「平成最後」多摩商工会議所賀詞交歓会

今日は商工会議所の賀詞交歓会があり、三階道雄副議長、池田けい子総務常任会委員長と一緒に出席してきました。大野まさき総務常任委員会副委員長は…インフルエンザA型に大当たりしたそうで、残念ながらご一緒できませんでした。会場の聖蹟桜ヶ丘のアウラホールには金屏風が準備され、お正月らしい、松の内だなあと心底感じることができた華やかな会でした。

そしてさらに花を添えたのが「和風マジック!(手妻・和妻)」でした。私、はじめて拝見させていただいたのですが、種も仕掛けもあると思っているのですが、ここまで多くのお客さんの前で演ずるというのか、披露するまでになるまでに、どれだけの練習を重ねておられるのだろうかなあ…と感心するばかりです!

ところで、いろんなところで耳にするのが「平成最後」という冠言葉。確かに、そうなんですよね。私も挨拶をする際に用いるときもあります。とは言え、よくよく考えますと、「昭和最後」という表現はなかったですね。「明治最後」あるいは「大正最後」なんてこともなかったのだと思います。仮にも「昭和最後の・・・・」なんて発言をしたならば、「無礼極まりない!」と言われたに違いないのです。今までどおりにはせず、ご自身の進退を決断される、ご自身で幕を閉じることをお決めになった今の天皇陛下の在りよう、私はすごいことだなと思っています。想像できないようなエネルギーや勇気を伴う決断であったと私が勝手に感じています。

今日も改めて思ったのですが、5月には新しい元号が決まります。私たちはこれからどんな社会に生きていくのか…10年前に考えもつかなかったようなことが、10年後の今、実現しています…技術革新のスピードが速すぎて、人間がついていけなくなるのではないかという不安にさえ苛まれるようなこともあります。社会動きと自分個人との間にある葛藤…狭間のなかで考えさせられることも本当に多すぎて…でも、きっと、考え続けながら、私たちはこれからの時代を描き作っていくんだろうなあと思っています。

さて、今年も、地域経済を支えてくださる皆さんとともに、新しい時代に向けた地域づくりに取り組んでいきたい。「温故知新」という言葉を忘れることなく、前進あるのみ!…今考えてもすぐに解決できない問題に向き合って、その先に進めなくなるような思考停止にはならず、「きっと時間をかけて解決できることもある」と信じていくしかないですね。

そういえば、今朝は、永山駅での定例の街宣をやらせていただきましたが、新年のご挨拶とばかりにわざわざ改札に向かう前、ていねいに私のところに寄って下さる方も多く・・・恐縮でした。

また、午前中は副議長と一緒に、市内の大学への挨拶回りにも足を運びました。大妻女子大学国士舘大学恵泉女学園大学へ伺いました。お忙しいところを、お出迎えいただいて本当にありがたかったです。市議会では「大学との連携」を模索中。連携が目的ではなく、「連携をしたその先」をしっかりと見据えながら、取組みを進めていきたいと考えていますが、そのためにも、まだまだ市議会としても各大学の皆さんのところに足を運んだりしながら、信頼関係を構築しなければならないと感じています。どんなこともやっぱり顔のみえる関係、フェイスtoフェイスが大切ですね。
昨年のお正月に引き続く、訪問でしたのでとても和やか、短い時間でしたが有意義な情報交換をすることが出来ました。私たちが力を入れている情報発信についても「たま市議会だより」を各大学の図書館などでも見れるようにしていただけないか?とお願いもし、快諾をいただきました。無関心でいられても、無関係ではいられない…身近な政治の現場としての市議会に少しでも大学生の皆さんの関心が集まればなあと願うばかりです。

国士舘大学は一昨年100周年を迎えたのですが、昨年は体育学部が60周年を迎えたとのこと。記念誌を頂戴いたしましたが、なかなか読みごたえのある内容になっていて、特にスポーツが盛んで、各部の紹介など、貴重な情報が多く掲載していましたので、議会図書室にも資料として保存させていただきたいと思います。また、恵泉女学園大学では副学長の岩村太郎先生から、ご自身の著書についてご紹介をいただきました。「10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉~哲学者から学ぶ生きるヒント」…子どもに向けたわかりやすい内容になっているのですが、私の心も響くことがたくさん書いてあり、落ち込んだ時に開きたい一冊になっていました。

この訪問の結果については、議会全体でも共有できるといいなあと思います。大学生の皆さんにも多摩市のまちづくりに参加していただきたい…その入り口に…という大学連携の模索が大目的でもありますが、個人的には、それぞれの大学で育まれてきた専門性を私たち議員が学ばせていただけるようなつながりも作れたらいいのになと考えています。でも、一足飛びには行かないかな。

それにしても、恵泉女学園大学の大日向雅美学長は私には雲の上の様な存在なので、直接お目にかかりご挨拶をさせていただくというのは本当にうれしいことで、ドキドキもしてしまいます。穏やかながらも、非常に的確にさまざまな問題や課題を指摘して下さり、今日も示唆に富むお話を伺えました。市議会が大学生の皆さんにとっても身近に感じられる機会はとても大切だとおっしゃってくださり、ありがたいなあと思います。実は来月になりますが、恵泉女学園大学、東京医療学院大学に多摩市議会として足を運び、学生の皆さんと意見交換をさせていただく予定があるのです。とても楽しみです。

今日は1月7日。「春の七草」ということで、帰宅してから…フリーズドライの七草でお味噌汁をいただいて、無病息災を祈りました。

仕事はじめ!

新年あけましておめでとうございます。多摩市議会も正月三が日明けからの仕事はじめです。とは言え、4階の市議会フロアは静かな一日…副議長とともに新年の挨拶等対応し、比較的のんびりゆったりと時間が過ぎた一日でした。議会というのは、役所に比べると(役所=行政の長と言えば市長となるわけですが)…どうしても印象が薄いところがありますが、こうして挨拶にいらしてくださるのはありがたいこととしみじみと感じたのでした。

さて、いよいよ新年は賀詞交歓会などがはじまります。今日は唐木田菖蒲館の新年の集い、貝取こぶし館でのキックオフ、多摩中央警察署の武道始式がありました。貝取こぶし館の会は武道始式と重なってしまったので会長さんや役員の皆さんに挨拶だけさせてもらい、副議長が出席をしてくださいました。

唐木田菖蒲館の新年の集いは、「南京玉簾」が披露されまして盛り上がりました!

皿回しは体験させてもらいましたけれど、一からやるのは難しく、手で回せば何とかなる?…こうした場所で、何か披露できる一芸を持つというのは大事なことだと思ったわけで、何か芸を磨こうかなあ。

唐木田菖蒲館は図書館、児童館も併設されていることもあり、それぞれ館長も出席されていました。あとは、消防団(ここは8分団のエリア)からは松田大輔議員。運営協議会のメンバーとしては桐木議員。桐木議員はお母さまも運営協議会の新しいメンバーとして加わったそうでご挨拶されていました。藤條議員も顔を出しておられました。

コミュニティセンターの新年の集いなどは地域ごとに特色があります。地域全体に開かれたお祭りのような場合は除き、新年の集いあるいは総会の場合、市長と議長にお声がかかり「お揃い」にて出席をする場合もあれば、館によっては市長だけが出席する場合といろいろあります。議員の場合には運営協議会の一員として活動している場合には、「議員」としてではなくスタッフの一人、あくまでも地域の一員のの立場で参加するわけであって、「議員バッチ」をつけてとして参加しているというのは滅多にない感じ。議長に声をかけるかけない、あるいは議員に声をかけるかけない…それは、各コミュニティセンターの運営協議会の考え方を尊重していくことが必要かなと…今日はそんなことを感じた昼下がりでもありました。日常的な地域でのつながりを大切にしながら運営しているコミュニティセンターの「和」を大切にしていきたいですね。

多摩中央警察署の新春を飾る武道始式。多摩市民でもある松本薫さんが特別ゲストとして、日ごろ、多摩中央警察署で柔道の腕を磨いている子どもたちを労いのことばを述べてくださいまして、とても華やかでした!

武道始式が終わったのち、多摩中央署に協力をしている三団体(多摩中央懇話会、多摩稲城交通安全協会、多摩稲城防犯協会)の懇親会があり、そちらにも出席。日頃からお世話になっている皆さま方にお礼も含め、ご挨拶や情報交換もさせていただきました。

そんなわけで、武道始式が始まる前に控室にて…稲城の北浜けんいち議長と松本薫さんを囲んで記念撮影。石川都議も入っていただいて、記念撮影。懇親会でも松本薫さんは大人気で、参加されていたみなさんに取り囲まれていました。ただいま子育て中ということで、かわいいお子さんも同伴されていました。ママ頑張れ!と思いながら、私も娘を連れながら、活動していたことを懐かしく思い出していました。

新年明け、穏やかな青空、冷たい風…お会いできた皆さんとご挨拶をし、今年も平穏無事に過ごせますように…と心の中で祈った一日でした。