暫定的に使用し続けた図書館本館が移転後の旧西落合中学校を活用し「TAMATAMAフェスティバル」が開催されたので、足を運んできました。来場していたかたが「どこからこんなに若者が集まってくるんだろう…」とおっしゃっていましたが、その方もまた、市外からいらしたようでした。
「若い人たちが集結」
という言葉がぴったりで、まさに雰囲気は「学園祭」でした。懐かしい感じさえしました。あの場所の日常を考えると、異空間が広がっていて、地域住民の方にはイベントの存在がどのくらい周知されていたのかなあとも思ったりしましたが、私と同様、興味深く足を運んだ方もいたようで、知り合いにも会いました。地域のクリエーター参加枠で関わっていた市民の方々にもお会いすることができたのも良かった。
個人的には図書館の跡地、そのまま残された本棚やロッカーなどなどを活かしているところに面白さを感じていましたが、「MUSEUM for NEWTOWN」で校舎2階を活用した展示はおすすめ。抜け殻になった図書館を感じながら、ゆっくりと楽しむことができました。
ちょうど市長、副市長や議長も見学をしていたようで、その一行を遠目に眺めましたが。市長らはこのイベントにどんな印象をお持ちになったのか、伺いたいですね。「いいイベントだった」という感想で終わってしまうのかどうか。
今年は図書館として使用していて間もないからこそ、まだまだ校舎なども使える状態だったと思いますが、もし、これと同じ催しを来年度も…となるとどうなんでしょうね。電気やら水道やら…止まった状態を解除するのもひと手間だと思いますし、とにかく人が入り、使わなければ、どんどんと傷んでいくので、「使用に耐えられる状態」を維持することが大変そうだなと。
ですので、市長は「いいイベントだった」とか「盛り上がってよかった」「若い人たちを応援しなきゃ!」…というのはそれはそれでとても良いのですが、その次は?…なんてことも聞いてみたいなあと。旧西落合中学校は今後、活用方針を考えていかなければならない場所ですが、校舎等「暫定使用」で日常的に解放されていくことは今の段階では考えにくいので。暫定でも使用を続けるには消防法への対応などもあり、一定、予算も必要になります。
ですので、そういう意味で、よいタイミングに「TAMATAMAフェスティバル」。だから、たまたま…だったのかなと思ってみたり。
結局、明るい時間に行ったのですが、帰るころには日も暮れて…秋になったなあ、日が短くなったことを実感しました。これからの時代、私は「心の表現」が今後ますます求められると思っているので、アーティストとかクリエイターという方々が活躍できる素地や環境が街の中にあることってとても大事だと感じます。そのためにどんな支援ができるか。前のめりで考えても良いのではないかと思いますね。あれだけの税金を使ってパルテノン多摩の改修をしたことを考えても。
話しを日中に戻しますと…パルテノン多摩大階段下に設置されたステージも盛り上がっていました。多摩センターはこうしたイベントを大々的に開催するとどうしても飲食店舗が足りなくなる傾向を感じます。パルテノン多摩大通りを活用してカレーフェス、旧西落合中学校にはキッチンカー、アルコールも準備されていて来場者の皆さん、楽しまれていました。
そういえばで、体育館の入り口には「泥酔者即退場」の貼り紙。いまどき(昔も?)、学校でアルコールは難しいわけなので、学校跡地だからアルコール販売もできるわけなので、そこもまた面白いかも。校庭でビールが飲める・・・みたいな。
ちょうど、多摩中央公園、パルテノン多摩から図書館までのアプローチについても遅延していた工事が完了して、今日から解放され、雰囲気としてはいい感じだなを感じました。大池に面したところに設置されたカウンターのようなベンチは人気。「あ、これいいねえ。」と歩く方々も話題にしていました。
多摩センターエリアの活性化…ということで、駅前のビルに設置されたデジタルサイネージでも大々的に宣伝されていましたし、電飾の準備もされていました。ということで、それはそれでよいとはいえ、やっぱりね…やっぱりね…ということで、街のお手入れを急がなくっちゃです。
傷んだパルテノン大通り。ここだけでなく…という話しなのですが、とりあえずコーンが設置してありますが、暗くなると、きっと危険だと思います。数日のうちに、たぶん対応されるはずかな…。あと、友達曰くホラーキティちゃんの看板は11月のキティちゃん誕生日に合わせたイベントでリニューアルされるようなのでよかった。
大盛皿うどん(今回は10分以上並んだ)、あいすまんじゅうの丸永製菓さんの「おいももなか」…佐世保グルメの記録。無理すれば、佐世保まで日帰りできるかもな。「おいももなか」、なかなかこちらだと目にしないレア商品。