2024年第1回定例会 本会議5日目

週明け、本会議は5日目。一般質問の最終日でした。大事なことがたくさん指摘されて、本当にモリモリやることだらけだなあと感じさせられました。それをやりこなすことのできる財源が一番の問題で立ちはだかる壁という感じです。国や東京都からの財政的な援助があるにしても、やっぱり税金。市長もは「課題が山積している」とおっしゃっているのですけれど、いつの時代も課題が山積しているのは今と変わらず同じことではないのかなって思ったり。

改めて…というか、今日、すごく意識的に聞いてしまったのですけれど、市長は答弁をするときに「~…だと思っています。でも、一方で~…」ということで、「こういう考えもあるけれど」、それとは別にまた「こういう考えもあって」…という紹介の仕方をされるんですね。例えば、街路樹についても「切ってほしい」という意見もあれば、「切らないでほしい」という意見もある…のごとく。

そりゃそうなんですけれど、「でも、あなたはどうしたいんですか?」…ということが問われている場面で、いろんな意見があることを紹介されてもな。特に街路樹管理のことで言えば、ホント、「安全第一」「安全優先」にしなければならないので、反対の声があったにせよ、「伐採する」という一択しかない場合もあるのでは?ということです。いろんな意見があるからと、迷っている間に、倒木したりしたらホントに大変。

今日の質問では、白田さんが、街路樹などの管理も含めて、これから今あるものをメンテナンスしていかなければならない、大切にしなければならないという観点から、質疑をされていたのですが、市長はそれに対し「全くご指摘通りです」と。それに対し、「それなら、しっかりと予算というかたちで、表してほしい」と白田さんがピシッと指摘されていたとおり。

さて、土曜日に「パークライフショー@多摩中央公園」に行ってきました。それなりに人が集まっていたように思いますが、「ここにしかない」「ここでしかない」という企画がもっと集まってくると良いのになあという印象です。3回シリーズの「図書館デザイン会議」で「多摩センターに来なければ、食べることができない食事」という話しが出ていたのですが、まさにそれと同じこと。公園活用の社会実験はもう今や珍しいことでもなく、「多摩中央公園だからこそ」をもっと開拓していかないといけないんだろうな。私も次々とアイデアが出てくるタイプではありませんが、以前、「公園にサウナをつくっちゃおう」っていう企画をしたことがあり、それが、コロナのおかげで没になってしまったことは本当に残念。また、いつかチャレンジしてみたいなー。

「まちづかい」という言葉をキーワードにしつつ、多摩センターの活性化方針も考えられているようですが、そのめざす先には何があるのかなあとか、考えつつ、改修工事途中の公園のガイドツアーなどにも参加してきました。

 

公園の大規模改修工事については、近所の諏訪北公園の改修工事でもその様子をほぼ毎日、目にしていたとはいえ、やっぱり、多摩中央公園となるとその規模が全く違う。こうやって、工事が行われていくんだなと見せつけられたわけであって、まじまじと重機やらを見ていると、大規模改修というよりも、なんか、新しい公園をつくるくらいの勢いがあるなと思ったのでした。そりゃ…「お金もかかる」と妙に納得させられるというのか。新しいことを始められるような余裕はないはずで、特に、多摩市といえば「公園・みどり」という都市環境を守り抜くことさえもなかなか困難な時代に入っていくと思っています。

「賢く縮む」

人口減少時代を見据えて、行政活動もそのサイズを最適化していきましょう‥‥ってことも、最近はめっきりと聞かなくなってきた…なぜ?

 

明日は補正予算の審議があります。いくつか気になるところがあるので、質疑する予定。