基地協 関東部会総会でした。

全国市議会議長会基地協議会関東部会の総会でした。多摩市議会は「理事」ですので、議長公務にて参加しました。総会は滞りなく終了しました。市域面積のうちにも、基地の占める割合が大きい市が幹事など役員となり、協議会をリードして下さっています。基地問題が市政でも大きな課題として位置づく自治体がこんなにも多いのかと、こうした協議会に場に参加して改めて認識させられます。「基地対策課」という名称のついた部署を持ち、課題解決に取り組んでいるところも少なくありません。

今回は福生市が開催地でした。総会が終了した後、横田基地と福生市の防災食育センターの見学があり、その後、意見交換会(懇親会)が開催されました。

横田基地では広報部の方からの説明の後、バスで基地内を案内していただきました。基地の面積が約8キロメートルとのこと。狛江市よりも大きいですね。基地のなかだけでも十分に生活が成り立っていく。不思議な気持ちでした。かわいらしい子どもたちが基地内のジョギングコースで走っている笑顔がとてもかわいらしかった。

防災食育センターは順調に稼働しているようでした。なぜ、「学校給食センター」と呼ばないのか?…とかまで説明を伺う時間がなかったのは残念だったかもしれません。ここで、大量にご飯が炊けてしまうことがすごいのですが、「学校給食センターを見ても、参考にならない」などとつぶやきを耳にしたのがビックリ。

それはさておき、意見交換会では福生市には議会提案で制定された「乾杯条例」があるので、オリジナルグラスとともに乾杯にて地酒で乾杯。なかなか一杯目から地酒というのはキツイものがあります。

加藤福生市長と杉山福生市議会議長。つい先だって、福生市に訪問したこともあり、その続きの話をたっぷりと聞いてまいりました。加藤市長が「教育」をどれだけ重視して施策をおこなっていらっしゃるか、杉山議長もまた「教育」なかでも、「特別支援教育」に対する溢れる情熱…私の未熟さを感じさせられるひと時でもありました。ただ、「時間はかかっても、教育に対する投資が大切であり、そのために一つ一つの取組みを着実に進めていく必要性。成果をきちんと確認しながら推進する丁寧さ。」だけは確信しましたね。そして、そこには指導者が必要であり、力量のある教師の存在が欠かせないということも。

それにしても、私とはまったくバックグランドの異なる選出母体を持つ議長さんたちばかりなので…いろいろなご意見等もいただけて、とても学びの多き時間にもなりました…。やはり、多摩市議会のように女性が11名もいるような議会というのは珍しいということもまた実感させられるのでした。