ゼリーの思い出♪

20150813

神戸から夏らしい贈り物が届く・・・。子どもの時は、親戚や両親の知人からもこうして夏と冬、いわゆる盆暮れ正月・・・という感じで、お届け物があったなあと思います。こうした儀礼的というか、日本的な文化も今はずいぶんと簡素になっていて、何となく味気ない感じもあるのかもしれませんね。「議員が贈るのは禁止、議員に求めるのは禁止」・・・これが業界のルール。「選挙区内」での寄附行為禁止です。

それはさておき、こうしたゼリーが届くと、「どれから食べるか?」そしてまた、1種類しか入っていない場合には「誰が食べるか?」がいつも議題に上るわけで、私は妹と真剣なる話し合いをした気がします。そして、今は、娘と♪・・・大人げないと言われるわけですが、「子ども優先」とばかりに、子どもにいつも優先していると、「一人っ子」だと遠慮がなくなると言うか、「これがいい!」と一番最初に一番のお気に入りを取れるのが当たり前・・・という感覚になってしまってもね・・・というわけで、こういう贈り物をめぐるバトルはとてもいい譲り合いを学ぶ場になっていると思ったりするのでした。

「お姉ちゃんだから」譲る場合のあれば、「お姉ちゃんだから」と優先してもらえる場合もある・・・こうした人間関係ってとても大事だなと思う時、兄弟姉妹のいない子どもたちが増えている中、「社会性」を知らず知らず身につけていく、学んでいくような環境をどうつくっていくかが小さくない課題であることは言わずもがなです。

平和を願うこの季節・・・戦争時代の話などがテレビなどでも取り上げられますね。配給される食糧のこと、物がない時代の忍耐、そしてそこから生まれる知恵・・・・いろんなこと考えさせられますね。その昔はもっともっとたくさんの子どもたちがいて、食べていくのにも大変な時代で・・・「分け合う」とか「分かち合う」・・・そう せざるを無かった環境だったことを聞くたびに、「昔の子どもたちって、すごいなあ」って子ども心にもいつも私は昔の子どもたちのことを尊敬していたことを思い出すのでした。

「分かち合う」精神って、「譲り合い」とはまた違って、とても大切なこころの持ちようですね。ここ、自分も忘れないようにしないと・・・・というわけで、戒め的に綴っていました。良い夏休みを!

エノコログサの季節。

20150811

諏訪第二公園の周辺は「ねこじゃらし原っぱ」になっております。別名「エノコログサ」・・・・というよりか、別名が「ねこじゃらし」です。少し秋を感じる?とか一瞬感ずるも、やっぱり残暑。

最近思っていること。市の職員は業務にとても忠実で、よくよく頑張っている人が圧倒的多数。ところがそのパフォーマンスがあまり評価されない・・・・。というか、せっかくのパフォーマンスも埋もれてしまっていることも多い。

職員さんと個別の事業や業務のことについて話をすると、本当によくよく勉強もしていて、知識も豊富で教えてもらうことがとてもたくさんあるのですね。教えてもらって、その中から私自身も考えて、さらに新しい情報を見つける工夫などもして、質問づくりをしたりする・・・という流れ。

そして思うことは、せっかく税金を使っている。同じように税金、経費をかけるなら、もっともっとパフォーマンスが発揮される手法はないものだろうか?違った視点からのアプローチをすることで、同じお金をかけても結果が異なるという場合も多かれ少なかれあるのではないか?

 

ということ。今日は、ようやく我が家にも「みんなで考えよう公共施設の見直しと将来像」が入っていましたが、心配されていた「聖ヶ丘図書館が配置図から漏れていた件」についてはお詫び文章が挟み込まれていましたので、よかったにはよかったとは言え・・・です。あわせて、プレミアム商品券のことについても「一部の人にだけ、優先販売券を配布した」という公平公正性に極めて不足した対応の一件が新聞で報道、朝のワイドショー的ニュースの話題にもなってしまったとのことで「顛末」について改めての報告を受けたり・・・・。でも、過ぎてしまったことをひとつひとつ咎めたり、責め立てることよりも、きちんと誤りが発生した理由の分析と、今後への教訓につなげる視点があるかどうかが何よりも必要だなと思うものです。

 

担当者はそれぞれに「頑張ろう」「しっかり仕事しないと」・・・って個別に話して感じられる意欲があるのですね。少なくとも私が常日頃、接している職員たちは・・・・議員の前だからと言って格好つけたりする人も私が議員になった頃から比べれば少なくなったというか・・・・。でも、「どうやったらもっと良くなるのだろう」という迷いがあるというか、「こうすればよいだろう」と確信めいた強気になれるような気持ちが持てないというか・・・何だかそんな雰囲気を感ずるものです。

 

とか思いながら、歩いていて目に入ったのが「えのころぐさ」・・・子どもの時によく遊んだ草の一つだなと思います。「ねこじゃらし」ってじゃれ合いながら、頭のところは毛虫にも見えるし楽しいいたずらができるような草・・・・やっぱり「あそび心」って大切♪

 

「間違いのないように」

 

これは、公務員のみならず、あらゆることについて、「間違いのなきように対応する」ことは必要なこと。ただ、「あそび心」ってどんな場面にでもあっていいのではないかなあって思います。もしかしたら「あそび心」を持てるかどうか・・・ってこれもまた生きていくために必要なスキルの一つではないか?と思ったり。

 

暑いため、現実逃避にて、違うことを考えつつ、ボーっとしています。とある人に会って・・・「昼間からビールを飲むって大事!」って改めてレクチャーしてもらえたりと、ラッキーな私。明日、実践してみようかなあ~・・・。

コメントがちょっと載った話・・・。

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知り合いの方から連絡をいただく・・・。「東京新聞にコメントが載っていましたよ・・・」と。「ええーっ?」と思い、ようやく本物の記事を確認しました。高校生のインターン生を受け入れに関することでした。週末に高校生たちがそれぞれインターンに入った議員事務所で体験したことなどを通じて、「壁新聞づくり」。これが3日間の体験の総まとめと言うことで、「壁新聞をつくるのが目的ではなく、それぞれが経験してきたことを一堂に会して共有する」という試み。

何せ、こうして「高校生インターンシップ」を実施すること自体が新しい。とても新鮮で、私の2分の1以下しか人生を積み重ねていなくて・・・というだけで、だいぶ、年月重ねた自分自身を感じつつ、「来年の参院選では投票権を得ることになる」高校生たちもいて、「絶対に投票に行きたい」との確固たる思いを持つに至ったとすれば、それこそインターンシップは大成功ですね。

「確固たる」という点がポイント。

 

「一応、投票には行くけれど、よくわからない」・・・という大人たちはきっと少なくないと思うので。そういう点では、彼ら彼女たちが「必ず投票に行くし、ちゃんと選びたいと思う。」という考えに到達してくれたとしたら、それぞれ受け入れ議員の本望ではないかなあと。

 

 

 

20150810

今回については、学校の先生に紹介されたり・・・ということで、積極的な参加と言うよりは、背中を後押しされての参加の高校生たちも多かったのですが、「参加してよかった」「また別の事務所でも体験してみたい」・・・好奇心の広がりにつながっているところもまた成功かなあなんて思います。

 

とは言え、まだまだ一部も一部も、そのまた一部の一部で、そのまた一部・・・・とごくごくわずかな人数の高校生たちの3日間。でも、ここで経験したことをさらに教室に持ち帰って、少しは友達の間での話題にしてくれるとうれしいですね。

 

季節時節柄・・・お盆の週に入りましたし、ここで少し私も休息を入れたいと思っています。週末はそれでもニュースレターの印刷やらポスティングもしました。いい汗かいたなあ・・・と思います。多摩市民には故郷のある方もたくさんいて、夏はそちらに戻る方も大勢ですね。街の中には人が少ない気もします。地域ではお祭りもあり、お誘いをいただいたところには顔を出し、子どもたち、地域のためにと汗を流してくださる方々に敬意を込めてご挨拶。やぐらの組み立てから、出店のコーディネート、カラオケなどの催しでは出演者などの手配等など・・・頭が下がる思いです。こうして多摩市で夏を過ごす子どもたちにとっても思い出づくり、市民にとっても気持ちがほっこりなるような場づくり・・・・ご尽力いただいている皆様に感謝です。

 

今週は少しお休みモードに入ります。読書したいなあと思っています。そして、まったく業務と離れて過ごしたいとも・・・これは願望かあ・・・。暑さ和らいだと錯覚した週明けでしたね。お体にはくれぐれもご自愛を。

いざ、取り組もうとすると難しい・・・という話。

20150807

今日は諏訪4丁目自治会夏祭りに顔を出してきました。諏訪名店街のタマラボも出店していましたし、顔見知りの方にもお会いすることができました。4年ぶりに夏祭りを復活させたということ。一度、休止したものをもう一度復活するところのエネルギーは想像以上のものがあると考えています。諏訪4丁目の地域は多摩市の中でも高齢化率が高い地域でもあり、こうしたイベントをやっていくためにも多くの協力者が必要です。こじんまりしながらも、いつもとは違う公園はにぎやかで、カラオケステージは近所の方も参加して盛り上がっていました。

さて・・・議会は9月定例会に向けて着々と?・・・準備が進んでいます。9月は予算決算特別委員会(多摩市は予算特別委員会と決算特別委員会が一緒なので、「予算決算特別委員会」となっています。)で決算審査が行われます。決算審査では議会における事務事業評価を実施することになっているのですが、今年は「施策評価」に何とかつながるような事務事業評価ができないかと考えているところです。会派の中で数回話し合い、提案したところ、議会全体としても「施策評価をしよう」という運びになったのですが、「では、そのために必要な評価シートをどうするのか?」云々と・・・なかなかハードに大変な感じ。うちの会派が提案したので、うちの会派で評価シートも提案することとなったり・・・今年は予算決算委員会の委員長は同じ会派の遠藤ちひろさんなので、苦労?苦慮しながら、シート作成に取り組んでいます。

 

ということですが、それに並行して、各常任委員会では「どの施策を評価するか?」という意見交換が行われ、子ども教育常任委員会でも集まりがありました。個人的には「学力向上」のことを検証してみてはどうか?と思っていましたが、最終的には「文化の継承と創造」という項目を選びました。「パルテノン多摩」のことと「文化財行政」のこと・・・が含まれている施策。「一体多摩市の文化政策とか施策はどこにあるの?」・・・・ということから探さねばならない感がありますが。とりあえず事前の調査と言うか、学習もしておくことが必要なため、聖蹟記念館を見に行ったり、古民家を見に行ったり・・・・各自の宿題となりました。

それにしても、先日来、評価シートをどう作成するのか?と会派内でもやりとりをしていますが、ホント・・難しい。「こうしたら良さそう」と言えても、実際に、言葉にしてみたり、紙に書いて表現しようと思うとエラク大変・・・・。やっぱり、今日の明日と言う感覚でできるようなものではないのだなあと思う時、行政が作成している事務事業評価の点検票などなど、職員さんが日進月歩で少しずつかもしれないけれど、いろいろ議論しながら練りあがっているものなんだろうなと・・・にわか仕立てではない仕事ぶりを感じるのでした。

何の兆しもなく、すごい雷・・・恐ろしい・・・・少しは暑さが和らげばいいけれど。

8月6日。

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猛暑日、灼熱の太陽・・・今年も8月6日が訪れました。今年こそ、広島にいきたいと思っていましたが、かなわなかったので、来年は・・・。平和への思いを改めて心の中で確認した朝でした。

そして、今日は東京河川改修促進連盟の総会と促進大会。 今年は調布駅前のグリーンホールで開催でした。中学生の時の学校の音楽祭で使用したホールに懐かしく感じました。グリーンホールもずいぶんと年月を重ねているなあと思ったのは、とてもレトロな緞帳だったため。

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京王百貨店と京王帝都電鉄と記されている緞帳でしたが、今は「KEIO」というイメージで、和名も「京王電鉄」ですよね・・・・。すごく歴史と重厚感を感じました。

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話を戻して、河川改修促進連盟ですが、地域にある川の治水、今は親水も含めて、名前通りに「河川改修を促進してほしい!」と都や国に要望するための自治体議員の集まりなんですが、毎年総会などを開催するための予算が275万円!・・・今年は改選で初めて議員になられた方が初参加・・・その感想とは「八幡の藪知らずがまたひとつという感じ」という・・・私もその気持ちを持ち続けております。

「会場に到着すると各自治体の職員が出迎えて席へ誘導とか、ホントにびっくり。広い会場、来賓挨拶に祝辞、最後は万歳三唱……大事な仕事かもしれないけど、なんでこんなセレモニーが必要なのか」・・・・と本当にこちら市民感覚そのものです。去年までは「借り上げバス」で市議会議員全員雁首揃えて参加していたわけです。今年はまだ各自交通費は支給されましたが、電車で行くことになってよかったと持っております。ちなみに、引用させていただいたのは社民党の伊地智さんの感想。伊地智さんはフットワークも軽く、そしてご自身の発行しているタンバリン通信の漫画がとっても面白い!秘かに愛読者の一人♪

それにしても最後の万歳三唱ですが、とても違和感のある場面ですが、こちらもまた恒例。万歳の代わりにその場面を写真撮影してみました。今日は8月6日なんだよね・・・とどこかでそんな気持ちもあり、こうした万歳に更なる神妙な気持ちになったのは私だけだったでしょうか?ただ、こうした集会があってはじめて、結束力が高まるというか(そうも言えないけれど)、「やるぞー!」「要望するぞー!」みたいな気持ちを高揚させるのか、集会に集まった人数によって、上部団体にプレッシャーをかけようとするのか・・・・よくわからないのですが、時代に合わせてもいいのではないか?というのは議員になって以来ずっと思っていること。そして今は、このような集会はいつまで続くのだろう・・ということに関心が移っているところ。

多摩市議会議員としては・・・多摩川も関係はあるものの、「乞田川と大栗川をよろしく!」と訴えるための集会でした。

南多摩斎場組合議会

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今日も朝から、いつもいろいろとアドバイスを下さる方と意見交換をさせていただき、その後・・・南多摩斎場組合議会に出席。改選後初めての議会だったので、議長副議長、監査委員の選出を行いました。議長には八王子市議の相沢こうたさん、私は副議長をお引き受けいたしました。そして監査役には稲城市議の梶浦みさこさん。予め、申し合わせにより役職を引き受ける担当が決まっていて、多摩市は副議長をやることになっているのです。相沢さんも、梶浦さんも以前からのお知り合いでしたので、ご一緒できてうれしいです。

それにしても、今日の会議が行われた町田市リサイクルセンターは室内がちょっとジャングル風♪多摩市で言えば、グリーンライブセンターの温室のような感じ?正面入り口を入ると、いきなり目に飛び込んでくるのが立派な「みどり」!

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今日も暑かったので、「みどり」を目にするだけで、マイナスイオンを感じて、少し涼しい気持ちになれますね。「みどり」は本当にありがたい。道路沿いの街路樹も少し大木すぎるし、茂りすぎているけれど、でも紫外線を遮って、日陰を与えてくれます・・・ということで、多摩市内の街路樹など管理は大変だけれど、やっぱり大切にしたいなあとか思ったりします。

話を戻しますが、南多摩斎場では一日の火葬件数について今年の4月から10件増やして27件としました。それによって、当日でも時間を選ばなければ対応できるようになっています。稼働率そのものは昨年度同時期よりも低くなっていますが、しかし、火葬件数自体は増えているということで、いわゆる「火葬待ち」の日数が「0」です。カウントの仕方がどうなっているのかな?と思っていますが、昨年度6月は待ち日数平均が3.5日でしたので、かなり工夫した対応が図られていることがわかります。寒い季節にはかなりの待ち日数があると伺っているので、少しは改善される=市民へのサービスも向上ですね。

一部事務組合の議会と言うのは、そうそう頻繁に開催されるものでもないわけで、組合そのものの運営は事務局に頼り切っているのが実情。ちなみに事務局は町田市が担当している格好です。管理者は町田市長・・・ちなみに、南多摩斎場組合を構成しているのは町田市、八王子市、日野市、稲城市、そして多摩市です。安定的、そしてまた取り巻く環境の変化に対応した斎場の運営と事業展開に微力ながら貢献したいなと思っております。

明日から、広島平和派遣事業により、市長と子どもたちは広島に行くそうです。とても暑そう。そしてまた戦後70年の節目。まだ鈍らぬ感受性を持ち合わせた子どもたちの無事と、いい学びを持ち帰ってくれることを期待して・・・・。

8月になった・・・

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月曜日の朝は永山駅からスタート。夏休みなので、人も少しまばらな感じでした。その後、打合せが2件入り、お昼もそのままで、留守番中の娘を呼び出して、キャンプに必要な持ち物を購入しに行って、それから委員会でゆう桜ヶ丘の児童館を利用しているママたちとの意見交換会、そして、夕刻から・・・三市収益事業組合の新旧議員、管理者の歓送迎会(写真は三市収益事業(江戸川競艇)組合の管理者の高橋稲城市長、私の次に議長に就任された同じ会派の増田さん)でした。三市収益事業組合での歓送迎会は初めての試みでしたが、こうして、懇親を深め、意見交換をできる場所はとても貴重だと思います。そしてまた、こうした一部事務組合の議員さんに選出される方は、それぞれの市議会でも人望を得ている方が多く、私が議長時代に副議長をつとめてくださった町田匡志さんは現在はあきるの市議会議長、同じくご一緒させていただいた原島茂さんは現在は稲城市議会議長・・・ということで、それぞれご活躍です。市議会にはそれぞれの風土と言うか、歴史と言うか、文化があります。議員さんそれぞれが醸し出す雰囲気とか・・・言葉では上手く表現できないのですが、ポスター写真を見ただけではわからない重厚さとか、人柄など・・・それを感じることもとても勉強だなと思うものです。

さて、委員会で桜ヶ丘コミュニティセンター「ゆう桜ヶ丘」にある桜ヶ丘児童館を利用しているママたちの声を聞こうということで委員長の藤原マサノリさんが調整をして下さり、メンバー全員で伺ってまいりました。子ども教育常任委員会にずっと居座っている私には、継続事項なのですが、私以外のメンバーにとっては改選後の仕切り直しで新たな気持ちでのスタート・・・私もみなさんからフレッシュな視点を学ばせてもらいつつ、意見交換をさせていただきました。

児童館・・・他市に住んでいる私の姪や甥が諏訪児童館で遊び、大はしゃぎ!・・・ちょっと大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんとの交流ができることがとても楽しくて、「多摩の児童館に行きたい!」というくらいの大ファンです。親として・・・児童館で遊んでいる分には放任と言うか・・・とても安心していられる。これはやっぱり、児童館の職員さんへの信頼があるからだと思うものです。
先日伺ったのですが、諏訪小学校で放課後子ども教室を支援してくださる多摩大学のゼミがあります。諏訪児童館の職員さんが、ゼミの学生さんたちに「子ども理解」のことや「子どもへの接し方」などについてレクチャーをしたのだそう。すると・・・・学生さんたちが飛躍的に子どもたちへの接し方がうまくなったのだそう!周りから見ていても、子どもたちへの対応に格段の違いがあった、歴然としていたのだそう。

この話を伺って・・・「そう、それ!」・・・それこそがまさに児童館職員がこれから地域で展開してほしい役割なんだよなあ!と思ったりしました。児童館職員が現場で育んできたスキルの高さを地域に還元していくこと。こうして蓄積があるのは、専門職でずっと児童館現場を歩いてきたからこそなのかもしれませんね・・・と私は思ったのでした。ただ、多摩市の場合は児童館などで活躍する専門職の採用をしていないので、これが今後も永久に存続するものではないことが悩ましい課題です。

いずれにしても、こうした役割を地域で果たしてくれる児童館職員。そしてまた、何と言っても、力とスキルを着実に積み重ねてきた職員への信頼感。育児で困っているママたちについても、上手にその悩みを聞きだすというか、顔色を見て、適切な表現で言葉かけをしていくことのできる職員さん。やっぱり大切ですね。

桜ヶ丘児童館については「廃止」に対して、「存続してほしい」とする地域やママたちの願いがあり、実際にも、桜ヶ丘の場合には1丁目から4丁目からそれぞれが学区が異なっていて、4つの小学校に3つの中学校にこどもたちがバラバラに通学しているような現状・・・このあたりの地域事情も加味して今後を考えていくことが求められるような気がします。夏休み中ということもあり、今日の児童館もとても賑わっていました。今後、国の制度変更に伴い、児童館の存続基盤をどう考えていくのかも課題になっているわけですが、他市にはこれほどまできめこまかな配置で存在していない児童館・・・多摩市はとても恵まれて子育て出来る環境とも言えますし、だから、「ここが多摩市のウリ」になるとも言えるのかもしれません。
とは言え、従来通りの児童館の存続はとうてい難しい。先にも書いた通り、職員そのものの先細りが何よりの課題です。人事のことをどうするか、そしてまた、公共施設そのものの老朽化とリニューアルの問題・・・複合的な要因も加味しつつ、今後の方向性を見出していくことが求められるので、委員会及び議会としてもやりがいがあると言えばいいのか、難解なパズルを解くような感じで、提案内容を取りまとめつつ、市民の願いと思い、、、、そして現実的な対応をどうするのか?・・・・その中で大事にすべきことは何か?・・・「折り合い」という表現できれいにまとまれるようなものかもしれませんが、「存続可能性」にも責任を持った提案ができるとよいなと考えています。

それにしても毎日があっという間に過ぎゆき・・・・あと1ヵ月したら9月の定例会開会。ちょっとは休息したいけどなあ・・・と思いつつ暑さをひとまず乗り越えたい!・・・という感じです。

 

夏は暑くて当たり前・・・・でも、この暑さは普通じゃない感じ・・・・毎日のように口にしつつ・・・今月も無事に終わりますように。