束ねるのは誰か?…が大事。

今日は本会議は粛々と終了。インフレスライド条項の適用による工事契約の変更、農業委員会委員の専任(制度の変更に伴って、議員選出の枠はなくなり、新たに13名が任命されます)など。1時間ほどで終了しました。おかげで、その後、さまざま打合せなどもできてよかった。特に、パルテノン多摩の件については、会派内でも議論する時間が確保でき、今後、議会としてどう取り組んでいく必要があるのか、意見を取りまとめることもできました。週明け月曜日にはパルテノン多摩大規模改修の特別委員会があるので、そこからまた意見を更に煮詰めていく感じになりそうです。

しかし、会派でも話題になっておりますが、パルテノン多摩をめぐる公園改修、図書館再整備など等含めての一大プロジェクトを束ねる責任者は一体誰なのか?窓口が一体どこにあるのかよくわからない…とする状況はこのままでいいんだろうか?「束ねる人」が誰なのか、それが副市長なのか、あるいは市長なのか…。少なくとも、議会では…特別委員会を設置して、窓口は一本化したんですよね。おそらくはトータルで考えて、合計では100億円以上になるだろうプロジェクトに対し、組織体制が十分とは思えないとの認識を持っているのは、私たちの会派だけではなさそうです。

 

【議長の】

さて、今日は朝、シルバー人材センターのみなさまがわざわざご挨拶にいらしてくださいました。再来週、総会があるため、それに向けて作成された資料一式もお届けくださいました。本当は私と副議長で出向いてご挨拶する予定だったのですが、ご足労いただいてしまいました。多摩市のシルバー人材センターでは女性部会があり、私のアンテナには、そのことがひっかかっておりました。そのお話をしたところ、「女性の会員を増やす」ことに力を入れていて、その効果が表れているとのお話しでした。

さすが…現役時代にはバリバリとお仕事されていただけあり、その経験を存分に発揮し、シルバー人材センターの運営にあたられているようですね。議会としては先進的にタブレットを導入したわけですが、シルバー人材センターでは既にタブレット会議でペーパーレスを実現しているし、会議の効率も格段にアップしているとの話を伺いました!シルバー人材センターの組織改革というか、経営改革がスピード感もって進められている印象を受けました。短時間でしたので、十分にしかお話を伺えなかったのですが、「タブレット会議」なるものの見学に足を運びたい旨お伝えしました。

お越しいただいたお二方の代表理事さん、おしゃれでした。理事長さんは組織をしっかりと束ねている感じがしました。「批判のための批判はさせないようにしている」…とシルバー人材センター内での会議で心がけているそう。議会にも当てはめて言えることですよね。

「束ねる人が大事」…ですね。

ココリア多摩センターのレストラン「桃里」宴会ルームからの風景です。やっぱり、パルテノン多摩周辺の空間はすばらしい!としみじみと。なぜ、この場所に来たかと言えば、夕刻から多摩センター商店会の定時総会の懇親会に出席させていただいたからです。多摩センター商店会のみなさんはどちらかと言えば、多摩センター駅北側地域を基盤にお店など経営されている方中心です。パルテノン多摩の問題をやっているとどうしても南側に視点が向いてしまいますが、実は、私…北側をどうしていくかも合わせて考えていくべきとも思っていて、商店会の皆様とお会いできたことをうれしく思いました。あわせて、多摩市育ちの若い方々が店舗を構えて、がんばっている姿にも触れることができ、うれしかったです。チェーン店の看板がきらびやかで目立つ多摩センターですが、地域に根付いて奮闘しているお店の存在をもっとPRできるといいですね。

ちなみに今日の商店会の総会では、松田大輔議員ともご一緒でした。しかし、松田議員はお忙しいですね。消防団のポンプ操法の訓練があるために途中退席。議員はみんなそれぞれのフィールドで日々、仕事をしているなと感じます。私もへこたれていられませんね。日々、反省多々ありますが。

明日はパルテノン多摩で「恋するマルシェ」です。女の子たちの大好きを集めたマルシェです。楽しみ!

6月定例会 一般質問終わる。

今朝、新聞折り込みで配布されたタウンニュースに「市議会だより」が紹介されました!「会派ごとに動画配信」…何のこっちゃ?と思われる方もいたかもしれませんね。市議会のホームページからもリニューアルバージョン第2号の「市議会だより」を見ることができますので、ぜひ!市議会の話題はローカルネタすぎて、マスコミに取り上げられることは珍しいというよりも、無いに等しいのでこうしてタウンニュースさんがアンテナをはりめぐらし、取材に来て下さるのは本当にうれしいし、ありがたいです。

次なる…市議会だよりチームあるいは、議会全体の共通目標としては「全戸配布」の予算を獲得すること。これは、市長に対して交渉しなければならないこと。既にこれまでに「全戸配布」の交渉をしていますが、全戸配布にすると今よりも予算が数百万円アップするらしく、そうそう簡単には認めてもらえないと聞いています。新聞購読率はどんどん低下をしていることを考えれば、新聞折り込み方式での配布はそろそろ見直すべきだと考えも良いころでしょう。今後も声を大にして、要望しなければならないと議会運営委員会の委員長、副委員長と確認している事項です。

さて、定例会日程としては、今日で一般質問が終了しました。質問の際に、パネルを使用する議員さんも増えてきました。やはり視覚的に訴えていく、見せていくという手法もかなり有効だと感じています。ただ、これらパネルについては「議事録」にどう載せるのかな?とは思ったりもします。

一昨日は「反問権」の行使がありましたが、今日はあまりにも質問者に対する答弁が噛みあっていなかったことから、思わず「再度答弁し直し」を市長に要請してしまいました。これもまた珍しいことだったかもしれませんが、せっかく市長も答弁をするのだから「いいトコ見せてほしい!」と議場で今まで感じてきた気持ちがついつい発揮された結果です。「市長」の答弁はとても重たい。市長は質問に対する第一動弁はするものの、その後一問一答のやり取りの時には、そうそう答弁に立つことはない。だからこそ、「いいトコ」見せてもらいたいんです。それは議員に対してと言うか、市民に対してですね。傍聴者は「市長の肉声」を聞きたいと願っているものです。市長の態度、姿勢、気迫…これこそが市の方向性を決め、そしてまた、未来への希望を感じさせ、共感を広げ…市民を引っ張っていく源にもなっていくはず。私が市長に対し期待していることでもあります。

そんなこんなで、一瞬…議場もかなり緊張感走ったわけですが、あとはいつもどおり円滑に議事進行も進み、最後には藤原マサノリ議員が提案者となり、東京オリンピックに向けた自転車競技(ロードレース)のコース設定に対する意見書を議決して終了しました。意見書の議決は、本来であれば、定例会最終日で行うのですが、「時機を逸してはいけない」と考えたため、議事日程に追加しました。当初、自転車競技のコース設定ににあたっては、多摩市内の一部を通過する案が有力視されていたのですが、何だか雲行きが…と聞こえてきましたので、市議会として対応を図ったものです。これについては、初日のトップバッターで質問された藤原さんが言及されていたことも踏まえて、全議員が一致して意見書を上げることができてホッとしています。

明日は本会議。補正予算は提案がないので、人事案件の条例を即決と、来週から始まる委員会で審査する予定の条例案件の付託を予定しています。

ごほうびのうさぎ&課題図書

今日は休会日。私にとっては5月8日の臨時議会からやっと1ヵ月経った・・・。「ふりかえり」はとても大切なことだと思っていて、ブログを書いているのも、一日の「ふりかえり」という大事な作業であって、むしろ、趣味化。たぶん、これは私にとって欠かせない作業なんだと考えています。「議長になったらブログも書けなくなりますね。」なんてことも言われましたけれど、そんなわけにもいかないんです。

 

昨日、ベルブ永山の喫茶コーナー「れすと」さんでいただいたケーキ。ちょうど20周年記念でフェアをやっているそう。たまたまケーキプレゼントの日だったので、「ウサギちゃんロールケーキ」のプレゼントがありました。まるでごほうびのごとく♪ふわふわケーキ、ふわふわクリーム…ごちそう!でした。あまりにもかわいすぎて、食べるのが申し訳なくなりました。鳩サブレみたいに。でも、一口いただいたら、あとは気にせずでしたが。

 

休会日とは言え、いろいろやることもたくさん。打合せをしたり、提出されている陳情に関する来客にも対応したりなど。対応した内容は必要に応じて、きちんと議会でも共有しないといけないしなと思ったり。考えることも山ほどある。一つひとつ、しっかり進めていきたいと考えています。

そして、こちら課題図書…パルテノン多摩の大規模改修に向けた市民ワークショップでファシリテーターをつとめてくださり、なおかつ先週末の講演会の講師だった木下勇先生の著書。議会でも市民意見を聞く際、参考になるようなことがたくさん詰まってそうな一冊です。コミュニティデザイナーの山崎亮さん(立川の子ども未来センターの)が「バイブル!」と絶賛した一冊でもあるとか。頑張って読まなくっちゃ!

明日の本会議は一般質問最終日で4名が登壇します。ぜひ、多摩市議会インターネット中継(録画あり)をチラッとでもご覧いただけるとうれしいです!よろしくお願いします!

 

 

協力があってこそ。議長30日目。

2015年の統一選挙で私たちともに当選されたものの、長きに渡り、体調を崩され、昨年秋に議員辞職をされた平野勝久さんが逝去されました。今日は開会前に黙とうをささげました。現職の議員さんが亡くなられた場合の先例に準じ、今定例会の最終日には追悼演説をすることにもなりました。私の中では平野さんと言えば「守破離」。子どもたちに剣道の指導もされていたことから、武道の精神をとても大切にされていました。議会の発言でも「守破離」とよくおっしゃっていたことが印象的。ご冥福をお祈りいたします。

さて、今日も粛々と議事進行…と思っていたのですが、そうはいかず。市長の意を受けた部長の発言を「反問権」として取り扱う場面が訪れました。

議員に対し、「事実誤認に基づく発言を撤回してほしい。」とする要請があるなんて、異例中の異例です。いきなりの出来事だったため、思わず頭が真っ白になり、もちろんフリーズ。とりあえず「暫時休憩」し、ちょうどお昼休憩直前の出来事でしたので、そのまま「本休憩」とし、何とか対処できたのが幸い。1時間の昼休み中に、議会運営委員会委員長と議会事務局と状況整理とルール確認ができたので救われました。事務局職員は確認に基づいて、急ぎ議事進行表の作成までしてくれたので助かった。職員はもちろん休息なし。私はとりあえずいつもどおり「玄米おにぎり」を胃袋に収めましたけれど、食べた気しませんでした・・・。

というわけで、異例イレギュラー発言を「反問権」にし、午後から粛々と議事進行を…と思っていたところ、これがまた更にイレギュラーに…。反問権は一度で終わるのかと思いきや、議員側の回答に対しても納得が出来なかった理事者側が再度の「反問権」を行使するという流れになったという…。

反問権は「議員の質問の趣旨を質す場合」と「議員の質問に反論する場合」に行使することができるわけですが、今回の場合は「趣旨を質す」わけではなく、かと言って、「反論」であるかと言えば、「うーん」反論なのかしら?という声もあり。今日は議事進行する自分の甘さが見えたこと、あとは拙い議事進行を今はまだ見守ってくれる議員の皆さんの協力と事務局の皆さんのバックアップに感謝感謝の一日でした。振り返れば、議事進行の経験値がひとつ増えたと考えるしかなく…「良し」とすることとしました。しかし、会議規則も含め、反問権行使のルールなど復習しなければと反省しております。

議会終了後はベルブ永山の会合へ。ベルブ永山の4階廊下のガラス越しに見える図書館フロア。私、この眺めが好きです。見えているのは児童スペース。ここから絵本を選んでいる親子の姿とか、真剣に読みたい本を探している子どもの姿を見るのはとても楽しい。既に閉館時間を過ぎていたので利用者の姿を見ることはできませんでしたが。久しぶりに見たここからの景色に癒される。

明日は休会です。全国市長会があり、市長がそちらに出席するため。市長不在で議会を開会するわけにはいきませんので。私は明日も議長室か控室をうろうろしていると思います。指折り数えて、今日で議長30日目。ようやく一ヶ月経った!多方面からみなさんにいろいろと協力していただいていることに感謝!

6月定例会は一般質問3日目です。

多摩市議会は本会議3日目(一般質問)です。

傍聴にいらしてる市民の方が、わざわざ撮影許可を取り、写メしてくださいました。やっぱり間違いないようにと思っていたら、今日は初っ端から、原稿を1行読み飛ばすという・・・。

今朝はいつものように永山駅で街頭演説を行いました。先日、国立市議会の大和議長にお会いしましたら、国立市議会の議長は「街頭演説は禁止」という暗黙のルールがあるとのこと。正直、仰天しました。議長になりそこまで制限されるのか!!!…。定例会がある時には自分の一般質問の内容を紹介することを中心に話をしていて、ここ一年間はずっと街頭演説で「パルテノン多摩」のこと中心に訴えてきましたが、今日もまた議会の特別委員会で取組んでいる「パルテノン多摩」のことについて、進捗状況の報告を。

議長が多摩市議会で取組んでいることなどを報告すること、全然問題がないと思っています。あとは都議会議員選挙のことも訴えました。「地方議会」の持つ本来的機能を果たす「都議会」が必要だと思っているのでその話を。中立公平に振る舞うべき議長なので、訴えるなかみについてはもちろん配慮はしています。

さて、議長席から見える風景ですが、見ている余裕もあまりないのが正直なところ。議長席にもモニターが設置してあるので、そちらの画面を見ていることが多いです。議長席の前に答弁席があり、答弁している市長や部長さんたちの後頭部がちょうど私の目の前に来てしまい、「目のやり場」に困ります。

そういえば、今年度から速記者がいなくなりました。「発言内容をすぐに振り返りたい」という時に、速記者さんがいると対応できたのですが、もちろん今はインターネット中継(録画もしている)をしているとはいうものの、「即」となれば、やはり速記者さんですね。「すぐに振り返る」ようなケースは滅多にないと言えばないのかもしれませんが、これまで「人間」が手を動かしてやっていた仕事が「マシーン」に置き換わっていく一例だなとしみじみ感じてしまったのです。

帰り道。市役所駐車場から見えた雲。あまりにホイップクリームのようで、「ソフトクリーム食べたい」という気持ちになりました。ココリア多摩センターのリータンタンカフエに行きたくなりました。クリームスイートポテト食べたい。はるか昔、新宿で仕事をしていた時に近くに麻布茶房があり、ランチに行っては…よく注文していました。そういう意味でも懐かしい味です。

市議会は明日も一般質問です。質問準備に時間をかけ、調査をし、勉強し…そして本番を迎えている議員の皆さんの真剣さと緊張感をしっかり受け止められる議会運営にしたいですね。対する市長をはじめとする、部長の皆さんの答弁の姿勢もまた議会運営の「質」を決めていく非常に重要な要素になるなと改めて感じる3日目でした。

あたごハニー♡

ちまたで話題の…東愛宕中のハニープロジェクトで蜂蜜絞りがあるとの情報を聞いたので見学してまいりました!

今年度、校長先生が交替していますが…ちゃんとこちらは継続されております(ツイッターは残念ながら終結してしまいましたが)。多摩市教育委員でもあり、東愛宕中学校の元校長先生でもある原島久男先生はブルーのかっこいいツナギを着用されて登場し、もちろん千葉正法前校長先生も参加し、現校長先生も参戦!

楽農倶楽部のみなさんと一緒にじっくり時間をかけての蜂蜜採取でした。

遠心分離機を使いますが、これも専用の機器らしい。一斗缶ほど取れたのではないかとのこと。楽農倶楽部のメンバーでもある渡辺しんじ議員もご一緒でした。楽しく、おいしい見学でした。とても濃密…サラッとしていないので、濾すにもじっくり時間をかけなければなりません。ある意味、根気のいる作業です。

しかし、じっと待てば待っただけのことがあるというか…できたて?とりたて?…こうして新鮮な蜂蜜に出会えたのは初めてです!

部活を終えた生徒たちが集まってきて、こぼれた蜜を「うめえ!」とか言いながら、なめていました。教育長も市長も参加し、市長は「昔はどこの家でも蜂蜜をとっていた。」(市長は小金井市育ち)とおっしゃっていましたが、私の子どもの頃の記憶ではスズメバチは見たことがあり、刺されたことはあるけれど、ミツバチは見たことなかったかも…。

さて、今日採取した蜂蜜はきれいな瓶に詰め、地域のお祭りなどで「ATAGO HONEY」として生徒のみなさんが販売します。あっという間に売り切れ!大人気。今年も売り切れ御免になる前に買いに行かないといけないな。ちなみに昨年は数十万円の売り上げがあったと聞いています。これ、地域おこしにもなり、子どもたちにも変えがたい体験になることでしょう。とても注目すべきプロジェクト!

ぜひ、地域の方々はもちろんのこと広く市民の方にも応援してもらいたい学校の取組みだなと思っています。正直、こうした取組みはけん引役となる先生が存在する学校(しかも校長がいなければ)でなければ、どんなに「わくわくする話」を地域の人たちが持ち込んだところで実現はしないわけで、このプロジェクトも千葉前校長がいて、それを支える元校長の原島先生がいて、カタチになったとも言えます。これを東愛宕中学校で定着させていくにはもっと多くの人に知ってもらい、応援してもらうことが必要です!ぜひ、注目してください!

 

閑話休題。今日、毎月第1、3日曜日に実施しているマンションのラジオ体操に参加をし、その後、老人会で流行っている?わなげを体験しました。

これ、なかなか難しい。老人会ではわなげ大会などをして大盛り上がりだと噂には聞いていましたが、確かに…これ、盛り上がるな!と感じた次第。点数を競うとなれば、なかなか熱くなりそう。

議長27日目。

今日は諏訪中学校の運動会。開会式から、3年生の学年リレーを見終ったところで後ろ髪をひかれながら…パルテノン多摩大規模改修の一環で行われた講演会「ワークショップの理解を進める」へ。

いつのまにかワークショップ参加者の募集が始まっていたという…そしてまた講演会も開催されるという…曲がりなりにも、議会がさらなる市民からの意見聴取を実施すべき、「ワークショップなどの開催が必要」と指摘し、急ごしらえで予算確保してきた経過を考えると、議会に対する情報伝達が不足しすぎ。

議員もそれぞれ忙しく、急遽の日程が告知されたところで予定のやりくりも難しい場合も多いでしょう。私も、この講演会については「えっ?」と寝耳に水だと思ったわけですが、もしかすると議会からは一人も参加者がいないかもしれないと思い、娘の同級生たちの活躍をみないままに移動したというわけです。

「ワークショップをすれば合意形成できる」というものではなく、「ワークショップは免罪符にはならない」ということ、そしてまた、ワークショップを企画し主宰する場合「ワークショップに期待した成果が出ないかもしれないと覚悟すべき」…など心構えを聞くことができ、大いに収穫を得ました。

そして午後から、第1回目のワークショップが開催され、こちらも議員は一人も参加できないかもしれない・・・と思っていたのですが、大野議員が都合をつけて下さり参加!

さらに、事前の案内通知では「議員は関係者という位置づけで傍聴はできるが、参加者と一言も言葉を交わしてはならない。」趣旨のことが書いてあったものの、講演会の講師でもあり、今回のワークショップのコーデイネートを下さっている木下勇先生による、絶妙なガイドにより…その場に居合わせた大野さんも、また議会事務局長までワークショップに参加してしまったそう。

公務のために、午後から傍聴できなかったのは本当に残念。

ということで、私は午後は「多摩市自治連合会」の総会に出席。市内自治会、管理組合が加入している連合組織です。市長、市議会議長、教育長は「顧問」の位置づけになっています。ご挨拶をさせていただき、終了後の交流会にも参加をしまして、「はじめまして」の方ばかりでしたので、挨拶に回りつつ、ご意見等もいただきました。ここで伺った意見を、きちんと議会として受け止めたり、あるいは反映したり…していかないとなと思います。

自治連合会の会長は地域でもとてもお世話になっている増田さんになりました。そして、自治連合会の会合から貝取こぶし館の文化祭へ。三階副議長と待ち合わせをし、運営協議会の中嶋会長にご案内をいただきました。こぶし館は開館からもう23年を迎えるのですね。びっくりしました。ビーズアクセサリー、書道、絵画、リース、生け花、陶芸、多肉植物の寄せ植え、体験コーナーでは切り絵、折り紙などなど。この文化祭を一つの目標にもしながら、創作活動などに励んでおられる皆さんの姿を垣間見ることができました。こちら、文化祭の交流会には副議長に出席をいただきました。

移動中に見上げる青空と緑囲まれている空間に「多摩市ってやっぱり住みやすい」と自画自賛しているのでした!

 

議長26日目。

【議長の】

定例会2日目。会議の次第書「昨日に引き続き、一般質問を行います。」とのくだりを、「きのう」と読んでしまう。ここは「さくじつ」と読まねばならなかったらしい。確かに、今までの耳に残り、知らず知らずインプットされているのは「さくじつ」だった…。ルビがないとついつい「きのう」となってしまい、何と恥ずかしい。

今日は予定よりも早めに一般質問が終了し、夕刻から「府中基地開庁60周年祝賀会」へ。とても盛大でした。明日はオープンフェスタが開催されるそうです。朝9時30分から、展示飛行もあるそう。晴れた青空のもと、航空機が見ることができるかな。

【わたしの】

もともと、今日は…パルテノン多摩小ホールで開催された「大人の秘密基地」企画シリーズ第1弾に行く予定でした。ですので、祝賀会終了後に途中から映画鑑賞へ。

京王多摩センター駅長の武田さんは、はるかに私よりもお若くてかわいらしい駅長さん。彼女がセレクトした映画とは…「しあわせのパン」でした。「日常生活に追われ、周りが見えなくなったときにぜひ観ていただきたい映画です。」とチラシには紹介されていました。今の私にぴったり。

静かに淡々と…北海道の美しい景色を背景にしながら、人の心を映し出すような映画。いい映画だったなあ。途中からでしたので、最初から見たいなあ。いつになく音響効果を感じた作品でもありました。

次回は…阿部市長がゲスト。阿部市長はご趣味も「映画鑑賞」で、毎年、多忙な中でもいくつかの作品をご覧になっているそうですよ!(次回日程は7月19日水曜日、18時45分開演)。

この企画の面白さとは…当日会場に来なければ、ゲストが何の映画をセレクトしたかがわからないところ。さあ、阿部市長はどんな映画をセレクトされているのかしら?気になります。

そしてまた、アフタートークとして上映終了後は、トレーノノッテさんが出張でお酒も含む軽食を提供くださり、ワインをいただきながら、ゲストを囲んでちょっとした交流会でした。初めて企画でしたが、もっとちゃんと宣伝をするといいのに…と思いました。

ただ、小ホールが満席御礼になるよりは、多少贅沢な空間で映画鑑賞できるという心地よさがあった方が私は好きかもなあ。

6月定例会始まりました!

議長として向かえる初めての定例会。もちろん、緊張しました。今日で議長就任…24日目。とにもかくにも、事務局が作成する「次第書」(司会原稿とも言える)を間違いないように読み上げないと思うこと…それから、答弁者の指名を間違えないようにしないとと思うこと…気を遣いました。一応、それなりに一日が無事に終了しました。

終了後は、議長室で議会運営委員会の遠藤ちひろ委員長、小林憲一副委員長と三階副議長、そして議会事務局長、次長と議事係長さんとでミーティング。実質的には今日から始まる私たちの任期後半の議会運営をどう進めていくかについて確認しつつつ、意見交換をしました。

タブレットPCも全議員に配布されていますが、まだまだ活用の仕方については発展途上…インターネットSNSを活用した情報発信なども課題です。議会の情報発信はできるだけ速やかに進めていきたいと考えています。昨年度、議会運営委員会の視察先である北海道芽室町議会は議会事務局の職員が情報発信に取り組んでいます。写真1枚とごくごく短い説明をつけて手軽に発信するだけでも「動き」が見えるかなと思います。

 

そんなわけで、今日は一般質問は5名の議員が行いました。一般質問の発言順はやっと議会公式ホームページに掲載されています。「議長は発言ができず、ずいぶんと退屈でしょう…」と市民の方からご心配いただきましたが、退屈どころか、ついていくのが大変です。自分の議席で他の議員の皆さんの質問を聞いている時よりも、はるかに・・・「もっと、勉強しないといけないな。」という気持ちになるのが不思議です。ですので、退屈はしません。

一般質問は議員にとって晴れ舞台ともいえる発言の機会です。質問する議員も答弁する側の市長も…やはり緊張感を持ち臨むことが大切ですね。質問者の議員さんの熱意のほどが議長席には伝わる…と聞いていましたが、「なるほど」とちょっぴり理解できた一日でした。