だけど、言わなきゃ変わらない。

議会だよりの編集会議がありました。基本的には?…というのか、各会派から1名ずつのメンバーが参加しているものの、何せ、今期の多摩市議会は私を含めて一人会派だけで5名もいますので…交渉会派5会派+一人会派5会派…ということで、「会派ごと」にすると総勢10名になってしまい、結構な大所帯。そんなこともあり、議会だより編集会議には、一人会派は順番に一人ずつ参加することにしています。次号5月5日号は私に順番が回ってきました。

久しぶりに編集会議に参加をしましたが、共産党の小林憲一さんが変わらずに編集長を務めてくださっていて、ホント、会議はスムーズで手慣れたものだなという感じ。結局、これからのことを考えると、ずっと小林さんに任せっぱなしでいいのかしら?とも思うのですが、今のところ余人をもって代えがたいという理由により、ずっと変わらず編集長で引き受けてくださっていて、とにかくありがたいだけの話しです。

先日、市議会議長会の研修会で「議会だよりの編集など、市民にも参加してもらうとか、市民が議会に関わる入り口をつくっていく」という話しを聞いたこともあり、例えば、議会だよりのモニター制度など工夫ができないかなと思ったりもします。紙面が限られている中で、どこまでの情報を盛り込んでいくのか、伝えたいことをできる限り伝えられるように‥‥などなど、文字の大きさ、写真の大きさ、色の使い方やイラスト、レイアウトからもちろん表現の仕方なども含めて、結構、意見交換をしながら、あーでもないこーでもないと作業をしているのです。それでも、特に「文字の大きさ」については「小さすぎる」という指摘もあったり、見た目にも「文字ぎっしり」の印象が読む気を削ぐなどお声をいただくことも多く、「万人受け」がいかに難しいかと悩ましいところです。市民も一緒に参加してもらうことはいいアイデアかなと思いますが、一足飛びに「市民が直接関わった議会だより作成」には行けないと思うので、まずはその前段でモニター制度は良さそうですね。

さて、久しぶりと言えば、おしゃれ素敵なランチ会に参加。こちらも久々集まるメンバーで子どものこと、仕事のこと、活動のこと等などあれこれと話題は尽きず、ノンストップで喋り続けたわけですが。

「誰かが言わないと変わらないよ」とか「変わるものも変わらない」とか、「やっぱり、言うこと大事」とか…疑問があるのにグッと飲み込んでしまうとか、違和感があることなのに黙って耐えるとか…そんなことには何の価値もなく、「おかしい」と感じたことについて、発信していくことは時と場合にもよるのかもしれませんが(と少し冷静にもなりつつ)、やっぱり必要で、大事なことだなと再認識させられた次第です。

「だけど、言わないと。」

って、すごく大切。もちろん、それですぐに何かが動くとか、変わるとか…思い通りに行くとも限らないわけですが、でも、言わなければ「それで良し」とされて、もっともっと自分の思っていない方向に物事が進んでいくことも往々にしてあると感じます。

政治の話題を見聞きすると、気持ちが沈み、「何やってんのかなー…」と自分自身まで落ち込み暗澹たる気分になり、お先真っ暗と感じることも多いのですが、私から率先して、そんな気持ちになっている場合じゃないなと。そんな気持ちを思い出させてくれるというのか、ちゃんと背中を叩いてくれるというのか、思考回路をただしてくれるような仲間には感謝ですね。