のんびりスイッチ。

何となくお盆でなかやすみ中な雰囲気はありつつも、今朝もいつもどおりに永山駅からスタートし、いつものようにお目にかかる皆さんとご挨拶をさせていただき、そして市役所へ。学校ではない練習場所に向かった娘…何度も言っている場所なはずなのに「迷った。どうしよう。どうすればいい。」と連絡をしてくるという珍事…「ボーっと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんのセリフを吐き捨てたくなる…。

議会事務局の職員もかわるがわる夏休みを取得しているので今日で入れ替わり・・・ということもあり、今日も私はいつもどおり。意外と考えることややっておくべき事務作業などもあって、コツコツ進めている感じです。

そのうち、雲行きが怪しくなり、豪雨と稲妻と…そして市役所も一瞬停電になり、議長室にも非常灯が一瞬点灯。こんなときノートパソコンだと助かりますね。

ホントに一瞬のことなのに、非常灯のための発電機が稼働する際にホコリたったのだと思われ、庁内にやや焦げ臭さが漂ったものの、その場はすぐに収拾したので、ホッとしたところで、特に何か大きな被害の情報もなく、一応、安心して帰路についたけれどどうだったのだろう?

そして私、気になるお宅に完成したニュースをお届けに行くなどサクサクっと済ませて一日の業務終了。無事に一日が終わることが何よりだとしみじみと感じたのでした。

来週開催予定の夏休みこども市議会探検は、予想を上回る大人気で…できる限りお断りをせずに対応したいと思いながらも、議場にある議席などの関係で若干キャンセル待ちにせざるを得ないか…。本日が申し込みの締め切りでした。初の受入れになり、その準備には緊張が伴います。こうしたちょっとした緊張感というのは仕事をする上でも大事なことと思います。どんな風になるのかがとても楽しみですし、より満足度の高い場の提供に向けて努力できることが楽しい。明日はそれに向けての準備で打ち合わせ有。

今週末には9月定例会に向けた正副議長への議案説明が予定されていたりと・・・「議員さんって夏休みあるんですか?」と尋ねられましたけれど、その答えはやっぱり「あるようで、ナイ」が正しいかなーと個人的には思うのでした。とは言え、やっぱり、雰囲気的にはのんびりモードでセカセカせずに静かな中で作業ができるのがいいですね。夏休みという雰囲気です。

 

市議会議長つながりで何ができるか?

先週末10日金曜日、東京都26市の市議会議長が集まる会合(「東京都市議会議長会」)がありました。この集まりは、その上部団体として全国市議会議長会があり…ということで、かなり格式高く、なおかつ重要な会合ですね。ここで活発に意見交換し、どんどん上部団体に意見を届け、意見を吸い上げてもらえるといいなーと思いますが…これは理想です。

ある意味、議長任期2年というなかで、最初の1年目と言えば…まずは、様子見から始まって…何となく年間の流れを学び…そして次の1年目となれば…「任期も終わることを考えると、余計なことは言うべきではないだろう…」みたいな感覚にもなります。とても難しい。

というわけで、この会議の前には、必ず事務局長が集合して会の進行その他について確認しているため(事務局長会議)、正直ベースで言えば、私たち議長は集合するのが仕事というか、既に事務局長会議で確認されているシナリオ通りに進み具合に「わかりました。異議なし。」…以上、終了…となるのですね。

若林町田市議会議長が会長として、会の進行役をされているのを見ながら、「意外と緊張しそうだなあ」とは思いはするものの…しかし、私たち26人の市議会議長が雁首揃えたところで、何かものすごく議論が活発になるとか、そういうことは全く想定されていない会議。そんなシナリオになっているようです。ある意味、スムーズに進行し終わる会議とも言えます。場合によっては、会場の自治会館までの往復時間の方が会議時間よりもかかる・・・みたいな。

「集まることに意義がある」なのでしょう。

終わりの挨拶は小金井市の五十嵐議長さん。五十嵐議長はいつもスッとされていて、素敵だなあと思います。ちなみに現在、東京都市議会議長会には女性が2名。五十嵐京子小金井市議会議長、本間まさ代武蔵野市議会議長と私です。

 

そして、せっかく集まるというタイミング…引き続きで開催されたのが南多摩5市の市長で構成している「南多摩市議会議長会」です。こちらは、八王子市、町田市、日野市、稲城市、多摩市・・・南多摩地域の市議会議長が集まり、主に活動としては鉄道事業者に対する要望ですね。年明けに鉄道会社に訪問し、要望書を手渡して、回答をもらう…みたいなことをやっております。今年は日野市が幹事を引き受けて下さっています。

さすがに先の会合で、26人も議長さんがいらっしゃると、挨拶程度しかしたことがない方も多く、挙手をして発言するのはなかなか勇気がいることですね。でも、5名という会議の規模がちょうどいい感じ、少しフランクに会話ができる雰囲気があります。南多摩市議会議長会では北浜稲城市議長から「衆院選挙区の区割りについての意見書」をあげたいとの提案が出され、その方向を後押ししていくことにしましたし、また伊藤八王子市議長からも全国市議会議長会総会の在り方に対するご意見も出され(これは多分シナリオには無かったはず)、なかなか良かったなと思います。こうした意見も上手に受け止めてくれる西野日野市議長、そして、東京都市議会議長会の会長である若林町田市議長…といいメンバー構成だと個人的には感じているので、私も気になっていたことを問題提起だけさせてもらいました。

毎年、東京都市議会議長会の研修が2月に開催されるのですが、日野市や町田市が4年に1度の選挙のタイミングと必ず重なる…これはあまりよろしくないのでは?と思っています。せめて4年に1度のタイミングの時だけでもずらしてみるとか…工夫が出来そうなので、そのことを是非検討してほしいです。すべての市議会で議長会を支えるための会費を払っていて、それは税金ですからね。わざわざ選挙真っ最中と重なるようにして研修をやらなくても良さそうなものです…。

それにしても、私…こうした市議会議長のつながりで何ができるんだろう?…って感じるのですが、きっと無いよりはあった方が良くて、きっと無ければ困るんだろうし…というのが結論です。市議会議長会は地方六団体のうちの1つであり、圧力団体とも言われるのですが…確かにそういう一面もある一方で、国にとっても都合がいいというのか、使い勝手がいいというのか、そういう団体の1つとしても存在していたのかな?とも感じてしまうのは気のせいか?私たち一市議会から見ると、全国市議会議長会の事務局というのはものすごく全国通津浦々市議会に対し、睨みをきかせているのか?と感じることもありまして。

いずれにせよ、市議会議長のつながりで何ができるのか?というのは…すごくハードルが高そう。それはやっぱり「議長任期」なるモノとの兼ね合いもあるでしょうね。多摩市の場合は2年交替ですけれど、まだ市議会によっては1年交替で議長人事が行われているようなところもあるそうなので。しかし、「集まるのがお仕事」みたいな会議の文化にはまだ慣れているようで慣れていない私です…。

さて、夏休み後半戦ですね。何となく夏休みっぽいことをしようと思ったので「ミッションインポッシブル フォールアウト」を観てまいりまして…結構、すっきりした気分で週明けを迎えられそうです。

ワールドキャンパス2018inTAMA

ワールドキャンパスのイベントにお招きをいただきました。昨年は、国際交流センターのみなさんが聖蹟桜ヶ丘の商店会の皆様も交えて行った交流会に足を運びましたが、今回は「ありがとうイベント」ということで、パルテノン多摩の小ホールで行われた企画へ。市長、教育部長、国際交流センターの理事を務めている大野議員もご一緒しました。南鶴牧小学校の4年生がソーラン節を披露、また玉川学園高校の吹奏楽部の皆さんも参加され、演奏を披露くださいました。

個人的には劇団CALLさんのバイリンガルペープサートに関心があり、はじめて鑑賞いたしましたが、なかなかユニークな演出であり、子どもたちが楽しく英語を楽しめるような工夫…なおかつ「三枚のおふだ」という誰もが一度は親しんだことのある物語が脚本になっているので、多少英語だとわからなくても理解できる面白さをみんなで分かち合えるところがナイスでしたね。小学生たちはもう大喜びでしたが、私の座席の後ろで鑑賞していた海外からのみなさんは声を出して笑う場面もありで、「観客参加型英語劇」は大成功だなあと思った次第です。

今年で12回目と伺いましたが、毎年、こうした交流イベントを企画するというのも労がいることだろうなあと感じたこと。また、この取組みを楽しみにされ、ホームスティ先になって下さるご家庭があってこそ成り立つことをしみじみと感じました。たまたま会場でお目にかかった知り合いもステイ先になっていたようで、今度、お話伺ってみようかと思います。

折しも…今日は長崎で平和記念式典が行われ、そしてまた、東京オリンピック2020大会で自転車ロードレースのコースが決定したというニュースもあり、平和のこと、海外との交流、グローバルに地域を開いていくことの意味などなど考えさせられた一日でもありました。

いずれにせよ、「継続は力」といいますか、市民のみなさんが草の根でつないでくださる交流には’損得勘定’がない、ある意味、本質的なところでの交流が広がっていく気がするのですね。市民レベルでの交流は純粋で’心’でつながっていくのだと思うわけです。国などの外交交渉も必要であり、重要だと思う一方で、見方を変えればすごく陳腐に感じてしまうのは気のせいか…と。

今回、多摩市に来て下さったみなさまから感謝のお手紙をいただきました。うれしい。

 

まだまだ私自身が国際化されているかと言えば、英語すらなるべく話したくないですし、海外旅行にも壁を感じているような状態ですが、オリンピック・パラリンピックに向けて、海外からのお客様へのもてなしなど含め…市でどう取り組んでいくかも考えていく必要ありますし、まあ、オリ・パラということではなく、もっと海外からいらっしゃるみなさんが「多摩市っていいところ」と思ってもらえるような、あるいは…ご縁があり多摩市に住むこととなった外国人の皆様にこそ「いい街、いい地域」となるような環境を整えていきたいですね。きっと、その環境をつくるのは私たち一人ひとり市民なんだろうなあ。そして、行政は市民自身が環境をつくる担い手になれるような後押しをすることに大きな役割がある。ずっと気になっていますが、多摩市も「多文化共生」について、もう少し前向き、かつ真剣な取組みを期待したいものです。

静かな一日とも言える。

議会事務局の職員さんも夏休みを順番に取得中で…今日は職員さんが半数になっており…何だか随分と静まり返っておりました。とは言え、子ども教育常任委員会のメンバーは勉強会と称して集まり、9月の決算審査に向けた準備をしておりました。多摩市の母子保健事業について、担当部長と課長によるレクチャーをいただき、今後、設置予定の「子育て世代包括支援センター」の方向性等、現状のヒアリングも致しました。

同じ時間帯には今度実施することになった小学生対象のイベント「議会体験」に向けた打合せも行われていて、職員もそれぞれに対応をし、サポートというかフォローをしてくれています。

午後からずっと、資料作りなどの作業をし、さらには健康福祉常任委員会で取組み中の条例制定について、どうやったら議会提案としてまとめていくことができるのか?などの情報収集。結構、捗りました。

夕刻から、貝取こぶし館に行く用事があったのですが、台風予報にもかかわらず、中学生かな?高校生かな?と思われる女子がロビーに集まっておしゃべりをする姿がありました。結構賑やか…。「子どもの声がうるさい」というクレームがあり、地域みんなのコミュニティセンターがそうなっていない状況等指摘されることもありますが、こぶし館は「子どもがいたらうるさいのは当たり前だし、そうでないと困るよ」という会長さんの温かいまなざしのもとで「みんなの居場所」になっているなあと感じたのでした。

台風が来るというので、とにかく早く家路に…そして、ずっと外の天気を気にしておりましたが、それほどひどい風が吹いているとも思えず、相変わらず、夜にかけても事務作業をずーっとやっていまして、さすがに目の使い過ぎと疲労を感じております。

「それでも、日本人は『戦争』を選んだ」(加藤陽子著)を読んでいるのですが、なかなか進みません…。友人から「ぜひ」とおすすめいただいた一冊ですので、何とか読み終わらないとと思っているのですが…。いつもよりも静かな一日だと思ったわけですが、しかし、静かな一日の方があれこれやることを思いついて、気持ち的には忙しくなるという不思議。いずれにせよ、もう夏休みも中盤に差し掛かりつつ…ですね。狛江市の花火大会に行く予定でしたが、中止になったのがとても残念。

 

議会運営委員会などなど・・・。

八王子市の「子どもの生活実態調査報告書」の速報が結果としてまとめられている冊子を入手。読み込むのが楽しみ。こうした調査を多摩市でも実施し、現状分析がなされるといいなと思っていますが、いわゆる多摩市の「子どもプラン」の改定に向けてはどのような調査を実施していくのか聞いておかねばならないです。

 

さて、今日は議会運営委員会がありました。健康福祉常任委員会で政策条例を提案していこうと取組みを進めている「(仮称)多摩市コミュニケーション保障条例」について、議会全体でどのように仕上げていくか、パブリックコメントをどうするのか、市民の意見をどう聞いていくのか、関係者に対するアンケートを実施したらどうか・・・さまざまな意見が出されるとともに、「その前に、議会全体で条例を制定するにあたっての機運が盛り上がっているだろうか?」あるいは「議会の総意を確認するプロセスをもう一度経たほうがいいのではないか?」という声もあり、結構、各委員が活発にそれぞれ会派の立場から、見解を述べていました。いい意見交換になったのではないかな?と個人的には思っています。

議会で政策条例提案に取り組むというのは初めての経験であり、そのプロセスをどうつくるのかについても試行錯誤しつつ動いてきた感じです。大事なことは、なぜ政策提案に至ったのか、あるいは現在に至るまでどのような議論があったのか、そこをきちんと議会全体で共有して行くことかなと思っています。そして、提案する側にいる全議員が市民に対して説明できることが求められます。議会全体、つまりはそれぞれの議員が理解することをベースにしていくことが必須ですね。私個人的には「全会一致」で制定することが前提でなければならないとも考えていて、全会一致だからこそ「議会の政策提案」と胸を張って言えるという考えを持っています。

今の多摩市の事情からいえば、市長が新たに「障害者差別解消条例の制定」を公約に掲げ、おそらく具体的に次年度あたりから取組みも進んでいくと思われ、その内容との関連性等も少しは意識をしておきたいところ。例えば、障害者差別解消条例の中にいわゆる「言語としての手話」「情報コミュニケーション保障」という2つの要素も盛り込んでいる事例もあります(最近制定されたところでが大阪府茨木市)。

せっかく制定するので、先進事例から学びながら、よりよいものにしていきたいと考え、情報収集をしていますが、なかなか追いつきません。今日は議会運営委員会の終了後、会派でも、健康福祉常任委員会から示されている「案」の内容を共有しているのですが、制定プロセスが事前に十分に説明されていなかったこともあり、メンバーの理解の度合いも随分異なっております。ちなみにこの条例の内容はいわゆる「手話言語条例」の要素と「障害者の情報コミュニケーション保障条例」の二つの要素を兼ね備えたもので、モデルとしているのは兵庫県明石市の「手話言語・障害者コミュニケーション条例」のようです。会派の中には・・・二つの要素を一つにまとめているのでわかりにくいという声もあります。

実は先だって、現在までの委員会の進捗状況について全議員への説明を実施したのですが、その際…かなり議員によって温度差があったというのは否めない事実。それを受け、先にも書いた通り「議会全体の総意はとりつけられるのだろうか?」と懸念する声が出されたのかなと思っていますが、しつこいようですが、政策条例を提案するにいたるプロセスを議会内でどうつくっていくかはかなり大事な視点であり、「温度差」を解消できるような取組みこそ求められているなと、今、改めて感じています。議長としては、委員会の取組みが勉強会方式でどんどん進んでいたので見守っていた…と言えば、言い訳になりますが、やはり議会全体の機運をいかに高めていくのか、全体共有をどう進めていくか、配慮不足であったかなと振返っているところおり、ここからどのように全体の意思をまとめていけるかは議会運営委員会の力も借りながら、問われていると感じています。

そんな中、私個人的には札幌市では「手話・障がい者コミュニケーション検討委員会」を設置し、検討委員会の議論の中から、「手話言語条例」と「障がい者コミュニケーション条例」と2つの条例をそれぞれ別個に制定しているところに注目をしています。会派の中でも、明石市のような「手話言語・障害者コミュニケーション条例」と合体しているところにわかりにくさがあるという指摘があるので、その指摘を乗り越えるための方策としては札幌市の事例が参考になるのではないかと思っています。ということで、検討会の議事録を読みながら、ウトウトしております・・・。

いずれにせよ、行政側がこのような条例を提案するときには資料の出し方一つをとってもかなり配慮がされていることはわかります。「ルビ有」「ルビ無」で資料を作成して、条例の制定過程からも情報保障をしていくような姿勢がみられるため、私たち議会でも市民説明会を実施したり、パブリックコメントを実施する際などには配慮をしていかねばならないと考えています。議会が提案をするということは、「まずは議会から実践できなければ示しがつかないのではないか?」ということも議長としては気にしております。「できるところからやる」ということで、まずは小さな取組みから進めていくことが必要かなと思っていて、実は条例がなくても、今でもできることが他にもあるのではないか?と思ったりもしていて、そのあたり、議会事務局にもどんなことができるのか含めて、少し考えてもらおうかなあ。

・・・台風が近づくというのにあまりに静かすぎますね。嵐の前の静けさという言葉がピッタリの夜です・・・。

平和を願い、平和を誓う。

今日もいつものように朝起きて、永山駅へ。「いつものように」と言えることが幸せですね。今日は広島で平和記念式典が行われました。広島市長の平和宣言全文、心に留めておきたいものです。広島に住んでいる友人が「今日は一日が長かった」と感想を述べていて、そこに込められた思いを自分なりに想像しています。つやのいいスモモ。酸っぱいけれど・・・とおすそ分けをいただきました。これも広島方面からのいただきもの。

週末は各地域で議長あてにご案内をいただいた盆踊り、夏祭りに出席をさせていただきました。また、日野法人会で毎年主催されている「ぜいきんウォークラリー」の開会セレモニーにも初めてお招きをいただきました。日野市、稲城市、多摩市の市長は毎年出席していましたが、議長がお招きにあずかったのは初めてのことのよう。わが子が毎年小学校からお手紙を持ち帰っていた「ぜいきんウォークラリー」ですが一度も参加したことがなく、どんな様子のイベントなのか興味があったのでとてもラッキー。

「税金って何?」について、子どもが好きそうなキャラクターの出てくるアニメで解説、その後、ゆるキャラ登場でさらに子どもたちも盛り上がり、税金のクイズをいくつか解いてから、ウォークラリーのスタートへ。ウォークラリーでクイズを解き、ゴールではよみうりランドのプール券を「がんばった!」ご褒美と引き換えできるので、参加者はみんなプール道具をしっかり抱えておられました。「ちょっとお勉強してから、プール!」というわけで、プール券の魅力にひきつけられながら、学ぶきっかけを得られるというのは悪くないと感じました。

多摩市議会でも日野法人会のメンバーとして、池田けい子議員と本間としえ議員が早朝から受付などをお手伝いされていました。こうした活動の支え手としても同じ市議が奮闘されている姿を拝見しますと、頭が下がるばかり。

各地域ではお祭りが行われている中、せいせき桜ヶ丘では「ラスカル子ども映画祭withキネコ国際映画祭」が開催されていたので、たまたま桜ヶ丘方面に用事があり、ちらっと立ち寄ってみました。さくら広場・・・聖蹟桜ヶ丘のOPA前の広場ですが、ラスカルマルシェをやっていて、市職員さんたちが「せいせきみらいフェスティバル」の宣伝などもかねて、募金活動などされる姿も。炎天下とは言え、そして若手職員の皆さんとは言え…熱中症になりませんように…と思いつつ、酷暑により、人出はどうだったかなあと気になっております。別の場所でお会いした他市の議員さんは「こども祭りがこの暑さで時間変更とか、中止になっている」と話しをされていましたが、確かに昼間の暑さを考えると中止やむなしの判断で対応するところもあるだろうなあ…と。

わが家の朝顔はすっかり蕾もつけなくなったのも日照が関係あると伺っておりますが、議長室にある朝顔の蕾が増えてきまして、かわいらしく開花しています。こうして朝顔が咲く、咲かないでも一喜一憂できることもまた幸せですね。そんなわけで、毎夏、今日8月6日はこうして自分なりにささやかな平和を感じ、平和を願い、心の中でそっと平和を誓う…ことにしております。

問題の「後先」

このお土産は結構うれしい。

今日は子ども教育常任委員会があり、特別な調査事項にしている「パルテノン多摩の大規模改修」「図書館本館再整備と図書館政策」のことについて担当所管から進捗状況などをヒアリング。両方とも9月の定例会に補正予算で基本設計実施設計のための費用を計上するというのだから、やっぱり多摩市は財政的には全然余裕があると内外に示しているようなものだなと思っています。「財政的に厳しい」と今後言えなくなるような気がしています。

「本当はどうなのか」

という正しい姿を捉えている人がどこにいるんだろう?

もともと多摩市の身の丈に合ったふさわしい施設とは言いがたいパルテノン多摩(パルテノン多摩を建設するために職員給与の一部を凍結していたはず)の維持だけでも大変で、図書館問題について言えば、一方で「施設の維持ができない」と言ってきた経過の中で地域図書館の廃止も語られてきた中での「今」。正解はないとも言うものの、やっぱり・・・一体どこに正確な判断を導くことのできる正確な情報があるのかしら?とわからなくなりますね。結局、私たち議員も財政情報などについては行政からの情報をベースにしてしか物を考えるしかないんだなと思うわけです。

パルテノン多摩の大規模改修も一体どこまでお金をかけるつもりなのか?と思いますが、市民が当初驚いた「80億円」を下回ることはなく、それは全て都市計画税で賄われるからOK!みたいになっている。図書館本館整備についても、当初は学校法人との土地の交換なんてこともアテにしていたにも関わらず、「予定外にも西愛宕小学校の跡地を都営住宅建替えの用地として都に売却することができた」という臨時収入に後押しされたかのように、「財源についてはやりくりできた」となっている感じです。

問題は建物の建設以上にその後の運営であって、これから間違いなく人口減少社会になることが見えている時に「縮減」をめざしながら、しかし「質の維持」(できれば向上)には努力し続けるとならなければいけないんですが…。パルテノン多摩の大規模改修と図書館の再整備がそれに向けた第一歩だというなら、ここに金・ヒト・情報と集約していくようにせざるを得ないかなとも感じております。その選択を大いに後押ししたということは、それに連なって導かれていくだろう答えに向かって協力するのが議員としての役割にもなりそうです。

それにしてもパルテノン多摩については、これまで財団の運営という歴史を蓄積しながら、どのような発展を遂げてきたのか、シビアに判断していかねばならないと考えています。正直、昨年度、財団自らが実施した外部評価(外部評価を行ったことは評価できる)は、目も当てられない内容であり、これを市民が目にしたら何と言うだろう?と思われるような厳しいものでした。ピンチはチャンスととらえてほしいくらいのものですね。この評価の内容について、そもそも財団内部できちんと共有され議論されているのか?という点も問題で、そのあたりをフォローしておかねばと思います。
この外部評価の意見を読み込めば、どこに課題があるのかなど見えてくるわけで、そこに対してきちんと処方箋を描ければいいのですが、処方箋が描けているかどうかをチェックするための行政の役割も大きい。とは言え、行政には専門家がいないためチェックしきれないという課題はあります・・・そして、チェックしきれないままにまたなし崩し的に現在の財団が指定管理者として指定されることが「市民のため」と言えるのかどうか・・・私も財団には頑張ってもらいたいと思いますが、外部評価でいただいた意見を真摯に受け止めるとしたらかなり辛いものあります。

そして、図書館についていえば、本館の再整備は避けて通れない課題として認識していたものの、一方で「地域館問題」はずっと先送りされているわけであり、そこをどう手当てしていくのかの道筋が全く描けているとは言いがたい。むしろ、そちらは見ないようにして検討委員会(明日が最終回)での議論も進んでいるような気がしてなりません。そしてまた、唐木田図書館の窓口業務委託問題についても、正直・・・・「試行実施」だったものが、そのまま定着している件についても気になります。そうした問題に対し、今後どう向き合っていくのか…。

というわけで、今日の委員会で感じたのは、「問題の後先」ということ。要するに、本当はもっと議論しておかねばならない課題は先送りされていて、目の前でやらざるを得なくなってしまったことをこなすだけで精一杯という状況ですね。こうした場面での舵取りこそ重要なわけですが、どうなっているのかもよく見えず。

ただ、救いなのは副市長が交代し、今まで務めて下さった副市長を否定するわけではありませんが、とにかく勉強熱心でものすごい真面目で熱血漢なところもある副市長が就任されたということくらいかなと。少々お堅いところもありますが、そこに期待をしています。「負担を分かち合う」時代にならざるを得ない。これがまずは社会を考えるときの大前提だと思っています。なかなか市民には言いにくいことですが、ちょっと冷静に考えればわかることでもあるなとも思います。

さて、私たちもどう考えるかが問われますね。私はパルテノン多摩については一体どこまで大規模改修の費用を試算しているんだろう?以前はキャップをかけて・・・という話しもありましたが、議会でもそうした主張をする声は聞こえてこなくなった今・・・・。図書館については?そもそも人材の先細りという課題もありながら、今後の運営を検討しなければならないと言った課題は?

・・・・。

とりあえず、こんなモヤモヤとした気持ちで週末。

酷暑続く…。

せいせき朝顔市で秋まで頑張って咲かせようと購入した朝顔…葉っぱがどんどん黄色くなってしまい、パラっと落ちてしまいます。栄養分が行き届いていないのかなあ。そして、ついに・・つぼみもつかなくなってしまいました。この間まで、つぼみから花が開きそうな感じになるにもかかわらず、でも花開くまではならず、つぼみがクッタリだったのですが。

こう暑いので、「熱中症」の心配もあり、保護者の皆さんなどから「どうなっているのか?」という問い合わせなどをいただきます。部活の練習などでも学校によってというより、指導している顧問の先生などによってずいぶんと対応が異なっているようです。「気温が35度を超える」というのが一つ方針として示され、高温注意ということになっていると聞きましたが、体育館などは35度を超える前から蒸し風呂状態になっていて、とても危険。熱中症症状で具合の悪くなる子どもたちもいるとのこと。各学校での状況把握をしてみたほうが良いのではないかなと感じています。

また、総合体育館もひどい暑さだと伺っています。大規模改修を実施した際、コストとの見合いで冷房設置をしなかったわけですが、多少、市民の利用料金にその負担を上乗せしたとしても・・・と悔やまれます。暑いからと冷房使用を推奨することは、温暖化を考えてもどうなのか?と思ったりしますが、しかし、この暑さは異常です。我が家もどうしても冷房をゆるく使用してしまいます。今後、新たな公共施設の建設時には、天井が高くて素敵なデザイン・・・というようにデザイン重視で考えるよりも、熱効率という観点を重視して建物づくりをしてもらいたいですね。

今日はやっと自分の活動報告を作成し、入稿しました。自分で印刷に行く時間を省けたことはいいのですが、インターネットで入稿したり、確認するのに、ちょっとトラブルがあるとややこしいことになるなあと…今日の教訓。暑いと余計に、こうしたトラブルにも頭の痛さが倍増します。考えごと、やるべきこと…頭の中にはいろいろあるのですが暑すぎて進みません。明日は子ども教育常任委員会があります。それに先立ち、どっさりと情報提供というか資料が提供されていますが、頭に入りません…。タブレットの導入でペーパーレスとしていますが、どうしても液晶画面でずっと見続けているとこれまた頭が痛くなります。

 

多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会総会と要請行動。

何度聞いても正式名称が覚えられない「多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会」の年一度の総会と要請行動を行いました。議長公務です。この協議会の会員は多摩川沿い・・・下流から・・・狛江市、調布市、稲城市、多摩市、府中市、国立市、日野市、立川市の市長と議長がメンバーになっています。聞くところによると、この協議会の呼びかけ人は多摩市の名誉市民の臼井千秋元市長たったそう。昭和55年=1980年に発足したそうです。今年は国立市が会長市になっておられ、事務局を担当されています。毎年持ち回りでやっているので、また数年たてば多摩市の都市整備部も会長を引き受けなければならないのでしょうね。

全て事務レベル、担当者どうしでの連絡調整が終わっていて、議長や市長は年に一度、毎年変わらずの京王プラザホテル新宿で総会を開き、その後、まずは東京都に要望書を私、その後、国土交通大臣への面会を求めて直接要望書を手渡すというのが段取りです。昨年は国交省は石井啓一大臣にお目にかかることが出来ましたが、今回は牧野たかお副大臣との面会でした。

総会を終えた後、都に対して要請行動。市長議長がズラリと並び、相対する東京都も関係者がズラリ・・・。会長の永見国立市長から都建設局道路監へ要望書を手渡し、また、その後、ちょっとした意見交換というか会長が代表して挨拶や説明をし、東京都側も一言でいえば「努力いたします。」と表明されました。

こちら、国交省の副大臣室です。不思議な記念撮影というのか、市長たちが牧野副大臣を中心にしてズラリと並んで写真を撮りました。そして、私たち議長も同じ構図で記念撮影をするという…。

今回は国立市を地盤とされている小田原潔衆議にとりもっていただいたので、小田原議員も同席下さり、永見国立市長から陳情内容の説明などを行いました。とにもかくにも大臣、副大臣に直接お目にかかれることそのものが大層なことと思っておりますが、面会できる時間が「10分」というわけなので、ものすごく駆け足で、その間に記念撮影までやってしまう段取りがすごい。大臣副大臣ともなると、こうした来客対応でも忙しいのでしょうね。私たちの後にも、議員バッジをつけたグループの皆さんが控えておられました。

ちなみに、要望書の内容は

①関戸橋の架け替えについては必要な財源の重点配分。
②日野橋の架け替えについて早期の事業化と財源の重点配分。
③(仮称)第二多摩水道橋と関連するアクセス道路整備の事業の具体化と財源の重点配分。
④(仮称)富士見四ツ谷橋と関連するアクセス道路の整備の早期事業化を財源の重点配分。
⑤多摩水道橋の関連道路整備事業の早期事業化と財源の重点配分。

という感じです。事業化をしていくのは東京都、事業化された暁にはその財源の重点配分を国にお願いしたい…ということになっています。多摩市としては①ですね。関戸橋の架け替えについて、順調に着手し進めることができているので、国の資金援助が途絶えることのないように市長から念押しでお願いをさせていただきました。

ところで、私はこの協議会に臨むにあたり、担当所管がレクチャーをして下さいます。協議会の内容、式次第など資料を持参してくださるので事前に目も通し、俄仕立てながら何となく頭では理解することができています。「多摩市は(多摩市の行政は)、そんなことしてくれるんだ」と他市の議長さんから言われましたが、そう、意外と、多摩市の職員さんというか特に都市整備部の職員さんはとても丁寧なんですよね。同じ多摩市役所の中でも部ごとにカラーが違うのですが、都市整備部は議会対応という意味で言えば、かなり気遣いもあり、議員への説明を大切にする伝統文化がありそうです。

地味に多摩市議会のフェイスブックページも更新中ですので、たまにのぞいてくださるとうれしいです・・・。