教育現場で取り残されている子どもたちの存在が気になっています。「ケーキの切れない非行少年たち」を読んでいます。私の周りでは話題になっている一冊です。
さて、今日は補正予算の審議、人事案件の議決、そして昨年度の決算審査にあたっての内容説明、条例改正などの提案説明が行われました。
議決案件については全て全会一致。「違和感を覚える光景」と言われて久しい多摩市議会ならではの景色です。補正予算も何かものすごく問題をはらんでいるというものではなく、反対する必要もない内容とも言えますが、一つ一つ細かく見ていくと、課題が掘り起こされていくのかもしれない…とも感じています。
今年の3月の議会でものすごく話題になった「受動喫煙防止条例」ですが、いよいよ10月から施行です。しかし、どれほどどれだけの周知が行われているのか疑問です。今朝も唐木田駅前で街頭宣伝を実施しましたが、喫煙スポットの位置が変更し、風向きによって、さらに駅前にニオイが広がっていました。補正予算では市役所の喫煙場所の充実が提案されていましたが、喫煙するしないは個人の好みの問題ですが、周りに迷惑をかけないでほしい…という点からいえば、タバコを吸ってからすぐに庁舎内に入ると・・・吸わない人間からすると「ものすごい臭い」となることに自覚をしてもらいたい。実は、議場も同じなんですね。休憩が終わってから、議場に入ると…「臭う!」と思うことが少なくありません。
これ、たばこの三次被害、三次喫煙とも言われる問題で、「そんなことデマ」とおっしゃる方もいますが、しかし、欧米ではすでに三次被害のことは認識もされていますし、日本はホント、遅れています。分煙、禁煙になっていない居酒屋さんなどで衣服や髪の毛などについたタバコの臭い…これこそが、次の被害をもたらすというのは…タバコの煙で壁紙がものすごく黄色くなっていることからもわかると思うわけです。そのこともきちんと周知をしつつ、ぜひ、議場の中の空気をクリーンに保ってもらいたいですし、庁舎内についても…少なくとも職員さんたちからタバコの臭いが放たれているようなことはなくしてほしい。「吸う人のマナーお願いします」です。
今日の唐木田駅。いつも穏やかに空気が流れています。そして、今日は「9.11」でした。あまり話題にはなっていませんが…あれは2001年のことだったんですね。時間が過ぎゆく、過ぎ去ることを感じます。