2024年度 予算特別委員会①

朝起きたら…予想を裏切らない雪景色でもありましたが、すぐに解けてくれるだろうなと思う程度で助かりました。今日は、国際女性デーで、「女性の生きにくさ」のことを何となく頭に思い浮かべる瞬間もありました。

さて、予算質疑は総括質疑から始まりますが、大会派から順番に行われます。私は総括的に質疑をするなら一番最後のところで…と思っていますが、持ち時間の28分をどう使おうかなと考え中です。金額の多寡ではなく、一つひとつの事業から見えてくるその奥があるので、「それは何ですか?」程度の質疑では深められないことも多く。

今日は「市民に向けた市政の伝え方」を問題視し、「たま広報」の内容に対し、「誤ったメッセージを発しているのではないか」と主張されていた公明党のあらたにさんの質疑がとても印象的でした。先日のたま広報に掲載されていた来年度予算案についての記事に対する厳しいご指摘。歳入や歳出の円グラフの内容説明が不十分であることや、主要事業などの取組みについても市民が行政活動について正確に理解できるような説明にはなっていない…と。「間違い」はなくとも、表現の仕方が不十分であれば、「伝えていても伝わってはいかない」。「伝える」と「伝わる」の違いをご指摘されていたのだと思います。

これはとても大事な視点で、「市民目線」を忘れかけている?行政に対する投げかけとも言えます。ご尤もすぎる。ただ、一連の発言を聴いていて、暗に意味するところに「公明党、自民党がいてこその予算編成である。」ということ、チラチラって感じたのですが。国政や都政あっての市政であるとう主張かなと。

ここもまた、肝心と言えば肝心な点で。というのは、今は「地域のことは地域で決める時代」とか言われ、国、そして、東京都、それから多摩市…上下関係ではなく「対等」と位置付けられてから久しいわけですが、現実問題、実際には「上と下」の関係性からいまだ脱皮できていないわけですから。多摩市の政策に対する国や都の影響がいかに絶大であるのか…考えさせられます。国が「子どもまんなか」と言えば、自治体もこぞって「子どもまんなか」となることに顕著に表れている一事例としてホント、わかりやすい。

能登半島の地震にまつわり、改めて、防災や災害と女性問題を考える機会をいただいているのですが、多摩市の防災安全課には女性職員がゼロであるという事実は見逃せませんね。以前は女性職員さんもいらっしゃったのに、いつのまにか、居なくなっているなんて…。このあたりも、予算質疑の中で指摘しておく必要ありそうかなと思いながら、予算書眺めています。

3月になって、毎日があっという間で…もう上旬が終わってしまうなんて。早すぎる。「ほどほどにが大事」と言われて、ちょっとハッとさせられたり。週末は洗濯日和になるといいなあ。リースとか作れるかなと思いながら、そのまま放置したミモザ。ごめんね。