11月も折り返し!

もう早、今年も終わりがだんだん見えてくる感じがしますね。今日は山口県山陽小野田市議会のみなさんが「シティセールスについて」をテーマにした視察にいらっしゃいました。3つの会派が合同での視察は珍しい。「友好会派」なんだそうです。昨日は多摩センターにお泊り頂いて、イルミネーションを見ていただけたとのこと。よかった。

私は冒頭で挨拶をして、その後、12月定例会前の議案説明があったので退席しました。視察のテーマが「市議会」に関することであれば同席するほうが良いと考えていますが、まあ、それ以外をテーマにしている場合ですと同席しないほうがいいかもしれない…と思うのは、私たちも他市に視察に行き、「市議会の反応はどうですか?」とか「実際のところどうですか?」というような裏話を聴くためには…議員が同席しないほうが‘実’のある小話が飛び出る感じがするからです。その意味では職員の皆さんに表面的なところではなく、課題なども含めて、説明していただけることを期待するわけですが…。視察内容に満足していただき、帰路についていただけたかどうか…これは私にとっては最大の関心事です。

さて、今年度は既に昨年度の視察受入れ件数を越えているわけで、ほぼ連日の視察対応に追われているのですが、特に「市議会」関連の視察については事務局職員と私、そしてまた議会運営委員会の委員長や副委員長も一緒に同席をし、最近は議会運営委員会のメンバーにも助けてもらって、何とかやりくりをしております。

とは言え、うちの事務局・・・「議長が同席していると、話しにくいです。」とニコニコしながら半分本気で言ってくれるのはありがたいことですね。そりゃ、やりにくさはあると思っているんですけれど、でも、自分自身の対応も含めて、視察の対応のクオリティというのは「場数」を重ねていけば向上するような気がしていまして、職員も私もお互いに勉強ですね。それにしても、議会事務局職員が視察対応回数を積み上げていきながら、プレゼン能力についてもみるみる腕前を上げるのがわかるのは、あ、あくまでも以前との比較対象ですけれど、とてもうれしいこと。そしてまた、提供させていただいている資料についても少しずつ改良しているところで、以前よりも飛躍的に内容がよくなっていることは確か。少しずつでも改善されているのがわかる、見える…つまりは、議会事務局職員の仕事のクオリティもまた向上しているということではないか?と理解はしております。

久しぶりに突然、関係ない写真をアップしました。娘が持ち帰った中高生向きの「放射線副読本」です。それが、ページをめくって「はじめに」の文章、特に・・・第4段落目の「特に・・・・」からの文章についてはなんか違和感を覚える内容だなと思ってしまいましたが、未だにというのか、突然こうしたものが全国の小中高校生に配布されるんだなあと思いまして、そしてまた、多摩市でもきっと全小中学生に配布すると思われるのですが、ただ単に配布するだけで終わってしまうとしたら…明らかに、「○○」が多いのではないかと感じてしまいます。でも、一応、文部科学省的には「やりました」になるんだろうあなと思うと、ホント心境複雑です。

12月定例会前、議案説明のことに話を戻しますが、いくつか気になる課題などもありますが、それはまた週明けの全議員説明会を経て、議会で受け止めて協議されていくことと思っています。私からは全議員で共有しておいた方が良い課題などについて指摘をさせていただき、それについて少し詳しく説明をもらうことをお願いしておきました。

それにしても寒くなり。議長室にいると寒さが身に沁みます。来週明けに、総務省が主催するシンポジウムに出席することになっていますが、「地方議会活性化シンポジウム」というタイトルからして、「あー、私にはハードル高いテーマ」と思っています。準備しないと。

友好都市富士見町議会のみなさんが来訪されました!

多摩市と友好都市32年目を迎えている長野県富士見町議会のみなさまが多摩市にいらっしゃいました。全議員でお越し下さったのです。ちょうど2年前、友好都市30周年記念式典が富士見町で開催され、当時の議長、副議長、子ども教育常任委員会のメンバーで出席をさせていただきました。当時、私も子ども教育常任委員会の一員として、はじめて富士見町議会の皆さんにお目にかかったのでした。その時の交流会では、「『友好都市』と言いつつも、議会どうしでの交流はまったくなかった!」ことにお互いに気が付き、「議会どうしでの交流もしていけたらいい。」と誰しもが思ったように記憶しています。私の前の、萩原重治議長も「顔のみえる交流が大事。」とおっしゃっていたことを覚えています。

その後、時を経て…。

私が議長になり、先ずは副議長と相談して行ったのが富士見町への表敬訪問。姉妹都市や友好都市を訪問して挨拶をされている他市議会の議長さんに倣いつつ…。これは先方との予定調整などもあり、今年の年明けのことでした。その際、富士見町議会さんも内部調整などを経て、「ようやく多摩市議会に訪問するめどがつきそう。」とも伺ってはいました。富士見町議会では議会基本条例の制定をめざしておられ、私たち多摩市議会の活動について視察もかねて…とのことでした。ならば・・・と、やはりせっかく全議員でいらしゃるのであれば、多摩市議会としてもできれば全議員でお迎えができればいいわけです。そんなことで、議会事務局どうしでの調整を進めてもらいました。

さて、富士見町議会のみなさまは、富士見町も出資をしているグリナード永山「ポンテ」の見学をされた後、多摩市議会にいらっしゃいました。今日は①インターネット中継について②タブレットPC導入について③決算と予算の連動についてと3つのテーマを説明させていただきました。余談ですが、視察にいらっしゃる前から話題にしていたのは、富士見町議会は事務局職員さんは正規職員さん2名(時によっては臨時職員さんがいる場合もある?)しかおらず、しかも選挙管理委員会と監査委員の事務局も兼任しているということで、そこの事情を加味して説明したほうが良いのでは?ということだったのですね。

例えば、インターネット中継などにしても発言者の氏名などのテロップを入れるために裏方作業をしている議事係がいますので、それをそのまま富士見町に取り入れるとなれば、職員の頭数的にも厳しいところありそう…等。多摩市議会の事務局は富士見町議会の事務局のみなさんのことを慮っていまして、私としてはその様子にある意味、不思議な気遣いを学んだ気がしました。

まあ、「インターネット中継の必要性」について言えば、それは開かれた議会という目標のために実施する取組みですが、それは決して議会だけのものではありませんね。「市民と市政を近づける」責任は等しく市長も負うものであって、場としては「議会」かもしれませんが、そこにおいて審議されている内容の公開性を高めていくことは、市長部局にとっても必要なはず。例えば一般質問や答弁などのやりとりを含め、公開していくことは市民のためにやった方がいいことであって、その視点に立てば、議会と市長部局ともに「どうやったら実現できるか」を協議することができるという意味です。もし、富士見町の町長さんも必要性を感じて下さるのであれば、上手く協議を整えば前に進みそうですね。財政的な面での課題は別にして、「インターネット中継による議会の公開」について「やらないほうがいい理由」があるとすれば、そのことを説明してもらうとよいかも(笑)…。

私たち多摩市議会における取組みも、まだまだ道半ばというか、要するに「今の到達点」をお話しするにとどまるわけで、タブレットの活用などについてもまだまだ課題の方が多いです。私たち自身もいろいろ試行錯誤しながら、今に至っていることも含めて、説明が伝わっているといいなあ。

そして、行政視察は終了した後、ひと息おいて、今度は「富士見町議会と多摩市議会初の交流懇談会」へ。会場は多摩センターでした。公務の合間を縫って市長も参加して下さり、ありがたかったです。市長がイルミネーションの案内役を務めまして、富士見町は入笠山からいただいているモミの木の「センターランドツリー」をご覧いただいたり、パルテノン多摩の方までご案内した後、センターランドツリーがどんなにか美しいかも確認していただきました。

「想像以上にすばらしい!」と皆さまに喜んでいただけて、本当にうれしく思いました。年明けまでやっているので…「日帰りでもぜひご家族でいらしてください!」と宣伝もしておきました♪

懇親会の会場はココリア多摩センターの「桃李」。事務局がお店側との交渉を重ねてくれたおかげで会場が貸切にもなり、とてもいい懇親会になったと思います。多摩市議会側も全議員が参加し、富士見町議会のみなさまをお迎えすることができました。私は萩原重治議長から引き継いでいた(と勝手に思っているが)「議会レベルでの交流を深めていく」という思いを達成することもできて、ホッとしています。前議長がいて、私の議長としての取組みがある…きちんと継続していくことが大切だなと思ってきたので、その意味ではかなり(自己)満足もしております。私たちが30周年記念式典で富士見町議会のみなさんからおもてなしをいただき、そのお返しが少しはできたならよかったかなと思います。そして、三階副議長は中締めの挨拶にて「こうした交流会をこれからも続けたい。」と表明をされていましたので、毎年とは言わないまでも…私たち多摩市議会の活動や取組みの一つに加わりそうですね…富士見町議会の皆さんの活動にも加えてもらわなければなりませんが。

私たち多摩市にとっては八ヶ岳少年自然の家がある富士見町であり、私も含め・・・「多摩市で育った子どもたちはみんなが思い出をつくる場所=富士見町」なんですよね。議会レベルでの交流がこれからも継続していくとすれば、どんなふうに発展していくのかも楽しみ。もちろん、それは来年4月にある選挙以降のことですが。ま、私たち議会どうしの交流もまた「草の根交流」のひとつとして、地道に続いていけばいいなと願っています。富士見町はとてもいいところで多摩市からも日帰りで行って楽しめる場所。さあ、高速道路の運転にも勇気を出してみようか…とちょっぴり思ったところですが、行くとしたらやっぱり電車だな。

富士見町議会のみなさまありがとうございました!

 

基地協議会理事会。全国の。

いつもどおりの週明け。月曜日ですので定例の永山駅での活動報告を終えて議会へ。今日は玉県の白岡市議会の皆さんが午前中は「教育ICT化について」、午後は「議会だよりについて」をテーマにランチタイムを挟んで、調査にいらっしゃいました。密度濃い時間を多摩市で過ごしてくださったなら幸いです。私は都内への出張がありましたので、視察対応は挨拶だけで失礼をさせていただきました。

本日議長公務・・・先週は全国市議会議長会基地協議会の関東部会でしたが、今日は全国バージョンの理事会でした。全国の基地協議会加盟市議会の議長さんが集結しました。関東部会の中で既に伺っている話でもありますし、昨年度決算、来年度予算案などについては全て滞りなく審議終了。理事会終了後、役員のみなさんは国会議員の方々への要望活動をされるということで・・・・こうした議長会の仕事もいろんなお役目があるものだなと感じるのでした。

そして、今日は総務省から、防衛省から担当役員さんがいらっしゃり、来年度予算に対する考え方について説明を受けました。これも毎年同じ時期、同じ場で、同じような話を聞く…。要は「基地を抱えておられる自治体の皆さんのために頑張って予算を確保していきたい。」という宣言をされる感じです。基地面積が大きい自治体の場合にはこうした基地対策のための交付金の存在は大きい。必要な予算であると改めて認識させられたのも議長になったからかもしれません。

昭和時代から使い続けているんだろうなあと思われるレトロ感あふれる「多摩市」のネームプレート。このネームプレートを先代の議長さん方も眺めておられたのだろう…とふと思ったのでした。それにしても都内出張は往復の道中の時間…これも仕事のうちなのですが、会議時間よりも長いかもしれない。

さて、明日は多摩市と友好都市の長野県富士見町の議会の皆さんが多摩市にいらっしゃいます。イルミネーションも見学していただくことになっています。お天気…ちょっと心配かなあ。雨が降りませんように。

 

「大切に使おう」という心がけがうれしくてありがたい。

秋のお楽しみ行事がたくさん。週末に開催されたコミニュニティセンターのお祭りのオープニングに出席してまいりました。今年2月に開館したばかりの大栗川かるがも館まつりでは、鼓桜のみなさんによるすばらしい和太鼓演奏から始まりました。その後、セレモニーがありましたが、和太鼓に感激をした会長さんは涙目になっておられたのが印象的でした。舞台側と客席との距離が近い分、グッと心に迫る音であったことは確かです。私も感激でした。

かるがも館にとって、今回が創立初めてのお祭りでもあり、大きなイベント。会長さんをはじめ、運営協議会の方が他のコミュニティセンターで開催されるお祭りに足を運んでおられ、「勉強しているんだ!」とおっしゃっていたのを存じ上げていた分、私もとても楽しみにして参加をさせていただいたセレモニーでもありました。オープニングしか参加できなかったものの、きっと大盛況のうちに終了したのではないかなと思います。

そして、もう一つ印象深かったのは・・・1階フロアなどにビニールシートが貼られていたこと。「床面が汚れやすい材質」とのことで、日常以上に人が出入りし、汚れることが予測されているからと職人技でビニールシートが一面に敷かれていました。ホールなど、通常は靴を脱ぐところ、土足厳禁の部屋をお祭りの時だけ、「土足OK]そのまま入室できるようにするためにビニールシートを敷くというのはわかります。しかし、通常は土足で利用しているフロアにまでビニールシートを敷くという心掛けというのか、心くばりに私はとてもうれしく感じたのでした。

「大事に使わないといけない。」とする運営協議会の皆さんの気持ちがとてもありがたく、「ここまでやってくださるんだ。」とそれこそ感激しました。この館を大切に思ってくださる気持ちが伝わります。「汚れれば、掃除をすればいい」ではないんですよね。ひと手間かける労を惜しまない…これが地域であり、住民なのではないか?って私は感じたのでした。ここまでやっているところは少ないかなと思って。

とてもいい景色を見せていただきました。

そして、貝取こぶし館のおまつり。こちらのオープニングもやはり和太鼓グループの雅武者のみなさんによる寄せ太鼓から始まりました。やっぱり和太鼓の演奏ではじまるのはいいなあと思ったのでした。セレモニーでは、こぶし館のために協力して下さっているみなさんへの表彰が行われました。これが特徴的かなと思います。

出店などなかなか存続が大変だというお声も伺う一方で、創立10周年を迎えた青陵中学校のボランティアの皆さんが参戦!生徒会の皆さんと野球部のみなさんの有志が参加し、「ポン菓子」(って東愛宕中学校?!)と「青陵飲料水」を販売していました。青陵飲料水は校地内の梅の木から収穫した梅で作った「梅ジュース」ですね。ホット、アイス、ソーダ割りと3種類です。どのくらい売れたかなあ…。

野球部の子どもたちの目的は…「ボール代!」なのです。頑張って営業もしていましたが、売上はいかに?…ボール代をこんなふうに稼がないといけないのか…という学校予算の無さを感じると何とも言えなく申し訳ない感じもありますが、こうして子どもたちが楽しんで自分たちの活動のために資金集めをしようという心掛けがいいですね!応援したいですよね!単に寄附をするとかではなくて、いろんな意味で波及効果も得られる取組みではないのか?と思ったりします。

三階副議長の写真は撮れずじまいでしたが、菅原しげみ議員がものすごい真剣にやきとりの煙と格闘されておりました!菅原議員は一度、市議会議員を引退されてから、精力的に地域活動をされていましたが、その一貫だと思います。切り盛りされている姿は議会での発言と同じようにキビキビとされていて、ホント、なんというか切れ味のよさは私のお手本でもあります。

話を戻しますと、住民の皆さんがコミュニティセンターを大切に使っていただいていること、丁寧に使用してくださっていることが伝わる場面はいくつもあります。貝取こぶし館の場合も、パイプいすの一つひとつ、土に触れないような配慮がされているんですよね。クッションがまいてありました。これまた、この日のために準備作業をされているんだよな…と想像するだけでありがたくて、そしてうれしくて。一つひとつの備品をどんな心がけで使用してくださっているか伝わりますよね。「壊れたら買えばいい」みたいなそんなことではないんですよね。みんなのものだからこそ、大事にしないといけない…という気持ちに溢れていることに頭が下がるのでした。

こういう景色を見ると、私は心が温かくなります。ありがたいなあと心から思います。そして、この週末もいろんな行事があり、パルテノン多摩の広場では、東京土建多摩・稲城多摩市で初開催の「どけんまつり」。上棟式1回目のお菓子まきに参加させていただきました!

とても盛り上がりました!2回目も参加したかったですが、次の予定があり断念。また、パルテノン多摩では「お口の健幸まつり」が開催されていましたので、ちょっとだけ見学させていただきました。子どもたちのポスターコンクールで表彰式も開催されたようでした。

子どもたちの絵がかわいらしくて、とても上手で。子どもの自由な表現力っていいなあと元気をもらいました。

そして、今日一番の行事である「秋の議会報告会」でした。いつもは桜ヶ丘、永山、多摩センターとだいたい3エリアで開催し、議員を3グループに分けるのですが、今回は1回に集中して…ということで、全議員集合での開催でした。26名も議員がいるわけですから…市民の参加者が少なくて、議員が市民を取り囲むようにならないかとちょっぴり心配もありましたが、開会直前まで会場のベルブ永山周辺などでチラシ配りも行い、参加者は全員で22名という結果でした。少なすぎるのも困りますが、実は、参加者が多すぎると、お一人お一人から十分に意見等を伺えなくなってしまうという難点もあるため、ちょうどいいくらいの人数(もう少し多くても良かったかな)かなと思いました。いい雰囲気のうちに終了できたように思います。

こうした議会報告会の開催にあたっても、支えてくれる議会事務局があってこそ成り立っていく…そんな思いを強くした昼下がりでもありました。細かいところに配慮をしてくれ、気も遣ってくれながら、場づくりを支えてくれた事務局長をはじめ、スタッフに感謝感謝です。あっという間に11月も中旬になってしまう~…ということで、今週も笑顔で元気に乗り切る予定!

秋晴れ秋空満開!

どんどん冬になっていくなあと感じていたものの、今日は突然季節が舞い戻ったような温かさでした。青少年問題協議会北諏訪地区委員会の定例会に出席し、諏訪小学校の作品展へ。こうした作品展、展覧会というのは、学校のセンス=図工の先生の感性がとても良くあらわれる。先生の思い入れ、力の入れようを感じる舞台だなあって思います。子ども学芸員さんからも作品の解説を伺うことが出来ました。私が子どもの頃は、「子ども学芸員」なんてアイデアのある先生たちはいなかったように思います。こうした取組みはいつから始まっているのでしょう?今は、どこの学校でも取り入れられているようですね。

多摩ニュータウン魅力実感イベント!早速にタイムリーにWithCOさんのブログに更新されています。永山北公園の立地の良さを再認識。それは永山地域がきゅっとコンパクト、こじんまりまとまって「くらし」に彩りを添えることができるエリア…多摩ニュータウンというよりも、私個人的には「VIVA!永山!」とばかりに、永山エリアの魅力たっぷりを感じることができたイベントとなりました。議長公務という縛りがなければ、私はここに一日滞在して、楽しんでいたと思います。

秋空秋晴れすばらしい!…と空を眺めながら、聖蹟桜ヶ丘へ移動。関戸公民館で行われた多摩市聴覚障害者協会のみなさん主催の学習会に参加しました。「ぜひ、参加をお願いします。」とお誘いいただいたのですが、後に続く議長公務で退席しなければならず、とてもとても残念でした。学習会では群馬県聴覚障害者連盟の早川理事長さんが「群馬県の条例経過と現状」というタイトルでお話しをしてくださいました。議会でも健康福祉常任委員会が取組んでいる条例づくりにも深く関連していますので、委員長や副委員長、荒谷議員も参加されていました。いよいよ話しの肝になる…「手話言語条例の制定」のなかみに入る前までしか話しを伺うことしかできませんでしたが、いただいた資料を拝見しますとやはり「私たち抜きで、私たちのことを決めないで!!」と書いてあったのですね。もっともっと私も心に刻まなければならない言葉であり、議員あるいは議会活動を進めていく時に常に常に「私たち抜き」になっていないかを検証し、自分たちの取組みを自分たち自身で確認していかねばならないと感じています。

健康福祉常任委員会で取組んできた条例制定についても紆余曲折しながら今に至っていますが、今後の取組みについてはまだ結論が出されておりません。しかし、「(自分たちの任期を意識して)慌てて条例制定するものではない」という姿勢が公式にも示されていると考えていますので、議長としても正式に委員会の方向性に判断が出されることを見守りたいと思います。

多摩センターイルミネーション!点灯式でした。議長として点灯式に出席してまいりました。キティちゃんとシナモンロールがかわいすぎました。一緒にダンスしてみたい。

お隣は日野市からたかはたもみじ灯路とのコラボレーション企画。華やかなイルミネーションと落ち着いたてやさしい光を放つ灯籠がなかなかよかった。これは本日一日限定でした。

 

明日は私たち多摩市議会の議会報告会です。ベルブ永山集会室で午後2時から4時頃を予定しています。出入り自由。どうぞお気軽にのぞいてください!

防火のつどい。

防火のつどい。昨年は多摩消防署の特別救助隊が20周年を迎えたことの記念式典も併せて開催されたことを思い出しながら出席させていただきました。今年は、まずは防火防災功労者に対する表彰が行われたのち、「笑顔を引き出す話し方」を演題とし、落語家の桂歌助師匠からの講演がありました。歌助師匠からは講演というよりは、公演であって、一席ご披露いただき、会場全体が笑顔に包まれたとても良き時間を過ごしました。こうした「笑い」に意識的に触れることは大事だなあと思いました。いつもどちらかというと厳しいお顔をされている顔見知りの方が、とてもチャーミングな笑顔になっているのが目に入り…なるほど「笑顔を引き出す!」と思った次第です。「防火・・・とどんなつながりがあるの?」かもしれませんが、こうしたやわらかい内容の企画があるほうが、一般の市民は参加しやすいですよね。消防署の存在を身近に感じたり、その活動を理解していくきっかけとしてこうした行事が位置づけられていくといいなあと思いました。とても感じがよく、いい企画だったなと思います。講演が終わってからの消防演習の披露が雨により中止になったことは本当に残念。歌助さんとともに演習を見る…ということであれば、さらに盛り上がったか?!

議長になり、こうした場にも出席させていただく機会を得られたことは私にとっても貴重な時間だなと思っておりますが、防火防災功労者として表彰されている方々を来賓席から拝見させていただき、地域はいろいろな立場の皆さんに支えていただいているんだなあとしみじみと感じています。そして、ありがたいなと思うのでした。

来週は友好都市富士見町から町議会議員の皆さんが多摩市にいらっしゃいます。その準備など、事務局が一つひとつていねいに確認してくれることがありがたいですね。「おもてなし」です。明日は多摩センターイルミネーションの点灯式ですが、富士見町から運ばれてくるツリーの大木も準備万端。いらっしゃる議員の皆さんにもご覧いただけると思っています…あとはお天気が崩れないように念じるのみ。

永山はクリクリっとした永どんがかわいらしく「おかえりなさい!」と出迎えてくれる感じ。さて、週末もイベントがいくつかあるので笑顔でがんばります!

当事者参加ということ。

今日は戦没者追悼式に出席して、議会代表にて挨拶。その後、鈴鹿市議会議会運営委員会のみなさまがいらっしゃったので視察対応…夕方から、多摩市地域自立支援協議会の権利擁護専門部会のみなさまが呼び掛けで開催された市議会健康福祉常任委員会が取組んでいる「(仮称)手話言語および障がい者のコミュニケーション保障条例」の説明・意見交換会を傍聴させていただきました。

委員会では「手話をはじめとする様々なコミュニケーション手段の利用促進について」をテーマにして、調査活動を進めてきました。他の常任委員会とは異なり、とても熱心に調査活動を重ねられていて精力的でした。「条例を制定する」という目標に向けて、必要な取組みをされていたと思います。多摩市議会では委員会活動がとても活発で、「委員会主義」というような言い方もされますが、常任委員会委員長のリーダーシップ、裁量権はとても大きく、議長としてはその取り組みの行方、推移を見守ってきました。まずは委員会活動ですので、常任委員長の采配に委ねながらも、条例制定ということになれば、議会全体としての取組みにもしていく必要があり、今度は議会運営委員会で進捗状況を確認しながら、議員全員に共有していく「全体化する」という流れになっていきます。

個人的には「条例制定をめざす」という取組みは私たち地方議会が果たすべき役割と機能から考えても重要であると思いますし、多摩市議会でも大いに取り組んでいくべき、挑戦していくべきことだと思っていますが、しかし、条例制定というのはそんなに簡単なものではないとも感じています。以前にも、ここで書いたように、議会全体の取組みとしていかに共有していくか?も大きなポイント。今回の場合は、議会内部でも常任委員会のメンバーとそれ以外のメンバーとの温度差がかなりあったような気がします。そして、その温度さはどこから生じているのかと言えば…「当事者の参加はいかに保障されてきたか?」「どのくらい当事者の皆さん、関係者のみなさんの声を聴いたのか?」という視点ではないかなと感じてきました。議員の中からも疑義の声も上がり、議会全体としては、議会運営委員会で「当事者の声が聴けていないのではないか?」という指摘も出され、それを踏まえ、常任委員会では市内障害者団体等37団体へのアンケート調査も行いました。

しかし、そこで改めて認識できたのは「アンケートが送られてきて、はじめて条例制定の取組みを知った。」という声。そしてまた、「自分たちにとても関わる条例のことにも関らず、参加の機会が全く与えられてこなかった。」という声。当事者に対する配慮不足、当事者への参加が保障されていないなど・・・議会内からも「当事者参加」に対する不足が指摘されていたとおりの声が上がってきたのでした。もちろん、条例制定の取組みに対して、「ぜひ、進めてほしい」という声もありましたし、期待も寄せられていたことは確かです。

そもそも思い起こしますと、常任委員会が条例制定をするきっかけになったのは聴覚障害者協会の皆さんから「手話言語条例を制定してほしい」とするご意見があったこと。ですので、聴覚障害者協会のみなさまとは個別の意見交換や説明会などは重ねてきていた…という経過はあります。

ただ、その後の委員会の取組みや経過の中で、条例制定の方向としては「手話言語条例」に盛り込みたい内容に加えて、障がい者全員のコミュニケーションを保障することへも視点が広がった内容になったようです。言ってみれば、条例が対象とする範囲がとても拡大し、当然ながら、当事者関係者の範囲がものすごく広がったというわけですね。本来はその広がりに応じ、当事者参加のプロセスをていねいにつくっていくことが求められたのだろうと思います。

今日は「当事者の声を聴いてほしい」とする想いのもとで、権利擁護専門部会のみなさまが会合を開いてくださり、とても貴重な時間であり場だったと思います。委員会の進捗状況について、議長という立場からは相変わらず見守っている状況であり、会派でミーティングをした際に受けている報告からは「まだ、これから検討を進める」ということ止まりだったのですが、今日の会合を踏まえれば、「何が何でも条例制定をする」(「何が何でも」…と言わざるを得ないのは、私たちの任期が迫っているため、その任期中にやろうとすれば「何が何でも」になってしまう。)にはならないだろうなとは思いました。改めて、健康福祉常任委員会では今後の取組みについて協議されると考えていますが、「何のために誰のために条例制定をするのか?」という視点に立ち、当事者参加の必要性を再確認してほしいと考えています。

「『当事者参加』という視点でどのようにプロセスをつくっていくか?」という視点、あるいは、私としては常任委員会の取組みについて議長がどのように把握すべきだったのか、あるいは常任委員長に対してもっと早い段階でなすべき示唆があったのではないか?という意味で、さまざまな課題をいただけたような気がします。何よりも、今回の条例制定のありかたについて「市議会の姿勢が表れている」と言われたことについて、真摯に受け止めていかねばならないと考えています。行政に対し「当事者参加」の必要性を厳しく指摘する声もある市議会が、自分たち自身の取組みについてどうであったか?についても問うておかねばならないとも感じています。

「当事者参加とは何か?」・・・「私たちのことを私たちのいないところで決めないでほしい」。

ここに原点があるのだと思っています。ちょっと考えれば、この気持ちは理解できます。障がい当事者には限らずで、「勝手に決めないで!」という思いは誰しもが日常生活でも多かれ少なかれ感じる場面があるのではないでしょうか?私もしょっちゅう…娘から言われていますし「ママが決めなくていいし。」と。そしてまた、私も「勝手に決めるなよ!」って思うことがありますし。「自治基本条例を制定するときにどんな議論をしていたのか?」、なぜ市民参加が大事だと思っていたか、あるいはそのための情報提供が必要だと考えていたか・・・などなど当時議論したことを久しぶりに思い出しました。

戦没者追悼式。最高年齢の参列者が103歳だったそうです。平成時代最後の戦没者追悼式でもあり、改めて平和への願いと祈りとそのために私ができることを少しずつ重ねていかねばならないと心に誓ったひとときでした。

日本で唯一「主権者教育計画」@狛江市

今日は三多摩TOHO議員メンバーで狛江市の「主権者教育」についてヒアリングをしてきました。狛江市に「主権者教育計画」ができたと聞いてから、一度は足を運んでおかねばと思っていたので、ご当地は山田たくじ議員にお願いし、いつものメンバーで押しかけたというわけです。

やはり「現地に足を運んでこそわかることがある!」と確信しました。現場に足を運び、きちんと話を聞いてくることは大切ですね。狛江市だから「主権者教育計画」が制定できたことがよくよくわかりました。

平成25年の公職選挙法の改正以来、狛江市では知的・発達障がい者への投票支援に力を入れて取り組んできました。その積み重ねの上に、今年の3月の「「狛江市総合的な主権者教育計画」の制定へとつながっているのです。選挙権年齢が引き下げられたから…小学校や中学校で「主権者教育」への取組みをしなければならないから・・・というのではなく、言ってみれば、唐突な思いつきやらパフォーマンスというのではなく、もともと’ベース’があったということです。

計画の’はじめに’の冒頭にも書かれていますが、「狛江市においては、平成25年の公職選挙法の改正による成年被後見人の選挙権回復を受けて、実態として投票への道を閉ざしていた知的障がい者等への投票支援にいち早く着手し、障がいがあってもなくても『当たり前』の権利として社会に参画できる選挙権の重要性について、その啓発に取り組んできた。」

ということなのです。「障がい者の社会参加って何か?」を考えるとき、その最たるものが「一票を行使すること」という、よく考えれば当たり前のことですが、しかし、当事者にとって選挙権を行使することへのハードルは高く、また支援する側にも一人ひとりの障がい特性に寄り添ったフォローをすることへのハードルが高いことは事実。そこをどうフォローできるのか、フォローするか?…狛江市では昔の自治省選挙部に派遣された経験のある職員さんの高い問題意識があり、そこから始まったのが障がい者の投票環境向上への取組みだったと言います。おそらく、多摩市の選挙管理委員会だけでなく、他の地域でも狛江市のような取組みを行っているところは数少ないと思います。問題意識があったとしても、「さて、どう取り組んでいくか?」ということで、その先の一歩が踏み出せずにいるのではないか?と感じるわけです。

もう一度、この計画の’はじめに’から引用をしますと「親も含め当事者には、社会参加への意欲やそれを実現するための選挙権という『権利』に対する認識を得る機会や学ぶ機会が少なかったことから、その認識がまだまだ希薄である。」

もともと親も含め当事者の皆さんにとって投票所は「行ってはいけない場所」という認識であるわけで、法律が改正されたからとは言え、すぐに対応できるというものでないことは容易に想像できますね。そこで、狛江市では「親の会」のみなさんにも協力を仰ぎながら、「投票意欲の情勢」→「投票候補の選定」→「実際の投票行為」という3段階のフェーズに分け、それぞれの段階でどのような課題があるのか、それを解決するための方策は・・・と一つ一つの検証を加えながら、必要な支援策を講じてきたようです。特に「模擬投票」の取組みは実際に投票所に行く前に、「経験」をしてみる、「練習」をしてみるという点でも非常に有効で、フォローする側にも課題が捉えられるという意味でも重要な取組み。

例えば…支援カード。これはホームページからダウンロードして活用するようですが、「場面ごとに配慮すべき事項」を予め記入して投票所の受付けに提出することで、フォローを受けることが可能です。こうした支援カードの内容についても、模擬投票の取組みを通じて検証できるんだろうなあと思いました。この支援カードは狛江市の投票所に配置されている「案内係」が2名(狛江市の職員さん)に対し、「自分に必要な支援」の内容を伝えるものですが、具体的に必要な支援内容について書くというのも、実際の体験や経験が必要ですよね。

また、選挙情報のバリアフリー…ということでは一般的には選挙公報がありますが、それとは別に前回の市議選では「わかりやすい選挙広報誌」が発行されています。実際には選挙が始まる前に作成し、配布されているものなのですが、もちろん公職選挙法に抵触するものではありません。候補者の皆さんは任意協力するという位置づけになっています。ちなみに前回は、こちらの広報誌に掲載しなかったのは新人候補2名だけだったそう。

親の会の皆さんが発行したものであり、200部作成し、市内の作業所と市民が利用している市外の作業所を通じて当事者の皆さんに手渡してもらったと言います。

他にも選挙情報のバリアフリーという点からは、わかりやすい演説会を開催したり、「わかりやすい政権動画」ということで、知的障がい者向けの政策動画への取組みを候補者に依頼をしたり・・・いろんな取組みを重ねながら、そのたびごとに、取組み内容を検証しながらバージョンアップさせてきたようです。

今日はその取り組みの中心を担ってきた総務省主権者教育アドバイザーでもある平林さんより、熱いお話を伺うことができました。あっ、主権者教育アドバイザーにはわが多摩市選挙管理委員会の越智さんも名前を連ねておりますが、多摩市選挙管理委員会の「給食大臣になろう!」の取組みもかなり全国的にも有名になっているんですけれどね…。しかし、並行して、知的障がい者や発達障がいのある市民のみなさん、そしてまたこれからは認知症の方々に向けたより良い投票環境をどう作るか、そして投票支援をしていくかには取り組んでいかなければならないでしょうし、取組むべきと強く思ったのでした。

一人ひとりの社会参加の権利としての「投票権」。この重要性は言うまでもなく…狛江市に学び、投票環境を整えていくことの必要性は高く、優先的に取り組んでほしい。実際にはDVDを見るとよくよくわかりますので、私も注文しようかな。

いよいよ東京都の差別解消条例についても10月から施行されていますし、各地域で選挙管理委員会がどのように取り組んでいくかが注目されます。さしあたって、多摩市選挙管理委員会はどんな取組みを考えているのでしょう?…ここはまた改めてヒアリングしなくっちゃ。

議場にて記念撮影。参加者は宮本かずみ調布市議、沖浦あつし小金井市議、須山たかし府中市議、そして狛江市議の山田拓史さん、で私。狛江市はコンパクトでこじんまりしていて、居心地のいいまちだなって思いました。

議会事務局「局長連絡会」

今日は多摩市で東京都市議会議長会…つまりは都内26市議会の議会事務局長が集まる会議でした。今、市議会議長会の会長を務めているのは町田市議会。ですので、会長市である町田市議会事務局の職員の皆さんが・・・会議の開催地の多摩市にお越しになって、準備などをされるという・・・私たち多摩市議会の事務局としては「会議室を予約する」ことと26市各市から局長さんがいらっしゃるので駐車場の確保、あとは場所への誘導などをお手伝いした感じです。

局長連絡会は年に数回開催されるのですが、「開催地」は行政順になっているらしく、つまりは、市制施行順。ですので、この次は稲城市になるのかな。

さて、この連絡会は2週間後に開催される市議会議長会の定例会総会が行われる予定になっていて、それに先立つ「連絡会」ということで、何か特別な協議事項があるというよりは、定例会総会の議事進行が円滑に進むようにという…連絡事項を伝えるための会議のようで、まあ、何と言うのか、わりとすぐに終了していました。当日の議事確認だけだったのかなあ…と想像したわけですが。ちょっとだけ、問題提起したことがあるので、そのことが今後どうなるのかなあ…と議論の行方が心配です。市議会議長会の活動ももう少しより良くするための提案だとは思っているのですが、さてどうなるやら?今後また動きが見えてきたら報告します。

それにしても、会議冒頭で開催しとして挨拶をさせていただきましたが、その後も傍聴してみたらよかったか?(局長連絡会ってどんなことを議論しているのか、していないのかも興味がありましたが、ここは遠慮。)

局長のみなさまは連絡会の終了後、多摩市議会の議場の見学にいらっしゃり、そこがむしろ、貴重な意見交換の時間になっているのではないか?とも感じたのでした。多摩市議会で導入しているタブレット端末について、いつになく局長が熱く語っていた姿が印象的でもあり、うれしかったですね。その勢いで私たち市議会のタブレット活用についても、さらに発展的になるといいなあと思った昼下がりでした。

夕刻からは週末に予定している市議会意見交換会のチラシ配布。永山駅の担当メンバーで行いました。そんなに簡単に受け取ってもらないチラシですが、久しぶりに顔見知りのみなさんにお目にかかることもできてよかった。

☆永どんのイルミネーション 見に来てくださいね♪☆

 

基地協 関東部会総会でした。

全国市議会議長会基地協議会関東部会の総会でした。多摩市議会は「理事」ですので、議長公務にて参加しました。総会は滞りなく終了しました。市域面積のうちにも、基地の占める割合が大きい市が幹事など役員となり、協議会をリードして下さっています。基地問題が市政でも大きな課題として位置づく自治体がこんなにも多いのかと、こうした協議会に場に参加して改めて認識させられます。「基地対策課」という名称のついた部署を持ち、課題解決に取り組んでいるところも少なくありません。

今回は福生市が開催地でした。総会が終了した後、横田基地と福生市の防災食育センターの見学があり、その後、意見交換会(懇親会)が開催されました。

横田基地では広報部の方からの説明の後、バスで基地内を案内していただきました。基地の面積が約8キロメートルとのこと。狛江市よりも大きいですね。基地のなかだけでも十分に生活が成り立っていく。不思議な気持ちでした。かわいらしい子どもたちが基地内のジョギングコースで走っている笑顔がとてもかわいらしかった。

防災食育センターは順調に稼働しているようでした。なぜ、「学校給食センター」と呼ばないのか?…とかまで説明を伺う時間がなかったのは残念だったかもしれません。ここで、大量にご飯が炊けてしまうことがすごいのですが、「学校給食センターを見ても、参考にならない」などとつぶやきを耳にしたのがビックリ。

それはさておき、意見交換会では福生市には議会提案で制定された「乾杯条例」があるので、オリジナルグラスとともに乾杯にて地酒で乾杯。なかなか一杯目から地酒というのはキツイものがあります。

加藤福生市長と杉山福生市議会議長。つい先だって、福生市に訪問したこともあり、その続きの話をたっぷりと聞いてまいりました。加藤市長が「教育」をどれだけ重視して施策をおこなっていらっしゃるか、杉山議長もまた「教育」なかでも、「特別支援教育」に対する溢れる情熱…私の未熟さを感じさせられるひと時でもありました。ただ、「時間はかかっても、教育に対する投資が大切であり、そのために一つ一つの取組みを着実に進めていく必要性。成果をきちんと確認しながら推進する丁寧さ。」だけは確信しましたね。そして、そこには指導者が必要であり、力量のある教師の存在が欠かせないということも。

それにしても、私とはまったくバックグランドの異なる選出母体を持つ議長さんたちばかりなので…いろいろなご意見等もいただけて、とても学びの多き時間にもなりました…。やはり、多摩市議会のように女性が11名もいるような議会というのは珍しいということもまた実感させられるのでした。