「大切に使おう」という心がけがうれしくてありがたい。

秋のお楽しみ行事がたくさん。週末に開催されたコミニュニティセンターのお祭りのオープニングに出席してまいりました。今年2月に開館したばかりの大栗川かるがも館まつりでは、鼓桜のみなさんによるすばらしい和太鼓演奏から始まりました。その後、セレモニーがありましたが、和太鼓に感激をした会長さんは涙目になっておられたのが印象的でした。舞台側と客席との距離が近い分、グッと心に迫る音であったことは確かです。私も感激でした。

かるがも館にとって、今回が創立初めてのお祭りでもあり、大きなイベント。会長さんをはじめ、運営協議会の方が他のコミュニティセンターで開催されるお祭りに足を運んでおられ、「勉強しているんだ!」とおっしゃっていたのを存じ上げていた分、私もとても楽しみにして参加をさせていただいたセレモニーでもありました。オープニングしか参加できなかったものの、きっと大盛況のうちに終了したのではないかなと思います。

そして、もう一つ印象深かったのは・・・1階フロアなどにビニールシートが貼られていたこと。「床面が汚れやすい材質」とのことで、日常以上に人が出入りし、汚れることが予測されているからと職人技でビニールシートが一面に敷かれていました。ホールなど、通常は靴を脱ぐところ、土足厳禁の部屋をお祭りの時だけ、「土足OK]そのまま入室できるようにするためにビニールシートを敷くというのはわかります。しかし、通常は土足で利用しているフロアにまでビニールシートを敷くという心掛けというのか、心くばりに私はとてもうれしく感じたのでした。

「大事に使わないといけない。」とする運営協議会の皆さんの気持ちがとてもありがたく、「ここまでやってくださるんだ。」とそれこそ感激しました。この館を大切に思ってくださる気持ちが伝わります。「汚れれば、掃除をすればいい」ではないんですよね。ひと手間かける労を惜しまない…これが地域であり、住民なのではないか?って私は感じたのでした。ここまでやっているところは少ないかなと思って。

とてもいい景色を見せていただきました。

そして、貝取こぶし館のおまつり。こちらのオープニングもやはり和太鼓グループの雅武者のみなさんによる寄せ太鼓から始まりました。やっぱり和太鼓の演奏ではじまるのはいいなあと思ったのでした。セレモニーでは、こぶし館のために協力して下さっているみなさんへの表彰が行われました。これが特徴的かなと思います。

出店などなかなか存続が大変だというお声も伺う一方で、創立10周年を迎えた青陵中学校のボランティアの皆さんが参戦!生徒会の皆さんと野球部のみなさんの有志が参加し、「ポン菓子」(って東愛宕中学校?!)と「青陵飲料水」を販売していました。青陵飲料水は校地内の梅の木から収穫した梅で作った「梅ジュース」ですね。ホット、アイス、ソーダ割りと3種類です。どのくらい売れたかなあ…。

野球部の子どもたちの目的は…「ボール代!」なのです。頑張って営業もしていましたが、売上はいかに?…ボール代をこんなふうに稼がないといけないのか…という学校予算の無さを感じると何とも言えなく申し訳ない感じもありますが、こうして子どもたちが楽しんで自分たちの活動のために資金集めをしようという心掛けがいいですね!応援したいですよね!単に寄附をするとかではなくて、いろんな意味で波及効果も得られる取組みではないのか?と思ったりします。

三階副議長の写真は撮れずじまいでしたが、菅原しげみ議員がものすごい真剣にやきとりの煙と格闘されておりました!菅原議員は一度、市議会議員を引退されてから、精力的に地域活動をされていましたが、その一貫だと思います。切り盛りされている姿は議会での発言と同じようにキビキビとされていて、ホント、なんというか切れ味のよさは私のお手本でもあります。

話を戻しますと、住民の皆さんがコミュニティセンターを大切に使っていただいていること、丁寧に使用してくださっていることが伝わる場面はいくつもあります。貝取こぶし館の場合も、パイプいすの一つひとつ、土に触れないような配慮がされているんですよね。クッションがまいてありました。これまた、この日のために準備作業をされているんだよな…と想像するだけでありがたくて、そしてうれしくて。一つひとつの備品をどんな心がけで使用してくださっているか伝わりますよね。「壊れたら買えばいい」みたいなそんなことではないんですよね。みんなのものだからこそ、大事にしないといけない…という気持ちに溢れていることに頭が下がるのでした。

こういう景色を見ると、私は心が温かくなります。ありがたいなあと心から思います。そして、この週末もいろんな行事があり、パルテノン多摩の広場では、東京土建多摩・稲城多摩市で初開催の「どけんまつり」。上棟式1回目のお菓子まきに参加させていただきました!

とても盛り上がりました!2回目も参加したかったですが、次の予定があり断念。また、パルテノン多摩では「お口の健幸まつり」が開催されていましたので、ちょっとだけ見学させていただきました。子どもたちのポスターコンクールで表彰式も開催されたようでした。

子どもたちの絵がかわいらしくて、とても上手で。子どもの自由な表現力っていいなあと元気をもらいました。

そして、今日一番の行事である「秋の議会報告会」でした。いつもは桜ヶ丘、永山、多摩センターとだいたい3エリアで開催し、議員を3グループに分けるのですが、今回は1回に集中して…ということで、全議員集合での開催でした。26名も議員がいるわけですから…市民の参加者が少なくて、議員が市民を取り囲むようにならないかとちょっぴり心配もありましたが、開会直前まで会場のベルブ永山周辺などでチラシ配りも行い、参加者は全員で22名という結果でした。少なすぎるのも困りますが、実は、参加者が多すぎると、お一人お一人から十分に意見等を伺えなくなってしまうという難点もあるため、ちょうどいいくらいの人数(もう少し多くても良かったかな)かなと思いました。いい雰囲気のうちに終了できたように思います。

こうした議会報告会の開催にあたっても、支えてくれる議会事務局があってこそ成り立っていく…そんな思いを強くした昼下がりでもありました。細かいところに配慮をしてくれ、気も遣ってくれながら、場づくりを支えてくれた事務局長をはじめ、スタッフに感謝感謝です。あっという間に11月も中旬になってしまう~…ということで、今週も笑顔で元気に乗り切る予定!