9月議会に向けていよいよ。

再び、父の住む佐世保市へ行ってきました。介護や子育てや…いろいろなことを考えると、その先の現実…奥底にはやっぱり「お金」の問題にぶち当たることを実感しています。介護の場合には特にその先が見えなくて…今後どうなるのかなあと思えば思うほど、落ち込む一方…になることもありますね。「一人で抱え込む」ことがとっても辛く、損得抜きにして相談出来たり、愚痴をこぼせたりする周りがあるかどうか、すごくすごく大切。

そんなわけで、小田急線の経堂駅で見つけたのが「駅ナカ絵本交換スペース」。もともと「クラウドファンディングを通じた支援を活用」と書いてあるように、期間限定の取組みが好評で、どんどん期間が延長されているみたい。駅の高架下には世田谷区立の経堂図書館があり、これまた、決して広くはないけれど、居心地良さそうな駅チカ図書館でもありました。ほぼ、駅直結な感じです。立地って大事だなと改めて。

そして「読書環境を整えていく」というのが、こうしたカタチで広がっていくのが素敵。こうした取組みをどう広げていくのか、公共図書館がその時に果たせる役割はあるのか。本に親しみ触れる環境が「公共図書館内」だけで完結するのではなく、広がりを持たせられるのか、…営業活動も大事ですよね。知恵と工夫で。「行政だけではできないから、市民とも協力して」‥‥。

多摩市平和展も無事に終わったようです。少しだけ市民ギャラリーなど受付番をしておりましたが、こちらギャラリー階上には子育て広場オリーブがあり、子どもたちがめっちゃ楽しそうに遊んでいるんだろうな‥‥という音がとてもよく聞こえていたのが印象に残っています。私はこうしたギャラリーには静謐さを求めるタイプですので、何となく落ち着かない感じもしましたが、人に寄るでしょうね。

平和展の会場に掲示してあった多摩市議会の「核兵器のない平和な地球をつくる都市宣言」…読み直してみました。平成3年12月24日のことですから…西暦に直すと、これは1991年のこと。当時、こうした都市宣言ができたことがすごいこと!と今さらながら感じるのは私だけでしょうか。「その時代には」を感じると言えばその通りなのですが…とはいえ、これが脈々と受け継がれていることの意義は大きいのではないでしょうか。風化させるわけにはいかないと思います。

今日は9月議会の一般質問について、ヒアリングをしたというか、されたというか…質問意図などを含め、市長の答弁書を作成する担当所管と意見交換。かつて10年前、「不退転の覚悟」を語り、持続可能な市政運営を語っていた市長は、その想いをどこまで遂げられたのかな…というのを確認するために質問する予定。過去の資料を今さらながら引っ張り出してきたので、もう一度復習というか読み直しします。議会前の準備…本格化しています。