ちょっと足を延ばして、てくてくまち歩きをして、やっぱり「歩くの大事」と思ったのは、もちろん自分の健康のため…というのもあるのですが、微細なまちの変化というか、車に乗っているだけだとわからないことのほうが多いと気がつくから。何しろ、歩いていて、聴こえてくる音は、見知らぬ人の会話がたまには含まれていたりするので。
週末は諏訪中学校の運動会があり、大学OB会の総会があり、他市からニュータウンの見学をしたいというオーダーをいただいたので、長谷工のマンションミュージアムの見学にも同行して、それから多摩センター周辺をガイドをしたり。
「ニュータウンという資産をこれからどうしていくか、多摩市は本当に大変だね」…と共感していただいたのですが、「みどりの多さ」には驚かれたようでした。「みどり」と言っても、自然ではないというか、「きちんと手入れをしていくことが求められる」という意味で。歩車道分離の都市構造も再認識されたようで、「すごい資産!」ということです。
長谷工のミュージアムは前回言ってからしばらくぶりでしたが、新しいコンテンツも導入されていて、特に「まるごとマンションづくり」コーナーにあった「BIM」が、「えーっ!こんなのまであるの!」と驚きましたが、マンションだけでなく、公共施設とかをつくるときにも使えるものなのかしら…(市役所の建替えのことが頭に思い浮かぶ)。
そして、やっぱり、多摩センター近隣の公園を歩けば出会えるのがこちら。鮮やかな躑躅が美しい。
まちをていねいに維持していくことが期待されているなと感じた昼下がりだったと振り返ります。市民からも外からここに訪れる皆さんからも「ニュータウン」求められる条件の一つに「美」があると感じます。
「すごくいいところ。」「住みやすそう。」…というお声をいただいて、素直にうれしいかったのでした。神戸国際大学の中村智彦先生、ありがとうございました。とても良く歩きました。
昨日は、合同水防訓練があり、議会の一員として出席してきました。救命ボートでの救助訓練の上空にドローンを飛ばし、その様子を撮影していたようです。その映像はどんな風に活用されていくのかなとか思ったりしました。天気が良いなかでの訓練なので、「本番さながら」という緊張感を持つまでには至らない難しさもありますが、でも、訓練失くして本番の対応はあり得ない。日々の積み重ねなんだろうなと思うのでした。近所にある多摩消防署でも隊員の皆さんの訓練姿、しょっちゅう目にします。消防団、建設協力会、消防少年団のみなさん、そして、多摩市役所の職員部隊も参加…一年に一度であっても、大事ですね。また、同時刻に、ハザードマップでも危険な区域とされている地域の自治会のみなさんは避難訓練もされていて、ニュータウン地域の学校などで避難所設営など実施されていたようです。
今日は午前中は来週の定例会開会に合わせて、私の一般質問は初日にまわってくるので教育委員会からのヒアリングを受け、また少し自分の認識も深められたのはよかったです。「対話できる学校をつくる」…そのことがどれだけ現場で意識されているかが重要。ここに尽きるのでは?と思うのでした。(こちらが質問内容 2024年6月一般質問通告書_岩永ひさか)。