スポーツの秋。

ダンススポーツ連盟のみなさんの発表会があったので、足を運んできました。男性もばっちりとおめかし、女性はもちろん華やかなドレスときらきらのメイク・・・私はこうした場に来ると、すごく緊張してしまうというか、圧倒されるのです。姿勢正しく、ピーンとされていて、スッとしているみなさんの立ち姿に自分も背筋が伸びてしまいます。

秋になると体育協会に加盟している団体の皆さんの大会などもあり、日頃の練習の成果などがそれぞれに発揮されていることと思いますが、こうした活動も継続していくことはなかなか難しいようです。人口が増えて増えて…という時代ではないですし、高齢化が進んでいくとサークルや団体の活動もいけいけどんどんとはいかないでしょう。それでも、こんなに多くの方がダンススポーツを楽しまれ、健康づくりの一つの手段としても取り組んでいらっしゃるんだなあと感心してしまう。セミプロというか、サークルだけでなく、実際にダンスのお稽古にも通っておられて、技術向上の努力などもされている方、多そうです。すごいなあ。

かわいらしい衣装をまとったダンス。しなやかな動きと機敏な動きの組み合わせとか、私にはできないなとただただ憧れるだけ。とてもよいひとときを過ごしてきました。歳を重ねても、生き生きと楽しめる趣味を持ち、趣味を通じた人のつながりができていくことが、エネルギーの源とも言えるなあとしみじみと。そして、ワルツのテンポに合わせて踊りを披露してくださっている景色を眺めながら、「あと20年とか、30年後」のことをボーッと思い浮かべていた自分にハッとしました…要するに、私たちの世代もまた同じように趣味を楽しめる時間が持てるようになるのか、それともいつまでも働き続けなければならなくなるのか…。将来をどう展望するのかって、難しいですね。