補正予算、思わぬ修正案の提出で可決。

アイスランドウィークで、買おうと思っていた「イーセイスキル」のプレーン味が売り切れていたのが本当に残念。そして、変わらず、フラッグが切れていたり、裂けているのが本当に残念。「行き届いていない感」が満載なんですよね。駅前のハローキティ看板の裏側の汚れも何とかしたいと思いますが、駅前壁装飾も汚れがひどいなーという感じになり、キティちゃんの顔はグレーがかっているのです。加えて、レンガのペイントもみすぼらしくはがれています。

 

今日は補正予算の審議と農業委員会など委員の選任に同意する人事案件などが議題になっていました。それほど争点になる課題もなく、いつものように淡々と議事進行が進むのかなと思っていましたが、補正予算の質疑のやり取りを通じ、「これ、議会として〇にはできないでしょう‥‥」ということが明らかになり、結果、全会一致にて修正案を可決するという事態になりました。まるでハプニング…でもあって、想定外の出来事でもありました。

担当者が事業を企画し、その必要性が市長にも理解されたからこそ、必要な予算が計上され、補正予算案として議会にも議案提出がされているわけです。市長からは「市民のためにぜひ、事業を実施したい。そのための予算を認めてください。税金を使わせてください」ですので。

ところが、補正予算が成案された段階と本日の予算審議をするまでの間に、どうやら事情変更が生じてしまったようです。当初段階では市がやるはずだったのに、東京都がやりますよ…ということになり、事業の予算は東京都が面倒を見てくれることになったらしい。つまり、市がやるはずだった企画が白紙になってしまったということです…。質疑を通じてそのことが明らかになり、「だったら、その予算、不要でしょう…」になってしまったのです。

担当者にとってはいかにも不運…とも言えますが、結果、議会からは「使い道のなくなってしまった予算をそのまま予算書に載せておくわけにはいかない」となり、企画政策部長や副市長が「本事業の予算については、再考します。」「これについては執行しません。改めて、9月議会に提案したいと思います。」という発言もありましたが…、議会としては、「予算だけあって、何をやるか決まっていない。」ことが明らかになってしまったものをそのまま「はい、そうですか、再考してくれるならいいですよ。」というわけにはいかなくなり。そして、修正案を出す運びに。

市がやるつもりで市の財源を確保していたところに、あとから、東京都の予算を引っ張ってくることができた…という事例などは普通にあります。その場合にはタイミングに合わせて、予算書上では「財源を変更した」ことがわかるように対応していくのですが、今回の場合はそうした対応が間に合わなかったようです。結果的には議会から修正案を出さざるを得ない状況になってしまったとも言えますが、予め、何らか手を打つことができなかったか?とか、振り返ることはできるかもしれません。

6月議会なのに、意外と補正予算でいろんなことが提案されている気がしました。庁舎のレイアウト変更やら、DXを進めるということとか…。既定路線に乗っかって、いろんな取り組みが進んでいく。全部、市民からいただいたお金でやっていく。「市民がやってほしと望んでいることなのかどうか」とか今まで以上に真剣に考えて一つひとつ税金の使い道を判断していかなければならないでしょうね。今まではやれてきたこと、やってきたことも時代に合わせ、取り巻く環境に合わせてきちんと見直していくことが求められます。波風立たないように今まで通りにやっていくことは私たちにとっては安全なのかもしれませんが。「今だけ、自分だけ」になっていないか、考えていきたいものです。

明日は休会で、明後日から委員会。私も明後日、総務常任委員会に出席します。