議会が始まるんだなあ…という話しとか。

明日から出かける予定もあるので、今日、一般質問の通告書を提出しましたので、一足早くアップしておきます(PDFです→2023年9月議会 岩永ひさか 一般質問通告書)。

ということで、今日は9月議会に提出予定議案の市長説明会がありました。昨年度の決算審査も行われるので、大枠というか概要だけ説明がありましたが、一般会計は結果的には約26億円のプラスとなった…つまり、黒字で締めくくることができたそうです。経常収支比率についても87.2%で、91%以下を保持することができたので「持続可能な市政運営のための取組み」の成果指標も達成していると判断されるとのこと。もちろん、地方交付税不交付団体であって、昭和62年以降37年連続して、総務省的には「優良マーク」の自治体に位置づけられ、「面倒を見てもらえない」というのか、そういう意味では、「独自」でやっていかなければならないので「自立した自治体」をめざしやすいポジションにあるとも言えます。しかし、国と地方自治体との関係性はやっぱり「上下」でしかなく、国に睨まれないようにするのが自治体職員の仕事になっているような印象が強く(それは、東京都との関係性でも)、もっと堂々としていてほしいと思うこともあったりします。

しかし、今回の補正予算も「新型コロナウイルスワクチン接種」対策にたくさんのお金が使われているのだなあ‥‥と実感させられるようなラインナップ。予算的には国が全額負担しますが、しかし、接種業務を遂行するのは自治体であって、その負担はとても重たい。ちょっと興味深かったのは「多摩市議会議員選挙供託没収金」として90万円が計上されていたことですね。ようするに3名の方が没収されたという計算になりますが、90万円は市の収入に。実際には、配布される議案書、補正予算案を見る必要がありますが、何か大きく争点になるような、それほど意見が対立するような内容の案件は提出されていないように思います。

「親亡き後」…障がいのあるお子さんを育てておられる皆さんの心配事ですが、まだまだ安心が確保されている状態ではないなあと感じさせられたり、障がいのある方々の人権尊重とは…を考えさせられるひとときに、何だかとってもやるせない気持ちになってしまったのでした。日本の教育はノーマライゼーションを学ぶようになっているのか?…ものすごく問われそう。私たちが子どもの頃から「福祉はとても大切」「みなが共に生きる」みたいなことは随分と言われてきたはずなのになあ。

明日から出かけるので、おススメされたこの本を持参することにします。おまけの写真は日曜日の発表会の様子です。歌の伴奏もさせていただいたりして、練習はそれなりに大変で、発表会が終わると燃え尽きたなーと思うのですが、でも、また来年に向けて頑張ろう!と思えるのがいいですね。ちなみに今回、私がソロ曲で弾いたのはブラームスの「6つのピアノ小品Op118-2」でした。