あさがお市。

今日は「せいせきあさがお市」でした。色とりどりのあさがおの鉢が並んでおりました。地元の農家の皆さんが丹念を込めて育ててくださった一鉢一鉢・・・私も一鉢分けていただきました。大事に育ててみたいと思います。毎朝、カーテンをあけるのが楽しみになるかな。同時に地元産のお野菜も購入できてよかった。

それにしても熱中症予報では厳重警戒!…本当に暑い暑い…汗が噴き出す一日でした。そして、会議などでは効きすぎるクーラーに身体が冷え冷えとなり身体の温度調整機能に狂いが生じるのではないかと思うほどでした。

グリナード永山に待望の「文具売り場」が登場。くまざわ書店さんが一画を設け、文具類を売ってくれるようです。うれしい。私がここに引っ越してきてからずっとお世話になってきた文房具屋さんが閉店してしまい、地域の方々、特に「ちょっとしたかわいい小物」を探す子どもたちにからも待望の待望の文具販売ではないかな?と思います。早速、開店セールでしたので私もカード類を購入してみました♪

明日は消防団のポンプ操法大会とパルテノン多摩大規模改修に向けた市民ワークショップもいよいよ最終段階へ…傍聴に間にあうように他の用事を段取りしようかなと思っております。

とにもかくにも体調管理万全にしなければですね。熱中症にお気を付け下さい!

七夕でしたね♪

すっかり曜日感覚を失っておりますが、今日は金曜日だったのですね…。都議選も終わり、議会での活動が活発になっておりますが…今日も総務、健康福祉、生活環境…それぞれの委員会で勉強会や打合せなどが行われていました。定例会がなくなるとめっきり市議会議員は市役所に姿を見せないということは…多摩市議会ではあり得ないことと思っております。選挙中は見事に「めっきりこない」でしたけれど。

よく、議員は定例会の日数だけで活動を評価され、議会には100日も来ていないなどと言われていますが、多摩市議会の場合は違います。かつては定例会の時だけ議員は登庁するのが仕事だったのかもしれませんが、私的な用事のみならず、とにもかくにも委員会活動がかなりこまめに予定されているのです。

私も今日は午前中は来客があり、午後は総務常任委員会の勉強会などにも参加しておりました。あとは合間合間で、さまざま打合せをしたりとちょっとしたことであっても打合せをしたり、事務局はもちろんのこと、他の議員の方と意識合わせすることは大事かなと思っております。

 

夕刻から、中央大学でグリーンバードの支部がたちあがっていて、聖蹟桜ヶ丘周辺のお掃除!…が企画されていたので参加する予定でしたが、都議選後の会議や報告会に集合がかかったので…今村るかさんの事務所へ。

支援者の方が集まったところで、るかさんからの挨拶。結果を受け止めて、ここからまたスタートだと思います。

グリーンバードのメンバーたちの活動風景を写真で送っていただきました♪これから多摩市内でも活動を展開していけたらなあという話も伺っているので、私も卒業生の一人として参加し、応援していきたいと思います!

七夕だったのですね。すっかり…そんなこと忘れておりました。明日は「ふるさと多摩なつ祭り」「あさがお市」です。私も「ちゃんとお水を上げる」決意をし、一鉢購入してみようかな。みなさま良い週末を!

議員が課題を共有するということ。

毎年この時期に手をつなぐ親の会のみなさんから全議員がお声かけをいただき、懇談会を行うようになったのはいつの頃だったでしょうか?総会や新年会などの時以外で、こうして議員全員に声がかかって意見交換や情報交換をするという場の設定をなさっている団体は少ないというか、他には見当たらないかもしれません。今日も多くの議員が参加させていただき、市の障害者施策に対する取組みに関し、当事者の皆さんからの率直なご意見を伺うことが出来ました。

会の皆さんからの質疑などについては障害者分野に力を入れて取り組んでおられる安斉議員、あるいは障害者施策をとりあげて一般質問をされている本間議員や池田議員が分かる範囲などで応答して下さり、心強いなと感じながら、同席しておりました。そして、市議会はそれぞれ議員が「得意分野」を持ち、その施策を徹底的に勉強していくことで深めていくことの必要性も感じた次第です。私のように「障害者施策も何となくわかる。尋ねられれば通り一辺倒のことはわかる。」というのでは、やっぱり強力な施策展開を求めていくまでには踏み込めず、懇談会の場でもなかなか応対しがたいですね。

その観点からも、こうした場にお招きいただき、現状認識を共有できることは意義深いと感じます。会の皆さんにはありがたい場を設定していただいています。移動支援に関する改善要望、在宅支援のこと、身元保証・死後事務についてのこと、障害者差別解消法の認知度のことを中心に議題になった懇談会でした。私は最後までいることができませんでしたが、この4月から、障害者の地域活動支援センターを運営する事業者が交替したことに伴う課題について情報共有できたことはよかったと思います。

今日は何だかバタバタしておりました…ランチをすっ飛ばす…お昼が食べれない私を救ってくれた「ゴールド!」…ブラックサンダーおいしい。

 

そして、パルテノン多摩について特別委員会の開催です。今日以降は全ての会議が公開される予定です。市民に対し、パルテノン多摩の大規模改修のことをもっと知ってもらう必要がある…積極的にPR活動をしていくことにもなりました。また、8月7日月曜日の19時から特別委員会のメンバー以外にも呼びかけて、市民との意見交換会第1弾を開催することも決まりました。場所はパルテノン多摩5階のシティサロンです。

特別委員会の内容について、全議員で内容を共有することも必要かなと考えています。やはり特別委員会に所属している議員と所属していない議員とでは情報量も違う。そして、今日の会議で話題に上ったのは「大規模改修事業に都市計画税を使うための手続き」のこと。今、議会では図書館再整備のことにも話しが及んでおり、パルテノン多摩の大規模改修と合わせ議論しています。その際、「図書館の再整備にも都市計画税を使う」とする条件は出していない(もともと市が考えていた図書館再整備でも都市計画税を使うことにはなっていません)と思っているのですが、何だか市側とやりとりをしていると、このあたりの認識が共有できていないのか…できているのか?????…「都市計画変更を伴う場合には」とかなんだとか、よくわからない話にもなってしまい、「?」マークが飛び交い始めてしまいます。

この様子を傍聴していた市民より「行政にはちゃんとわかっている人間がいるのか?」…「理解できるような説明をしていないじゃないか?」…「職員もわかっていないのではないか?」…と憤りと心配の声が届いてしまいまして…。「職員がわかっていないということはないと思うんですけれど、もう少しわかりやすい説明をもらえるように私からもお願いしておきます。」とは答えたものの、やや不安になりました。

特別委員会全体、議員全体で正しい認識、理解が出来なければ、「なるべく早く結論を出してほしい」とする市長の議会に対する要請には応えられないし、応えきれない。そのために必要な情報を的確に伝えてもらえるようにしないと。議員全員で認識共有していくことの重要性と「わかる説明」「理解できる説明」を求める必要性と…。

議員全員はスーパーマンでもないですし、興味関心の分野も違えば、それぞれ得意不得意の分野があって当然。だから、互いに学びあうことはもちろん、認識をできる限り共有し、足並みをそろえていくことも必要なのです。そのために、今、何が必要であるか、何を理解しておくべきなのか…行政側も議会対応をしながら、把握し理解できる部分もあると思うのです。そこに的確な対応ができればもっと効率よく議論が進む気がします。

今年も夏は…休みなし。パルテノン多摩の問題については、議会全体としてもどこまで努力できるかが問われそうです。

図書館のブランディング。

茨城県の鹿嶋市より…遠路はるばる内野安彦さんに多摩市議会までお越しいただきました。去年、委員会視察をした塩尻市立図書館「えんぱーく」の初代館長さん。私は視察後に、内野さんの著書を読み、ぜひ、直接お会いしたいものだと思っておりました。昨年オープンした瀬戸内市民図書館の嶋田さんと知り合いだったつながりもあり、フェイスブック経由で内野さんに連絡。「ぜひ、多摩市にいらしていただいて、『図書館』のことについてお話しを伺いたい。」とお願いをしたところ、快くお引き受けいただいたのでした。「そんな機会をいただけるのであれば、喜んで。」と。

私が内野さんのお話しを伺いたいと思ったのは、「図書館はまちのたからもの―ひとが育てる図書館」を読み、共感をしたから。公共施設の見直しの中で「身近な図書館をなくさないでほしい。」と思っている市民がとてもたくさんいて、そのときに「図書館は地域の宝物だ!」って言っていた方がおられたのですね。その言葉がとても印象的で、この本に出会ったときにすぐに購入しました。そして、内野さんが塩尻市立図書館の館長さんだったことも知り、「絶対にどこかで話を聴かねば」と思っていた…というのが今日に至る流れです。

ということで、今日の講演でよくよくわかったのは、「図書館のブランディング」のこと。多摩市立図書館では「わがまちの図書館」がどれほど意識されているか?…ここに最大の課題と問題点があるのではないか?ということです。図書館は単に図書の貸し借りを市民サービスとして行っていればいいわけではない!…これについては、今までもある程度認識はしていましたが、そのことを強く確信しましたね。特に「地域・郷土資料」のことについては、多摩市立図書館がもっともっと意識し、単に資料を集めるだけでなく、市民に知ってもらう、伝えるような努力も加え、磨いていかねばならないと思いました。とりあえず「地域・郷土資料コーナー」を設け、集めてきた資料を並べているだけで満足してはいけない。さらには配架位置についても日向に置かない(目立つ場所にはない)ともなれば、「図書館の存在価値を自ら放棄しているも同然」とも言っていい…少し厳しすぎるかもしれませんが、そのくらいの評価をしてもいいのだと思った次第です。

私はかねてから「ニュータウン資料と言えば多摩市へGO!」となるような図書館にして欲しいと思っていて、「地域・郷土資料」への責任を考えると図書館は直営にしたほうが良いと考えてきましたが、多摩市の図書館が仮にも「直営方式」を堅持するのであれば、職員さんたちを中心にもっと努力を重ねていく必要がある。「地域・郷土資料」コーナーの在り方ひとつとっても工夫改善できると感じます。図書館が市民自治発展のための拠点であるならば、あるいは市民参加を推進してまちづくりをやっている多摩市ならでは…日本最大級のニュータウンがある多摩市ならでは…もっともっとできること、やらねばならないことがあるはず。

図書館本館再整備を機に、「図書館どうあるべき」「何をすべき」について、もっと地味なところで深く議論してもらいたいと…ずっと思ってきましたが、ここで、内野先生のお話も伺うことができ、議員間でも討議を深めることが出来たらよいなあと思っています。今朝は8時には鹿嶋を出発し、「多摩市に来るのは初めてなので、まずは多摩市立図書館に足を運びたい。」と多摩センターにある図書館もご覧いただいたようです。「交番に聞いたけれど、警察官も『図書館なんてあるんですか』…という反応でした。」ということ。そしてまた、「ダラダラ続く坂の向こうの図書館まで歩くのは61歳でもなかなか辛かった。」など率直な感想もいただくことができました。

パルテノン多摩の大規模改修と図書館本館の再整備の問題と多摩中央公園のリニューアルと。議論が本格的になる前に、内野先生の話を伺えたことはタイミングが良かったと思います。

夕刻から…御茶ノ水のワテラスのキッチンまで行ってまいりました。

メキシカンなパーティ料理…ということで、お料理を学びつつ、みんなで食べる!…どちらかと言えば、後者に魅力があり参加する♪…会です。私がマンションで参加している「共奏キッチン」にも似た企画でしたが、さすが…場所柄的にもおしゃれ。

こうした場がパルテノン多摩にあればいいなあ…。マンションにあるパーティルームもとても使い勝手がいいのですが、「みんなで作って食べる」は楽しい。

ちかこ先生は元々はフレンチを学んだシェフさんだったよう。子育てを機に、ご自宅でお料理教室を開設され、子どもの育ちと持てる時間との兼ね合いを上手く配分されながら、仕事の範囲と領域を拡大されてきた感じですね。この企画をご紹介いただき、「すぐに行ってみたい!」と思って、足を運び、これまた私にとっては有意義な時間でした。それに美味しすぎたし♪

「ブランディング」…この言葉、あちこちで使われているので、もう聞き飽きた感じですが、やっぱり大事なことですね。図書館にせよ、パルテノン多摩にせよ…私たちはこのこともっと意識した施設づくり、施設運営をしていくべきですね。今日一日の充実感がしばらく続きそう。脳みそがかなり刺激されたので、「こうしたらいいのでは?」「こうしてみたらどうか?」…とまた思い浮かべては楽しめる時間が続くという意味で。勝手ながら、多摩センターももっと魅力ある場所にできるような気がしております!…というよりか、多摩センターが魅力的な場所にならないわけがないという気持ちでいっぱいなのです…私。

 

選挙その後。熱しやすく冷めやすい?

お会いする方と話題になるのは…やはり選挙のことですね。選挙の結果をデータ化して分析するのも勉強だと言われておりますが、まだ、取り掛っておりません。諸々やることがあるものだと思っておりますが、こちらのサイトでとてもよくまとまっていてよみやすいなと思っています。自民党もかなり頑張ったという評価になるほどと。選挙も終われば、議会は日常に戻りますが、しかし、選挙による都議会の構図が変わったこともあり、口には出さないまでも、議会でも勢力が変わり、「市政へも多少の影響があるよな。」ということは議員誰しもが感じたり、思ったりしていることでしょう。

今日は子ども教育常任委員会のメンバーで集まりましたが、視察先を決めたり、年間テーマを決めたり、意見交換をしました。当面、私たち委員会のテーマとしては「子どもたちの放課後」を取りあげることとし、特に、学童クラブ待機児問題への解決方策を含め、調査検討を進めることとしました。ニーズ増への対応は急務ですが、財政もかなり汲々としており、あとは将来にわたってどうするかも視野に入れつつ議会での意見交換もすべきと考えています。特に学童クラブ利用者の保育料についてはここでもう一度見直しも必要かもしれません。確か数年前に月額6000円に改定されています。その前は月額5000円だったので1000円増でしたが、当初の行政提案では2000円増の月7000円でした。議会ではいきなり「2000円増は厳しいのでは?」との意見が出されましたが、現状のニーズ増とそれへの対応を考えてみれば、負担増の検討も避けて通れない気がします。単に学童クラブの数を増やすだけでなく、同時に保育の質を確保する観点から検討を加えながら、市民に対する理解を求めていく必要がありそうです。
保育料のことについては、一律で月額料金を設定するやり方ともう一つ、保育園や幼稚園のように所得に応じた負担をしてもらうやり方があると思っていて、後者を採用する場合には行政の事務負担も増えるため、これまたどうすべきかについて慎重な検討が必要ですが、そろそろこのあたりで、従来どおりを続けるのかどうかも議論すべき時期にあるような気がします。

…ということ等、議員どうしで意見を深めていければよいなと思っております。加えて、子どもたちの放課後の居場所で考えれば、児童館の役割、放課後子ども教室の位置づけ…「放課後子ども総合プラン」について、どのように考えていくかも議論の対象になるでしょう。「女性の活躍推進」と旗振りしてくれるのはありがたいことですが、それを後押しする体制は万全ではありません。何となく、「女性に期待する」という言葉の裏には、労働力不足の解消手段として女性にも働いてもらわないといけない…とする意図を強く感じてしまうのは先入観かもしれませんが、個人的には「預け先を確保することを優先」させて、「保育の質」が置き去りにされそうな傾向を危惧しています。大事な子どもを預けるわけですから、やはり人材確保も含めて、心から安心できる環境をつくらないといけませんし、その責任があると思っています。「手塩にかけて」という言葉が実践できているかどうかが問われます。自分自身の子育てを振り返っても、「手塩にかける」とは何て難しいことなのか・・・と思っておりますが、大人が子どもを粗雑に扱っていれば、いつしか社会全体が粗雑になっていくのは目に見えています。

「子どもたちの安全安心」がどうあるべきか?…「子どもの未来大事」と訴えている大人たちは、その言葉通りの環境確保のためにどれだけの心を砕いているのだろう?

と私自身も問われていることを思いつつ、「子どもの放課後」について考えていけるといいなと思っております。

 

夕刻から、お食事会のある会合に参加させてもらいまして、ベルブ永山のれすとで「和風オムライス」をいただきました。高菜?野沢菜?チャーハンにきいろい帽子が被さっており、見た目もかわいらしく、味もおいしくボリューム満点。オムライスはケチャップ味と思っていましたが、こうした食べ方もなかなか◎だわ♡と。地域にはいろいろな思いを持って活動されている方が多い。思い思い、自由自在で、みなが活動できる場所があることが幸せですね。

こうした場にいると「選挙」とかなんだとか、ホント、あの騒がしさとは無縁の世界。これが当たり前かと言えば、「当たり前と思い過ぎないほうがいい」と思うわけですが、「自由に考え、発想し、行動し、表現できる」社会はちゃんと続いていくのだろうか?…という気持ちが何となくざわつくのはなぜでしょうね。

 

それにしても熱しやすく冷めやすく。以下の件でも言えることかと。必読の記事です・・・・「地方をダメにするふるさと納税の不都合な真実」。

進め!東京大改革への期待。

東京大改革は「都議会改革」からはじまるというのは、全く否定しないこと。選挙期間を通じて訴えてきたことは「都知事の言いなりになる都議会にしない」ことの重要性だったわけで…地方政治の「二元代表制」をいかに確立するかが課題だなと感じてきたけれど…選挙が終わったら、すみやかに小池都知事は都民ファーストの代表から辞任するということで、「東京大改革」が名実ともに進んでいくことを大いに期待するものです。

正直、選挙直前に都民ファーストの代表となり「顔」として全面的にアピールし、選挙後に降板するというシナリオ…「何?それ?」と批判噴出ですが、個人的には「目を点になるけれど、目を見張る演出」と思うこととしました。「忖度政治をしないといいつつも、都知事を忖度する議会になる恐れ」があったわけですから、その危機感を訴えてきた一地方議員としては、「ああ、よかった」というある意味胸をなでおろします。当然のカタチと思うからです。(とは言え、代表の方についてはいろいろと話題があるようで、個人的には不安。)

さて、都民ファーストの圧勝ですが、「大会派」の風をそのまま都議会運営に持ち込み、数の力で押し切るような都議会ではなく、少数会派も排除しない議会をつくって欲しいと思います。例え、会派は小さくとも、都民の声を代表している声としてどこまで耳を傾けることができるかも大事です。ファーストペンギンの都議の皆様も存じ上げておりますが、少数会派としてこれまで見てきたおかしな議会運営、少数派排除の論理を嫌というほど味わってきたと思うのです。少数派として闘ってきた経験をぜひ活かしてほしいです。

それにしても、あまりにも新陳代謝しすぎた都議会にやや不安もあります。それに対し、自民党、民進党から都民ファーストに合流した現職議員の皆さんも多くいらっしゃり、その方々に期待する声も大きいです。しかし、既存の議会運営にどっぷり浸かり、既得権を温存する一翼を担っていたかもしれないみなさんですから、「先輩風」の吹かせすぎを懸念します。おかしな都議会運営が温存されることないようにしてもらいたい。「何において支持されたのか?」を冷静に捉えれば、「先輩風」など吹かせることはできないはず…と思っております。

個人的に言えば、いち早く、策定すべきは「政治倫理条例」ではないかと思っております。「不当口利きを防止する」ための条例も必要だと思いますが、それよりも「政治倫理条例」のほうが取組みやすいと考えるので。しかし、今回の選挙は「政策」選択の選挙とはほど遠い状態にあったと考えています。今回の結果を客観的に捉え、実は「問われているのは民主主義のありかた」ということをともに考えながら、歩む都議会であってほしいですね。「大量得票」したことをどう受け止め理解しているかもまた問われる気がします。「圧倒的支持」を背景にした都民ファーストが第1党になり、都知事支持勢力が過半数を占めたなか、都政運営がどう進んでいくかをウオッチしていくこと…一都民として実行していきたいと考えています。まずは、誰が議長になるのかも…興味深い。

市議会も選挙が終わり、少しずつ日常に戻っております。9月の定例会に向けても大量にやるべき課題があります。決算審査に向けた準備はもちろんのこと、議会運営についてもあれこれとありますが、何よりもタブレット導入とそれを使いこなすという難関が待ち受けております。定例会以外の議員どうしの日程調整をつけることがそれ以前の難題だったりします。タブレット活用に向けてはもっともっと研修をしなければなりませんが、それすら儘ならなず…大丈夫かしら?と気になっております。「せっかく入れたタブレットが使いこなせなければ、『税金の無駄遣い』になってしまう」と議会事務局がとても心配してくださるのです。…確かにその通り。副議長ともこのあたりどうするか相談しないと。

 

明日は午前中は委員会で打ち合わせをします。午後は議長室であれやこれや事務作業を片付けする予定。

 

連敗…続き。

残念ながら、都議選について…私が応援に入っていた町田市選挙区の今村るかさんは次点にて落選。ほんの少しだけしかお手伝いできなかったわけですが、国政も都政も…軒並み私が支援をしている候補者は落選が続いておりまして、「壁」があるなと感じております。そしてまた、ご当地南多摩選挙区(多摩市・稲城市)では直接に応援する候補者はいなかったので、有権者の皆さんに対する「選択肢」を示しきれなかったことにも思うことがあります。

結果について感じたことはまた後ほど書こうと思います。

選挙の支援に入るといろんなことがわかります。特に、支援に入って下さる国会議員のみなさんと選挙カーに同乗すると、その方なりの人柄がとても伝わってきます。こちらから名刺を差し出さない限り、アナウンスしている「ウグイス」としか思われないため、「それなりの扱い」にて、「肩書きで人を判断する人なのかどうか」がほんのひとときにもかかわず、すぐにわかるというのも良い経験となります。

「都民ファースト」…よく考えてみれば、当たり前のことなんですが、その当たり前が当たり前ではなかった暗黒が続いていたということでしょう。この結果を受け止めて、「市民ファースト」で多摩市政が運営されているかどうか、改めて見つめ直す機会にしていきたいものです。今はそのことだけを考えています。

しかし、町田市では告示3日前に立候補を表明した都民ファーストの方が化け物のような票数を叩き出すという…縁もゆかりも何もない方であっても「都民ファースト」の看板だけでトップ当選をするとの結果。この結果を政治家の端くれとしては、どう表現すればいいものかと何とも言えない心境です。

さあ、また、今日から一歩前進。都政改革を大いに期待してまいりましょう!