多摩聖蹟記念館と建築家・蔵田周忠

2月末から開催されている聖蹟記念館での企画展。先月も足を運んだのですが、やっぱり、桜のある季節にも…ということで足を運んでみました。先月、たまたま伺った際、喫茶コーナーの方とお話しをしたり、喫茶コーナーの常連のお客さんともおしゃべりをして、「もっと、いろんな方に来ていただくといいのになあ」と思いました。こじんまりとした企画…スペース的にもと言いますか、そんなにたくさんの展示物があるというわけではないのですが、モダンで洒落た建物を設計した蔵田氏の横顔が垣間見ることもできて、おススメです。

こうした企画展には監修者がいらっしゃり、教育委員会側と協議を重ねて、開催までこぎつけたようでして、その苦労はなかなかを慮るしかないのですが、もう少しポスターなどの色合いが目立つものであると良かったかなと…個人的にはそう思っております。淡い色合いで景色に溶け込んでしまうので、ちょっと目を引く感じではなくて残念なのですが、都立桜ヶ丘公園を楽しむついでに記念館まで足を延ばしてくださる人が多いといいなと。

最近、街中で目につくのは…というのか、自分が気にしているのは「傷み具合」ですね。聖蹟記念館のところにも「遠目に見て何だろう…」と思いましたけれど、「手を触れたり、寄りかかったりしな(いでください←だと思うが)」て貼り紙。

 

危険なものであるなら、撤去することが望ましいと思うのですが‥‥。ここだけじゃないということかもしれませんし、撤去するために必要な費用よりも先に優先しなければならない取り組み、対応があるということなのかもしれませんが、しかし、この貼り紙もいつからのものかわかりませんが、とにかく、危険可能性が高いんでしょうね…きっと。

つい、今回、特別職(市長、副市長二人、教育長と議員)の期末手当が増額されたとして、それに必要な費用(税金)は1千万を超えていたなあと思うと、やっぱりその金額は大きい。ま、議員については現状維持になったので、市長と副市長二人と教育長分で年間では1,846,044円の増額で済んだとも言えますが、市民からの貴重な税金だと思うと、ホントに何に使うべきなんだろう…と考えさせられるものです。そして、今年度の予算は議員分も期末手当が増額することで予算化されていたので、現状維持になったということは「予定されていた分が不要になった」わけで…さて、お金には色がついていないので、何にかに融通されていくのでしょうね。