手話で聴く。

秋の空を感じるような一日。今日は聖蹟桜ヶ丘駅の街頭宣伝活動からスタート。しらた議員とご一緒でした。そして、多摩市議会は今日から委員会が順次行われる予定になっているので、私は自宅などで作業をしたり、その他諸々…夕刻からは、中野まで出かけ、中野区の手話サークルの方が主催をされた講演会に参加させていただきました。ゲストスピーカーをつとめられたのが多摩市の方でしたので、いい勉強の機会にもなると思い、足を運んできました。

しかし、やっぱり手話の読み取りはとても難しい。通訳をしてくださる方がいらっしゃるとは言え、なるべくそれに頼らずと思いながら、聴いていたのですが(手話の読み取りなので「見ていた」となるのか?)。時々、単語でわかるもの、あとは話の雰囲気でわかる内容もありましたが、通訳がなければなかなか理解するなんてことは難しい。しかし、一方で、手話=言語…たくさん触れることで習得できることも実感したのでした。外国の言葉でコミュニケーションをとることができると世界が広がると言いますが、手話とも全く同じ。地域の中には手話をコミュニケーション手段として暮らす方々もいらっしゃいますし、外国語は諦めてますが、手話を使えるようになれたらなあと思うものです。

ちなみに、今日の講演会の最後のスライド。テーマは「戦争体験」だったので…「あのような恐怖な体験を通して、もう二度と戦争を起こしてはいけないと強く願望しています。世界の平和は全人類が大切に生きて守っていくべきだと若い人たちにも伝承してください。」。

幼いころに高熱で聴覚を失い、戦争をくぐりぬけて今がある。音が聞こえない方々にとっての戦争。新しい視点でのお話を伺うことができ、これもまた自分にとって新鮮なことでもありました。

 

9月議会 補正予算は全会一致で可決。

教育現場で取り残されている子どもたちの存在が気になっています。「ケーキの切れない非行少年たち」を読んでいます。私の周りでは話題になっている一冊です。

さて、今日は補正予算の審議、人事案件の議決、そして昨年度の決算審査にあたっての内容説明、条例改正などの提案説明が行われました。

議決案件については全て全会一致。「違和感を覚える光景」と言われて久しい多摩市議会ならではの景色です。補正予算も何かものすごく問題をはらんでいるというものではなく、反対する必要もない内容とも言えますが、一つ一つ細かく見ていくと、課題が掘り起こされていくのかもしれない…とも感じています。

今年の3月の議会でものすごく話題になった「受動喫煙防止条例」ですが、いよいよ10月から施行です。しかし、どれほどどれだけの周知が行われているのか疑問です。今朝も唐木田駅前で街頭宣伝を実施しましたが、喫煙スポットの位置が変更し、風向きによって、さらに駅前にニオイが広がっていました。補正予算では市役所の喫煙場所の充実が提案されていましたが、喫煙するしないは個人の好みの問題ですが、周りに迷惑をかけないでほしい…という点からいえば、タバコを吸ってからすぐに庁舎内に入ると・・・吸わない人間からすると「ものすごい臭い」となることに自覚をしてもらいたい。実は、議場も同じなんですね。休憩が終わってから、議場に入ると…「臭う!」と思うことが少なくありません。

これ、たばこの三次被害、三次喫煙とも言われる問題で、「そんなことデマ」とおっしゃる方もいますが、しかし、欧米ではすでに三次被害のことは認識もされていますし、日本はホント、遅れています。分煙、禁煙になっていない居酒屋さんなどで衣服や髪の毛などについたタバコの臭い…これこそが、次の被害をもたらすというのは…タバコの煙で壁紙がものすごく黄色くなっていることからもわかると思うわけです。そのこともきちんと周知をしつつ、ぜひ、議場の中の空気をクリーンに保ってもらいたいですし、庁舎内についても…少なくとも職員さんたちからタバコの臭いが放たれているようなことはなくしてほしい。「吸う人のマナーお願いします」です。

 

今日の唐木田駅。いつも穏やかに空気が流れています。そして、今日は「9.11」でした。あまり話題にはなっていませんが…あれは2001年のことだったんですね。時間が過ぎゆく、過ぎ去ることを感じます。

 

9月議会 一般質問5日目

写真は昨日の朝の風景ですが、多摩市議会の開会前の手話ミニレッスンが続いています。そして、今日は夕刻から、手話講習会でしたが、うだるような暑さに…私の集中力は散漫でした。

一般質問は5日目を迎え、今日で終わり。同じ会派の大野議員の質問からはじまり、最後はベテランで大先輩の共産党の橋本由美子議員で締めくくり。

今回の一般質問では、「会計年度職員」のことについて数名が質問をしていたわけですが、今日は斎藤せいや議員がご自身の経験を踏まえながら、小中学校に配置しているピアティーチャーのことについて質問し、そのなかで「ピアティーチャーも会計年度職員として位置付けられるのか?」・・・・「今のところ、検討中。」というようなことが明らかになりました。議場の雰囲気としては・・・・「この段階で、まだ、検討中なの?!」ということで、ざわざわっとしました。そしてまた、答弁者側も「検討中」と答えるまでにずいぶん時間がかかっていたなあ・・・。

斎藤議員は「ピアティーチャーの身分保障」のことを尋ねておられ、定期的な健康診断なども受けられるようにすべきなど指摘をされていました。大学を卒業し、教員試験の合格をめざして浪人している若い世代が、ピアティーチャーとして活躍していることは事実。会計年度職員としてピアティーチャーを位置づけるかどうかについて、この段階でもまだ検討中であり、「いつになったら決まるのか?」…についても「明確にはお示しできない」ということ。

あまりにも無責任と感じざるを得ない答弁に、憤っていた他の議員さんも少なくありませんでした。事程左様に、行政側の答弁に「無責任」を感じる場面というのはあるわけですが、音声などを通じて、その答弁を耳にしている職員さんたち・・・・つまりは答弁する管理職がいるとすれば、その部下のみなさんたち…はどんな風に受け止めているのかなあって思うのでした。

明日は補正予算の審議や来週以降始まる決算審査に向けた、昨年度決算の提案説明など。決算審査を控えていることもあり、一般質問の5日間が終わったからと言って、これで「終わり」とホッとした雰囲気が流れることない9月議会。私たち議員も、これからまだまだやることがたくさん。

さて、引き続き、ていねいな議論を重ねていきたいものです。

9月議会 一般質問4日目

ものすごい台風でした。葉っぱ、細いのやら太いのやら、もさもさしているのやら…枝があちこちに散乱していて…。そして、根こそぎ倒れてしまった木々もあったようで…今朝の時点で、議会への報告は20本でした。でも、すっかり枝が折れていて危険だと思われるような木々も目にして。

とは言え、他の所もあるのかな?などと思うと…「地域にだれか、きこりさーん!いますか~!」と叫びたくなる心境でした。こうしたときにも、地域力とか住民の自治力で対応できるとしたら、それは本来は理想なのかもしれませんね・・・とは言え、こうした木1本であっても、多摩市の所有物でありますから…勝手に手出しすることはまかりならないのかもしれません。

さて、今日は一般質問も4日目。質問者5名が全員女性で多摩市ならではのレディースデイでもありました。他の市議会だとなかなかない風景かと思います。折戸議員から始まり、池田議員、岸田議員、本間議員、いぢち議員と、女性の皆さんの質問というのは全体的に「聴きやすい」というのが私の印象です。

本間議員が災害と女性、とりわけトイレ問題について提案などをされていましたが、ココ・・・ホントと外せないというか重要な視点だと思っています。いつ何時、「いざ」という時がやってくるかわからないからこそ備えが必要。トイレ対策についても自宅でも備えをしておかないといけないと思いつつ、我が家もまだ対応できておりません。「食べるのは我慢できても、排せつは我慢できない」という発言をされていたのがとても印象的でした。そのとおりですね。

先週、岩崎議員が「子ども主体の子どもの権利条例」のことを質問されていて、それにも関連するのが本日のいぢち議員の質問。「子どもの権利」をどう考えていくのか、あるいは今日の質問のように「市にとって『子ども』とはどういう存在なのか」という視点。とても大事だなと思います。岩崎議員の質問では「子ども固有の権利」を保障しようとする子ども権利条例と、子どもや若者を支援するための条例制定(市側の示している方向性)とでは立ち位置が違うという話しを何度も繰り返し強調されていましたがすれ違う答弁しかなされなかったですね。。やりとりを聞いていて、「違い」を感じるかどうかが感度の問題とも言えると思いつつ聞いておりました。残念なことです。いぢち議員も「子どもが主体的に考えていく。当事者意識をきちんと持てるように。」と強調されていて、「そうそう!」と思っておりました。

「子ども」という存在をどう社会の中で受け止めていくのか。そのスタンス…その立ち位置。人権感覚をどう持つかの問題なんですが、「子どもは保護するもの。子どもは庇護のもとにある存在…。」という意識がまだまだ根強いですね。もちろん子どもはまだ未熟ですから守るべき存在であるわけですが、しかし、そのこともまた「子どもの権利」を源とするからこそ…という視点が必要不可欠…まだまだその認識は広がっていないと捉えています。だから、「子どもの権利条例」の必要性が認められるのだとも考えております。

昨日、愛宕第4ブロック自治会のお祭りがあり、ご案内をいただいたので…暴風雨が過ぎ去った晴れ間に足を運びました。「親睦と交流」が目的、でも、高齢化が進んでいて、何とか活気を出したいということで、地域の方々が子どもたちやお孫さんにも声をかけ「家族団らん」の場のひとつにもなっているとのことでした。愛宕太鼓のみなさんの演奏、子どもたちも参加をされていて、地域の方々が本当に喜んで、にこにこしておられる姿がありました。議長は他の地域の秋祭りで御神輿を担ぐということでしたが…一瞬の途中抜けをして挨拶だけをされていきました。市長は地域の方と意見交換などされていました。

そんなわけで、今日は市内各神社で開催された秋の例大祭でお忙しかった議員の皆さんも市長もお疲れの様子。そしてまた、朝は台風で公共交通機関がストップしていたこともあり、議会の開会時間も1時間遅らせたのでした。おかげで私たちの会派ではミーティング時間が1時間長くできてよかったと思っております。

明日で一般質問は最終日です。

9月議会 一般質問3日目

一般質問3日目。その前に、多摩センターの東口で「フェアな市政!」と街宣活動の朝。秋空に変わりつつあるなーと思いながら、週末の台風を気にしながら。

今日も5名が発言をし、なかなか勉強になる内容も多かったのですが…しかし、行政側の答弁に首をかしげてしまうところあり。なぜなら、多摩ニュータウン再生の話題について、「シェア居住」や「シェアハウス」を進めたらどうか、多摩市には近隣に大学が多いので連携しながらやったら良いのではないか?…という質問に、「学生の居住促進による地域活性化などの推進に関わる連携協定」を締結し、UR賃貸住宅を多摩大学の学生向けのシェアハウス住宅として活用することをした…というのは事実であって、その通り・・・・でも、「今は、既に連携協定は解消している」というのが正確なんだけれど…。そこには触れずじまい。まさに、「なぜ、解消したのか?」の理由の部分にこそ、今後、私たちが議論を深めたり、次の段階に進んでいくための要素が含まれているはずなんだけど。そして、その課題が披露され、議会と共有されることが、大事なはずなんだけれど。

これは、私のボヤキ。

そして、今日は市内各地域ではお祭りですね。例大祭が行われているようです。私は朝から、マンションの皆さんと道路アダプトで花壇をやっているので、そのお手伝い…その後、「道路課の方から、枝打ちをしてもいいと言われている。」ということでしたので、鬱蒼としている歩道沿いの木々の点検をしてから、「風通しがよくなって、日差しがちゃんと土にまで届くように」を基準にしながら、枝というのか、気というのか…を伐採作業を手伝うという…これが暑くてきつかった。

それから、北諏訪小学校で開催された「こどもの王国」へ。今年は、ゼリーを販売しました。あまりに色とりどりなこんにゃくゼリー過ぎて、驚きましたが…飛ぶように売れていきました!今回はボランティアの大学生のお二人と一緒だったのですけれど、北諏訪小学校の後輩たちで、「おばちゃん」をさらに実感させられました。

夕刻はポツリポツリと雨が降っていましたが、明日は何とか一日お天気がもちそうかな。週明けに台風直撃か…ちょっと心配。

9月議会 一般質問2日目

多摩市と言えば…キティちゃん。今日は飯島議員が台湾に出張し、一緒に会食をした台湾の方が「多摩市を知っている。サンリオピューロランドを知っている。」とおっしゃっていたというエピソードを述べられていたのが最も印象的でした。キティちゃん見ると…ついつい、心躍る?!

先日は武田神社に行きましたが、ここにも…キティちゃんいました。

さて、今日は一般質問の2日目で5名の議員が登壇。それぞれの持ちネタというのか、観点で質問が行われていました。市政に関する質問と言えば質問かもしれないけれど、議場での「政策提案」って何なのかなあ…と考えさせられる今日この頃です。政策提案ができない議員が批判されること…あるわけですが、政策提案するのって相当難しい。一般質問などを聞いていても、もちろん私も含めてになりますが、「政策提案だな」って思えるようなものは意外と少ない気がしています。政策論議が深まるというような議論が議場で展開されているかと言えば、そこもまたなかなか…理想どおりにはなっていない現実があるかな。

そんなことを考えつつ、自分のことも振り返りながら…一般質問でのやりとりを耳にしていました。結局、議員の一般質問というのは、その議員個々人の「意見開陳」なんですね。きっと。

今日は特に…そんな感想をも抱いた一日でした。明日も、引き続き…一般質問です。

9月議会、始まりました!

今日から令和元年第3回定例会、9月議会がはじまりました。そして、私はトップバッターで一般質問でしたので、昨日は気晴らしに…?居心地のいいカフェ探しに行ってきました。なにせ、最近は「カフェ流行り」。公共施設の中にも「カフェ」の設置が求められるわけで、パルテノン多摩でも、図書館再整備の議論でも…カフェ必置という感じ。でも、カフェと言っても色んなのがあると思っています。

私たちが目にする大手チェーンばかりではないはず。カフェを運営するにあたっての「志」みたいなものも大切にしたなと思う時、やっぱりいろんな場所を見て来ることが必要だと思っていて…一般質問でも少し触れたいとおもっていたので、それに関連する…とある場所に行ってきたのです。

カロリーを気にしたので、ご飯はやめました。かわりに、このところ我慢をしてきた「パフェ」を注文してしまいました。やっぱり、チョコレートパフェよりも抹茶パフェ・・・白玉とあんこが最高です!

そんなわけで、昨日はカフェへ行き、「さて、明日の質問どうするのか?」と頭をグルグルとさせ、その後、帰宅をしたのですが、昨日は…一ヶ月以上ぶりの手話講習会でした。こちらも夏休み明けの初回ということで、楽しみに参加をしたのですが、さすがに、「明日の質問」が気になりすぎて、気もそぞろでした。

多分、今日は定刻、いつもどおりに開会したのだと思っていますが、自分が質問席に立つまでの間の記憶はほとんどありません。今回の質問は「あいちトリエンナーレの企画展中止問題」と「クリエイティブキャンパス構想の具現化について~多摩中央公園はプラットホームになれるのか。」というテーマでした。

予め、提出している通告書に対して、市長や教育長の答弁書は当日朝9時にもらえることになっています。こんな感じです…(答弁書;市長の答弁書 教育長の答弁書)。

この答弁書をもらってからが勝負…再質問事項を考えるのです。予め、「これだけは言っておかなきゃ!」ということはまとめておくので、そのために再質問を組み立てるのですけれど、なかなか難しくて、苦労しています。思い通りにはいかないのですね。ノラリクラリしか答弁して下さらない部長さんとか、わざとはぐらかしているのではないのか?と思えるようにしか答弁して下さらない部長さんとか…長々と答弁をして下さる割には、全然答えになっていない答えの内容で煙にまかれた状況にしかならなかったりと…。今日は思った以上に時間不足になってしまい、確認したい、指摘をしたい、言っておきたいなと思っていたことを半分くらい残してしまったので、あとは決算審査に送ろうかなと。

でも、職員さんたちの仕事、なんで、こんなに忙しくなっているのでしょう。創造性とか想像力を発揮できるような職場環境ではなさそう…クリエイティブキャンパス構想を具体化していくそうですが、「クリエイティブ」とはほど遠い、かけ離れた立ち位置にあって日々の業務をこなしている職員さんたちに、そのことを求めてもいいのかしら?と思ってしまいますね。それにしても、どうやったら、ホントの意味での「働き方改革」を進めることができるか。これこそが多摩市役所の課題ではないのか?って思います。

櫻木神社。カフェの近くにあったので、お詣りしてきました。

 

28年ぶりの東京都・多摩市の合同総合防災訓練。

  

数日前から、多摩センターのパルテノン大通りにはテントが立ち並び、多摩中央公園でもさまざま設営作業が行われ…ちょっぴりだけ…まちの話題になっていたと思われる東京都と合同で開催された総合防災訓練。昨日盛大に実施されました。パルテノン多摩の大通りをすみずみ見て回るだけでも、すごく時間がかかりました。全部をまわりきるのがとてもとても難しかったのですが、多摩市単独の例年の総合防災訓練では体験できないところを中心に見て回りました。

まずは「罹災証明書発行訓練」から、「生活再建支援相談窓口」。多摩市の職員さんにプラスして、他市の職員さんも参加。参加者が被災者になり、まずは罹災証明書を発行してもらい、それを持参して、生活再建の相談窓口に行く…というシチュエーションを体験できました。すごいデータベースがあるんだな…ということを実感しましたが、被災者情報にアクセスするところから始まり、被害状況の確認をする、そして、罹災証明書発行という手続きになります。

罹災証明書の内容に納得がいくかどうか・・・ということもまずはポイント。被害状況の確認については、専門の判定員のみならず、職員さんたちも行えるようにマニュアルのようなものがあるようですが、家屋の損壊状況について、主に外見から判断すると伺いました。

 

こちらの生活再建支援相談窓口。罹災証明書の内容をもとに、まずは住まいをどうするのか?など相談。ある程度の知識を持っていないと、被災者の相談にも対応できませんから…。職員さんたちも、こうした訓練を機に、支援の流れを把握し、どのような支援メニューがあるのかも頭に入れておく必要がありますね。そしてまた、感じよく対応しなければならないですね。被災者の気持ちを慮った対応が必要にもかかわらず、ぶっきらぼうな対応をするような職員さんであっては困ります。このあたり、おそらく市民対応という意味で、日ごろの市民に対する姿勢もまた問われそうです。

単なる訓練かもしれませんが、こうした訓練の時にもどういう態度で市民に接しているのか?…も、ものすごーく大事。性別で区分けするのもよろしくないと思いますが、あえて言えば、やっぱり女性のほうが上手かもしれない。

 

次に目についたのはドローン!ドローンを飛ばすような訓練はなかったのですが、実物を間近で見ることができ、すごいもの開発されているんだなーとか感心してしまいました。

そして水道管が破裂したら…。ということで、水道施設応急復旧訓練。速やかに対応しなければならないということですが、実際には…地中に埋まっているわけですので、穴を掘るところ(道路を掘り返すところ)から始まるわけなので、もっと大変。水道工事の事業者さんたちが日ごろの訓練の成果を披露してくださいました。

地震等など災害があれば、こうした生活インフラの再建も大事ですよね。地元に事業者さんが存在するということがどれほど重要であるかと再認識させられます。

こっちは下水道施設の応急復旧訓練です。ここ、多摩市の下水道課の職員さんが説明者になっていましたが、とてもわかりやすかった。水道施設、下水道施設のこうした復旧訓練こそ、もっともっと目立つ場所でやってもらいたかった。市民が知っていて損はないというのか、水道や下水道事業に対する理解が広がるとてもいいチャンスなのになあと思ったりもしました。

来賓ブースです。すごいお金をかけているなあと思いました。モニターなどもあって、大池の向こう側の訓練の様子を見ることができました。屋根がかかっていたので、ヘリコプターの姿は見えず、音だけがブルンブルンと聞こえておりました。都知事、都議会議長、市長、市議会議長が挨拶をして、セレモニー自体はさらっと終わって良かった。

大池の向こう側でもいろいろと訓練をしていたようですが、遠目で見ただけで足を延ばすことができずに残念。バルコニーなどの隔て板を壊す訓練とか、今回はできなかったのが心残り。

東京都と合同だからこそ・・・「ならでは」のプログラムがてんこ盛りだったわけですが、それにしても、パルテノン大通りにある各ブースなどでのグッズ配布がすごかった。これらのグッズも何もかも、全部PR資材として税金から支出されているモノばかりなんだろうなあなんて思いましたけれど(もちろんそうではないものも一部ありましたが)、お馴染みのクリアファイルから、エコバックから、缶バッジから、マグネットから・・・・ホント、お金かかってる。税金使われてるなあも実感してしまいました。

そんなことで無事に終わって良かったですね。天気にも恵まれたのが何よりでした。あくまでも訓練ですから・・・いざという時に活かせるスキルを身につけたり、「備えあれば憂いなしなんだ!」と思い直してもらえたりと、単なるイベント・・・として終わらせないようにしたいですね。