6月定例会開会 本会議(一般質問)

20150610 

定例会が始まりました。改選後ということもあり(?)、傍聴者も多く、リスタートした市議会への注目を感じました。議事進行はもちろんこれまでどおりに粛々と進みます。議事に先立ち、管理職に昇格された(課長さん)職員の皆さんの紹介がありました。その顔ぶれに女性がいるとやっぱりうれしくなるというのは不思議なものです。

さて、多摩市議会は開会して行政報告などを終えたらすぐに一般質問が始まります。ちなにに一般質問は今日から始まり、17日は休会なので、18日までの5日間となっています。なんと・・・いずれの日もトップバッターが改革みらいに所属をしている議員という巡りあわせ。そして本日トップは増田さんでした。明日は遠藤ちひろさん。私は最後の最後ですが・・・。

やはり、今回は新人議員の方の発言が楽しみですね。今日は伊地知さんがマイナンバーのこと、航空騒音からオスプレイ問題について質問されていました。一般質問のテーマとしてはなかなか難しい内容ですね。多摩市が判断して云々・・・とできる問題ではないのですが、現状を丁寧に確認しながら発言されていました。マイナンバーについては、それにしても一体どうなっていくのでしょう?広報にも力を入れているようですが、来年の1月から利用が始まっていくとは言え、宣伝ほどには知られていないような感じもあります。プライバシーの保護の問題含めて、情報システム関係のことは素人目ではどうなっているのかも難しすぎてわからないし・・・「プライバシーをちゃんと守る」ために、一体何をどうしていけばいいのか技術的なことをちゃんと理解して、システム導入して、運用もしていく・・・高度な専門知識がなければ対応できない分野でもあるなと感じています。職員にこの分野の専門家がいなければ、事業者の言いなりになってしまいそうにも思います。多摩市では以前、「IT参与」という立場で人材を迎え入れたことがありますが、その方のおかげでシステム関連費用をずいぶんと抑えることができたと聞いたこともあります。事業者から示されている金額内容の妥当性とか・・・・やっぱりその道の人にしかわからないこともあるのでしょうね。システムと言うのは導入にも費用がかかりますが、その後の維持管理、保守点検、データ更新作業と膨大な費用が掛かっていき・・・確かにデータ化することのメリットも大きいわけですが、メリットばかりを強調しすぎるのもどうかなと思うこともしばしば。私はアナログも結構好きです。

今日は議会が終わってから、地域で活動している同世代の皆さんとお会いする機会を得ました。「みんな多摩市が好きなんだなあ」という思いにも触れることができ、多摩市出身で、多摩市のために何かしたいなあという思いを持っていて・・・うれしいひとときでした。私たちの世代が、それぞれに蓄えてきた力を地域で発揮していく道筋をもっとつくっていきたいものです。それにしても・・・・多摩市の’みどり’について、「昔はちょうどいい感じだった木が育ち過ぎているし、ツルが巻き付いていたりして、’アマゾン’みたいだ」と表現されていたのが、言い得て妙で笑ってしまいました。確かに最近、ますますみどりが濃くなってきましたね。マイナスイオンがたっぷりと放出されているようにも思えて、それはそれでいいのですが・・・。

明日も市議会本会議は一般質問です。