手話で聴く。

秋の空を感じるような一日。今日は聖蹟桜ヶ丘駅の街頭宣伝活動からスタート。しらた議員とご一緒でした。そして、多摩市議会は今日から委員会が順次行われる予定になっているので、私は自宅などで作業をしたり、その他諸々…夕刻からは、中野まで出かけ、中野区の手話サークルの方が主催をされた講演会に参加させていただきました。ゲストスピーカーをつとめられたのが多摩市の方でしたので、いい勉強の機会にもなると思い、足を運んできました。

しかし、やっぱり手話の読み取りはとても難しい。通訳をしてくださる方がいらっしゃるとは言え、なるべくそれに頼らずと思いながら、聴いていたのですが(手話の読み取りなので「見ていた」となるのか?)。時々、単語でわかるもの、あとは話の雰囲気でわかる内容もありましたが、通訳がなければなかなか理解するなんてことは難しい。しかし、一方で、手話=言語…たくさん触れることで習得できることも実感したのでした。外国の言葉でコミュニケーションをとることができると世界が広がると言いますが、手話とも全く同じ。地域の中には手話をコミュニケーション手段として暮らす方々もいらっしゃいますし、外国語は諦めてますが、手話を使えるようになれたらなあと思うものです。

ちなみに、今日の講演会の最後のスライド。テーマは「戦争体験」だったので…「あのような恐怖な体験を通して、もう二度と戦争を起こしてはいけないと強く願望しています。世界の平和は全人類が大切に生きて守っていくべきだと若い人たちにも伝承してください。」。

幼いころに高熱で聴覚を失い、戦争をくぐりぬけて今がある。音が聞こえない方々にとっての戦争。新しい視点でのお話を伺うことができ、これもまた自分にとって新鮮なことでもありました。