初式の第2部と重なってしまったため、副議長が挨拶などは対応してくださいました。私は一斉放水を見て、感激してから…急いで、移動しましたら、まだ点火前に間にあった。地域の皆さんと一緒に点火をさせていただきいました。あっというまに燃え上がりました。パチパチいう音が心地いい!

ありがたいことに芋煮とお赤飯をいただき、空腹を満たすことができまして、その後…和田中学校へ。青少協第2地区委員会のどんど焼きでした。こちらもせっかくお招きいただいたのですが、点火式前には次の予定に向かわなければならず、失礼のないようにとお招きいただいたことへの謝辞を述べさせていただきました。ちなみに点火式に挨拶をしなければならなかったのですが、それは副議長にバトンタッチ!副議長との役割分担で、何とか多摩市議会として対応をさせていただいております。

和田中学校のどんど焼きのやぐらも立派でした!

消防団出初式の日というのは、各地区で消防団のみなさん、地域の皆さんなども参加をする新年会が開催されております。第9分団のみなさんの新年会が小野神社の社務所で行われていまして、お招きをいただいたので出席をさせていただきました。今回、第9分団の詰所が移転新築ということで、詰所のお披露目と新年会とセットで行われていたので議長にもお声かけをいただいたのだと思っています。小野神社さまの土地の一部を無償でお借りし、完成した詰所。小野神社のあるこの場所で地域の人たちみんなが集まれる環境、ここが地域の拠点になっていく…その想いを聞かせていただく貴重な時間を過ごさせていただきました。勉強になります。こうした場所でお会いする皆さんからいろいろなお話を聞くたびに、自分が知らないことの方が多すぎる!を痛感します。

そして・・・次・・・パルテノン多摩へ。多摩市国際交流センターの外国語セミナーのみなさんの「ニューイヤーパーティ」へ。「ぜひ、いらしてください。お待ちしています。」ということでしたので、大幅遅刻して顔を出させていただき、そして、大変申し訳ないながら、挨拶をするだけで終わってしまったのですが、でも私、多摩市国際交流センターで外国語を学んでいる皆さんには伝えたいことがありました。それは、これから確実にもっともっと地域が国際化されていかなければならない、多文化共生を進めていかなければならない、そしてまた、何よりも海外からオリンピックをはじめ多くのお客様がいらっしゃる時代になっている…多摩市が「おもてなしできる街」になるためには、やっぱり言葉の壁を少しでも低く低くしていくことが大切。ですので、こうしたところで学んでいらっしゃる皆さんの存在が大事になってくると思うのです。これからもスキルアップをめざしていただくとともに、「おもてなしのできる多摩市」にするために協力をしていただきたい!と伝えさせていただきました。議会では「おもてなしのできる多摩市に」と提案はできても、その先でやっぱり、実行に移していくためには市民の力必要不可欠。

そんなわけで、多摩市国際交流センターのパーティからの今度は消防団第7分団の新年会へ。これも市議会議長宛に招待状をいただいておりますので、出席させていただきました。小倉まさのぶ衆議、伊藤俊輔衆議、石川良一都議、こいそ明前都議、地元は増田たくみ市議とも同席させていただきましたが、それこそ、みなさま他の会合との掛け持ちでお忙しそう…私も少し遅参したわけですが、ここでは次の予定まで時間がありましたので、みなさんといろいろお話をさせていただきました。

そして、議長公務の最後は多摩市剣道連盟の皆さんの新年会!剣道連盟の皆さんはいつも市長、議長、あるいは衆議、都議と声かけをして下さり、春と秋の大会や季節ごとの会合など節目節目で多摩市議会へも招待状が届くのです。今は谷合会長なのですけれど、谷合会長は名前が「達也」というのですね。うちの父と一緒。なので勝手に親しみを感じております。
「市長、議長にもいつもいろいろとご指導をいただいている」と過分なるご紹介をいただきまして、恐縮…。むしろ私たち市議会が地域の中で剣道、武道はもちろんのことスポーツ活動に取り組んでいる皆さんに学ぶことの方が多いのです。こうした場所でも武道館の使い勝手等などいろんなお話を伺うことができ、私としてはこの声をいかにして議会全体に共有するのか?が大切な視点であると思っております。「武道館は他の地域にはない施設だからこそ大切に使いたい」という気持ちで丁寧に大事にしてくださっているみなさんの気持ちに私たち議会もどう応えていくかが問われますね。「他の地域にはないような贅沢な施設を、どうして多摩市が持っているのか?持つ必要がない。」とするのも一つの意見かもしれませんが、そうではない捉え方を学びながら、私たちはこの先をどうしていくか?考えていくべきでしょう。もっとよりよく稼働させていく工夫…知恵はあるように感じています。つっこんでいろいろとお話を聞いていくと、もっともっとアイデアが出しあえる気さえするのです。
…というわけでここまでが議長公務。とは言え、この後もまた別の会合があって顔を出したりし、結局、日付が変わった頃に自宅にたどり着きましたとさ。速攻、お風呂に入ったら、寝る!睡眠不足は美容の大敵ですしね。そんなわけで、3連休の締めは「成人式」への出席です。