市民感覚で、税金のやりくりを考える。

期間限定ということで、かりんとう風でしたが、みたらし団子風にも感じました。結構、毎日、いろいろやることがあるのですが、それなのにニュースの原稿が書き終わらずに焦っています。

昨日、自分の出席する委員会が終わったので、今日はオフと言えばオフですが、オフにはなりませんで、不動産の登記のことやらを調べております。金融機関にちょっとだけ席を置いていたので、登記簿謄本には慣れ親しんでいて、抵当権やら根抵当権やら設定の契約書なども自分で作成することも可能ですが、実際には添付する書類などのこともあるので、間違いのない手続きどうあるべき…を一つひとつ確認しているところです。

そういえば、市役所建替えのことを尋ねられて、思い出したのですが…昨日の委員会で「庁舎のレイアウト変更」が協議会案件になっていましたが、もともと教育委員会のあった「はなれ」の第二庁舎の2階が空きスペースになっていて、そこを利活用することが検討されていたことの結果を踏まえた報告がありました。レイアウト詳細については、また、いずれ、たま広報に掲載され、市民にも告知され周知されていくことと思いますが、現在手狭になっていて、市民との相談スペースにゆとり空間もなく個人のプライバシーが守られていないとの指摘なども考慮されているようです。

しかし、そのために必要な予算が約4,500万円。そのうち、備品関係を新調したりに約1,300万円です・・・とのこと。何とも言えない予算額。備品などについては、大学から譲り受けるリサイクル品もあるようですが、それにしても・・・金額としては結構なものですね。かなり大掛かりにもなりますし、職員さんたちへの負担はもちろんのこと、フロアを移動するための引っ越し作業をするために土日返上となれば・・・伴う人件費も当然ながら嵩みますね。出勤するわけなので、そのための手当ても必要となります。

意外と、そういうところ・・・気になるんです。ある意味、見えていそうで見えていないコストがかかっていて、教育委員会がベルブ永山に移転するときの様子も見ていたのですが、とにかく・・・平日は業務をストップさせることはできませんから、やっぱり土日祝日など休日を使ってになるわけで。

庁舎を建替えすることが目前に迫っていると言えば、迫っているわけで、その間は「我慢の子」という考え方もできたはずなのに、そうではなく、教育委員会を移転したり、それに伴って…空いたフロアを遊ばすわけにはいかないにせよ、レイアウト変更をしていき、結果…「億単位」で予算をかけることに対しては、やっぱり疑問だなあ(遠い眼)。市民感覚的にはどうなんでしょうね。

なるべく節約したい…と私は思っているのですが、これは「なるべく節約した結果の結論」として市民に理解されるのかなあと。快適な職場空間になれば、職員のパフォーマンスがあがることにつながる。それも理解できるとは言え、けど、私には躊躇いが…。税金のやりくり。市民感覚と言っても、人それぞれの感覚の違いもあり、私の感覚だけではないとはいえ。

ところで、とてもとても気がかりで、気になるニュースがありました。

「聞いてるふり」は通じない? 集中しない生徒をリアルタイムで把握 教員からは期待、「管理強化」に懸念も

授業中の生徒が集中しているかどうかを、教師がリアルタイムで把握する。まるで漫画や小説の世界のような取り組みが、ある公立中学校で試験的に始まっている。生徒の脈拍から「集中度」を割り出しているといい、校長や教員からは、上手に活用すれば教育をより良くできると期待の声が上がる。一方、使い方次第では子どもや教員の管理強化にもつながりかねない。現場を訪ねると、驚きの光景が広がっていた。(共同通信=小田智博)

‥‥(以下、続く)

久喜市の中学校で実験が行われているようですが、「これ、何?」…というのが私の感覚なのですが、こうしたことがもてはやされるようになっていくのでしょうか?「生徒の評価には使わない」そうですが、これがテクノロジーの力を駆使して…とイノベーションだと言われるようになるの?!