一般質問2日目の今日は遠藤ちひろさんからスタート。職員不祥事について取り上げていたけれど、医師の診断書を偽造していたなんて想像を超えるというか、信じられないような事態には言葉も出ないほど。ちひろ市議はメンタル疾患を抱えている職員が多くなっていること、一定期間の休暇を終えた後の職場復帰のことについて尋ねていましたが、メンタルの問題は職場だけが原因であるとも限らないのが難しく、周辺にある悩みをも丸ごと受け止めていかねばならないケースもあり複雑。民間企業とは異なり、解雇されることがないためにメンタル疾患を抱える職員割合も多いのではないか?というのが、ちひろ市議の指摘で、そこはもしかすると外れてはいないかなと思ったりしました。この類の問題は、改善提案を議会から出せたとしてもそれ止まり。昨年に発覚した生活保護業務担当職員の保護費不正支給問題についても、あれこれと原因究明の第三者委員会を開き、その後の改善提案もいくつかあったとは言え、その内容に沿って組織を動かしていく体制・・・そこには「人」の問題があるため、やっぱり議会がどうこうして云々・・・・とまではいかないのかなとも。
さて、今日はちひろ市議以外はみな新人議員さんでしたので、新鮮に質問やり取りをきいておりました。岩崎みなこ議員は「CAP」のことをとりあげておられました。CAP=子どもへの暴力防止プログラムのこと。子ども目線で考えることをついつい忘れがちになってしまう社会・・・教育でさえも「本当に子どもたちの目線でいろいろなことを考えているの?」と言いたくなるような場面も多い今日この頃・・・CAPは子どもプログラムと大人プログラムに分かれていて、多摩市内の学校などでも取り組むところも多かったですね。でも、一時的なブームだったとは思いませんが、予算との関係もあり、後が続かず今に至っている・・・・のが現状ではないかと思っています。久しぶりに私も「CAP」のことを思い出したような感もありますが、子どもたちが自分自身を守ることの大切さを理解することは相手を大切にすることにもつながっていくため、改めてその必要性を見つめ直してみたいですね。
新人議員さんの発言には「なるほど」と思わされるものもあり、丁寧に地域からの課題を取り上げておられる方もあり・・・・「ニュータウン再生には、ぜひ道の駅!」と力強く発言されていた渡辺しんじ議員には圧倒されてしまいました。ニュータウン再生会議が提案している事項の一つに「道の駅」の構想もあったやに記憶していますが、そこを後押しする声としてはかなり大きい!・・・と感じたのは私だけではなかったはず。また、飯島ふみひこ議員は淡々とした語りにて、ご自身もPTA会長として取組みを進めてこられた第二小学校建替え問題などにつき確認をされていました。
私が新人で一番最初の質問をした時、・・・・父親と同い年くらいの団塊世代の部長さんたちが口にしている言葉が全く理解できず、「日本語通じない」という印象を持ったことを今でも忘れないのですが・・・新人議員の皆さんは落ち着いてきちんと会話のやりとりが成立していて、何だか尊敬してしまいます。
先日伺った拓殖大学の授業でいただいた感想にコメントをつけ終わりました・・・今回は約100枚近くあったtので、ちょっと大変でしたが・・・・「選挙にだけは行かなくちゃ。」「投票に行かなくちゃ。」と思ってくれた学生さんたちがとても多くてうれしく思いました。自分の一般質問についても準備を進めないと~・・・・。
よい週末を!