12月議会 一般質問

明日、一般質問をしなければならないので、その準備。先日、諏訪下橋のところにあるワインバーに行ってみたけれど、おいしいワインというのは瓶底のかたちとシンプルなラベルで見分けるらしい。頭の片隅に留めておきます。

さて、今日の一般質問で話題になっていた多摩市国際交流センターの日本語教室。コロナ禍でオンラインを導入し、引き続き、対応が必要な場合にはオンラインによる教室を実施しているようですが、やっぱりリアルに教えることの大切さがあるんだろうなと思っています。ちょうど、先週末土曜日に多摩市国際交流センター30周年を記念するパーティがあり、議員にも案内が来ていたので、私も出席させていただきましたが、その際にも、オンライン対応について、私も相談をいただいたこともあったので、伺ってみましたが「単に言語を教えているだけではない」ということも伺いまして、理解をしたところです。

あ、30年前に、国際交流センターができたとき、一瞬だけ学生会員でしたが、すぐに脱落した記憶があります。その時からの時間の経過とともに、一つずつ経験を重ねながら今に至っていることを思うと歴史を感じます。多くのボランティアの皆さんに支えられてきたこともまた実感しました。もちろん、まだまだこれから…という点もあるかもしれませんが。

長年にわたって関わり続けてきた方、あるいは、まだまだ入会してから日が浅い方もいらっしゃいましたが、中には現役大学生の参加者もいて頼もしいなと思いました。お話しさせていただいた方々、日頃から海外の方と接する機会が多いからなのか、何となくオープンマインド!な感じがしました。

ところで、多摩市第6次総合計画では「(仮称)多文化共生指針」を策定することになっています。東京オリンピックがちょうどコロナ禍での開催となってしまい、海外からの来客の波がぶわっと来ることができなかったのは残念でした。もしかすると、それによって、意識がガラリ変わるチャンスを逃してしまったともいえるかも。

とは言え、国際化・・・というのも、地域レベルに落とし込んで「共生社会」を考える時には、なかなか大変。これが現実でしょうね。他市の事例なども見聞きをすると、現実的には言葉の違いや文化の違いは思った以上に理解し合うことの難しさがあるようです。

もうひとつ。今日の質問では岩崎さん、伊地智さんが「公園管理」をめぐる委託契約に関わる質問をされていて、議場がややざわつきました。生活者ネット・社民の会派で樹木医の方と共に市内の公園巡り、調査活動をし、管理の在り方に疑問を持たれたようです。公園管理については、多摩市のエリアをブロックに分け、そのブロックごとに民間事業者に委託しています。公園の管理状態を調査し、適正な管理ができていないのではないか?という感想を持たれたのだと思います。もちろんすべてが…というわけでもないはずですが。

そして合わせて、長年にわたり、委託している事業者が同一であって、入札しても変更していないことへの疑問、落札率が高すぎるのではないかという疑問など、議会でも最近めったに話題にならない(しない?できない?しがたい?)「契約問題」にまで言及しておられたので、その他議員も気が気でなかった?そのせいか、議場にいつになくざわざわ。発言している議員に議場の側からもプレッシャーが…を私まで感じました。

もちろん、入札や契約、公平性や透明性がきちんと確保されていることは当然、公正な価格が設定されていることも当然、逸脱することなどありえない‥‥むしろ、逸脱していたら大問題ですので、「どうして、そんなこと聞いているのか?」という気持ちになるのもわからないわけではありません。

とにかく市側の答弁もいつになく慎重で言葉を選んでいることが伝わり、いつになく緊張感漂っていました。これは議会と行政とのやり取りにおいて重要なことですね。

当然に、「正しい入札」「正しい契約」が行われ、履行されていなければおかしいことになりますし、行政の答弁はキュッと一纏めにして端的に言えば、「問題点はありません」「我々に、間違いはない」ということでした。私もたまに入札調書などを見たりもしますが、まさか「不正」があるわけない(あったら問題)という性善説で捉えるしかありませんね。ですので、そもそも、こうした話題はとても手ごわく取り上げにくいのです。単なる違和感とか、推測とかで発言することはできないので。

それにしても、伊地智さんの質問に対し、通常であれば行政側も答弁をしないタイムオーバーのタイミングにも関わらず、部長3人が次々と挙手をして答弁していた光景こそにイレギュラー感。違和感があるというか、なんか普段と違い過ぎて、却って「何か、あるのかな?」と思わせてしまうのでは?…と。

 

今日の感想はこのぐらいにして、明日の準備に戻ります。