凡事徹底で。

今日は代表者会議、明日が議会運営委員会で、今年最後の定例会は22日の金曜日です。年末を迎え、いろいろなお便り、連絡などがあったりで、ちょっぴり気持ちも落ち込んだりしつつ、「時計の針は戻せません」を思い出しながら、時間は絶えず進んでいくんだなあと感じています。

いつもと変わらず。どんな時も「凡事徹底で」。

ベルブ永山のギャラリーの作品展。小学生のころ絵画教室に通っていた時の先生の作品に出会うことのできるひとときでした。いつも変わらず、「縄」「綱」をモチーフにして描かれた作品は先生の描いたものではありませんが、作者のこだわりを受け止めることができ、毎回楽しみにしています。とても印象的なのです。

今回の作品展では一角に動物たちの描かれた小さな作品がたくさん飾られていました。聴くところによると、フランスで人間に虐待された動物を保護している施設からの依頼で描いた動物たちだと言います。SNSを通じて、フランスの方々と知り合い、ご縁をいただいたと伺うと、「へー!」と驚くばかり。現地のチャリティー活動に用いられるようです。今回展示されている作品すべては春になるとフランスにお送りするんだそう。

描かれた動物たちの瞳が何とも言えず、訴えかけてくる感じもあって、胸がじんわりなるというか。作品にはそれぞれエピソードがあるので、それを知ってから見ると、本当にショックを受けますが、でも、作品が放つやさしさに癒される感じでした。最終日までにもう一度、見に行けるかなと。こうして絵を通じて学べることがありがたい。それにしても表現ってやっぱり素晴らしいです。本当は全て、私たち一人ひとりが表現者なんだろうなあとも思ったりするのです。

それにしても、傍若無人になりすぎたな…ヒトは。

私も遅ればせながら、アニマルウェルフェアについて、もっと知り、学んでいかなければならないのだと思っていますが、なかなか優先順位が上がっていかない。反省。

ヨーロッパがこうして取り組んでいるのは、人々の意識にも支えられているからですね。(欧州委、動物輸送と犬猫のアニマルウェルフェアに関する規則案発表 2023/12/18)日本はやっぱり、遅れていると思います。まあ、もともと農薬規制などなど、海外に比べても緩いとか、「食」に対する意識が高いようで高くないのが日本なのですが。

 

とりあえず、私としてはアニマルウェルフェアを考えるので「平飼い卵」だけにはこだわって買い続けていますが、日本の畜産業の在り方も変えるのは私たち次第ですね。消費者の在りようがそのまま政策にも反映されていく。結局、最終的に問われるのは私たち一人ひとりになっていくのだろうとしみじみと。まさに、生活は政治なんですよね。アニマルウェルフェア、動物福祉についても、もっと議論されていってほしいですね…市レベルというよりは、手始めには国や都道府県レベルから。