どっちを選ぶのか。

選び方はとても大事で、どの視点で選ぶかというのも大切なことで。同じように「あずき」とあっても、どちらをどう選ぶか…というのには理由があって、そこをきちんと把握することは大切なことですね。ちなみに私は、「北海道あずきバー」を選びました。

ということで、週末はマンションの夏祭りがあったりで、また「地域」ということを考えてみるのですが、やっぱり自分の居所というのか、住まいのある場所をまず大事にしておきたいと思ったものです。「せめて、自分の住んでいるところには」と関わってくださっている人は多い。そしてまた、決して、ものすごく余裕があり余力が有り余っているわけではないけれど、縁があって関わり始めて、そして、「せめて、住んでいるところくらいには」という気持ちで動く人がいてこそ成り立っているのが「地域」なのではないかなと感じるからです。いろんな意味で、投げかけがとても大切。よいきっかけがあれば、人は動く。

さて、「多摩市も引っ越し先の候補地のひとつ」と住まい選びをしていた知人が、結果的には別の場所…に住まいを決めたようです。「多摩市を選ばなかった」…理由を聞いてみなければならないですが、交通アクセスもそれほど悪くないはずですし、住むにはそれほどの不便もないように思いますが、「まちの雰囲気」も含めて、「選ばれるかどうか」…大事になりますね。今はホームページなどにも簡単にアクセスできますし、情報を得ることはそれほど難しくないと思うのですが、やっぱり、実際に足を運んでみて…ということが決め手になるようで、多摩市を選んでもらえなかったのはとても残念です。

子育てのしやすさ…どこの自治体も「子どもまんなか」をアピールするようになり、差別化を図っていくのもますます難しく、最終的には経済的な負担も含め考えるとか、いろんな個別の要素も加味されていくと思うのですが、見た目的に「手入れされているかどうか」と…小ざっぱりしているというのか、まちのキレイさも大事ですね。

週末に関戸公民館の「ふれあいまつり」に足を運びましたら、ギャラリーの展示スペースに「多摩市の図書館50周年」のコーナーがあり、手書き時代の図書館だよりなどを見ることもできました。図書館長自ら、来場されている方に熱心に声かけもされていて、よき光景だと思いました。「多摩市立中央図書館」ですので、その存在意義をしっかり示していただきたいですし、全市から市民が足を運びたくなるように、そしてまた、アクセスしやすいような環境づくりもますます求められます。今度、ミニバスのルートが変更をして、でも、それで環境が良くなった…一歩かもしれませんが…というレベルなので、「もっと行きやすくしてもらわないと、パルテノン多摩にも図書館にもお年寄りは行けない」と言われております。「行きたいと思っているんだけれど、なかなか行けないよね。」と。最寄り駅が永山だと余計にそうなるでしょうね。どちらも「全市民」を対象とした施設になっていることを度外視せず、よりよい工夫をしていきたいものです。

そんなことで、天気が不安定な感じで、傘を持つ持たないと外出するときには困るわけですが、雨が降ってくれることで空気がきれいになるのはありがたいこと。大雨に見舞われ、大変な地域があるので軽々しくは言えないのですが、雨が降ることは今の多摩市にはありがたいことではないかと思うのでした。