6月定例会開会です♪

20160601

今日から定例会がはじまりました。殺風景な議場には議長のはからいにより、お花が飾られております♪

さて、多摩市議会の場合は、開会初日から一般質問がはじまりますので、今日は4名が質問にたちました。同じ会派の折戸さんは会派視察で行った香川県の「小児生活習慣病対策」を踏まえて、教育委員会の考えを質し、遠藤ちひろさんもまた会派視察で行った岐阜県可児市の「ala」から学んできたことをもとに私の一般質問とも重なる視点で「パルテノン多摩」のことを質問しました。視察調査をした成果を、こうして議場で活かすことって大切ですね。マスコミをにぎわしている「政治とカネ」の問題に、私たちまで巻き込まれるというか、「議員の視察などろくでもない」などと言われるトバッチリ・・・・真面目に調査活動をしているのに、「同類」に見られてしまい、同じように批判されてしまうのはとても残念なので。

ということで、「パルテノン多摩」の質問やりとりを聞いていてつくづく感じさせられたこと。「当事者意識」って何かなあ・・・って。明後日質問するにあたっての通告書に

1274号のたま広報では「時代の要請に応えられる新しい公共ホールとして」「より多くの市民に使われるよう」「多摩センターの発展にも引き続き寄与できるよう」さらには「そのような施設にするために重要な『運営』の在り方についても」・・・「私たちの次の世代がまた、文化の賑わいの中心として使っていくことができる」「愛される施設を目指して」・・・「より市民に親しめられる魅力ある空間に」などと言葉が躍っていますが、「パルテノン多摩」の価値について、「ハコ」の大きさ以外で、市民にその存在感を示してきれているとは言い難い状況がある限り、どんな言葉を並べたてても、市民の心に響いていかないのではないでしょうか?

 って書いてみたのですが、パルテノン多摩の大規模改修プロジェクト・・・市民は「わくわく」できないのですよね。また無駄遣いを重ねるのか・・・という厳しく冷たい視線が寄せられてしまうことをもっと自覚しないといけない。そして、なぜ、そうなっているのかを分析したうえで、大規模改修後につなげていく必要があるのになあと。

ちひろさんは「パルテノン多摩の経営哲学・理念が全く見えない」と指摘をし、私も同感。ちひろさん、かなり頑張って突っ込んでいたのに、その答弁は「他人事」になっていて、「魂の入った言葉」になっていなかったのは本当に残念。これでは市民にはさらに伝わらない・・・・・。担当部長は今回の大規模改修について「基本計画、基本設計策定」の予算執行が認められて胸をなでおろして、それで終わっちゃったのかな・・・・。

パルテノン多摩が何のために存在しているのか?・・・これが私の質問のテーマなんですが、芸術文化の振興?多摩センターの活性化?・・・・それって、今でも全部パルテノン多摩は一応やっていますよ!・・・って思います。一体何が足りなくて、もっと何が必要なんでしょう?少しでも明らかにできたらいいなと思います。