6月定例会本会議(一般質問3日目)

20150615

今日は改革みらいの新人、藤條さんの「自転車のまち宣言!」を市長に提案する質問からスタート。続く、大野さんの質問は先日の沖縄視察の内容も紹介しながらの多摩市の一角にある「米軍サービス補助施設」のこと。写真は、宜野湾市役所の屋上から眺めた普天間基地。金網、塀の向こう側・・・・そうそう立ち入れるものではない場所。でも、場合によっては司令官の判断によって、入場が許可されると聞き、特に「文化財調査」についてはかなり協力的だと。歴史や文化を大切にしていくこと、そのための調査なら許可が下りるというのは意外なこと。「環境調査」ではなかなか認めてもらえないという話・・・・。

目を転じて、多摩市そして稲城市にある「米軍サービス補助施設」ですが、多摩市では日米親善ゴルフ、子どもゴルフ教室、そして多摩弾薬庫での青少年キャンプ(これは私の子ども時代からやっていて、申込書が学校を通じて配布されていた記憶あり)で使わせていただいている?そう。大野さんによれば、稲城市では「自然散策」という催しがあるそうで、多摩市でも実施してはどうか?という提案でした。あの場所は、’多摩弾薬庫’=多摩火工敞で、平和展でも毎年展示されているように戦争遺跡のひとつ。私が議員になった頃は年に一度くらい、立ち入りを許されて、中を散策したことがあるのですが、「9.11」があって以来、厳重になってしまい、見学もできなくなってしまったような気がします。稲城市では継続して自然散策をしているようなので、多摩市でも自然散策とともに歴史を学ぶ催しを復活(?)できないものかと思いますね。司令官の判断と裁量に委ねられている・・・と宜野湾市で聴いてきたことを思えば、きっと市長の交渉によりけりで、何とか実現できるのかもしれません。

さて、ここのところ市長が答弁に出てくる回数はとても少なくて残念。もちろん第一答弁にはたちますが、再質問などで市長が堂々と答弁してくれる姿あってこそなのになあ・・・・どこかなにか遠慮があるのか、セーブしてしまっているのか・・・・とある議員に対して、市長自らが「部長が答弁をしていても、私が答弁しているのと同じですから。」っていう趣旨の答弁をされていた気もするのですが・・・・「それはそうだし、もちろん、その通りなんだけれど・・・・」と苦笑いするしかありません。まあ、市長は重たい存在なため、「最終兵器」的な存在として答弁をとっておくのかもしれませんね。ここぞ!ってところでの市長のお出まし・・・みたいな感じで。でも、市民は市長の声を聴きたいなあって思っているんです。

明日も一般質問が続きます。まだまだ私の出番までは長すぎて・・・・。集中力がプツンと切れながら、担当者と答弁調整などしているところです。答弁調整というよりは、質問で何を言いたいかを伝えているだけで、何の調整にもなっていないのが実情ですが。なぜなら、今回の質問はどっちかといえば「監視型」の質問になっていて、行政にしてみれば「あなたに言われたくない!」って感じなんだろうなあと思うため。