質問づくり中。

昨日からの降雪により、今日の予定はキャンセルに。ほぼ一日、市長の施政方針について、演説用の草稿が提出されたので、それを横目にしつつ、質問の原稿を作成しています。もちろん、時々、家事をしつつになるのですが、それでも、ずっとパソコンをつけっぱなしという…。これは、本当に身体によくないなと思います。自宅でオンラインで仕事している知人が「じっとしてる。」と言っていたことを思い出したのですが、今日はそんな一日でもありました。でも、なかなか捗りません。

阿部市長の施政方針について、ベースの原稿を作成しているのは企画政策部の職員と聞いているわけですが、第6次総合計画基本構想から「市民主権」という言葉を削除(むしろ、排除)したことについて指摘してきたことを意識してなのか、「市民主権のまちづくりを進める」と2か所で用いられているのが目につきました。随分、意識してくださっているようならありがたいことで、うれしいこととも言えます。阿部市長がずっと掲げてきたのは「市民主権」」であって、私もここにこそ共感をしてきたわけなのですから。

それ以外、あとは、とても無難ないつもどおりの原稿で、来年度あれもやります、これもやります、気概を持って進めていきます・・・と端的にまとめればそんな感じの内容です。じきに、施政方針の内容は公開されます。広報にも掲載される内容ですね。

ところで、これまで、粉骨砕身とか全身全霊とか…って言葉を用いて、市長の構えを表現していたと理解していますが、今回は「気概」という言葉に。強い心意気、困難にもくじけない強い意志を持つということですね。

阿部市長は凝り固まった考えに縛られず、比較的、いろんな意見を聞いたり取り入れることのできる柔軟さをお持ちで、それは悪いことではないけれど、ともすれば「優柔不断」にも成り兼ねないところがあるので、「気概を持って」絶対に取り組むべきことには取り組んでほしいと期待するものです。ここ、阿部市長になってからずっとずっと変わらず思っていることでもありますが。

 

今は多摩市に限らず、社会全体で「持続可能」が言われているわけで、もちろん、お決まりのように「人口減少を見据えて行財政運営を進めていく」ことが述べられるようです。この点についていえば、「次世代に負を先送りしない」ための市長の取組みは甘すぎるというのが私の評価ですので、ここにこそ、「気概を持って」をしっかり貫いてもらいたいものです。市長の気概を発揮するポイントを間違えないでって思います。

「市民が望んでいることをやる」それこそ、一部の市民ではなく…ここが大事なことですね。全体を俯瞰すること、大局的に考えていくこと、ここを忘れないようにしないと。ここ、自戒を込めて、そう思ってます。フェアな市政を。