6月、気持ち新たにスタートで。

父の郷里である長崎県は佐世保市まで行き、しばらく滞在しておりました。多摩市から遠すぎる土地…周りには本当に誰も知らない人ばかりと言う空間の心地よさがありました。街中のアーケード街で県議会議員の方お見掛けし、その周りにも議員さんと思われるバッチをつけているみなさんの集団がいらっしゃいまして…あまりにも物々しく仰々しかったので、自分たちもこういう風に見られているんだなと認識をしたり。普段着で暮らしている市民からはかけ離れたというか、威圧的な存在感に正直慄きました。周りには役所の方だなと言うみなさんも取り巻きのようにいらっしゃったのですが、背筋がピンとしていて…「ああ。」という気持ちにもなりました。

そんなわけで、6月になって多摩市に戻ってきて、豪雨だったことを聞いたりして、その時の様子はどうだったのかなあとか思ったりもしました。乞田川の水の勢いなど怖かったでしょうね。

今週末から議会定例会が開会します。一般質問の答弁書づくりのために、今日はヒアリングというか担当所管のみなさんと意見交換などをして一日が終わりました。私の順番は来週の月曜日だと思いますが、明日の正午までに答弁書を作成し、市長や教育長のお目通しと言うか、チェックに入っていくようです。

選挙終わり、ホッとするも束の間で議会準備と並行しながら、家族のために動かなければならないことがどっと押し寄せ、まだ今後も続いていきそう。子育て介護は社会の仕事とはいえ、やっぱり家族が対応しなければならないことの方が多く、他人任せにできないことも多いと実感しています。むしろ、他人任せにできないことの方が多いですね。議会活動、議員活動とともに両立していくこと…誰しも平等に持っている1日24時間をやりくりしながら、「家庭と仕事」をその時々の状況に合わせながら、やりこなし、日々の暮らしをまわしていっているんだろうと感じています。

でも一人だけの力ではどうにもこうにもできず、やっぱり助けが必要です。そしてまた、周囲からの理解も。持ちつ持たれつとも言えるかもしれませんが、そうやって、誰かに支えられ助けられながら、そしてまた、自分ができるときには誰かを支え助け…ということをしながら、私たちの暮らしは成り立ってきたのだろうと思うものです。

そして、「誰かの役に立てている」という実感があって、人が元気になれるのではないかなあと思うのです。どんな人でも‥‥ってことです。

佐世保駅前で見つけた「貧乏が去る像」…良いことありますように…と私も撫でてきた。(参考…させぼ通信