閑話休題・・・

20160615

議会は生活環境常任委員会でした。私は今日は友人とランチミーティングへ。みんなが「HAPPY」になれるようなことを企画したい・・・という共通の思いをかたちにできればいいなあと思った次第。海外で事業展開をしている友人に大いに触発されました。それにしても日本人というか、私たちの「くらし方」について考えさせられますね。久しぶりに「ワークライフバランス」という言葉も思い出しました。

「休日の過ごし方」に困っている人も・・・実は多いのではないか?

という指摘には、なるほど・・・と思ったのです。

ところで、ちょっとした打合せで永山公民館のフリースペースに行きましたら・・・・立派な文化財が置いてあったのでびっくりしました(写真)。とてもちゃんとしていると思いましたところ・・・・「多摩焼」でした。いつの頃からここに配置されてあるのだろう・・・・と思ったわけですが、ここに置いてある理由をたずねたくなりました。何か理由があって置いてあると思うのですが。これは多摩市に寄贈されたものなのでしょうか?

あ・・・都知事選ですね。民主主義のコストとは言え、選挙にかかる費用・・・税金・・・ここの費用対効果について議会で指摘する人はいません。しかし、低迷中の投票率の行く末はホント心配。今度の都知事選挙はどうなるでしょうね?それに先んじて実施される参院選挙についても18歳選挙権となり・・・盛り上がるのでしょうか?しかも、夏休み・・・・既にの予定を変更する?・・・・とか考えてしまいます。期日前投票もできるにはできますが。都知事について言えば、「誰がやっても一緒」みたいな雰囲気が流れてしまうことが本当に残念というか、重苦しい空気感です。

いずれにせよ「私たちの選ぶ眼」に・・・すべてかかっていることもまた明らかになりましたね。「選ぶ」って本当に難しいことですね。考えさせられます。

いまどきの学生さんたち。

20160614

ブリリア多摩ニュータウンにも道路アダプトのボランティアが組織され・・・毎週のお手入れ作業、活動が行われています。それ以外にも、遊歩道沿いの育ち盛りのピンピンした雑草を黙々と引っこ抜いておられる方、ほぼほぼ毎日早朝に掃除をし、通勤通学路をきれいにしてくださっておられる方・・いらっしゃいます。「ちょっとでもお役にたちたい」という気持ちがあっても行動にまで結びつけるのは本当に難しい。実践されている方には頭が下がる思いです。

さて、拓殖大学で教鞭をとっている友人の授業にお招きをいただきました。毎年恒例になり、今年で3回目です。ホント・・・いまどきの学生さんには「代返」というのがないのですね。もう死語になっていると思われます。授業に出席をしたら、毎回ショートレポートがあるような感じ・・・こちら出席替わりになっています。学校によっては各個人の所有するタブレットなどから「出席しないとわからないパスワード」を入力させるようなところもあるとか。しかもその場合、校内からでないとアクセスできないような仕組みになっている等など・・・という話も聞いたことがあり、時代はずいぶん変わったなと思うわけです。

それもそのはず・・・すでに・・・本日の講義に出席の大学1年生と私は20歳以上の年齢差!・・・よくよく考えたら娘と彼ら彼女らとの年齢差の方が小さいという・・・「嗚呼!びっくり!」ということで、友人によれば今年入学した大学1年生で「小泉純一郎」を知らない子がいた!・・・と。いわゆる私の大学生の頃にものすごい政治好き、政治オタクという言い方かもしれないけれど、戦後の首相のことにやたら詳しい知人もいましたが、一方で、関心もなければチンプンカンプン。もちろん私もその一人でした。おそらくはそんな感覚かと。「小泉純一郎」は歴史上の人物で・・・昭和50年代なんて、すでに「日本史」の1ページなんですよね。「昭和生まれ」という響きに「旧人類」のような感覚かと。

そんなわけで、いよいよ18歳選挙権。講義の中心は「どうして選挙に行くのだろう?」を考えてもらいながら話を聞いてもらえたらと思ったのですが、さて、学生さんたちの感想はいかに?後ほどまたショートレポートでの意見や感想を届けていただくことになっていて、楽しみにしております。ちなみに「政治学」の授業なんですが、「政治学とは何か?」とか「政治学で何を学ぶべきか?」とか、学生時代にはつきつめて考えることはなかったです。しかし、「政治学」ってよくよく考えると難しいですね。一言で説明できるような説明できないような感があります。「さまざまな価値観や考え方があり、お互いに認め合いながら(妥協し合いながら?)社会の課題をどう解決していくかを考え続ける」・・・その必要性を学ぶことではないか?とか自分なりに言葉を置き換えてみたり。

「学」って難しいですね。とてもとても考え始めると、答えが出ない。

ただ、「学び続けること」で少しでも成長したいというのは誰しもの願いではないかと思います。別に机に座ってじっと勉強したりする・・・ということだけではなく。今日の講義にも某市役所を退職されから・・・入学された方がおられ、「学ぶことへの意欲」を感じさせられました。少子化時代の大学・・・教室の風景も変わってくるかもしれませんね♪

それにしても「いまどきの学生さん」たちは、ある意味とても真面目に勉強していると思いました。感心感心。

本日より委員会です☆

20160613 

今日から定例会は委員会になりました。ここ、順番は変わらずに・・・総務常任委員会、健康福祉常任委員会、生活環境常任委員会そして私の所属する子ども教育常任委員会♪となります。資料を見ていて思ったんですが・・・。何と、私・・・子ども教育常任委員会10年目になります。で、そろそろ別の委員会に移ってほしいと思っておられる行政職員の方・・・少数ではないと感じております。いつまでも居座るつもりもなかったのですが・・・・結果的には?!ということです。

でも、パルテノン多摩について文化・芸術施策を考えたり、図書館本館の移転新築に向けた取組みとか・・・私の関心領域が子ども教育常任委員会で益々議論しなければならないこともあり。まだ、しばらくは「子ども教育族」でいたいなあ・・・個人的には。

 

さて、今日は総務常任委員会に議員提出議案の「非常勤特別職」の報酬の在り方を見直す提案が可決されました。非常勤特別職である選挙管理委員、監査委員、教育委員等など、疾病などにより職務を遂行できず、勤務実態がない場合に報酬支払をどう考えるか?という問題です。現行条例では、業務を行うことが不可能であっても・・・その任についている限りは「月額」にて報酬が支払われ続けるようになっている点を見直すもの。実態に合わせて、報酬を支払えるように、または支払わないようにできるようにするものです。これは杉並区の住民訴訟を発端としていて、昨年やっと最高裁判決が下されたものです。杉並区はもちろん早速に条例の変更を提案して可決しており、他の地区でも既に同様の対応が行われています。でも、多摩地域にはまだ波及していないかな・・・。まあ、いろいろな解釈と言うか見解もあるのかもしれません。

ちなみにこの条例について・・・多摩市でも提出する運びになっていることを市民の方にお話をしたところ「議員さんはどうなの?」と言われてしまいました・・・。これについては今はノーコメント。もちろん「疾病等」の状態にもよると思いますし、ケースバイケースになるとは思うのですが、このあたり、本来は「議員としての職務をどう考えるか?」とする市民から選ばれた議員個々人の考え方にもよるところで、なかなか他からは言いにくい。

 

ってことです。

週末に「人が集まる建築」という本を手に取りました。パルテノン多摩のこと、今度新設しようとする図書館のこと・・・あるいは市庁舎問題など含めても・・・共通することかなと思います。建築のデザインによって「人の集まり」も左右されるとして・・・そんな視点からパルテノン多摩を見ると・・・やっぱり・・・「集まりにくい」感じを醸し出していることは否めませんね。

「ちょっと入ってみたいな・・・・。でも入ったらいけないかな・・・。」と躊躇して・・・とりあえず「大階段を上まで登ってみる」・・・・そして水のある空間を見てちょっとホッとする・・・そんな感じでしょうか?

明日は健康福祉常任委員会です。私は明日は拓殖大学で・・・ゲストスピーカーしてきます。

 

さて・・・「パルテノン多摩」

20160610

これ、とっても多摩市らしい写真で、とても気に入っていて・・・これだけは残してもらいたいと思うほど大好き。かつての「もえるゴミ」「もえないゴミ」の・・・いわゆる’ごみばこ’として設置してあったものにツツジが植えてあるのです☆

「どうしてゴミ箱が設置されないの?」って尋ねられた子どもに解説するときに、とっても私・・・説明しやすくて大好きなアイテムです♪

 

ということで、今日は総務、生活環境、子ども教育常任委員会の合同審査でした。健康福祉常任委員会のメンバー以外が揃っての質疑ということで、今までにはない取組みで、どんな風になるのだろう・・とか思っていました。・・・・時間制限がない全員協議会みたいでした。いろいろな観点から意見がだされていたなとも思ったりしますが、やっぱり私のこだわりとしては「運営のありかた」にあるので、それを中心に質問。一般質問でできなかった細かいところの補足がてら・・・でした。時間制限がないっていいなって思ったりしました。

私が最も懸念しているのは、いざ大規模改修を終えた後の運営のこと。議会の中では「施設は新しくなっても、運営の仕方については’昭和’のままでは困る」としつこく申し上げているのでした。今日は今回、大規模改修の基本計画、基本設計の事業者が提案していることについて、どのくらい受け止めるつもりがあるのかを聞いたわけでした。なぜなら、選ばれた事業者はすばらしいんです!市民参画で建設された「茅野市民館」を市民や行政とともにつくりあげた実績のある事業者!・・・それだけに、私はかなりの注目と期待を寄せています。

何に・・・?

もちろん「市民参加の手法!」☆

 

・・・いかに市民と一緒に考えていくのか、なおかつ、大規模改修後の運営に関しても「管理運営計画」についても視点が及び、市民と一緒に策定したいという提案!これこそ、パルテノン多摩存続のカギを握るところだと考えています。

なので、この提案をしっかり受け止めてほしいと思っています。「多摩市って、意識はあっても知識と行動力がない!」って市民から指摘をされて、個人的にもかなりショック!先日の一般質問で「市民参加の必要性とか、一応認識しているみたいだけれど、でもそれをやれるかどうかは別だよ。だからちゃんと確認しなきゃ!」と言われたのでした・・・・私は行政が「真摯に取り組む」と言ったことについては、当然そうなるだろうと信用するしかない・・・というか信用もしたいし、そうあってほしいと強く願っているのですが、市民は意外と冷静に捉えているとすると・・・「知識と行動力がない」という批判が決して当たらないとも言えないのですね。行政は相当に信頼されていないだなと言うこと、そしてその認識が決して的外れではない市民感覚だとすると、それをどうにか挽回したいし、そのために奮闘してもらわねばならないのです。

パルテノン多摩を良くしたいと考えるためのデザイン、発展させていくための市民参加の手法には着実、確実なるな取組み、道筋をつくってもらわなければ困るのです。

とはいえ、実は、基本設計に携わった事業者が実施設計を継続できないという契約のルールになっていて、現段階では既に、基本設計を担当する事業者と実施設計と工事を実際に担当するであろう事業者は別々になることは明らか。そこで、私としては、今回の基本計画、基本設計で得た市民参加を大規模改修後の運営にまでつなげて

さあ、今後どうなるかわからないですが、今日の段階では「必要な対応はしていくし、そのために必要な予算は確保していきたい」との答弁が得られたのは良かったかな。ただし、担当所管の認識なので、その後どうなっていくのかしら?・・・とは思っております。

ついでに、もう一つ気になっていることについてだけ取り上げました。「自動演奏楽器」・・・確認したところ購入するのに「約4億円」かけているそう。しかし、修理をするにもかなり大変な骨董品、修理できる職人さんも先細りになっているそうですし・・・修理するための材料などを揃えるだけでも大変とか・・・・オルゴールをコレクションしている方々がいらっしゃれば、お譲りしたいなあって個人的には思っているモノなんですが、しかし、メンテナンスのことを考えるだけで、そんなに簡単に引き取り手がいなさそうなシロモノとも噂・・・・。

とは言え、これらをどうするかもきちんと考えていく必要があります。あわせて、今日は会議の時間の関係もあり、発言控えたことなんですが・・・かつて「ミラクルラボ」という場所があり、顕微鏡等など備品や機材が置いてありました。それらは今どうなっているのでしょう?・・・行方が気になります。きっと、どこか倉庫に眠らせているに違いないのです。

まだまだ気になることたくさんあります。戦艦ヤマトだという方もおられます。言い得て妙です。すごいものをつくっても・・・宝の持ち腐れどころか、多くの市民を巻き込んで、そのままフェードアウト・・・・みたいになる恐れと危惧。多額の税金をかけていくこと、そしてまた、運営についても一定のお金はかかり続けていくのですから・・・・。そのことを踏まえ、長期的な視点に立って・・・ホントに、多摩センターどうしていくのか?この街の発展をどう考えるのか?その上で「パルテノン多摩」という存在を改めて議論していかなければいけないと考えています。それにしても私ってホント、しつこい・・・って思いました。何度も同じことを確認しないと気が済まないというか、「念には念を」デス。

出かけるときに、鍵を閉めて、閉まっていることを確認したのに・・・しばらくたってから、もう一回、確認しに玄関先まで戻る・・・みたいな感じですね。私、こういうことが何度もあるので。

とかく私の願いと思い・・・後世から「パルテノン多摩を残されて、大迷惑!」って言われたくない・・・ここの一点に尽きるかも。なので、私たちが負っている責任の重大さを、みんなで分かち合えるようにしていきたいと考えます。行政だって、議会だって・・・無責任な存在・・・こうやって市民に言われないパフォーマンスを発揮できるよう・・・・いろんな過去の経過はあったとしても、乗り越えていかなければならでしょう。パルテノン多摩がもともといらなかったとか、自動演奏楽器は無駄遣いだったとか・・・言っても始まらないというか・・・要するに現実をしっかりと見つめ、受け入れるところから、前向きな議論を始めたいと考えています。

パルテノン多摩の基本計画と基本設計の策定を進める中心になる委員会は7名で構成され、市民公募の枠は5名です。でも、策定委員会以外でもワークショップなどを実施しながら多くの市民の方を巻き込んでいきたいとの考えをどんな風に具現化していくか・・・ご注目下さい。そしてまた、ぜひ、市民の皆さんにも参加してほしい・・・参加の輪が広がっていくといいなと考えています!こんな時こそ、批判意見、反対意見が重要なので、個別にもお寄せくださるとうれしいです!

6月定例会 補正予算全会一致可決。

20160609

本会議でした。今日議決した主なものは補正予算、教育委員、人権擁護委員の選任にあたっての同意、小学校大規模改修について契約金額の変更・・・など(こちら本日の議事日程)。補正予算ではマイナンバーカードの発行に対する増額、学童クラブ待機児解消のために多摩第一小学校学童クラブに新たに45人定員の第三学童を新設のための工事費、「道徳」の教科化に向けた準備予算・・・などが主な内容。

学童クラブについては、多摩中学校のクラブハウスを改修し、もう一度「学童クラブ」として活用することになりました。かなり傷んでいるので、手を入れるということ。今回は工事費しか計上されておらず、運営に必要な備品、あるいは開所に向けた準備のための「運営準備委託」の予算などはどうするのかしら?・・・・と思っておりましたが、後から聞いたところ、9月補正予算の中で対応していくことになるようです。

保育園の待機児が増える・・・ということは、学童クラブだって待機児は増えるの当たり前ですね。多摩市も「学童クラブの質」を守りつつ、待機児解消のために対応していく方向はありつつも、「お金との相談」はやはり付きまといますね。学童クラブの運営にあたっては、「都型学童」として都が示す一定の条件をクリアしたうえで、都補助金を充てこむことをしています。そのため、どうしてもその運営にあたっては、「東京都の決めた枠」の範囲内であることが求められるため、弾力的な運営が厳しくなっている面もあります。例えば、土日や夏休みなど長期休暇中に出席者が少ない場合などだけ利用できるようにするなど、長期休暇などに悩んでいる保護者が多いので配慮がしにくかったりするのです。

・・・・「東京都が決めた枠」から外れれば、いいのでは?・・・・そうすれば、弾力的な運営が可能になり、待機児問題も解消できるのでは?・・・という意見もありますが、そうなった場合には「補助金はもらわない」との判断も伴うことになり、痛し痒しと言う事態にもなるわけです。

そこで、子ども教育常任委員会には「学校の長期休業中だけでも学童クラブを利用できるようにしてほしい」と保護者からの切実な声も多数届いていることから、東京都に対し、「都型学童」として示されている運営基準について緊急対応としてでも、基準緩和してもらえないものか?…と5月末に要望書を出しました。ちなみに、この要望書はかなりイレギュラーな存在。とかく目の前に迫る夏休みにも都が前向きな回答を出してくれると助かると判断し、本来であれば、定例会での議決をするのが正式なのかもしれませんが、委員会全員の合意のもと(すべての会派に所属している議員がいるため)で作成し、地元のこいそ明都議を通じて提出したのでした。委員長と副委員長が都議の事務所に足を運び、お願いをするという・・・・きわめて珍しい対応になってます。タイミングって大切ですね。定例会で正式な手続きを経て・・・なんてやっていると、時機を逸してしまう可能性も大きいわけですから。私たちの提出した要望書が功を奏するかどうかはわかりませんが、委員会としてもできるだけの動きをし、学童クラブの待機児問題に少しでも解決の糸口を見出したいともがいております。

市民の方から寄せられるさまざまな課題について、即解決・・・となれば「頼れる議会」として株が上がるのかもしれませんが、財政的なことをはじめとして、一つ一つの段取りや手続きも求められ、即効性に欠ける・・・機動力がない・・・と叱られること、ガッカリされてしまうこともたくさんあります。でも、イレギュラーな要望書を作成するような動きをつくれる多摩市議会は他の議会から見るとかなり珍しいのではないかと思います。「政党や会派の壁をクリア」していることがレアではないかと。本来なら、「我が政党が・・・」とか「我が会派が・・・」になるのが普通でしょう。こうした取組みができることが、多摩市議会ならでは!って私は客観的評価ができると考えています。

さて、市役所の受付・・・今週の華道連盟の方のお花です(今日の写真)。ありがたいですね。今月末には、華道連盟の方にもご協力をいただく大好評企画・・・「いけ花と土器のコラボ」、旧富沢家での展示が行われます。「いけ花と土器のふれあい展」。お時間あれば、ぜひ!一見の価値ありです♪

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6月定例会 一般質問終わる。

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市議会定例会は一般質問が終了しています。他公務が重なったとのことで、本日は休会。少しホッとしてひと段落。新年度が始まったばかりなので、補正予算、提出予定議案なども論争を巻き起こしそうなものは含まれておりません。ただ、10日金曜日に総務、生活環境、子ども教育常任委員会が合同で開催されます。それぞれの委員会で所管調査事項として「パルテノン多摩」に関わり、今年度末までにかけた調査を実施することになっているのですが、委員会ごとに関係職員が出席するのもなかなか大変という配慮から?合同にするようです。

それなら、「特別委員会」を設置してしまえば、話早そうなのに・・・。合同で開催する委員会がどんな運びになっているのか、いまいちイメージができません。

さて、一般質問が終了しました。5日目に渡辺議員と向井議員が「多摩市の農」に関する質問。「農業を守る」・・・という視点。決して否定するものではなく、私も大切なことだなと思いますが、とは言え・・・私が土を触り、作物を育てていけるか?・・・と尋ねられると自信がありません。議長の萩原さんは、今も公務の合間でご自身の畑を守っておられるわけですが、しかし、農業だけで生計が成り立つものではないと伺っています。私としては地産地消で、多摩市の農地を守るためにとりあえず「食べ」て支援するので精一杯。

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なので、ポンテで顔の見える野菜を購入。こちらの’きゅうり’はもちろん議長の畑からとれたもの。まっすぐじゃなくて、ちょっと歪んだり、多少の傷もご愛嬌。ポンテの野菜でも一番顔が見えているのが「萩原重治」議長♪・・・娘も「萩原重治」産を選んでおります(笑)

そう・・・昨年、最高裁で、行政委員が長期間職務を遂行できない場合に報酬を支給し続けることが違法であり・無効だという趣旨の判決が下されています。それに基づいて、各自治体では条例の見直しを進んでいます。多摩市でも議員提案で条例の改正をしようということになっているので、明日は提案説明するようです。遠藤ちひろ議員が中心になって、まとめあげたものなんですが・・・会派の代表者ということで、私が提案者になっているということで・・・。

梅雨の合間によく晴れて、洗濯物がすっきり渇いてラッキーな一日でした♪

6月定例会 一般質問4日目

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先週末に引き続いて、多摩市議会は定例会4日目です。パルテノン多摩・・・今日も多摩センター活性化の観点から、あるいは、大規模改修に関する質問が続きました。注目されるのはいいことですね。せっかくの週末に、私・・・パルテノン多摩に行ってみました。なぜなら、我が家ではここのところパルテノン多摩が会話に上っているわけで・・・・娘が「キッズ・ファクトリーに行きたい」とリクエストしたからです。キッズ・ファクトリーはまだまだ知られる存在とは言えませんが、地味に頑張っている事業。PRすると足を運ぶ人も増えるのではないかと思ったりしますが、多摩中央公園では多くの子どもが遊んでいても、そのうち、半分以上の子どもたちはこの場所の存在を知らないと思われます。建物の中、なおかつわかりにくく、光が差し込んで、風通しの良い場所ではないため、PRしにくいことは確か。でも、「だから、集客力がない」・・・とイコールにして決めつけるのはよろしくないと思っています。

でも、大規模改修をするなら、中央公園からパルテノン多摩の建物を見た時、今のような「荘厳さ」ではなく、動きが欲しいですね。公園からのアプローチについては、今回の改修にあたっての一つのポイントになっているのですが、やはり動き、「何かやっているみたい」・・・なおかつ「誰でも参加できそうだ」というような雰囲気を放って、「ちょっと行ってみよう!」ってなるとよいなあと思うわけです。

おそらく、そうなって、もっとたくさんの人が来るようになると「キッズ・ファクトリー」のメニューもさらに良くなると思います。いずれにせよ、「公共ホール(パルテノン多摩はホールだけではないけれど)の雰囲気は働く人の雰囲気がつくる」とも言われます。ま、これは公共ホールに限らず、市役所の雰囲気などもそうだと思っているのですが・・・しかし、パルテノン多摩の場合にはそもそも「どこにココで働いている人がいるの?」かもよくわからない。1階(地下)に事務室があるのですが、これまた、場所的にも「薄暗い」感があり、「明るい雰囲気を放つ」というよりは、「近づきがたさ」の方が先立ちますね。ここもまた、明るくしてほしいものです。

 

ということで、一般質問も類似テーマが相次ぐというのは良きことですね。なぜなら、部長や副市長や、市長の答弁も練られていく感じがします。パルテノン多摩の必要性についても、今日は私の質問の時よりも、「わかりやすく答弁されていた」ような気がしたのは私も落ち着いて答弁に耳を傾けていたからかな。でも、パルテノン多摩については「市民の文化芸術の振興」のみならず、「都市政策(多摩センターの活性化)をどうしていくのか?」という観点での位置づけを明確化し、確認できているような気がします。仮にも、パルテノン多摩を廃止すべきと主張する議員は「都市政策をどうしていくのか?」という観点から、パルテノン多摩をなくしたときの別の政策を提案できなければ、今のところ説得力は持てないでしょう。今の状態は、決して市民に説明できるような状況とは言えない。だからこそ、今から挽回しないと。私はパルテノン多摩は「ニュータウン再生のシンボル」だと思います・・・というよりか「ニュータウン再生のシンボルにするため」に、これから力を注いでいくのだと考えております。

 

市政の活動は幅広い。ある程度テーマを絞りながら、一般質問していかないと・・・中途半端になってしまうということで・・・「特定分野」のことばかり取り上げてきている私・・・・ここに「芸術文化の振興」と「パルテノン多摩」のことを追加しないといけないわ♪・・・・ということで、次の定例会に向けたテーマでも「パルテノン多摩」のことを取り上げるために、さらなる調査をスタートさせます!

6月定例会 一般質問3日目♪

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これ!・・・デス。アートマンのてぬぐい‛多摩センター’・・・多摩の夜空に輝く光。素敵です。本日の一般質問、再質問の冒頭で議場で披露しました。私、これを見つけ、「やっぱり、多摩センターのシンボルとしてパルテノン多摩を残したい」って思いました。でも、そのために整えなければいけない諸条件がいくつかあり、今日はそのこと中心に訴えたつもりです。「ハコが生まれ変わったとしても、ナカミが生まれ変わらず」・・・という状況だけは避けたい。施設設備の大規模改修をするとともに、運営についてももっと真剣に考えてほしいって伝えました。今まで「パルテノン多摩は何を実現する場所であるのか?そのためにどんな事業を展開していくべきなのか?」みたいなことはあまり議論されてなかった気がします。議会でもパルテノン多摩に投じられる毎年の予算のことが問題にはなっても、パルテノン多摩が担う「多摩市の文化行政って何ぞや?」みたいな、ある意味、謎解き合戦みたいな、明快な答えを出しにくいような議論ってなされていなかったと感じます。でも、本来・・・その議論があってこそ、パルテノン多摩の存在が生きたものになっていくんです。決して、その議論を置き去りにしようとか、避けて通ろうとしたわけではないけれど、でも、肝心なところ、根本的なところの議論をする機会・・・議会も作っていなかったな・・・って、過去を振り返り、行政だけを責めてはいけないということを特に強調したのだけど・・・伝わったかなあ。

「公共ホールの再生は、ハードにかかるコストだけでなく、どのような運営をするのか、その結果に’成果’として生み出される社会としてどのような社会実現を目指すのかを、議論されていかねばならない。」

私の尊敬する先輩から教えていただいたことです。この一言に最後、たどりついて締めくくったのですが、ちゃんと届く言葉で発することができていたかなあ・・・・。

それにしても、市長が最後に熱を込め答弁をしてくださったのですが、その中で、立教大学の社会デザイン研究所で実施している講座(公共ホールのつくり方と動かし方を学ぶ)「報告書」に言及が・・・・。実は私も同じ報告書を読んでおりました。そして、市職員がこの講座に参加し、報告書内にも執筆していることを知っておりました。しかし、まさかそのことが披露されるとは思っておりませんでした。なななな・・・なんと!職員の個人氏名まで上げて議場で紹介するとは!・・・「ええっ!」・・・思わず苦笑いしてしまいました。でも、市長はきっと、業務外時間にあっても意欲的、そしてまた情熱をもって仕事に従事している職員が存在しているんだ!って言いたかったんだと思います。そんな熱意ある職員さんが、まだまだ他にもいると思うんです。っていうか、実際にいます。頑張っている職員の存在を後押しできるような、そして一緒に頑張っていきたいですね。行政も議会も「市民のくらし」とか「まちの発展」のために汗をかくのが仕事だから。

それんにしても、ぶつかっている課題の一つひとつに「最適な解」を見つけていくために、やっぱり日々勉強しなければいけないですね。職員もそうですが、もちろん議員も。パルテノン多摩をどうするかについて・・・議論するためにも私も情報をもっともっと増やさないといけないと感じています。

 

何はともあれ、とにかく、終わり良ければ全て良し・・・いや、終わってしまえば全て良し?!市役所の駐車場で見上げた空に向けて深呼吸しました。その清々しさ!すっきりした気分にて週末を迎えられる幸せ。

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6月定例会 一般質問2日目

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今日も一般質問です・・・でも明日の自分の一般質問の準備やらで、かなり頭の中がいっぱいです。昨日のパルテノン多摩に対するやりとりを聞いていて、ホント・・・物足りなかったのですが、やっぱりその理由をずっと探していて、自分なりには謎解きができた感じ。結局、多摩市には文化行政がないんだな・・・っていうか、文化芸術の振興をきちんと担保するというか後押しするような条例もないし、計画もないし・・・という状況が分かってきたので、そのことを改めて明日の質問で指摘するつもりです♪・・・・とブログで事前通告しておこ。

今日は、橋本由美子さんの質問に興味津々だったのですが、「貧困」「格差」と子どもの育ちを保障するためのセーフティネットの問題について、指摘事項がとても的確。入学準備金が入学前に支給されていない実態、児童手当などについてもまとめて払いではなく毎月払いにするのが基本ではないかという指摘から、中学生の場合には金銭的な余裕がないため部活動を諦めざるを得ない子どもたちへのフォローの問題、給付型の奨学金の必要性等・・・どれをとっても、多摩市だけで解決できるとは言い難い問題もありますが、一つ一つの困難さが目に浮かび、ホント何とかしたい・・・という気持ちが湧いてしまいました。多摩市の財政力ではいかんともしがく。橋本さんは地方自治体としては子どもたちの実態をきちんと国にも訴え、支援策の拡充を求めるべき・・・との趣旨で若干政党色が見え隠れしつつの発言、時折「共産党は」と議事録に残すためなのか、主語になっているところにはツッコミを入れたくなりつつも、どれも頷けるものばかりでした。

そんなことで、京王アートマンのオリジナル手ぬぐいがとても素敵なのです♪明日、詳細はご紹介します♪

6月定例会開会です♪

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今日から定例会がはじまりました。殺風景な議場には議長のはからいにより、お花が飾られております♪

さて、多摩市議会の場合は、開会初日から一般質問がはじまりますので、今日は4名が質問にたちました。同じ会派の折戸さんは会派視察で行った香川県の「小児生活習慣病対策」を踏まえて、教育委員会の考えを質し、遠藤ちひろさんもまた会派視察で行った岐阜県可児市の「ala」から学んできたことをもとに私の一般質問とも重なる視点で「パルテノン多摩」のことを質問しました。視察調査をした成果を、こうして議場で活かすことって大切ですね。マスコミをにぎわしている「政治とカネ」の問題に、私たちまで巻き込まれるというか、「議員の視察などろくでもない」などと言われるトバッチリ・・・・真面目に調査活動をしているのに、「同類」に見られてしまい、同じように批判されてしまうのはとても残念なので。

ということで、「パルテノン多摩」の質問やりとりを聞いていてつくづく感じさせられたこと。「当事者意識」って何かなあ・・・って。明後日質問するにあたっての通告書に

1274号のたま広報では「時代の要請に応えられる新しい公共ホールとして」「より多くの市民に使われるよう」「多摩センターの発展にも引き続き寄与できるよう」さらには「そのような施設にするために重要な『運営』の在り方についても」・・・「私たちの次の世代がまた、文化の賑わいの中心として使っていくことができる」「愛される施設を目指して」・・・「より市民に親しめられる魅力ある空間に」などと言葉が躍っていますが、「パルテノン多摩」の価値について、「ハコ」の大きさ以外で、市民にその存在感を示してきれているとは言い難い状況がある限り、どんな言葉を並べたてても、市民の心に響いていかないのではないでしょうか?

 って書いてみたのですが、パルテノン多摩の大規模改修プロジェクト・・・市民は「わくわく」できないのですよね。また無駄遣いを重ねるのか・・・という厳しく冷たい視線が寄せられてしまうことをもっと自覚しないといけない。そして、なぜ、そうなっているのかを分析したうえで、大規模改修後につなげていく必要があるのになあと。

ちひろさんは「パルテノン多摩の経営哲学・理念が全く見えない」と指摘をし、私も同感。ちひろさん、かなり頑張って突っ込んでいたのに、その答弁は「他人事」になっていて、「魂の入った言葉」になっていなかったのは本当に残念。これでは市民にはさらに伝わらない・・・・・。担当部長は今回の大規模改修について「基本計画、基本設計策定」の予算執行が認められて胸をなでおろして、それで終わっちゃったのかな・・・・。

パルテノン多摩が何のために存在しているのか?・・・これが私の質問のテーマなんですが、芸術文化の振興?多摩センターの活性化?・・・・それって、今でも全部パルテノン多摩は一応やっていますよ!・・・って思います。一体何が足りなくて、もっと何が必要なんでしょう?少しでも明らかにできたらいいなと思います。