立春が過ぎて。

昨日は立春だったので、あとは春を待つだけ…というわけにはいかず、予想通りの大雪となりました。今日は午前中に委員会の打ち合わせがあり、午後から東京都市議会議長会の研修会。法政大学の廣瀬克也先生の講演会でした。いつもながら、的確なアドバイスをくださり、ちゃんと聞いていれば、納得のいく話が多かったのではないかと思います。

「合議制である議会の機能をどう高めていこうとしているか」「議会基本条例は絶えず、見直していく視点が大事」…「議会基本条例をつくる時の熱量が継承されていない」という指摘は痛快だったように思いました。

「(ベテランの議員には)わかりきっていることでも、議会のめざす姿など含めて、きちんと言語化していくことが大切」というのもそのとおりかもしれません。「議会を良くする」という視点で、議会活動の質を高めていくことが市民のためになっていくのはそのとおりだと思っています。ちょっと、気持ちたるんでた自分も反省です。

ところで、先週末、東愛宕中学校で4月から開設される「愛宕スペース」(まだ仮称)について説明がありました。不登校対策として設置される学校内の学級という位置づけ。不登校特例校などと異なり、通常に準じたカリキュラムになるようですが、学校に行かない期間が長ければ長いほど、学習に遅れが生じている場合もあり、そこはきめこまかな対応がなされていくのかな?と期待しています。しかし、教員配置や指導員の配置をどう考えていくのか?とか、決まっているようで、まだ不確定要素も多い感じがしています。4月からスタートするので、現段階でできる限りの説明が行われ、保護者への相談などにも対応しているとはいえ、未定なことも多そうで「選ぶにはなかなか勇気がいるな」という声が聴こえてきます。どうしても、保護者への説明会になってしまうのは仕方ないというか、そうならざるを得ないことも理解しますが…本当は当事者を大事にしたい…つまりは、学校に足が向かない、向きにくくなった子どもたちにも情報を届けることをしていかないと。こうした場所をつくるならば、なおさらのことで・・・当事者が「行きたい場所」をつくっていきたい。

そういえば…今さらながらですが、学校は子どもたちが「行きたい場所」になっているのかな。

今日は市長が3月議会の初日に行う施政方針演説の原稿案が提出されました。一人会派だと代表質問というかたちにはなりませんが、市長の施政方針に対する質問を考えようかなと思っています。明日の予定、キャンセルになったりで、時間ができたのはありがたい。大雪予報に備えて市役所はもちろんのこと、建設協力会や消防団などが備えてくださるのはありがたいこと。子どもたちだけは大喜びしていました…。私はバイト先から娘がちゃんと戻れるか、だいぶ遅い時間までヤキモキしておりました…。